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声舞(しょうぶ)(VoxSoltans)というスタイルを銘打って、声と典礼的所作をめぐる作品を創ってみようと思ってます!先日の最上和子さんの原初舞踏の稽古で、声と音声をテーマにその初動が舞踏的な深い身体状態の中ではどこから始まるのかを探った。以前に同様の声も使ったソロ演舞を行ったとき、深い内発の身体状態と声の初動をすりあわせようとしたら、どちらも曖昧になってしまった。その時の結論は、やはり声や歌は明確に「立ち上がり」「まなざして」声の構造として立ち上げなければ、それは私にとっ
国際映画賞を30賞近く受賞の名作「パッサカリア」に引き続いて伴田良輔監督の最新作「赤い自転車」のクラウドファンディングが始まりました!海外で注目される異色の映画監督伴田良輔の最新長編映画『赤い自転車』を完成させ世界の映画祭へ送り出す|MOTIONGALLERY映画『赤い自転車』は、近年の海外映画祭で高い評価を得ている伴田良輔が監督第三作目に挑む最新長編です。2026年の海外主要映画祭への出品を前提に完成をめざしています。ぜひご支援...。クラウドファンディングのMotionGall
伴田良輔監督の「森へ」「パッサカリア」上映会!@TCCin新橋トークゲストとして参加させていただきました!伴田監督は実はミラノに今日レッドカーペットで呼ばれていたのに、この日の上映のために現地行きは断念されたとのこと!!やはり何度見ても新たな奥行きを発見して感動するすばらしい映画だった!映画に出演されている金敬雲さん、大野あんりさんもトークゲストで来られてご一緒できました!今日驚いたのは以前に観たときより、金さんの動きのすごさが身体に入ってきた!これは最上さんの稽古による私自身の
最上さんの端的なすごい福音!「失われることのないものが、自分の体に積み重なっていく。外的な状況に振り回されないものが。それが踊りの強み。踊ることによって深化し進んでいく。そして失われることのない我が身となる。」最上和子(202511/23)失われることのないものが、自分の体に積み重なっていく。外的な状況に振り回されないものが。それが踊りの強み。踊ることによって深化し進んでいく。そして失われることのない我が身となる。—最上和子(@walhallahlaw)Novembe
最上和子さんも出演されている伴田良輔監督の至高の2作品の上映会が12月6日(土)に!上映後のトークゲストとして私とストット怜さんも登場させていただきます!https://www.ryosukehanda.com/伴田さんの映像は伴田さんの身体、思考の延長であり、その内側でもある。伴田さんの内なる創造律についてのお話を是非伺いたいです!==何とまだ少しお席があるようなので、ピンと来られた方には是非是非お薦めします!まだ一般公開されていない世界の映画祭で30冠以上をとってまだ快進し
私は「声舞」(しょうぶ)(VoxSaltans)というジャンルをたてて、セミの羽化をテーマにしたソロ作品を考えている。観念的な言葉のきめうちで、キワモノに逃れている感もあるが、最上さんの原初舞踏の内発、反転原理への焦度を保ちながら色々もがいてみたいhttps://x.com/tohman7/status/1988812219895931353?s=20最上さんの下記の言葉は原初舞踏の原理をすごくわかりやすく端的に表現されていると思う。またすごい言葉がでた!と感動していた。
英語圏の方々への最上和子さんとは?と説明する場合、ピナ・バウシュのような人、でもピナ・バウシュが自身では体現出来ていても他者には原理化して提示できなかったものを含む身体と存在の原理を他者に共有可能な原理として提示・実践している意味においても、ピナを超えている舞踏家と言っている。彼女は語る言葉においても、垂直性のロゴス原理の言説で、アルトーやドゥルーズ、西欧存在論の根幹に続いてきた議論をもすくいあげる。私自身は、最上さんに出会った時点では最上さんの身体で到達していることがすべてわかっている
平和の祈りを今に「PACE(パーチェ)2025」演奏会(主宰:キアラ萌芽)【報告2】原初舞踏の最上和子さんや飯田将茂監督、古谷孝裕さん、ストット怜さん、河城瑞季さん、猪俣裕子さん、歌手の松田千明さんなどの皆さまが来てくださった!原初舞踏の身体の地平と感性からの皆さんの感想、コメントがまた深くて、さすが~と感心、感謝しています!とにかくうれしい~!「舞歌を編む」という私自身の次の課題もあります。原初舞踏の感性の方々に今回の角度での私の歌を受け止めていただいたことだけでも何かが開かれ次へ
原初舞踏ソロ4人展−我、ここにあり−出演:古谷孝裕、河城瑞季、猪俣裕子、大西淳(後援:ユリシーズ/監修:最上和子)!本当にすばらしかった!原初舞踏の重要な原理は、内発の深みへの各人の真摯な対峙。身体の型となる表層の所作でのしばりはない。4人4様のその原理の発現の仕方は想像以上に一見しても、それぞれにすごい違うのだ!っその振れ幅の広さ、それぞれの唯一性のダイナミズム!壮大なる誕生ひたすらおめでとうございます!と言い続けたい!https://peatix.com/event
菅原優さんの習作展「Mutation」@「美術實驗室夜」に伺った!レンブラントの光の実存が複次元への超越的な幾何学でにじみだしている!【展覧会のお知らせ】菅原優習作展「Mutation」2025年5月23日(金)〜6月8日(日)会期中の金土日12:00〜20:00open「美術實驗室夜」〒103-0024東京都中央区日本橋小舟町7-13東海日本橋ハイツ2Fhttps://t.co/uRJ3F290rI変容をテーマとしたオイルドローイングによる習作約35点の展示。pi
原初舞踏の最上和子さんが先日、「稽古場の軸と倫理」についてXに以下の投稿をされていた!===稽古場にはその稽古場の軸と倫理がある。それが稽古場生の共通の身体性になるのではないかと思う。職業も年齢もバラバラであるにもかかわらず。私の目標は「高貴なる野蛮」だ。みんなで気高く野蛮になろう。高い霊性を持とう。人類の歴史に脈々と続く高い霊性の峰に連なりたい。誰にも明け渡さない高い誇りを持ち、失われることなく深淵なる秘蹟を実現していこう。(最上和子20255/31)===稽
相変わらず昨年の一年前のノートを振り返ってます。。。「身を立てる」「垂直的に立つ時間」|山川英毅(HidetakeYamakawa)昨年2024年6月後半の私のノートを振り返っている。美学者、今道友信の論考の中に、「身」という語と「身を立てること」についての優れた言説があるのを見つけ、そこからの多くの言葉を私はメモしている。日本語には「身」を含む様々な慣用表現がある。今道友信の論考とそれらを含む汎用の言語的な概説ではないギリシャ、西洋古典・中世のロゴス哲学を深く理解した今道が、そ…
昨日はベリーダンサーでもありドラマーでもあるSuigaさん(三浦雅美-翠雅)のソロ舞踏公演「輪RIN」でした!すばらしかった!Suigaさんのベリーダンスとの出会いもお告げのような導きと深い出会いがあったようで、その感性豊かなSuigaさんはしの流れの中で最上さんにも出会われた。私が初めて最上さんやユリシーズの皆さんの舞踏を拝見した数年前の「妣が国」公演でもSuigaさんはコロスの一員として踊られていて、紅一点のコロスメンバーであり、モデルのようなお姿はことさらに印象的だっ
原初舞踏の最上和子さんの稽古は基本のシンプルな構造(床稽古、スローなど)があり、それがミサや典礼のような身体と魂の呼吸ができる場のようにもなっている。私自身にとっては、歌う身体への堅実な作用はもちろん、そこで不思議なことにも「言葉」との出会い、言葉の発出の位相が劇的に深化する体験をしている。予兆と思い出は同じ兆しの表裏、世界をかくれて回し続けている水車小屋の水音(ものおと)|山川英毅(HidetakeYamakawa)2024年6月24日、この日の前日は、最上和子さんの原初舞踏の稽
山岸涼子と最上和子なぜお二人はまだ出会っていないのだろうか?山岸涼子「日出処の天子」が能狂言になるらしい。高校のときこの作品に出会い、姿形も美しくエスパーのような内面への超越能力をもっている聖徳太子がモデルのこの漫画に心奪われた。ことさらに美しく描き込まれる厩戸皇子(うまやどのおうじ)=聖徳太子の山岸さんの絵を私は当時も自分で何度もコピーして描き込んでいた記憶がある。厩戸皇子がヤバいエスパーやシャーマンのような能力を持っていて、六角堂のような庵にこもって内面に入りながら魑魅魍魎を追
出演した伴田良輔監督の短編映画「弱法師Lostinthedarkness」がドイツのマンハイムアート映画祭で審査員特別賞(honorablemention)に選ばれました!「Amazing!まったく新しく、これまでに見たことがない作品」とのコメント付き!私は父親役で歌いながら演じています(フヤラ笛も吹いてます)。盲目の息子役はストット怜さん!===弱法師についても下記のページで追って詳細が更新される予定だそうです。Films|RyosukeHandaFilms
2023年の暮れに、日本橋から船に乗って「東京巡礼」の撮影がある、と最初に聞いたとき、ちょっと困ったなあ~とも思った。船に乗って運河回りで隅田川を巡るとなると、釣り人としての余計な観察や、あのポイントにはスズキがいるだろうなあ~とか余計なことをきっと考えてしまうだろうなあ~という実に不真面目な悩みが生まれた。私は自然に行くチャンスがあるとやはり魚釣りの可能性を最初に考える。これは魚が釣れるかな?どんな魚がいるか、それに会う、見るための最適の方法は、時間帯は、天気は、と釣りを絡めるとその時点
昨日は六本木ストライプスペースでの「東京巡礼」の最終日で最後のパフォーマンスでした!今や色々な作品の大詰めの作業でお忙しい伴田良輔監督や、瀧口修造と関係の深いコラージュ作家、岡上淑子さんの研究家、百頭花さんも来てくださいました!長男のアイトもきてくれました!ツイキャスや私のライブでも応援してくださっている紅さんからもステキなバラをいただきました!生きた花がない空間だったので、ギャラリーの陽射しの中にかざしてかかげたとき、空間が変わった感じがしました。難しいことをいいたいわけではないのですが
岡本太郎、シモーヌ・ヴェイユの「孤独」に触れてますが、最上和子さんの孤高の歩みをよりよく理解するため、というのが発端になっています。リルケが好んだ詩の朗読の声、虚の翼の肩甲骨とか、発声をめぐる気づきも散逸に(笑)つぶやいております!「孤独ということは、絶対に社会的だ」(岡本太郎)、そしてヴェイユ|山川英毅(HidetakeYamakawa)約一年前の自分の書いたノートの振り返りを続けている。2024年の6/14には岡本太郎の次の言葉を最初にメモしている。孤独ということは、絶対に社会
本日の六本木ストライプスペース「東京巡礼」展示では、人形作家の井桁裕子さんがいらして最上さんのお人形について色々伺うことができました!桐塑(おがくずと糊などによる粘土)のお人形は井桁さんにとっても19年前のそのときだけの特別のもので、井桁さんご自身にとっても特別な意味を持った一期一会のたくさんの想いと願いのこもった作品であったことが本当によくわかりました。このお人形の手は最上さんの手ともほぼ同じ大きさなので、相対的には実は手が大きいのにそれがまたとてもバランスがよく美しい。最上さんの手は
昨日は六本木ストライプスペースでの「東京巡礼」での最初のパフォーマンス(全3回)だった。パフォーマンス前に多くの方に「東京巡礼」映像作品をご視聴いただいた。=「東京巡礼」は一連の展示と演戯的な身体所作を行うことで証されていく1つの「現象」、見えない何かを「現わし」「鎮め」「歌う」、今まさに進行中の気高いプロセス、「儀礼」のように感じている。ユリシーズの試みは、通常のアートイベントの多くにあるようなわかりやすい共有コンセプトがあって、演者はコマとなってふるまうというような表層的なも
六本木ストライプハウス「東京巡礼」展示初日!すごい驚愕の映像の数々!糸操りの平井航さんもきてくださいました!飯田監督、Suigaさん、大西さんとも色々話せてすごい良かったです!==日曜のゲネのとき、最上さんが優しく触れた人形がふっと柔らかくなって、一瞬勝手に動いたようにも見えた。最上さんがモデルのその人形の手が最上さんの手になったり、最上さんの手が人形になったりとか。。人形はモノのはずなのに本当に不思議だった。彫刻などの「像」と「人形」は違う。何が違うのか?という問いがある
GreatshotswithReiStottbyRyosukeHandaforhison-goinggreatfilmcreation!!先日伺った伴田良輔監督スタジオで、伴田さん制作中の映像作品に関連した写真の撮影でした!伴田さんの倉庫のアトリエを最初に訪れたときから、この2つのお面の不思議な実在の濃さに引き込まれていたのですが、すでにそこから伴田さんの虚界を巻き込んだ創造の錬金術(?!)が始まっていたようです!伴田さん曰く、細長い方のお面は「もう山川さんにしか見
3月の話ですが、六本木の老舗ギャラリービルのストライプハウスでユリシーズ企画「東京巡礼」というタイトルで3/3(月)~3/15(土)に展示&パフォーマンスが行われます!最上和子さん主演、飯田将茂監督の映像、演出、監督による一大イベント!https://ulysess.jpパフォーマンスのお申し込みは2/1の10:00開始です。私は3/8(土)と3/15(土)のパフォーマンスにコロスの一員として参加します。また下記の時間には在廊してご案内してます。3/3(月)
最上和子さんの原初舞踏による身体の深化は私の言語を巡る活動にも根源的な影響があった。稽古場で出会ったストット怜さんの著作「創造性を歩く」にも大きな影響を受けた結果、「身体詩」のようなことも考え始めたのでnoteを始めました!https://note.com/hyamakawa/n/n8902e2cab1d1自分の一年前からのノートのメモの中から「詩」になってるものを掘り出そうっていうのが最初の動機だったんですが、一年前の自分は適度に他人事でかえって落書きや些末なつぶやきのセンシェントな
追記:202512/17:下記の文章に対しても最上和子さんからも下記の言葉もいただきました!ありがとうございます!いや〜、山川さんのこの文章、無垢で力強くていいですねぇ。あっぱれ。私は自分のことをこんなふうに語ってくれる人が現れるとは、想像だにしませんでした(涙)。この知恵を持って生徒さんたちがさらに遠くまで、内部の領土を開拓してくれることを期待しています。https://t.co/qYg48r1qm6—最上和子(@walhallahlaw)January16,2025
昨日は原初舞踏の最上和子さんの稽古生の新年会発表会で、私も演者として参加しました!https://x.com/walhallahlaw/status/1878576851112902840最上さんの原初舞踏には、いわゆる型をやってとりつくろえるものがない。黄金律があるとすれば、その重要な一つは内発からの動き、内在野に触れていた発出であるかどうかだ。そんなものが見えたり、本当にわかるのか?と私も最初は思ったが、最上さんは「内発の動きであるかどうかは明確にわかるし、まったく違う」と常に明言される
新年おめでとうございます!2025年1/514時よりツイキャス配信します!https://twitcasting.tv/c:tohman年末にちょっと体調をくずしてまったく配信できなかったので、新年となってしまいましたが昨年2024年の振り返りもちょこっとやりたいと思います!12/28の杉田あきひろ35周年、あきりょう25周年記念ライブについてもお話します!原初舞踏の最上和子さんの奇跡の稽古の日々ヨハヒムとの録音、大木裕之さん作品の音楽やパフォーマンスがユーロスペース
昨日、ストット怜さんと江ノ電沿線で夕方にちょっと会えました!ストットさんの企画による「うたと舞」の2週連続の奇跡のセッション、そして原初舞踏のユリシーズの先週の撮影など、もう怒涛のここ数週間!体調も結構くずされていたストット怜さんを呼びつけてしまいましたが、今このタイミングで対話とシェアリングによって言語化でき、確認、深化できたことがたくさんあって良かったです(ストットさん、本当に体調くずしてるのにごめんなさい!)===指先を中心とする手の先の部分の動きが深まると全身が変わる。それが直
ユリシーズの『HIRUKO隠された神の道』(飯田将茂監督)の公開撮影で、原初舞踏の最上和子さんの舞踏に寄り添うコロス(ギリシャ劇の合唱隊が原義)のメンバーとして参加しました!入場前の我々コロスの姿を撮った写真に、最上さんが「Q待ちのコロスのメンバー、かっこいい。惚れ惚れしますね。自然に振る舞っていてこんなになるとは。」と書いてくださった!めちゃくちゃうれしいし!とってもいい写真(Suigaさんありがとうございます!)!https://x.com/walhallahlaw/st