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静岡県のお客様から5連のボウウィンドウの窓の木が腐ったとのご相談を頂きました。輸入サッシは、ハード(Hurd)社製のアルミクラッド木製サッシ。横に開く竪辷り窓で、ケースメントと呼ばれる窓の建具(障子)の下枠の木が雨漏れで腐ってしまったようです。写真が窓を開けた様子ですが、ケースメントサッシのオペレーターアームが走るガイドレールが完全に下枠から外れています。腐った黒い木くずも至る所に散乱していて、手も付けられない状態なのかも知れません。交換用の建具自体はメーカーに新しいものを作っ
岐阜県のお客様の輸入住宅に伺って、輸入サッシの上窓建具を交換してきました。輸入窓は、アンダーセン(Andersen)の木製ダブルハングサッシなんですが、随分前に雨漏れで腐った下窓建具を交換しています。今回はそのサッシの上窓建具が腐ったということで、交換することになりました。下窓建具を交換した際、実は上窓建具の屋外側のガラスの周囲をちゃんと防水処理しておいたのですが、今回それが腐ったということで少々ショックを受けました。現場で腐った上窓建具(障子)を外してその状態を見たのですが、ガラス
今日は愛知県でも殺人的な暑さに見舞われていますが、数日前は雨が降ったり止んだりの不安定な天気でした。この写真は、そんな天気の合間を縫って、交換用の新しい建具のガラス防水を行っている様子です輸入窓は、アンダーセン(Andersen)の木製ダブルハングサッシ。上げ下げ窓の上窓建具が雨漏れで腐ってしまって、まとめて交換する為に新しい建具を輸入しました。建具の木の腐りは、基本的に屋外側のガラスと枠との境い目から雨水が建具の中に浸入した為に起こります。ですから、屋外側のペアガラスの周囲を
静岡県のお客様から輸入サッシの建具(障子)が腐ったので、交換したいというご相談を頂きました。輸入窓は、ペラウィンドウ(Pella)のアルミクラッド木製サッシ。写真は、不具合があるというケースメントサッシの建具ですが、ガラスに接する下枠の部分が雨漏れで黒ずんでいます。こちらのサッシは、ペラの中でも高級な部類に入るデザイナーシリーズのもので、本来であれば室内側に脱着可能なシングルガラスのフレームが1枚装着されていますが、こちらのサッシは取り付けた工務店さんにあった在庫のものを付けても
岐阜県のお客様から、ケースメントサッシの修理のご相談を頂きました。輸入窓は木製アルミクラッドサッシですが、メーカーは不明です。写真がそのサッシの状態ですが、建具の下枠部分が腐ってしまい下枠に固定されているはずのガイドレールやウィンドウヒンジも外れてしまっています。(ウィンドウヒンジは、この写真には写っていませんが・・・)原因はペアガラスの周囲から雨が建具内に入り込んで、中から木を腐らせてしまったということですが、この状態では窓を開けられないと思います。(勿論、閉めるのも外から建具
腐ってしまった木部修理の為に長野県のお客様のおうちから外してきたフレンチドアが、修復を終えて建具屋さんから戻ってきました。輸入サッシは、木製アルミクラッドサッシのマーヴィン製。当初はメーカーの代理店だった会社に相談したそうですが、修理は出来ないということで私共ホームメイドを紹介されたということでした。ご覧のように、ドアの下枠部分だけでなく、両サイドの側枠にも雨漏れの腐りが広がっていたようで、その部分まで大きくカットを入れて幅の広い下枠に付け替えました。見ため的にはちょっと美しく
岐阜県のお客様からお預かりした掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)の修理をしています。輸入掃出しサッシは、木製アルミクラッドのペラウィンドウ(Pella)社製。施工は1998年ですので、築26年の輸入住宅ですペアガラスの他に室内側に取外し可能なガラス枠がもう1つ追加されているデザイナーシリーズのサッシです。つまり、三重ガラスになっていますので、高級感もありますし断熱性もアップしている感じがします。ただ、この掃出しサッシは、既に製造がされていないタイプで、ドアの木部が腐っ
次の日曜に岐阜県の輸入住宅に伺って、掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)の取外しを行ってきます。輸入サッシは、木製アルミクラッドのマーヴィン(Marvin)社製。ガラスの周囲から雨が浸入して、ドア建具の下枠が黒く腐ってきていますから、一旦外して新しい木枠に入れ替えるという作業が必要です。可動側のドアであれば然程問題はないのですが、ハメ殺し(FIX)側のドアを外すとなると、どこのメーカーのドアでも非常な困難が伴います。ハメ殺しというくらいですから、簡単に外せないように隙間もな
現在サッシの修理及びメンテナンスを行っている岐阜県の輸入住宅ですが、1枚目のケースメント建具は無事にペアガラスの交換及びガラスの防水処理や木部防水塗装を完了しました。今回両開きケースメントのもう一方の建具を分解し始めているのですが、ご覧の通り建具の下枠のみが黒く腐ってきておりました。輸入サッシは、木製アルミクラッドのサミット(Summit)社製。室内側の木枠の表面は多少黒っぽいだけでしたので、こげ茶の塗料をお客様が塗り増しした為くらいに思っていたのですが、屋外側のアルミのカバーを
先日、ダブルハングの建具交換を行った岐阜県の輸入住宅。作業を行った時に、他にもいろいろ見て欲しいということで、同時に修理調査も実施しました。写真の輸入サッシは、木製アルミクラッドのペラウィンドウ(Pella)製ボウウィンドウ。ボウウィンドウは4連になっているのですが、そのうちの一番右端にあるケースメントサッシの建具が腐ってきていました。いつものように、雨水がガラスとアルミカバーとの間から浸入して、建具の下枠の木を中から腐らせてしまったという感じです。中から腐って下へと抜けていま
木部が腐った為に以前名古屋市のお客様からお預かりした輸入サッシの建具が、建具屋さんから戻ってきました。このサッシは、マーヴィン(Marvin)製のダブルハングの上窓(アッパーサッシュ)ですが、建具の下枠全部と両側枠の下部に酷い腐食がありました。その為、四方枠のうち上側の枠を残して、三方の木枠を全て新しくしました。まだ未塗装の状態ですから、三方の木枠が白木であるのが分かりますね。ダブルハングの建具は、サッシ枠のレールをスライドしたり、上下の建具がうまく閉じるように召し合わせ部分に隙間
先日ご相談を頂いた岐阜県のお客様のおうちにお邪魔して、現地調査を行ってきました。アルミクラッド木製サッシのボウウィンドウのガラスが脱落してきたということでしたので、まずは開かずの窓を開けて状況を確認することから始めました。写真が、その窓の一つを慎重に開けた様子です。一見何もなさそうに見えますが、建具の下枠が密着しているはずのガラスから外れて、大きく隙間が明いているのが分かりますでしょうか。また、下枠の左端に木枠の継ぎ目が見えますが、下枠部分の木が腐って黒く変色しているのが分かり
昨日、ハード(Hurd)製ダブルハングサッシのバランサー部品について記事を書かせて頂きましたが、今日はサミット(Summit)のバランサーについての記事です。こちらの写真のものが、サミットのバランサースプリングとバランス・シューになりますが、スプリング(バネ)はハードのものと全く変わりません。先に付いている樹脂製のバランス・シューのみが、形状や大きさに違いがあります。当然、スプリングは建具(障子)の大きさ・重さによって、長さや強度が違ってくるのですが、それはハードもサミットも同じ
先日、ダブルハングの建具が腐ったという記事を書かせて頂いた愛知県の輸入住宅ですが、それ以外にもこちらのハーフサークルウィンドウ付きダブル・ケースメントサッシにも不具合があります。木製のフレームがしっかりしていて美しいアルミクラッド木製サッシですが、こちらも雨仕舞が悪くペアガラスに内部結露が見受けられます。こちらの輸入サッシはサミット(Summit)製ですが、兄弟メーカーのウェンコ(Wenco)同様ガラスの周囲からの雨漏れリスクが存在します。勿論、そういう知識が新築した住宅メーカー(
名古屋市のお客様から敷地を囲むフェンスについて、メンテナンスの相談を頂きました。何度か修理を行っているようですが、木の板を横に張っただけのものである為、どうしても雨が染みて木が腐食を起こしてしまいます。フェンスには恐らくキシラデコールという防腐剤が塗ってあったと思うのですが、防腐効果はあっても防水性能は全く期待出来ない塗料ですから、施工した業者さんは材料の性質を理解していなかったのだと思います。半年に一度塗っていれば、まだ寿命は長くなったかも知れませんが、そんな手間を掛けられるお
先日、窓開口の養生をしてきた名古屋市のおうちから外してきた建具(障子)です。マーヴィン(Marvin)は、ケースメントサッシに限らず全てのサッシにおいて交換用の建具をオーダーすることが出来なくなっています。ですから、雨漏りで木部が腐ったこの建具は、悪い部分を部分的にカットして、加工した木に入れ替える以外に直す方法はありません。でも、こうなってしまうと普通の工務店さんは、窓枠ごと建物から外して国産サッシに交換しましょうなんてことをおっしゃるようです。それじゃあ、せっかくの輸入住宅の
先日、マーヴィン(Marvin)製アルティメット・シリーズのダブルハングサッシの建具木部の腐れについてブログ記事に書かせて頂いた香川県のおうちですが、ボウウィンドウに取付けられているケースメントサッシについても不具合のご相談を頂いております。窓を開けるハンドルの部分が壊れて、窓の開け閉めが出来なくなっているという内容でしたので、開閉金物のオペレーターに破損があるのだろうと考えておりました。そこでオペレーターの交換について、いろいろとチェックをさせて頂いていたのですが、頂いた写真
香川県のお客様からマーヴィン(Marvin)の上げ下げ窓の不具合についてご相談を頂きました。製品は、アルティメット・ダブルハングサッシというシリーズのものなんですが、木製の建具枠の腐りの他にバランサーにも不具合があるようです。写真は、建具(障子)を外して、窓枠のレール内にあるピボットシューを露出させた状態です。このピボットシューは、建具とバランサーとをつなぐ為の部品ですが、バランサー本体から出ているはずの吊りヒモが、ピボットシューに結ばれているのですが、途中で切れているようです
名古屋市の輸入住宅に現地調査へ伺った際に、ついでにここも見て欲しいということでチェックさせて頂いたアルミクラッドの木製ドア。こちらのサッシのメーカー名はよく分かりませんが、観音開きの高級なフレンチテラスドアという仕様です。ただ、25年間何もメンテナンスをしていないという状況で、ご覧のようにドアの木が黒ずんできていても、まあいいかという感じで放置をしてきたらしいです。こうしたドアが複数あるのですが、太陽や風雨に曝される南面のものは全てこのような状態になっていました。残念ながら、こ
岐阜のお客様の処で、昨日輸入窓の建具交換を行ってきました。窓は、ペラウィンドウ(Pella)製のアルミクラッドサッシです。今回記事に書かせて頂くオーニングサッシ(下側が外に開いていく窓)以外にダブルハングサッシの建具交換も行いました。で、今回のオーニングですが、ガラスとアルミカバーがされた下枠との間から雨が浸入して下枠の木を腐らせてしまったということで、交換をすることになりました。以前にも他の窓でペアガラスの曇りといったトラブルがあったので、その際も注意をして欲しいというお話をし
こちらは、熊本のおうちで掃出しサッシのドアを取り外した後の写真です。シロアリと雨漏れで両方のドアの木枠が腐ってしまい、枠材の交換を余儀なくされました。窓は、アメリカのリッチモンド(Richmond)製スライディングパティオドア。窓開口は、幅2.4m・高さ2mもある大きなサッシです。ドアを修理する為に一旦窓枠から2枚のドアを取り外して、名古屋にある会社に持ち帰らなければなりませんから、修理をする間窓の開口を塞がなければなりません。ただ、窓を塞ぐと言っても、隙間から雨風が入らないように
今日から4日間、遠く名古屋から熊本市までこのワンボックスバンに乗って輸入サッシの修理調査に伺います。サッシは、リッチモンド(Richmond)製の掃出しサッシです。昔トステムが輸入・販売をしていたサッシですが、既に販売を中止して補修資材の調達もままならない状況となっています。で、今回お客様からの要望で何とか雨漏れで腐ったドアを直したいということで、熊本まで私たちが行くこととなりました。僅かな写真しか頂いていない状況ですから、どう修理をするかを考える為にまずは調査へ伺うというのが普
浜松市のお客様の現場から引き揚げてきた輸入サッシの建具です。ご覧の通り、建具の木枠が黒くなって腐っています。こちらの窓は、ハード(Hurd)製のダブルハングサッシの上窓です。腐ってしまった原因は、屋外側のガラスの周囲から雨が建具の中に浸入し、それが木枠の内側から徐々に木を腐らせたというものです。ですから、腐りが目に見える表面に現れてくる段階になるまで、お客様は木の腐食には気が付きません。また、窓を閉めたままで長年過ごしているという生活では、腐ってきている状況が、窓枠に隠れて見えま
現在、お客様の輸入住宅に取付ける前に、木製玄関ドアの木部塗装を行っております。ドアは、シンプソン(Simpson)社製のステンドグラス入り木製ドアです。写真は、木部の防水と仕上げの美しさの為に、ナチュラルなチーク色の着色塗装をしている様子です。こうして見ると、無塗装の木部の白さが塗装によって美しく変わることがお分かり頂けると思います。また、塗料がステンドグラスに付かないように、マスキングテープでしっかりと養生した上で、作業をしていることもお分かり頂けますね。屋外用の防水塗装はま
昨日、ハード(Hurd)製掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)のドアを交換するという記事を書かせて頂きましたが、その新しいドアに取付けるハンドルセットが、こちらです。輸入サッシは、製品寿命が長いケースが多く、20年経っても修理や交換用の部材を調達することが可能ですが、製品改良等が行われている場合は付属部品や取付け方法が変わってくることもあります。今回調達したドアとハンドルセットは、ハードを買収したシエラパシフィック(SierraPacificWindows)から入手した
千葉のお客様から、既に会社がなくなった輸入サッシの修理・メンテナンスをしたいというご相談を頂きました。サッシは、ウィルマー(Willmar)製のアルミクラッドサッシ。ケースメントと呼ばれる横に開くタイプ(日本では竪辷り窓と呼ぶ)ですが、外壁に固定された窓枠に損傷が見受けられるようです。これは、通常可動する建具にウェザーストリップと呼ばれる気密(防水)パッキン材が装着されているのですが、それが経年劣化を起こしたか、建具の建て起こしが悪く建具と窓枠との間に隙間が生じたのかで窓枠の奥側
現在輸入住宅を新築中という東京のお客様から、施工の件でご相談を頂きました。玄関ドアは、韓国資本のディスティンクション(Distinction)が製造するファイバーグラス製輸入ドア。お客様から案内頂いた内容からすると、ドアの敷居の高さまで玄関ポーチや玄関内の土間を上げて、その上にタイルを張って仕上げる予定だそうです。ドアの敷居を支えている木材は、仮にドアを支えておく為の下地材で、土間を打つ際にはある程度撤去するということですが、全て外してしまったら重いドアが下がってきてしまいますから
海津市のお客様の処で、バルコニーの雨漏れ修理を開始しました。こちらは、バルコニーの床がフワフワするということで、数年前に床を剥がしてやり直したという経緯がありました。その際、床の構造材まで木が腐っていたので、殆ど全てをやり直しました。壁手摺の部分はアルミの笠木を外しましたが、雨漏れした様子もなく特に損傷していなかったことから、それ以上壊すことはしませんでした。ただ、床から見える限りで、バルコニーを下から支える柱材が腐っていたので、上から腐らない木材のエコアコールウッドを挿入して、床
知多のお客様からペラウィンドウ(Pella)製のダブルハングサッシが腐ってきたので交換したいというご相談を頂きました。写真は、上下の建具が重なる合わせ目の部分を上から撮った処です。上窓の建具の木部が黒く変色していて、中が腐っているのか木枠に割れも入っている感じです。ロッククレセントの受け側(ストライク)が上窓側に装着されていますが、そのビスも抜けてきていて全く利いていない状態です。ペアガラスの内部にも結露があるようですから、恐らくガラスが曇ってきて初めて建具の腐りがあることに気付
豊橋のお客様からご依頼頂いたポジー(Pozzi)製輸入サッシの建具交換。ポジーという会社はなくなってしまいましたが、その後交換用建具の製造をする会社を見付けて、今回新しい建具を調達しました。ペアガラスの周囲やアルミカバーのつなぎ目などから雨が浸入して、建具の木部が腐ってしまい、交換を余儀なくされました。家を建築した工務店はさじを投げてしまい、困っていた処を私たちに声掛けして頂きました。たくさんの箇所で建具交換をしなければならず、取付け前の木部の防水塗装や屋外側のガラス等の防水処理