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山種美術館で開催中の「特別展日本画に挑んだ精鋭たちー菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へー」へ行って来ました。近代以降の日本画の歴史は、時代に相応しい絵画を追い求めてきた画家たちの歴史でもあります。明治時代に入り、西洋文化を取り入れつつ社会の近代化が進む中、画家たちは西洋画に匹敵、あるいは凌駕する日本の絵画を生み出そうと努めました。戦後には敗戦の影響も受け、それまでの日本画に対する価値観が社会的に問い直されて、「日本画滅亡論」を唱える声も出るようになります。画家たちは強い危機感と
以前、乾燥したところで水彩画を描くにはスピードが必要かもしれないという話をした。それは、場合によっては乾く前(濡れている間)にやるべきことがたくさんあるということだ。私なりにかなりビシャビシャで描いた作品。描く前に濡らし、さらにスプレー(霧吹き)を多用してやってみた。雨の風景にはもってこいかも。海外にはビシャビシャで描く作家がたくさんいる!ビクトリアさんはほぼずっと濡れた状態で描いていく。彼女の色と水のコントロールは素晴らしい!
「しぜんもみなおすぎゃくゆにゅうのもうろうたい」(木端美人)
水のようになめらかに唇をすべり、米の香が頬の裏に広がり、そしてどっしりとしたいわゆる「酒」感を残してくることで「もう一献!」と言わせる銘酒であります。「醉心」(すいしん)醉心の蔵元醉心山根本店広島県三原市の横山大観終生愛飲の日本酒「醉心」の醸造元、醉心山根本店の公式サイトです。鳳凰醉心「究極の大吟醸、純米吟醸「醉心稲穂」等の商品案内、企業情報の紹介をしています。www.suishinsake.co.jp大切な方からいただきました。感謝いたします!このお酒はあの横山大
静嘉堂文庫美術館で開催中の「静嘉堂創設130周年新美術館開館記念Ⅱ初春を祝う七福うさぎがやってくる!!」展に行って来ました。丸の内に静嘉堂文庫美術館が移転して初めて迎える春は岩崎小彌太(三菱第4代社長)の還暦から7回りした卯年にあたります。本展ではそれを記念して、祝賀の人形たちを展示するとともに、中国・日本の寿ぎの絵画、新春に相応しい宴の器まで、吉祥性にあふれる作品を一挙公開しています。展覧会の構成は以下の通りです。第1章新春・日の出第2章七福うさぎがやってきたー小
輪郭線とは、空間と物質との仕切りの境界線のことである。したがって輪郭線の線質によって物質そのものに大きく影響するものと考えるべきである。線は単なる輪郭にとどまらず、感情ある線描によることで、物質の特徴を表現しているわけだ。線が弱々しく鈍い表現であれば、物体は力の弱々しい軟弱なものになり、生気が横隘することにはならない。反対に線描が鋭く、力強く、重圧を持った線になる場合は、そのものの美しさを暗示してくれる。私たちは形を表現するため、簡便で最も適切な手段として線を絵画上の重要な要素とみなしてい
9月8日但馬/氷ノ山越から鉢伏山へ曇時々雨稜線をさらに北へ進むと両側の傾斜が緩み、やがて平坦な森になった。辺りは靄に包まれ、細かな雨粒が音もなく舞い降りてくる。明るく陽の射し込む森もいいが(※)、この雰囲気も悪くない。半日の間に全く表情の違うブナの森を味わう贅沢な山行となった。今日はさらにもう一展開、風景ががらりと変わるはずである。
明治最後の問題です【資料】明治の日本画の近代化は、分派していた伝統的な絵画が「絵画」という概念へ統合されていく過程にみることができます。東京ではフェノロサと岡倉天心が、京都では丸山・四条派が中心となって近代の日本画を主導し、美術教育の制度も整えていきました(a)。一方で町絵師を出自とする画家たち(b)も独自の境地を拓いていきます。明治後期には、西洋美術の影響を吸収しながら日本の伝統を解釈し直した画家たちが、古典回帰的な作品(c)を発表しました。Q.268下図のどのような表現が、
今日は夏至。雨の一日ですが、外は明るく。半夏生額紫陽花下野草升麻秋海棠今日のお床の花。半夏生が入っています。升麻の白が、雨で霞む景色に見えて。まるで横山大観の朦朧体の様。梅雨の今時分は、たくさんの花々がきれいに咲く時期。宗全籠で夏らしく。花より団子も忘れずに。毎年恒例の梅酒。ホワイトリカーではなく、ウィスキーで漬ける梅酒が好み。夕食の食前酒にして、暑い夏を乗り切っています。祇園祭も今年は開催。密を避けて浴衣を着て、近所のお祭りで夕涼みできたら。夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを雲の
先週は、美術館に良く足を運んだ一週間でした庭園美術館@目黒チームラボ@水戸偕楽園コローから印象派@茨城県近代美術館あー、心が潤う潤う・・・(少し前に行った”上野リタ展”も良かったなぁ)もともと美術館、博物館が大好物(あとプラネタリウムとジェットコースター、スカイダイビングも)絵画や彫刻、などなどに・・・思考をぶっ飛ばされる感じが好きなのだ多分最近はまっている宇宙の話を聞くのも同じだな展覧会は「印象派前夜」
10月17日六甲/二本松林道から大師道へ晴雨上がりの空気は冴え冴えとして、まだ緑一色のモミジをくっきりと光と陰に分けた。カメラの焦点は何故か宙をさまよい、緑の光と陰が朦朧と溶け合った。
皆さま、こんばんは今日は全く韓国と関係のない旅ですが、めちゃ良かったので、ちょっと紹介させて頂きます🙇それは島根県にある足立美術館もちろん、とても有名な美術館ですね。何が有名かと言うと、ご存知、見事な庭CMなどにも起用されて、庭自体が切り取られた絵画のような美しさです✨この庭を是非みたいと、昔から思ってたんですよね~。ちょっと遠いですが、頑張って車で行って来ました🚙コロナの第二波が落ち着いた9月末に、久々の先輩、後輩、3人旅でしたよ~🙆大きなガラス越しから見ております👀枯
【7日間ブックカバーチャレンジ6】アダンの画帖田中一村伝小学館田中一村の世界NHK出版NHK日曜美術館で取り上げられて、初めて知った一村の絵に衝撃を受けたのを鮮明に覚えています。無名のまま69歳で奄美大島で亡くなっていたことを知って、もっと驚き無念の思いがこみ上げてきました。こんな時代にそんなことがあるのか!!と怒りににも似た感情がこみ上げてきたことも思い出します。日本画が好きで特に菱田春草の線の強さに心酔し、朦朧体の時代を研究テーマにした学生時代でした。東博にも近美
みんなの回答を見る今日は令和2年5月4日。月曜日。午前中雨のち曇・・昨日まで約半分草むしりして疲れてしまい、明日雨だから、済ませちゃったら・・って他人事のように言ってた妻・・(あのね~俺は庭いじりなんかしたくないんだよ・・)言いたかったけどじっと我慢・・今朝は予想通り雨・・またまた振り返り投稿・・Amebaさんのお知らせに感謝数年前までは、小糸川駅前大橋周辺の圃場や土手道歩きのウオッチングを楽しんでいた場所ウグイスやオオヨシキリなんか案外姿を見るチャン
近代日本画壇の巨匠和紙🇯🇵線描を大胆に抑えた没線描法である『朦朧体』長さ40m超の日本一長い画巻『生々流転』第一人者は新たな挑戦の連続。私生活では、大の酒好きとして知られる🍶まさにこの日、巨星墜つ…横山大観1868.9.18-1958.2.26
↑横山大観さんです今日お寿司待ち(←)でお昼前に新橋のSL向こうのPRONTOにいたら、窓越しに見えるワインバーのお店と「醉心酒蔵」が気になりすぎたよっ!ていうか、都会のPRONTOはプレモル生もあるし、他にもお酒が色々あって行く前に一杯キメたい気持ちもわきますがとりあえず我慢。この時間は誰も飲んでないし。醉心さん、食べログからのネット検索したら、「横山大観」さんの愛したお酒「醉心」の蔵元直送のお店だそう…横山大観…聞いたことあるなぁと思ってWikipediaで調べたらすごくすごい人な
玄関絵画の交換時期です。年始年末は横山大観が描いた「富士山」が玄関でお出迎えをしておりました。横山大観といえば、、水を含ませた筆に絵の具を乗せて輪郭が出ないよう、まるで空気を描くように柔らかく色を乗せて描く「朦朧体」という手法を完成させた画家ですね。ただ新しいコトする人がバッシングにあうのは今も昔も変わらずのようで当時は嫌みを込めて周りから朦朧体と呼ばれていたようです。また日本を深く愛した大観は日本一の山、富士山を数多く描いた画家でした。余談ですが、毎日1升の日本酒を飲みつつも大
9月のこと、山種美術館に‥まずは菱田春草から✨《釣帰》菱田春草朦朧体の代表作、ぽわ〜っと穏やかに霞がかかったような光と空気感に心落ち着きます✨《月四題》菱田春草満月と季節の花木を組み合わせて四季を表現、清麗な美しさにうっとり‥《春朝》横山大観大好きな大観❣️何度いつ見ても好きな作品♡朝の清々しさと静けさがほの甘く
仕事が忙しかったこともあり、9月中旬以降はなかなか美術館に足を運べなかったのですが、10月上旬に時間ができたので、山種美術館で開催されている、『大観・春草・玉堂・龍子-日本画のパイオニア』を鑑賞してきました。広尾開館10周年(もうそんなになるのか、という感じです)を記念して、近代日本画を代表する4人の画家として、横山大観、菱田春草、川合玉堂、川端龍子の作品を一堂に集めて展示するというものです。館蔵展なので、すでに見た作品がメインです。それでも館内に名品がズラリと並ぶさまは圧巻でし
8/18日。お盆休み最終日の今朝は5時半に起床したが暫くダイニングで冷たいお茶ドリンなど飲んで居たらあっという間に時間が過ぎ今日こそは・・と思っていた朝ごはん前リハビリ・ウオーキング出発は6時半頃・・公園・緑道からU公園のコース夜中のトイレ起床の時撮った月家を出る時玄関ドアーの外側にいた朦朧体の虫・・ハエトリグモぽい・・開けると何処かへ居なく成っていた公園での出逢い・・この頃よく見るサトキマダラヒカゲ・・と思うけどね・・逆光でちょっと誰だか・・
秋田上空を飛んでいる。まるで横山大観の絵を思わせる景色‼️
開廊50周年名品展ギャルリーためながにて開催PRTIMES(プレスリリース)開廊致しました当時は、国立西洋美術館ですら開館から若干10年を数えるばかりで、西洋の近代美術が未だ認知されていない中、同館の主催する印象派展等、...美術/東京毎日新聞わたしのワンピース」50周年西巻茅子展.9月23日まで、9時半~17時、県立神奈川近代文学館(横浜市中区・みなとみらい線元町中華街駅)。発行部数178万...大観と魯山人、足立美術館が開館50周年記念展を発表/島根県
寒くて眠い朝布団から出れる勇気と云うか気合が欲しくなる通勤時間に男女問わず春物コートが多くなったベージュや白春の季節を感じる色マスク姿が多いのもあるのだろうか春霞が山を覆う月も朧に春は朦朧としてその真の姿を隠す謎めく季節別れと出会いの季節
『ボーッと生きてんじゃねーよ!』のTV番組“チコちゃんに叱られる”が人気だ。講評会で生徒さんに『ボーッと生きてんじゃねーよ!』と言っても、気を悪くするどころか笑いが起こるほどだから凄い。絵を描く時は、ボーッとせずに意識をしっかり研ぎ澄まし、モノ・コトを観察する必要がある。でも、一方で“ボーッと”している時の方がいいアイデアが浮かんだり集中力が増すのも実感する。ありきたりな問いに対しての、ありきたりな答えは面白くない。思いもつかない問いに、思いもつかない答えが出た時、人は“目か
おはようございます。相変わらずの田貫湖に通い詰めて居ます。以前は湖面に写る逆さ富士の綺麗さ、を求めて居ましたが今回は改めて湖面が適度に揺れて朦朧とする逆さ富士の神秘性に気が付きました!励みになりますので・・・八木橋へ「ポチっと」お願い致します。にほんブログ村
こんにちはアキです日によって暑かったり寒かったり…体調崩しやすい季節ですね皆さまお健やかに過ごされますようにさて9月15日から山種美術館で日本美術院創立120年記念日本画の挑戦者たちが開催されています幕末に横浜で生まれ現藝大の設立に大きく貢献した日本美術の評論家岡倉天心が新たな日本画の創造を目指して横山大観らとともに創立したののが日本美術院そこで横山大観や菱田春草らが模索していたのが朦朧体という画法だったそうです朦朧体当
視覚情報を制限する土曜日の朝は「チコちゃんに叱られる」を見る。先日の放送では、考え事をする時に「上左~上右を遠く見る、あるいは目が泳ぐ」ことが解説された。「80%以上の情報を視覚で得る」ので、邪魔な情報に気を取られないように「なんでもない方向」に視線を遣るのだそうだ。情報量が多いほど確かになりそうだが、外部からの情報を制限した方が考えはまとまる。半眼で見る中高生の時、弓道部員だった。和弓は左腕で弓を押し、右手で弓弦を引く。矢は左手親指の上に乗せていて、右頬に接している。右目で矢先と
狩野芳崖(かのう・ほうがい)と四天王―近代日本画もうひとつの水脈―展の内覧会に行って参りました。芳崖は、重要文化財「悲母観音像」(写真右)以外よく知らなかったので、初めて見た作品ばかりで新しかったです。悲母観音像は10月10日から公開されます。2017年から福井県立美術館や山梨県立美術館などを巡回してきた本展、東京が最後です。ギャラリートーク(野地美術館長)【第1章】狩野芳崖と狩野派の画家たち─雅邦、立嶽、友信―室町時代から400年続いた日本最大の絵師集団
ブロガー内覧会に行って来ました。※写真撮影はブロガー内覧会で許可頂いております。狩野芳崖って悲母観音像のイメージしかなかったのですが、いやはやともかく狩野派がっつり狩野派です。水墨画は雪舟の流れくんでるし。悲母観音像は10月10日からの公開になります。でも明治維新からしばらく食うにも困る時代を経て、四天王といわれる弟子たち、そしてフエノロサとの出会い、次の時代に繋がり方を感じさせてもらえる展覧会です。ラストは朦朧体、そして木村武山は線を復活、明治150年に相応しい画家の足跡を辿れました