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BOOKデータベースより「捜査小説から、組織としての警察を描いた作品、警察官が主人公でない作品まで……警察小説の魅力が、横断的に、端から端まで詰まった超傑作揃いのアンソロジー!!【目次】月村了衛「ありふれた災厄」上映時間に遅れそうな元国家公安委員長の梶田は、若い警官に職務質問され……。深町秋生「破談屋」警務部巡査部長の静佳は、結婚前の同僚の身辺調査を命じられる。鳴神響一「鬼火」階段の踊り場で見つかった遺体――互いを犯人だと告発し合う二人の男が現れた。吉川英梨「罪は光に手
新刊紹介↓【2026年5月19日発売】予約は→こちら内容紹介は→こちら■講師派遣は→こちら■プロフィールは→こちらNHKBSの【対決】、毎週日曜夜10時からの高品質ドラマです。医学部女子受験生に対する一律減点で女性差別していた事件をドラマ化したものです。女子受験生に対する一律減点の事実を報道しようとする女性新聞記者(松本若菜)と、隠蔽しようとするその医大の女性理事(鈴木保奈美)との迫真の対決が見物です。残念ながら全5回のうち既に第2回まで終わってい
まさに、この小説は、太宰の人間失格の令和バージョンである。この小説には、今のオレよりずっと若い世代の、若い頃のリアルがありありと、そのまま描かれている。オレたちの子供のころは、いじめがあった。ところが、その次の世代で、いじめは禁止になり、「いじめにならないように、いじめるのが正しい」という文化が出来上がった。いじめが違法行為になっても、ただ新しい形のいじめを社会真ん中に作り出されたに過ぎないのだ。社会の学歴フィルターと、正しい子育てを知らない親御さんたちに、
ちょうど1年前に刊行された月村了衛さんの作品です。幼い頃から普通に生きようと心がけてきた主人公が、やがて奈落の底に落ちていくという、なんともやり切れない小説でした。「ただ普通でありたかった」誰か教えてください。ぼくはどう生きればよかったのでしょうかーー。三通の手紙に刻まれた魂の叫びが、現代の精神的堕落をあぶりだす。中学受験、トー横、起業サークル、悪徳コンサル、闇バイト。「普通」が壊れた時代に漂う「自己本位」への誘惑。(出版社紹介文より)物語は、主人公・川辺優人が自
月村了衛さん「対決」、NHKでドラマ化されるんですね。あの作品はめっちゃ面白かったのでわかる!鈴木保奈美さんも、役と合いそう。「対決」から月村さんにハマり、まとめて紹介記事を以前書いているので他の作品もぜひ読んでみてください!!『月村了衛さんにハマり中実際の社会問題をフィクション仕立てに』月村了衛さんにハマっている。きっかけは、書評で紹介されていた作品「対決」。ある医大が、入学試験で女子学生の得点を意図的に下げていたことが発覚。この問題を…ameblo.jp
読書日記2026-41半暮刻月村了衛(著)[双葉社2023年10月発行]あらすじ児童養護施設で育った元不良の翔太は先輩の誘いで「カタラ」という会員制バーの従業員になる。ここは言葉巧みに女性を騙し惚れさせ、金を使わせて借金まみれにしたのち、風俗に落とすことが目的の半グレが経営する店だった。〈マニュアル〉に沿って女たちを騙していく翔太に有名私大に通いながら〈学び〉のためにカタラで働く海斗が声をかける。「俺たち一緒にやらないか……」。二人の若者を通した日本社会の歪み、そして「
学生の頃、この楽園の国の話を聞いたことがあった。その頃はいろいろな情報が入っていたので私はこの楽園については疑問に思ったが、差別を受け、情報が少ない人達は信じてしまったのだろう。いや、信じたかったのに違いない。少し疑問があっても、この国よりは、ましだと思ったのだろう。タダで美味しい話はない、簡単に儲かる話もない、この世に楽園など在るはずがないのだ。この本を読み進めると何度も、何度もちょっと待て、もう一度よく考えよう。と言いたくなった。最
月村了衛さんの『対決』月村了衛による『対決』は、中堅私立医大の女子受験生への意図的な減点疑惑を追う新聞記者・檜葉菊乃と、その疑惑の隠蔽を命じられた医大理事・神林晴海という、立場は違えど社会の理不尽に直面する二人の女性が対立する社会派長編小説です。(紹介文より)この本は、推しくんが昨年のバースディーイベントでファンにプレゼントした1冊で読みたいリストに入れていた本https://share.google/XnlyTiaxzMbk37ZYE松本若菜×鈴木保奈美『対決』4月5日より放送
今年の目標~恒例の・・・50冊を読む9冊目は・・・【普通の底/月村了衛】★★★★☆作品内容「ただ普通でありたかった」誰か教えてください。ぼくはどう生きればよかったのでしょうかーー。三通の手紙に刻まれた魂の叫びが、現代の精神的堕落をあぶりだす。中学受験、トー横、起業サークル、悪徳コンサル、闇バイト。「普通」が壊れた時代に漂う「自己本位」への誘惑。【あらすじ】ある青年から届いた手紙には、幼少期から「普通」を願って生活を送ってきたことが書か
(※「地上の楽園」をこれから読みたい方は、そこそこネタバレになりますので、ご自身の判断で拝読願います。)在日朝鮮人の北朝鮮帰還事業に関する小説「地上の楽園」を読んだ。私の叔父2人が北朝鮮帰還事業で帰国した事もあり、朝鮮総連の事、朝鮮学校の事も分からないでもない事もあり、実際に関与したかの如く、、、、私からしたら、、、、、重い、、、、、。途轍もなく重い小説内容でした。(※小説を読み、、、、、今日はこの節まで、、、、、、、、
気付けば1年以上ぶりの更新になっていた。毎年思うことだが、仕事も私生活も慌ただしくて余裕がなく、それでいてブログを始めたきっかけである「アウトプットしたい」という欲求は、幸か不幸か仕事によって満たされていたためにブログの記事を書こうという気持ちにならなかったからだ。それでも、月村了衛氏の小説『普通の底』を読んだことで、久しぶりに書きたいと思ってこの記事を書いている。『普通の底』の前に、同じく月村氏の『地上の楽園』に触れておきたい。月村作品に通底する要素については過去にも度々取り上げたが、
凄い小説でした。1950年代から1984年まで行われた「北朝鮮帰還事業」の内実を、事実をもとにフィクションの形で浮かび上がらせた小説です。「北朝鮮帰還事業」があったということは知っていましたが、内実までは全く知らなくて、とても驚きました。(日本を出発する帰還船)戦後、政府の小泉純也主導で、在日朝鮮人帰還事業が、朝鮮総聯、日赤、共産党、社会党、新聞社などが総力を挙げて日本人妻を含めて日本国内で差別に喘ぐ10万人近い在日朝鮮人を「地上の楽園」へ新潟港から金日成のもとに送り込みました。
この<今週のアレコレ>は遅くても毎週月曜にはアップしようと思っているのですが、またもや遅くなってしまいました。待っている方は少ないでしょうが、それでも謝っておきます。すんません。●読んだ本『25年、フリーランスで食べてます隙間産業で生きていく』雨宮処凛『家族』葉真中顕『脱北航路』月村了衛『地上の楽園』が胸にグサグサ刺さったので、同じく日本と朝鮮半島の問題をテーマにした『脱北航路』も読んでみました。拉致被害者である女性を同行させて日本への亡命を試みる北朝鮮の兵士たちを描いた物語
【送料無料】影の中の影/月村了衛楽天市場武漢ウイルス以前の新型インフルエンザ騒動。その真実を知る者たちが、体内に残る不活化ウィルスを切り札に亡命を試みる。ウィグル自治区を舞台とした壮大な人体実験。中国、ロシア、アメリカの駆引き。若き日に、沖縄で陰謀に巻き込まれた警察官僚が「ガーガー」(影帽子)という名のスゴ腕エージェントとして活躍する。味方はジャーナリストと任侠さん。日本の警察ではできないことを任侠さんがしている部分があるのですが、警察の裏切り者が最後にハシゴを
強い南風が吹いている東京窓ガラスがボンボンと音を立てて揺れています寒い…『普通の底』月村了衛著講談社2025年4月21日発行221ページ書き下ろしマナベレオさん装画/川名潤さん装幀《目次》第一の手紙第二の手紙第三の手紙ジャーナリスト・松井達行による覚書ただ普通でありたかった。本当にそれだけなんです。他にはなんにもない。本当です。そんな書き出しではじまる川辺優人の手紙。三通の手紙で明かされたのは…正月早々、重い本が2冊続いてしまいました…月村了衛さん、初め
普通の底[月村了衛]楽天市場2001年生まれの主人公。彼のこれまでが語られていきます。普通の男女が職場結婚をして生まれた主人公。昭和生まれのバブル世代の両親。少しだけ背伸びしたい母親の前に振り回されて幼稚園、小学校の受験を経験しながら手近なところへ通った主人公。小学校の悲惨さから中学受験は頑張るが、進学した中高一貫校が母親から二流判定されて、都立高校に進学。塾の息抜きに誘われたトー横の守護神との出会いが、その後の人生に影を落としていく。受験までの費用負担
この本のことを知ってすぐに予約を入れておいたのですが年明けからスゴイ本を読んでしまった気がしています。自分の無知に絶句…一言で言うならそんな感想です。かつて在日の方々が帰還事業として「地上の楽園」と聞かされて希望を持って北朝鮮へ向かいその後、苦しんだことは知識としては知っていましたがそれはホンの一部のことでこうして小説として読むとそれは壮絶な内容として怒りが込み上げて胸に迫ってきました。地上の楽園(単行本)Amazon(アマゾン)元はと言え
地上の楽園Amazon(アマゾン)<基本情報>タイトル:地上の楽園著者:月村了衛出版社:中央公論社発売日:2025/10/21文庫本:480ページ<あらすじ・内容>取り返しがつかない。何もかも。北朝鮮に来たときから――。在日朝鮮人帰還事業。1959年に始まったそれは、人類史上最悪の「大量殺戮」への序章だった。大阪に暮らす二人の若者、孔仁学と玄勇太が経験する「地獄」を通して、日本人の差別感情と、政府・マスコミらが犯した大
2025年12月の読了本は5作品。一番面白かった作品は「地上の楽園」月村了衛。地上の楽園(単行本)著者:月村了衛中央公論新社発売日:2025-10-21ブクログでレビューを見る»パズルと天気著者:伊坂幸太郎PHP研究所発売日:2025-05-30ブクログでレビューを見る»嘘と隣人著者:芦沢央文藝春秋発売日:2025-04-23ブクログでレビューを見る»アトミック・ブレイバー著者:呉勝浩光文社
北朝鮮を「地上の楽園」と騙された人々と、現地での壮絶な状況を描いたノンフィクションを含んだフィクション小説。【あらすじ】1959年に始まった在日朝鮮人帰還事業(昭和34年~昭和59年:帰還者数約9万3000人)。そして北朝鮮帰国運動は、北朝鮮に帰国した人々を地獄へと陥れる仕組まれた罠だった。大阪に暮らす在日朝鮮人の幼馴染みの若者、孔仁学と玄勇太が体験する地獄のような生活を通して、日本人による差別や偏見、暴力と、北朝鮮や朝鮮総聯、日本政府、マスコミなどの欺瞞を暴くストーリー。朝鮮戦争で南
その年に「私が読んだ」(出版された、ではなくあくまで私が読んだ)本の中からもっとも良かったものを選ぶBookoftheyear。今年は・・・朝比奈あすかさん「普通の子」に決定🎉🎉『加害者は記憶を改ざんするのか朝比奈あすか「普通の子」』帯に、「衝撃のラスト10ページ」とあるが、本当に衝撃で、改めて本編を読み返すことに、必ずなる。お子さんが小学生という方、とても辛い内容だけど自分を客観視する…ameblo.jp1月に読んで「もしかしたらこれが今年のBookof
移動図書館で偶然見つけた、初読の著者さん。どんな話?。出版社👇双葉社双葉社は「週刊大衆」、「漫画アクション」などの定期刊行物、コミック、書籍などを発行している総合出版社です。www.futabasha.co.jp一言「一気読み!」久々にハードボイルドな作品に出会いました。「週刊大衆」に連載だったのもうなづける、ワイルドさ。「女性を会員制バーに巧みに誘い込み、金を巻き上げ、風俗に落とす」。半グレが経営している会員制バーの従業員、翔太と海斗。「翔太の罪」と「海斗の罰」
家族葉真中顕文藝春秋BOOKSサイトより2011年11月3日、裸の女性が交番に駆け込み、「事件」が発覚した。奥平美乃(おくだいら・みの)と名乗るその女性は、半年と少し前、「妹夫婦がおかしな女にお金をとられている」と交番に相談に来ていたが、「民事不介入」を理由に事件化を断られていた。奥平美乃の保護を契機として、表に出た「死」「死」「死」……彼女を監禁していた「おかしな女」こと夜戸瑠璃子(やべ・るりこ)は、自らのまわりに疑似家族を作り出し、その中で「躾け」と称して監禁、暴行を主導。何十年
※※この本を読んで一言※※息もつかせぬ怒涛の展開で一気に読めます。そして平和の大切さと、世界の平和の実現の難しさを感じました。※※※※※※※※※※※※※※※月村了衛さんの作品は初めて読みます。ちなみにこの作品はステリだと思って買ったので、読み始めたら自衛隊員による戦闘の話でちょっと面食らいました(汗)。序盤からアスキラが自衛隊のところに逃げ込んできて、そして襲撃に巻き込まれて、最後に基地に逃げ込むまでの1日ほどの話ですが、危機に次ぐ危機の連続で飽きずに一気に読むことができます。
土漠の花(幻冬舎文庫)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}どーも、takashiです。読みに来てくれて、ありがとうございます。現代日本を代表する作家、月村了衛氏の傑作『土漠の花』。日本推理作家協会賞、本屋大賞第5位、発行部数100万部超という輝かしい勲章を持つ。しかし、ワタクシの心は、この作品を徹底的に拒絶した。これは、ワタクシが、の「面白さ」の裏に潜む、暴力と死の消費を見過ごせなかった、という、魂の記録である。■現代文壇
月村了衛氏の「地上の楽園」を読了しました。舞台となったのは1959年の大阪。北朝鮮への帰還事業を通して見た在日朝鮮人の方たちの微妙な立ち位置を、丁寧な筆致で描かれたフィクション作品です。作中に取り上げられている「38度線の北」という日共のプロパガンダ本を盲信してしまう人物と、その盲信に感化されきらびやかな楽園に思いを馳せ祖国へ向かい辛い目に逢う人物。フィクションですが、当時の政治家が実名で登場するなどリアリティーがあり物語に引き込まれて一気に読みきりました。
皆さんこんばんは。寒い夜だから、久々にホットウィスキー飲んでます。恒例の夜中の本紹介。「香港警察東京分室」月村了衛久々の月村作品。さてどうでしょうか?今作の主人公達は香港警察東京分室に配属された日本人5人と香港人5人。国際犯罪に対応する新設部署でした。初の共助事案は香港でデモを扇動、多数の死者を出した上、助手を殺害し日本に逃亡した元大学教授を逮捕することでした。本教授の隠れ場所を突き止め潜入すると、香港系の犯罪グループが襲撃してきます。
表紙からして絶対「楽園」じゃない・・・・。元首相の小泉純一郎は拉致被害者5人の帰国を実現したけれど、その父・小泉純也は、在日朝鮮人の北朝鮮帰還に向け積極的に活動していた。当時「地上の楽園」と謳われていた北朝鮮に、約9万3,000人の在日朝鮮人(日本人妻なども含む)が豊かな生活を夢見て渡ったが、地獄のような日々を送ることになった―北朝鮮への帰還事業は聞いたことはあったが、この本を読むまで、小泉純一郎の父がこの事業に深く関わっていたことを知らなかった。この本では帰還事業に
月村了衛『地上の楽園』です。私の好きさレベル・・・好きさじゃないけど・・・5段階評価の『5』です。取り返しがつかない。何もかも。北朝鮮に来たときから――。在日朝鮮人帰還事業。1959年に始まったそれは、人類史上最悪の「大量殺戮」への序章だった。大阪に暮らす二人の若者、孔仁学と玄勇太が経験する「地獄」を通して、日本人の差別感情と、政府・マスコミらが犯した大罪に迫る。エンターテインメント小説界を牽引する著者が、戦後最大のタブー「外国人問題」に切り込ん