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おはようございます。今日は一日中雨がちらつく感じですかね☔️気温も20℃いかないからちょっと肌寒いかな。さて購入本シリーズ今日はこちら『対決/月村了衛』月村了衛さんの新作ですね。サイン本にも惹かれて買ってしまいました。もちろん内容も面白そうなのでサインなくても買ったとは思うけど。まだ、半暮刻しか読んだことないけどなかなかの問題作を生み出してるのでこちらも期待大ですね!新聞記者vs医大理事ていう女性の闘いていう内容なんでどんな風に描かれているのか楽しみ
月村了衛氏の新作小説『半暮刻』を読んだ。以下、出版社の公式サイトよりあらすじを引用する。「児童養護施設で育った元不良の翔太は先輩の誘いで「カタラ」という会員制バーの従業員になる。ここは言葉巧みに女性を騙し惚れさせ、金を使わせて借金まみれにしたのち、風俗に落とすことが目的の半グレが経営する店だった。〈マニュアル〉に沿って女たちを騙していく翔太に有名私大に通いながら〈学び〉のためにカタラで働く海斗が声をかける。「俺たち一緒にやらないか……」。二人の若者を通した日本社会の歪み、そして「本当
読書日記2024-64白日月村了衛(著)[角川文庫2023年12月発行]あらすじ組織の論理の中、いかに、人間でいられるか―。風太郎賞受賞作家の会心作千日出版の教育部門で課長を務める秋吉は、[引きこもり・不登校対策]を標榜した新時代の高校を開校する一大プロジェクトを進めていた。梶原局長の中3の息子が、屋上から転落死したことでプロジェクトは一時中止となり、事故ではなく自殺という噂が社内で広まる。秋吉は部下の前島と独自に調査を行うが、会社の上層部は秋吉に隠蔽を働きかける――。
小説「奈落で踊れ」月村了衛朝日新聞出版月村了衛の新刊文庫。これは、月村版「半沢直樹」じゃないですか。大蔵省で変人と名高い課長補佐が主人公。有名政治家の名前が実名で登場したり、なかなか実写向きではないかもしれませんが、話の盛り上がり方は半沢をしのぐ面白さ。脇役たちも魅力あふれるキャラクターばかりで、最後まですっと読めました。80点
月村了衛さんの近著を読みました。最初の印象は「え!これ月村作品?完全に『馳星周さんのノアール・ワールド』じゃん」でした。そして、以前国会でも問題視された「女性をホストで借金漬けにし風俗に送ること」が物語の中に出てきたので驚きました。概要はGoogleBookから引用します。児童養護施設で育った元不良の翔太は先輩の誘いで「カタラ」という会員制バーの従業員になる。ここは言葉巧みに女性を騙し惚れさせ、金を使わせて借金まみれにしたのち、風俗に落とすことが目的の半グレが経営する店だった。さ
★★★★☆期待を込めて手にした。大好きな作家さんの一人であることも間違いないが、自ずとハードルを上げて、それだけに期待に応えられてないと怒りを超えて、慙愧の念が漂ってしまう。本作。正に期待を超えてくれた。『自白』タイトルだけを捉えれば、警察物!?と先入観に満たされてしまうけれど、警察は、...ほとんど登場しない。にも関わらず、何故「自白」なのか。その真相に辿り着いた時、・・・衝撃で心が震える。ちょっぴり話が飛ぶけれど、本作を読み終えた時、ふと脳裏を過ったのは、旧き良き、
2024年3月の読了本は7作品。一番面白かった作品は「ともぐい」川﨑明子(直木賞)。ともぐい著者:河﨑秋子新潮社発売日:2023-11-20ブクログでレビューを見る»夫妻集著者:小野寺史宜講談社発売日:2023-08-21ブクログでレビューを見る»予幻著者:大沢在昌徳間書店発売日:2023-12-15ブクログでレビューを見る»>777トリプルセブン著者:伊坂幸太郎KADOKAWA発売日:
欺す衆生(新潮文庫)[月村了衛]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}戦後のあらゆる詐欺を辿るようなお話です。どこでどう間違ったのか。権力のある者が手にする富はどのくらいになるのか。家族を守りたかっただけの男が、どんどん深みにハマっていきます。詐欺の匂いを嗅ぎつける者。詐欺師の上前をはねる者。楽して暮らしたいとは思うものの、そこまで欲深くなることはできず、物語として読みましたが現実にこういう世界が繰り広げられているのかぁと思ってみたり。
月村了衛さんの時代小説を読むのは、「神子上典膳」、「コルトM1851残月」に続いて3作目になります。焔(ほむら)とは、火炎もしくは心の中で燃え上がるような激しい感情のこと。本作では後者の意味かな。上記2作はかなり荒唐無稽なエンタメ時代小説でしたが、本作はしっかりした時代考証がなされていて、松平定信の御用金政策がクローズアップされ、長谷川平蔵、遠山金四郎といったTVでもお馴染みの有名人も登場します。天明四年五月の十三夜。番方・幣原喬十郎は、湯島の路上で男女の惨殺体を発見する。傍
こんにちは、元気ですか(・・?利権、裏金、中抜き──都市博の大金に群がる政財界と広告代理店など、その金権主義に斬り込むリアリズム小説(レビュー)利権、裏金、中抜き──都市博の大金に群がる政財界と広告代理店など、その金権主義に斬り込むリアリズム小説(レビュー)(BookBang)-Yahoo!ニュース『香港警察東京分室』で直木賞候補になった月村了衛氏の新刊は、発売前から話題となった「人間の本質的な邪悪」に切り込む社会派小説。刊行即重版となり、読者からは熱い感想が寄せられている。東京大
『人の目なんか気にしないで、思うとおりに暮らしていればいいのさ』と、言うスナフキンの言葉に激しくココロ揺さぶられ丁寧な暮らしに憧れつつも、楽しく楽ちんな暮らしにシフト中築70年の古民家をリノベーションし、ダーとさゆり・わんこ2匹と共に定年後の生活を想定しながら・・慎ましやかながら幸せな日々永遠の28歳・節約主婦さゆり、好きなモノと必要なモノだけで暮らす日々のつぶやきブログでございます最近の読書は、月村了衛さんの半暮刻でございます。児童養護施設で育った元不良
東京オリンピックや電通がらみの汚職をモチーフにした話。とても読みやすく一気読み。結局最後まで、作者がなにを「本当の悪」として想定しているのかよくわからずじまいだった。エンタメ小説としても十分機能するくらいのクオリティがあり、いい意味で娯楽小説っぽい雰囲気もあったが、作者が「人間の業」みたいなものを描こうとする迫力が尋常でなく、その辺の娯楽小説とは一線を画している。この著者のもっと純文学っぽい作品があったら読んでみたいなーと思った。半暮刻Amazon(アマゾン)
ここ数週間は…順調に積読本を消化できてるかな?今は、自分が読みたかったものが、けっこう手元にあるというのも影響しているかも。最近は、近所のブックオフが、値上がりした上に、品揃えもあまりよくなくなってきて(紙の本を読む人が少ないので、古本で出回る量も少ないのかもしれないね)…前ほど頻繁に出向いてないんだけど、その代わり、ネットの古書店でまとめ買いするという方法にシフトチェンジしている。中にはブックオフより高いものもあるんだけど、安いものを組み合わせ、セールやクーポンを併用すると、1冊あたりがけ
ビタートラップ[月村了衛]価格:1,540円(税込、送料無料)(2024/3/2時点)古本入手してあった、2021年11月発行、月村了衛の「ビタートラップ」を読了…現段階では、新書化、文庫化はまだされていない模様。農林水産省に努めている地味な主人公が、中国人の恋人から…“実はハニートラップなんです”というまさかのカミングアウトをされ、諜報の世界へと引きずり込まれる羽目になる。恋人は…中国国家安全部からの命令で、渋々スパイをやってるが、主人公に対する気持ちはホンモノだとも断言。しかし
満を持して✨「断わる理由はないな、中佐。どの道を通って行っても、結局は地獄に行き着くことになるのだ。そうだろう?」残っていたコニャックをグラスに注いだ。戦後冒険小説の最高傑作by佐々木譲その佐々木譲氏による解説(というか賛辞)がとにかく熱い🔥その熱い思いが伝わってくる✨ニヤッとすると、目をソワソワと動かし、口辺に狡猾な笑みを浮かべた。「それは、かんたんさ」彼がいった。「彼は、ミスタ・チャーチルを撃つために、部下を連れてやってきたドイツ人だ」鷲
学校を舞台にしたエンタメ作品は多い。一方で、題材の多くは部活や恋愛で、教育や教育を取り巻く業界を題材にした作品は意外にも少ない。本記事では、そんな作品の中でも教育業界で働いていた時に少なからぬ影響を受けた、または教育理念として共感する小説について扱う。1作目は月村了衛氏の『白日』。主人公の秋吉は老舗出版社の教育部門の課長。大手進学塾、IT企業と提携して通信制高校を創設するという社長肝入りのプロジェクトを担当している。秋吉の上司である梶原の息子が不登校になった後に自殺したという疑惑や、
追想の探偵(双葉文庫)[月村了衛]価格:748円(税込、送料無料)(2024/3/1時点)古本入手してあった2020年5月発行、月村了衛の「追想の探偵」を読了…2017年4月に単行本で発刊されたものの文庫化。タイトルに“探偵”と書かれていたので、普通に探偵が主役のミステリーなのかなと思っていたが…主人公は人捜しが得意な雑誌編集部の編集長だった。“追想”というやんわりとした言葉のイメージから…死人が出ない、日常系ミステリーなのかなとは漠然と思っていたが…そっちは、まぁ、ほぼほぼ予想
ガンルージュ著者名:月村了衛Mあらすじネットから元公安の母親&女性教師VS韓国特務工作員!韓国特務工作員に息子を拉致された元公安のシングルマザー・律子。息子を奪還すべくバディを組んだのは、訳ありの女性教師だった!日本ブログ村の応援ポチをお願いしますにほんブログ村
皆さんこんばんは。今夜はお初のお客さん達と楽し一夜でした。さて恒例の夜中の本紹介。「脱北航路」月村了衛笹本さん亡きあと、大きな冒険小説は月村さんだと勝手に思っている私。今作はそんな私の期待にこたえるかの様なテーマ。それは北朝鮮による拉致被害者&潜水艦というテーマ。挑戦するには相応しい内容です。さてどうでしょうか?物語は北朝鮮の陸海空軍による大規模軍事演習の始まる朝。国の威信をかけたこの行事で、北朝鮮の大佐は以前から計画した通り潜水
今月はまだ1度も映画館へ行けてない…上旬は母親の検査入院もあってバタバタしてたし、その後は、見たい作品がなかったり。そういえば…ちょうど母親の検査入院があったころに、お隣の市にあるイオンシネマで、007のリバイバル上映の第2弾(他の劇場は昨年の11月頃にやっていた)が実施されてたんだけど、1日1回の夜とかしかなかったので、結局…ひとつも見に行けなかった。第1弾の時は、もう少しスケジュールがちゃんと組まれていて、なんとか「女王陛下の007」は見に行けたんだけどな。ああ、「リビングデイライツ」を
半暮刻月村了衛さんの半暮刻現代社会の闇、恐ろしさ十分の一冊。女の子を風俗に送り込んでお金を手にした男たち。一人は義理人情に熱く警察に捕まってしまったあとも黙秘。懲役を終えて出所後にヤクザに転身するも1人の女性との出会いで変化。組を抜けて苦労しながらも新しい生活を送る。片や警察からもうまく逃げ切って広告販売店で大きなプロジェクトに抜擢され私生活も充実の人生だったのに最後の最後にどん底に落とされる。続きが気になってついつい一気読みしちゃう。半暮刻[月村了衛]
おはようございます。今日は最高気温18℃らしい。日中は暑く感じるくらいなのかな。過ごしやすいといいんですけどね。さて2月読了本5冊目それはこちら『半暮刻/月村了衛』これは、怖いですね。こういう図式で社会は成り立ってるんだろうな。って思ってしまうくらい。読了感もあまり良くはないです笑でも、内容的には読みやすくスラスラいけちゃう感じですけど。それにしてもホントこんな世の中なのかなーそうだとしたら絶対に変わらんよな。凄いとこついてくる内容だわ。今に始まっ
影の中の影月村了衛/著あらすじネットから血も凍る暴虐に見舞われた故郷から秘密を抱えて脱出したウィグル人亡命団彼らを取材中のジャーナリスト仁科曜子白昼の東京で襲撃された中国による亡命団抹殺の謀略だしかし警察は一切動かない絶体絶命の状況下謎の男が救いの手を差しのべる怜悧な頭脳と最強の格闘技術をそなえた彼の名は景村瞬一。冒険小説の荒ぶる魂がいま甦る疾風怒濤のノンストップ・アクション日本ブログ村の応援ポチをお願いしますにほんブログ村
「機龍警察シリーズ」は、月村了衛さんが2010年から10年以上に渡って書き続けている人気シリーズ。本作「白骨街道」は2021年に刊行された最新刊で、「機龍警察」、「自爆条項」、「暗黒市場」、「未亡旅団」、「火宅」、「狼眼殺手」続く第7作(長編としては第6作)になります。私が2013年に第1作、第2作を読んだときには、自身ここまで嵌まるとは思わなかったんですが、10年ぶりくらいに読んだ第3作「暗黒市場」が劇的に面白くて、すっかりその世界観に取り込まれてしまいました(^-^)パワ
こんにちは👋😃さばとは、高機能自閉症➕ADHD。毎日、自転車🚲️通勤頑張っています。今日も雨☔️もう、今日は外へ行かない~🎵ということは……恒例の読書時間いやだから家事を頑張りなさいよ先ほど読了本📖周りの音がなくなった……入り込むと音のない世界に入り込みます気になりつつ、表紙が怖くてほぼ避けていた作家さん……月村了衛さん。どれもこれも避けたい表紙衝撃❗️二人の「罪を犯した若者」を通して日本社会の闇と本物の悪をえぐる傑作社会派小説児童養護施設で育った元不良の翔太
山科翔太はホストクラブもどきの会員制バー「カタラ」新宿店に勤めていました。彼はナンパで引っかけた女の子を店に連れて行き散財させ、借金を拵えさせた挙句、風俗店に売り飛ばす阿漕な仕事をしています。翔太は同じ店で働く辻井海斗から声をかけられ、タッグを組んで二人組の女の子を口説く話を持ち掛けられます。母親の育児放棄によって児童養護施設で育った翔太に対し、海斗は裕福な家庭に生まれたこともあって、育ちの良さを窺わせました。そんな翔太と海斗が組んだことにより、忽ち店内での二人のランキングはトップにな
『機龍警察自爆条項(下)』月村了衛物語は再び、ライザの過去へ遡る。IRFのメンバーとなり、「留学生」としてシリアのテロリスト養成キャンプで訓練を受ける。そこは、実戦を想定した訓練中に、教官も生徒も次々と死んでいく世界。見事最後の課題に合格し養成キャンプを後にしたライザは、IRFの処刑人として次々と任務をこなしていく。ある日、他のメンバーの代理として遂行した任務が大きな悲劇を生む。その日からライザは姿を消し、IRFはライザを裏切り者として処刑リストの上位に据えることになる。そして
『機龍警察自爆条項(上)』月村了衛横浜の埠頭で、正体不明の外国人が機関銃を乱射する事件が起きる。現場に居合わせた警察官や港湾関係者に多数の死者が出たうえ、犯人は現場で自殺した。現場では、密輸入されたと思われる機甲兵装が2体見つかっている。さらに各地で同様の手口で密輸入が行われていたことが判明する。機甲兵装を用いた国内テロが企図されている可能性が高く、警視庁特捜部に緊張が走る。沖津旬一郎特捜部長は、外務省から大物テロリストの関与を仄めかされると同時に、この件については公安外事課の扱
去年は嘘のように本を読んでいました年末や正月で時間はあるのに本を読む気が全く起きません?今年になって初めて本を読みだしましたまた読書熱が復活するかな?去年読んだ忘備のために書いています暗鬼夜行月村了衛著あらすじネットから「暗鬼夜行」(毎日新聞出版)は、中学校が舞台。学校内の様々な問題を背景に、ある事件で何者かの「悪意」が学校中を恐怖に陥れるそんな物語です日本ブログ村の応援ポチを
★★★☆☆ノーパンすき焼き..どこかで耳にしたことがあるようなフレーズ。そうか、ノーパンしゃぶしゃぶ...一昔前に、どこぞの官僚、政治家だったか、接待で使っていた場所として盛り上がっていた。そんな記憶を呼び起こすような..物語。大蔵省官僚のほぼ大半か接待を受け、世間に暴露されたことから、政界をも巻き込み、一大スキャンダルへと発展してゆく。大量処分の噂に戦々恐々とする若手官僚4人。程度の差はあれ、彼らもノーパンには行ったことがあるのだから・・どの口が言うのか..それでも、何と