ブログ記事16件
静岡県のお客様の輸入住宅にお邪魔して、輸入サッシ等の修理調査を行ってきました。輸入窓は、ペラウィンドウ(Pella)製のアルミクラッド木製サッシ。27年前に建ててから、サッシに特別メンテナンスらしきことをしてこなかったということで、複数箇所で不具合が発生していました。写真は、ベランダのスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)ですが、ドアの建具だけでなくフローリングにも雨水が染み出してきたそうです。こういう場合、ドアの方はガラスの周囲から雨が建具内に浸入して、木部を劣化させた
豊橋のお客様からご依頼を頂いたベイウィンドウ(台形出窓)の建具交換。輸入サッシは、ペラウィンドウ(Pella)製のアルミクラッド木製サッシ。写真は、ベイウィンドウの中央に設置する1.2mx1.1mの大きなFIX(ハメ殺し)建具の木部をティンバーケアで防水塗装している様子です。勿論、屋外側のガラスの周囲も防水処理を施すのですが、ひっくり返すだけでも2人掛かりでないと作業が出来ません。これだけ大きくて重い建具になると、私共が作業車として使っているバネットバンでもギリギリ積めるくらい
先日より大阪府にあるお客様の輸入住宅での修理・メンテナンス作業について記事を書かせて頂いておりますが、今回は木製建具の交換です。輸入サッシは、アンダーセン(Andersen)製のナローライン・ダブルハング木製サッシ。以前にも建具の木が腐ってしまったということで、建具の交換を実施しているのですが、また他のダブルハングが腐ってしまったということで新しい建具を持って伺いました。ご覧のように、下窓建具の下枠と側枠の木が真っ黒に黒ずんで腐ってきている様子が分かります。同じようなトラブルが
先日、豊橋にある輸入住宅でアンダーセン(Andersen)のダブルハングを建具交換してきたというブログ記事を書かせて頂きましたが、その際玄関ドアの腐ったドア枠も補修してきました。玄関ドアの敷居付近の木製のドア枠に、10cmくらいの高さで穴が明いている状況でした。写真は、その部分をカッターで切り取って中が見える状態にした所です。もしかしたらシロアリが随分繁殖していて、中も食い荒らされている状況かと思いましたが、幸いなことに中の構造材はきれいなままでした。ですから、木の腐れは単純に雨
一昨日、豊橋のお客様の輸入住宅でサッシの建具(障子)交換を行いました。窓は2つ並びになったアンダーセン(Andersen)のチルトウォッシュ・ダブルハングサッシ。随分長く雨漏れした状態だったせいか、上窓も下窓もどちらの建具も下枠部分が脱落寸前という状態でしたので、すぐにでもペアガラスが落ちてきそうな感じでした。写真は、右の窓の上下建具を交換し、左は下窓建具を外して、次に上窓建具を外そうかというタイミングです。左の上窓建具の下にぶら下がっているのは、建具下枠の木の一部です。もうほん
今日、岐阜県のお客様の輸入住宅に伺って、修復した輸入サッシの建具を取付けしてきました。輸入窓は、ローウェン(Loewen)のアルミクラッド木製サッシ。ケースメントサッシの建具の下枠が腐ってしまい、それを修復した後屋外側の雨漏れ対策を施して、室内側の木部も防水塗装を行い、いよいよ取付けする段階になりました。写真が窓枠に取付けした様子ですが、何事もなかったかのようにきれいに建具が装着されています。建具の下枠は、全く新しい木で加工したんですが、両サイドの側枠や上枠と見比べても全く違和
昨日のブログ記事に引き続き、岐阜県のお客様からお預かりした輸入サッシの建具修理について書かせて頂きます。輸入窓は、ローウェン(Loewen)製アルミクラッド木製サッシのケースメント。昨日はアルミの外装側を防水処理した様子をお伝えしましたが、今日は室内側の木部を塗装した様子をお見せします。木部は木目が薄っすら透き通ったようなグレーのフロストカラーで塗装をされていましたので、加工して新しくした白木の部分を如何に古い木部と馴染ませるように塗装するかが課題でした。勿論、防水塗装にしないと
静岡県のお客様から輸入サッシの木製建具が腐ったので、対処したいというご相談を頂きました。輸入窓は、マーヴィン(Marvin)のアルミクラッド木製サッシ。写真のダブルハングの以外にもケースメントサッシも木部が腐っているというお話でした。下窓(ボトムサッシュ)だけでなく、上窓(アッパーサッシュ)の下枠からそれに繋がる側枠の下部にも相当の黒ずみが見受けられます。お客様曰く、新築当初はCDHという品番のサッシの建具だったということですが、途中雨漏りで腐ってしまったので、CUDHと呼ばれる
愛知県のお客様のおうちに取り付ける交換用建具の木部塗装をしています。輸入窓は、マーヴィン(Marvin)のアルミクラッド木製ダブルハングサッシ。写真は上窓建具ですが、上・下建具合わせて全部で6枚、ダブルハング3ヶ所分の建具交換を行います。ただ、この建具はマーヴィンから調達したものではなく、シエラパシフィック(SierraPacific、旧ハード)社という窓メーカーのものになります。ご存知の通り、マーヴィンは数年前に日本へのサービスそのものを停止してしまい、一切のメンテナンスをやっ
長野県のお客様からお預かりした両開きのフレンチドアを修復していますが、修復した無塗装の建具枠に着色塗装を行った様子をご覧に入れましょう。輸入サッシは、木製アルミクラッドのマーヴィン(Marvin)製。先回記事で紹介した写真は、修復した木部やその周囲が無塗装の状態で真っ白でしたが、このようにきれいに防水塗装をすることが出来ました。使用したのは、パラペイントの木部専用防水塗料ティンバーケア。木肌によって塗料の吸い込み度合いが違う為、修復した下枠と両サイドの側枠とでは色の乗りに違いがあ
長野県のお客様の輸入住宅にお邪魔して、輸入ドアの取外し作業を行ってきました。輸入窓は木製アルミクラッドサッシのマーヴィン(Marvin)製ダブルフレンチドア(アウトスウィングの両開きドア)。サッシ枠の高さが、2.1mもある大きなドアで、ペアガラスも強化ガラスになっていますから、非常に頑丈で重いドアでした今回のドアの取外しは、主開閉側のドアの木製下枠が雨漏れで腐ってしまい、外側のアルミカバーも脱落してしまったということを修復する必要があったのと、主開閉・副開閉の両ドアのガラスが内部
神奈川県のお客様から、輸入サッシが腐ってきたので交換したいというご相談を頂きました。輸入窓は、木製アルミクラッドケースメントサッシのペラウィンドウ(Pella)。写真は、そのサッシの可動建具を下から撮影した様子です。建具の木製枠ですが、下側に穴が明く程ゴッソリと木が腐ってきています。また、そこにビスで固定されていた建具下側のウィンドウヒンジも、ビスが脱落して完全に外れた状態になっています。このトラブルの原因は、アルミカバーに接しているガラスの周囲から雨が中に入り込んで、建具の下
先日愛知県のお客様のおうちに伺って、アルミクラッドサッシの腐った木製建具を交換しに伺いました。輸入窓はサミット(Summit)製のダブルハングですが、ガラスの周囲やアルミカバーのつなぎ目などから雨が浸入し、建具の木枠を腐らせてしまいました。そこで、今は亡きサミットのものではなく、旧ハード(Hurd)のシエラパシフィック(SierraPacific)の建具を古い窓枠の大きさに合う形で製作してもらいました。つまり、外壁に固定されているサッシ枠はそのまま残した状態で、そこに他社の建
こちらのサッシの建具(障子)は、何年か前に輸入されたまま資材販売会社の倉庫に放置されていたものを私たちホームメイドが引き取ってきたものです。輸入サッシは、木製アルミクラッドのマーヴィン(Marvin)社製。既にマーヴィンは国内市場から撤退していますので、本来であれば新しいものは手に入らないはずです。ただ、このケースメントサッシ用の建具は、複雑な事情があって今までお客様の手に渡っていなかったものでした。随分前にサッシが雨漏れを起こし、建具の木部が腐ってしまうといったトラブルを抱え
岐阜県の輸入住宅にお住まいのお客様から、輸入サッシの木枠が黒くなってきているので直せないかというご相談を頂きました。サッシは、マーヴィン(Marvin)製アルミクラッド木製サッシ。そういう状態のサッシは複数あるようで、程度の違いこそあれ修理が必要なのは明らかです。以前からブログ記事等で書かせて頂いている通り、アルミクラッドサッシは外装をアルミのカバーで覆っていますが、長年使っていればカバーが及んでいないカバーのつなぎ目やガラスとの接点などから雨が建具(障子)の内部へと浸入してきま
愛知県のお客様の輸入住宅に、メンテナンスを兼ねてお邪魔してきました。第一の目的は、サミット(Summit)製のスライディングパティオドア(掃出しサッシ)のロックが外れないということで、その鍵を解除しがてらロック金物の交換をすることでした。そちらは造作もなく比較的簡単に鍵を開けることが出来、ロック金物の交換やドアの建て起こし調整、ドアの滑り調整、ラッチフックの位置調整といったことも併せて実施しましたから、ほぼ新築時の動きを取り戻したのではないかと思います。第二の目的は、サッシの雨漏