睡眠時間が短い人は、肥満や糖尿病、高血圧、メタボリックシンドロームになりやすく、うつ病を発症するリスクが高いなど、近年、睡眠と健康の関連が注目されています。睡眠については、1日の平均睡眠時間が5時間から6時間未満が増加しており、特に40~50歳代の男女で高くなっています。また、睡眠の質は、男性より女性のほうが不満を感じていることが分かっています。40~50歳代の女性といえば、更年期と重なります。不眠は、更年期障害やうつ病で起きる症状の1つです。更年期と睡眠は、中高年からの健康や病気予防のために知