アダムスも江戸に居を構えるようになり、あるとき家康から呼び出されて船を作ることになった。アダムスは大工ではなくあまり知識がないと謙遜したが、家康は「やってみればいい。うまくできなくても構わない」と励ました。アダムスはリーフデ号の元乗組員たちを集めて、日本人の大工の助けを借りて造船に取りかかった。出来上がったのは80トンの西洋式帆船だった。完成した船を見に来た家康は満足した。これよりアダムスは家康に重用されるようになり、常に家康のそばにいるように命じられた。アダムスは家庭教師のような存在となり、幾