ブログ記事23件
こんにちは。木下鮎美です。101歳のおばあさん転じて、10歳の男の子に!お芝居の世界は、摩訶不思議ですね。さて、ただいま稽古中の『学校ウサギをつかまえろ』は、朗読劇です。朗読劇…?朗読では、ないんです。見てのお楽しみですね。(こちら、小学校に赴いて体育館などで上演する『おでかけステージ』の演目ですが、なんと11月に一般の方にも観ていただける日があります!)ただいま稽古2週目。ざっと一通り動きを当たって、細かく動きを作っていってい
こんにちは。カヤコ役の木下鮎美です。家出少女にアメリカ先住民に…と充実した1年を送らせていただいています。さて、カヤコはどんな役なのでしょうか???***『宇宙に缶詰』は、SFで、ノスタルジックで、情報技術の進歩や、記憶について、ひいては存在そのものについて問いかけるような戯曲…なのかな?と思っていました。稽古で、自分が出ていないシーンを観て驚きました。突然、見覚えのある情景が浮かび上がったと思えば、情景の移り変
ピッコロ劇団では舞台上のことも舞台裏のこともおおかた自分達でする。今見て頂いているこの記事。私、木下鮎美が書いているが、執筆者を回して、アップロードしてくれる存在がいる。それが、ブログ班。今回の担当は、三坂賢二郎氏だ。賢二郎氏は男前。顔よし、声よし、姿よし。だから…※賢二郎氏は欧米スタイルでファーストネームを呼んでくれます。トクン…トクン…トゥンク!!!ズコーッ☆…と、このように!
こんにちは。今年で3年目になりました木下鮎美です。『ロボット』と打って変わった世界観です。この作品に取り組むにあたり『遠野物語』を少し読んでみました。古い文章なので少し読みづらくはありますが、淡々とひっそりと我々の外の存在の蠢き、息遣いが感じられます。すぐそばに。我々の日常からはかけ離れてしまったように感じるモノですが、ありありと生き続けてるんだろうと思います。作品は、不思議なことも大いにありますが、私達と地続きの世界です。
こんにちは、木下鮎美です。皆様と舞台でお会いするのは、昨年4月「バックネット委員会」ぶりですね。とても楽しみです。さて、今日は私が日々ロボットについて考えていることを少し紹介したいと思います。20代前半からすでに情報関連のアレコレから置いていかれてる私。(ニコニコ動画の出現ぐらいからチンプンカンプンです。)ロボットへの興味なんてありませんでした。A.I、A.Iと話題になっていますね。私はどこかで、あくまで他人事として受け止めていました。
こんにちは!木下鮎美です。秋の小学校公演、おでかけステージに演出部としてついていって参りました!演題は、「タラレバ幽霊とタカラの山」!(ああしてタラ…)(こうしてレバ…)と、悔やんでばかりいるとタラレバ幽霊になっちゃう~!?というお話です。兵庫県内の小学校の体育館を劇場に変え、生の演劇とその楽しさをお届けする、おでかけステージ。低学年の子どもたちにも後ろの方に座ってる子どもたちにもちゃんとお話を届けるべく!登
はじめまして!こんばんは!新劇団員ブログリレーのラストは、岡島大祐(おかじまだいすけ)です!前々回で深志くんに、大道具作業にて、「大活躍」「スーパールーキー」「凄腕」とよいしょよいしょされた者です。(嬉しい、深志、ありがと〜!)そして、『飛んで孫悟空』の稽古にて、新劇団員3人は「ピンピン体操」に初めて参加しました。ピンピン体操とは、振付家の森田守恒先生により考案された身体訓練で、ウォーミングアップとしても行われている伝統文化(?)です。舞台上に立
はじめまして!4月よりピッコロ劇団の文芸演出部でお世話になることになりました、中島深志です。中島深志(ふかし)と読みます。人生で未だかつて同じ名前の人には出会ったことがないので、同じ名前の方がいたら是非お声掛けください!今日から3連続で、新劇団員3人がブログを担当させていただくことになりました。他の2人の新劇団員からは、自己紹介と、現在絶賛稽古中の『飛んで孫悟空』の稽古場の模様を後日お届けする予定です。なので今回僕からは、ご挨拶も兼ねまして春に入団した同期の2人をご紹介させていただ
⒍⑴(第二景)由美が喫茶店の前を掃除している。そこに、伊賀が現れる。伊賀「由美さん、こんにちは」由美「伊賀さん、久しぶりですね」伊賀「新名が藍五郎に骨を折られて、入院。…大変でした」由美「でも、藍五郎さんも悪気は無かったみたいだし…」由美「藍五郎さん、あれから、しっかり店番をしていましたよ」伊賀「安世さんは?」由美「安世は毎日、徹郎君の看病をしに行っているわ」⑵新名が退院し、右腕にギプスをした状態で現れる。新名の横には安世が付いている。新名「安世ちゃん、ありがとな」
⒐⑴圭吾、玉置、客(悠斗&鮎美、亜由貴&景子)、六人。悠斗達は圭吾から瀧見の件を聞いたようで、悠斗「そんなことがあったんですね」圭吾「喫茶店で話させてるんやけど…」鮎美「私も嘘つかれるんはイヤ」悠斗「…」悠斗「ごめん、鮎美ちゃん。謝らなあかんことがある」鮎美「えっ?私に嘘をついているの?」悠斗「実は、鮎美ちゃんから貰ったブランドものの財布を失くしてしもうた」鮎美「全然、大丈夫よ」圭吾「軽っ!」鮎美「私も悠斗君に謝らなあかんことがある」鮎美「悠斗君にあげた財布、バッタも
[セット紹介]『神社前の広場』舞台中央に、たこ焼き屋台。舞台上手袖の向こうが花月神社、という設定。また、舞台下手袖・上手袖は、それぞれ街にも通じているようです。背景はありません。[物語](敬称略)⒈⑴舞台は、『たこ焼き屋台』のある公園。屋台に店員は見当たらない。悠斗(本山悠斗)&鮎美(木下鮎美)、亜由貴(筒井亜由貴)&景子(松浦景子)のカップルがWデートでやってくる。⑵亜由貴が鮎美の英語力を褒める。亜由「鮎美ちゃん、道を聞かれて、英語ペラペラやったね」
⒎⑴舞妓の三人(友見、鮎美、ゆう)がうどんを食べている。友「ほんとに美味しいわね、ワカメうどん」美味しそうに食べる客を見て、由美は嬉しそうにしている。舞台上手袖に立つ展義と圭吾は不味そうな顔をしている。圭「…何で流行ってんのや?」展「濃い味付けやったら、何でもええんか?」展「京都は味付けが薄うて、何食うても美味ないから」圭「それは言うな。(苦笑)」⑵食べ終わった舞妓達が店を去る。友見が店先で、友「めっちゃ、元気出た!」と、ガニ股になり腰を落とし、上腕筋を盛り上げ、元気
[セット紹介]典型的な『花月うどん店』のセットです。⒈舞台中央奥・上手寄りに、カウンターと調理場への通路。舞台上手袖に、奥の部屋への通路。舞台下手寄りに、レジと入り口(引き戸)。店内のレジ寄り・カウンター寄りに、それぞれテーブルと丸椅子。⒉店の向かい側に、スーパーよしもとの入り口。店先の道路は、スーパーよしもとを挟み、手前側と奥側に続いている。※補足。公演が行われた週(2018/08/21~27)の祇園花月本公演、『シナーノ王子、祇園に行く』のセットです。
≪第一部…新喜劇≫[セット紹介]洋風ホテル、『ホテル舶来』のロビー。舞台下手袖に、ホテル入り口。舞台中央奥に、客室への通路。舞台上手袖に、従業員用の部屋への通路。舞台上手奥にフロント。[物語](敬称略)⒈⑴舞台は、洋風ホテル『ホテル舶来』のロビー。宿泊客の岳夫(信濃岳夫)と鮎美(木下鮎美)がやってくる。信「着いた~。綺麗で、ええホテルやなあ」木「ほんま、Gorgeous!Elegant!Fantastic!」信「鮎美ちゃん、滅茶苦茶、発音が上手い
⒍⑴内場・新名・まりこと博士の安尾、4人。安尾が花月ロボの状態をチェックしている。新「…すみません」安「チップが破損してて、言うこと聞かへん」安「直すん、一時間は掛かる」新「困ったな」内「なんとか、誤魔化しましょう」森「そや、館内放送のマイクを使うのは?」館内放送用マイクは安尾が作ったもので、遊び心が施されているという。⑵まりこがマイクを持ってくる。内場がマイクを通して喋ると、花月ロボそっくりの電子音に変わる。内『こんにちは』内「これ、いけるな」※補足。花月ロ
『熊本県民はあったかい人ばかりたーい』[セット紹介]洋風の『花月ホテル』のロビー。⒈舞台下手袖に、入り口への通路。舞台中央奥に、客室への通路。舞台上手袖に、従業員控え室等への通路。⒉舞台中央に、膝の位置ほどのテーブルとソファ。テーブルには果物が入ったカゴが置かれている。舞台上手奥に、フロント。[物語](敬称略)⒈⑴舞台は、西梅田にある『花月ホテル』のロビー。啓之(清水啓之)、鮎美(木下鮎美)、令(レイチェル)、ほたる(重谷ほたる)の四人で旅行に来た。
⒍⑴新人三人が信濃を励ます。最後の敬介は棒読みのように励まし、信濃に「下手くそー!」と突っ込まれる。レ「お茶でも飲んで、作戦を考えましょう」信「そやな」信濃がお茶を汲もうとする。急須はあるが、ポットが見当たらない。⑵そこに、全身白スーツの借金取り風の男性・帯谷(帯谷孝史)が現れる。信「ポット、あった」と、ここから、信濃によるポット弄りの時間。帯「ポットちゃう、言うてるやろ!」帯「吉本金融のもんや!」帯「あいつに用があって来た」と、令を指差す。帯「お前に100万貸
18/05/08~14【西梅田劇場・信濃岳夫さん担当週】[はじめに]このページを訪れてくださった全ての方に感謝いたします。一個人の記憶の範囲内でのレポートですので、場面や台詞の抜け、記憶違い等、多々あるかもしれません。一観客の一視点と捉えてくださるとたいへん有難いです。[概要]『次期社長は、じき決まる!?』花月ホテルの社長は、次期社長を二人の支配人に競わせることにする。何をやっても上手く行かない、支配人・信濃。一方、全く同じことをしながら、上手く事が運び
⒓⑴信濃達が雅斗を無力化したところに、都合良く、警察官のヒロと木下が現れる。ヒロは無抵抗の雅斗に対し、ヒ「じたばたすんじゃねえ!」信「静かにしてますけど…(苦笑)」ヒロは手錠を雅斗の前で落とし、ヒ「立て!立つんだ、手錠(ジョー)!」信「…全然、おもんない」ア「…」ア「フフフッ」ヒロがアキを見て、微笑み、ヒ「息、合うな!」雅斗が連行されていく。⑵雅斗が入り口の手前まで歩いたところで、ロビー中央に居る珠代が警察官に声を掛ける。珠「ちょっと待って!」珠「少しだけ、
⒑⑴ロビーには、信濃とアキの二人。信「とんでもない三文芝居やったな。(苦笑)」ア「凄い時間やった。誰も得しない」ア「それより、兄貴!」ア「300万円、どうするんすか!このままやと、あいつらのもんですよ!?」信「雅斗が来たら、詐欺師やとバラそう」信「俺らは泥棒とは知られてないからな」信「後でゆっくりと盗めばいい」ア「兄貴、凄いっす!」ア「俺がバラす役をしますね!」⑵お金を下ろした珠代が戻ってくる。珠代の声を聞き、雅斗と健一が奥から現れる。中「珠代、ほんまにええんか?」
⒍⑴誰も居ない、旅館ロビー。客室に向かう通路から、信濃とアキが現れる。信「まさか、一泊するとはな」健一と珠代が舞台上手奥から現れる。健一は信濃とアキを見て、中「旅館の方はどうでしたか?」信「お風呂、良かったです」⑵健一が信濃にお願いする。中「烏滸がましいですが、旅館も風水占いしていただけないでしょうか?」信「私もプロですから、そんなに簡単に占うわけにはいきません」中「宿泊費を無料にしますので」ア「やります!」信濃がアキの方に行き、健一に聞こえないように小声で、信「
[前説]前説は佐藤太一郎さん、桜井雅斗さん。⒈佐「皆さん、大衆演劇をご覧になったことはありますか?」佐「今日は、大衆演劇があって、『アキ之丞』という役者が出てきます」佐「その時に、掛け声をお願いしたいんですね」佐「アキ之丞がガッツポーズのように拳を握ります」佐「すると、舞台袖から『よっ、アキ之丞ーっ!!』と声が上がります」佐「その声が聞こえたら、次の言葉を大声で言って欲しいんです」・一人目…「よっ、待ってましたーっ!!」・二人目…「よっ、色男ーっ!!」・三人目…「よっ、(好
18/01/16【よしもと新喜劇100】TV放送予定とのことで、ネタバレのない範囲で、簡易にレポートいたします。[概要]大人2,500円・小学生以下1,500円。吉本新喜劇座員さんのみの100分間。(辻本座長回は、毎回120分あります。)観覧目的が新喜劇であることが前提ですが、『NGK本公演の新喜劇演目』が観られる公演の中では、最もコストパフォーマンスに優れた公演と思われます。[今回のタイムテーブル](前説…10分)新喜劇…58分休憩・中説…1