ブログ記事266件
ごきげんいかがですか水曜日は清水比庵の歌をご一緒に年の瀬の長き流れのふるさとの高梁川や比庵八十六歌会始の召人(めしゅうど)に何度かなっているが、その時の歌の一つ。つまり天皇に献上する歌。その年の御題が「川」だったようだ。比庵は、それらの歌にやたら年齢を入れた。この歌も、86歳の時の歌と言うことだ。年の瀬に流れる高梁川に特別の感情をもったのであろう。川の長さと自分の年齢の長さを重ねた?※高梁川は岡山県に流れる川。県の三大河川の一つ。河口には
ごきげんいかがですか水曜日は清水比庵の歌(短歌)をご一緒に夕焼けの空を領する歌人なり毎日之を眺めて悲し実際、比庵は、夕焼けをよく詠っている。領する歌人とは、どう解釈すれば分からないが、得意とする歌人でいいのではないか。領する;所有するという意。ところが、毎日眺めて、「悲し」とは悲しい。そんなに悲しくても、見ずには居られないのだろう。悲しみを楽しんでいるかも知れない。※「夕焼」で探した。さびしいと言へざる者は夕焼けの下に呟くおなかがすいた
ごきげんいかがですか水曜日は清水比庵の歌(短歌)をご一緒に清水比庵霜にぬれ色づき枯れてひらひらと落ちし一葉を山河にかざす枯れ葉の形容が、丁寧だ。霜に濡れ、いろづき、枯れてひらひらと散ったのである。それを拾い上げて、山河にかざした。山も同じような色になっていると思ったのあろう。あの山の色も、この紅葉した葉が作っているのだ。同じ色だと今更ながらかんじることだなあ。窓日彫日々好日比庵八十七犀洲散人作※朝日歌壇から共通選は2首コメントなし
本日は『朝日新聞』収載「朝日歌壇」で入選があった。せっかくなので入選作を紹介しておきましょう。☆一家には一台というたこ焼き器別れる妻の荷造りのなか(「朝日歌壇」/『朝日新聞』2025年10月26日/川野里子選)。昨日に続き、これも実体験による作です。もう二十数年前のできごとですが、自分は北海道出身ですが、別れた妻は大阪出身でした。だからか、妻にはたこ焼き器はぜひ必要と思ったゆえの行動でしょう。一方、自分としてはいっこうに必要性を感じなかったので、そのこと自体でもめることなどなく、そして、今
いつも覗いてくださりありがとうございます。ごきげんいかがですか水曜日は清水比庵の短歌をご一緒に。焼跡にほしいままにて上る日を入る日を見つつわが家は立つ戦後のことだ。空襲で家は焼けた。その焼け跡に、関係なく毎日日は登り、日は沈む。その繰り返しのなかで、人間はたくましく生き始める。まず、生活のできる家を作り始める。比庵の家も立ち始めた。「ほしいまま」がいい。天は人間のことに関係などないのだ。※今週の朝日歌壇より共通選2首ドローンが雪舟
ごきげんいかがですか水曜日は笠岡ゆかりの文人清水比庵の短歌をご一緒にやうやくに残暑おとろへ移りゆく月日に鳴くやつくつくぼふし窓日彫りに取り上げた歌。やっと厳しかった残暑も衰えてきた。季節は移り変わっている。そうだろう、つくつくぼうしも鳴いている。涼しさがやってきた喜びを素直に歌った。つくつくほうしは、なぜか涼しいイメージが付く。夏涼しい山に入った時などによく聞くからだろう。つくつくほうしは法師蟬のこと他に「俳句」から一句だけ宿にの
ごきげんいかがですか水曜日は清水比庵の歌(短歌)をご一緒に蠅ひとつ明るき窓を這ひまはりしばらくあれどなほ這ひまはるまことにくだらない歌だ。しかし、取り上げたのは、あほらしさというか、卓越したユーモアというか、なんとなく引かれるから。窓をはい回る蠅を、じっと見ているのだろう。本当に、何を考えているのか、同じことを繰り返すものだ。蠅は賢くないのだ。竹喬美術館の特別展3期「ゆかりの作家たち」にそういえば、比庵の作品がいくつかあった。・城山歌碑
ほのぼの文庫を訪れてくださり、ありがとうございます。今日は8月15日、終戦の日を思い、正午に1分間の黙とうを捧げました。平和と幸せを祈ろう!▼本日限定!ブログスタンプ8月15日に思い出す自作の短歌と絵本があります。【短歌】「戦死した兄の嫁さんもらった」とあなたが破りし歌会の沈黙国を守り家を守りて戦いしあなたゆえ熱く戦争語れ旧約の聖書にありし「レビラト婚」あなたの戦後の始まりと知る母となりしわが琴線に爪弾ける〈戦争しらない子どもたち〉ああ
毎朝大抵朝ドラの「あんぱん」を見ています。朝ドラは、今までは見るものも見ないものもありました。老親の家にいる時は、何となく毎朝の習慣みたいに見ていました。今はそういうこともないのですが、これは見ています。なんとなくです。実話をもとにしているので、モデルになる実在の人物も多いと分かります。その中で私は知らなかったのですがネットの情報で、あのかわいい子猫のキャラクターを生み出した会社の創設者がモデルになっている人物がいるとわかりました。あの偏屈で変わり者の元上等兵です。へえ...そ
ごきげんいかがですか水曜日は比庵の歌をご一緒に夾竹桃白きが咲けり木槿の花白きが咲けりくちなしの白も白の三連発。白の花は多いが、夾竹桃も木蓮も梔もという。いろいろな季節に、白い花が日本を飾る。どうやら、比庵は白い花がお好きらしい。暑い暑い夏に、夾竹桃をみながら、いろいろな季節に思いをめぐらせている。夾竹桃は、薄い赤が一般的だな。白もあるそうだが、見た記憶はない。※朝日歌壇より共通選は2首・アカショウビンの声を知る人が、島民のインタビュー中に
昨日は日曜日、朝日新聞に「朝日歌壇」のページがある日。朝起きて日曜日の朝日新聞を開くのが楽しい‼️日曜日の朝は新聞を開く時、ちょっとドキドキする。(笑)昨日の朝日歌壇に私の拙歌は掲載された。これで、5月、6月、7月と3ヶ月連続で載ったことになる。自分にとって、[小説は人生、短歌は趣味]だとこのブログでも綴っているが、趣味であるからこそ短歌が掲載されることは楽しい。昨日の短歌で詠んだのは「マスク」である。↑私は、この「クスリのアオキ」に売っ
こんばんは昨日から、ちょっと、センチメンタルな気分なので、今日は2回目投稿です訪問して頂きありがとうございます。2023年11月10日に交通事故で大腿骨頸部骨折し、11月29日に退院しました。5月15日に松本から関西に引越しました。備忘録として、過去から遡って書いてます。日々、思うこと、リハビリで気づいたことなども書いてます。3月下旬から歩く時に踵が痛くなり、足底筋膜炎になってしまいました💦子宮内膜症の履歴、機能性ディスペプシア、逆流性食道炎、大腸憩室炎の持病があり
今まで何回か”京都橘高校吹奏楽部”のブログ内において、”番外編”という形で岡山東商業高校吹奏楽部について記事を書いてきました。が、自分なりに彼ら彼女らを応援したいと思い別タイトルを立ち上げました。勿論、無許可です。勝手連です。”comeonたくブログ”みたい。今日の”岡山県立岡山東商業高校吹奏楽部ブログ”を見て強烈に思いました。1年生にマーチングシューズが届き、先輩と一緒に紐を通している写真が載っています。和気藹々とした雰囲気が感じられ、この子たちをあらた
私にとって小説を書くことは人生だとするなら(オーバーに偉そうに言ってる。(笑))、短歌はこのブログや酒と同様に趣味の1つである。でも、趣味だからこそ、楽しめる。昨日(6月22日)の朝日新聞の「朝日歌壇」に5月に続いて掲載された。このブログにも綴ったが、「続・続・最後から二番目の恋」に小泉今日子の母親役として出演した三田佳子さんのことを短歌にした。私は毎週、2~3首は短歌を作って[この頃、スマホのラインのキープメモに作っている]、明日歌壇に
推しでありますザウルス姉妹について書きたいと思いました。が、”姉妹”で突然頭に浮かんだ姉妹がおられます。朝日歌壇(朝日新聞、日曜日の短歌欄)において、ある意味アイドル的な、いや違うなあ、新聞読者自身の我が子、我が孫的な存在です。”松田姉妹”。姉が松田梨子(りこ)さん、妹が松田わこさん。富山県に在住しています。こんな拙い文章しか書けない自分が説明できるはずはありません。皆さん、とにかくネットで”短歌松田姉妹”と検索してみて下さい。姉妹が朝日歌壇に載るのは2010年か
このブログを読んで下さっている方から、啄木祭短歌大会のことを教えていただいた。石川啄木の故郷、岩手県盛岡市で毎年開催されており、今年で第41回だそうである。今年の啄木祭賞を受賞したのは、盛岡市の吉田妙子さんのこの歌である。幾たびも編み直しては纏ひしか炉のにほひする母のセーター亡き母の思い出をセーターに寄せて詠んだ、いい歌である。この啄木祭短歌大会、今年の応募歌数は147首だそうである。朝日歌壇は毎週2500首、東洋大学の学生短歌百人一首は毎年約6万首である。
昨日、久しぶりに私の短歌が朝日新聞の朝日歌壇に掲載された。昨年の6月以来だ。昨年は4月、5月、6月と掲載され、このまま毎月一回は載りたいものだと思ったものたが、7月からまったく載らなくなった❗(笑)毎月2000首位集まるという朝日歌壇のハードルはホントに高い。送れども送れども載ることはなかった❗❗そして、ようやく載った。[早朝に蕾はぶーんぶーん唸っていたそれから午後に桜は咲いた]この短歌は実は一昨年の私の実体験から生まれている。冒頭
お知らせ☆本日4月6日の朝日新聞【天声人語】で、わたしの短歌「牛乳をこくこくと飲む新しいまっしろな時間を体に入れる」を引用していただいております。2017年1月9日の朝日歌壇での入選歌です。朝日歌壇入選歌は、「朝日歌壇ライブラリ」で検索ができます☆短歌でさがす〝いまの気持ち〟朝日歌壇ライブラリ1995-2022:朝日新聞デジタル
ごきげんいかがですか水曜日は清水比庵の歌をご一緒に城山の孤つ老猿さびしさに泣くことさへも知らぬようなり笠岡の歌。以前、城山とか古城山とかについて、述べた。笠岡にある海に突き出た小山だ。比庵の愛した場所だ。そこに、猿を飼っている檻がある。なぜ猿かしらないし、今も居るのかあどうか分からないが、いつか確かめに行ってみよう。比庵の見た老猿ではすくなくともないだろう。そうか、寂しそうか。そのあたりも、確かめに行こう。桜の咲く頃は、車ではあがれないが、今は車であがれ
短歌と俳句はちがいます朝日新聞社のみなさまへみなさまお元気ですか。まだまだ寒いですね。どうぞご自愛ください。さて、今日は一つ、大切なことを指摘させていただきたいと思い、筆を執りました。朝日新聞社の「アエラ」の記事で、馬場あき子先生の「朝日歌壇」選者退任が話題になっています。記事を書いているのは、「朝日新聞」の元記者の方です。その記事の中で、次のような一節があります。ちなみに私、毎週日曜の朝日歌壇は、それこそ会社を辞めてからちょくちょく読むようになった。選者によ
にほんブログ村にほんブログ村NHKで短歌番組やっていたので、今朝初めて見ました。人様の作品を楽しく鑑賞しました選者は俵万智さんです。入選作品と特選三首。俵万智さんらしいな、と思いました。嘘と本当のことを短歌にした首が、私は一番優秀だと思いました。番組見た方それぞれ、感性があるので。より心に、響く歌は人それぞれでしょう。朝日歌壇とはまた違った雰囲気の短歌応募作品だなと思いました。短歌を作るのも楽しく。鑑賞するのも楽しいですね。入選した作品はどれも楽しく鑑賞しました。短歌人口
押し入れの手品道具が片付かない演り方忘れた道具(グッズ)多くて神田民司このごろ文章を打つのが大変です。少しすると目が痛くなります。この歌の解説は省略します。このまんまです。これが詩歌になっているのかどうかわかりません。でも選んでくださったのでありがたく思います。わかる人にはわかると思います。朝日新聞3月2日、朝日歌壇、佐々木幸綱さん選。*不具合があって、皆さんのブログにいいねができません。すみません。
「朝日歌壇」の選者に、川野里子さん私は知らなかったのですが、馬場あき子先生が、3月いっぱいで「朝日歌壇」の選者を降りられるということです。私は「かりん」の編集委員ですので、いつも先生のお宅で、袋に詰められた「朝日歌壇」の短歌の葉書の束を見ておりました。先生はパソコンをお使いになられないので、鉛筆で原稿用紙に歌を書きとって評を書くわけですが、大変なお仕事であると思いました。本当に長い間、お疲れさまでした。私自身も、「かりん」に入会する前は、この「朝日歌壇」の投稿者であり、馬
湖に流れ込みゆく冬の川飛べない鴨が空を見上げる月城龍二2024/12/29(日)朝日歌壇馬場あき子先生選ありがとうございます。
mofusandを御存知だろうか。かわいいネコのイラストのついたグッズのブランドである。わたしは、このmofusandにハマっている。歌の友から絵葉書をいただいたのがきっかけであった。(2月11日の朝日歌壇「歌の友ありとなり町より来たる楽しからずや手土産ワイン」の「歌の友」である)mofusandのネコは、リアルでありながら擬人化されており、だいたい二足歩行である。コスプレが好きで、蜂やサメやウサギの着ぐるみを着ていることが多い。パフェに乗っていたり、中華点心の
ごきげんいかがですか水曜日は清水比庵の分かりやすい歌に癒される皺(しわ)のよりたるみかんは甘し老人の歌もあまくてありぬべからし1691蜜柑は取った直ぐ後よりも、時間が経った方が確かに、酸味が抜け、甘さがます。老人の歌もきっとそうだろうと言っている。ぬ;助動詞終止形。きっとそうだろう。べからし;「べくあるらし」から「べからし」に転じ、さらに「べかし」になったとネットに見つけた。推量の助動詞「べし」の連用形「べく」。推量を重ねた。有名どころから「蜜
ごきげんいかがですか水曜日は清水比庵の短歌をご一緒にくれなゐの絵の具を多くもちありてくれなゐをもて老をゑがくと1188不思議に思えるのだが、年を取ると、赤が好きになるらしい。小野竹喬は盛んに赤を用いたようにイメージがある。比庵も赤だという。だから、赤の絵の具を多く持っている。そので、もっと、もっと、老人が見たことを、描いていくと言っている。絵の具を詠っている歌は、他に見当たらない。「くれない」では、くれないの空の匂へるくれなゐの海にあまた
14日(木)の朝日小学生新聞1面は、「短歌で気持ちを伝えてみよう」であった。「元朝小読者の歌人姉妹が作り方をアドバイス」という副題が付いている。「元朝小読者の歌人姉妹」とは、朝日歌壇常連の、富山市の松田梨子、わこ姉妹である。ふたりは5歳のときから短歌を作り始めて、それぞれ300首以上朝日歌壇に入選している。「月刊短歌」に往復書簡を連載しており、短歌好きならば知らない人のいない、有名投稿歌人である。わたしも毎週朝日歌壇でその作品を見つけることを楽しみにしている。このブログ
ごきげんいかがですか水曜日は清水比庵の短歌をご一緒に城山のふもとの庭の松の上に雲をはなれし月をみるかも写生の歌。そのままの情景だ。笠岡の古城山の近くに住んでいた。麓にある庭に植えている松の木に、月が掛かっていた。それが、時が経ち離れていった。そんな月をじっと見ている。きっと、松にかかっていたときから、見ていたのだと思う。松と月はよく歌われる。最近同じような歌を紹介したような気がしてきた。有名何処では森の上だいだい色の月が出るもうおやすみ
ごきげんいかがですか水曜日は親しみやすい清水比庵の歌をご一緒にガラス戸の夕暗ふかくつややかにありてしづかに月いまだ上らず月を見るために雨戸を閉めずに見たという歌があった(先週紹介した)。今度は、ガラス戸だ。外は暗くなったので、ガラスが光ってつややかに見えた。しかし待っている月は、なかなか上がってこない。「しづかに」は、何にかかるのか。やはり月か。音を立てて、月が上がることはない。そういえば、先日スーパームーンがあった。深夜目が覚めて、眺めることがで