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強迫性障害で鍵をかけたか何回も確認する方へ強迫性障害専門カウンセラー武田秀隆です強迫性障害の方は、鍵をかけたか何回も何回も確認してしまい、なかなか外出できないことがあります。今回は1.症状の特徴2.確認を2回でやめるコツという流れで書いていきますね。1.症状の特徴何回もドアノブをガチャガチャ引っ張ってしまいます。確認のためにドアが壊れんばかりに思いっきり力を込めて引っ張ってしまうこともあります。今、鍵がかかっているかちゃんと確認したはずなのに「も
強迫性障害(OCD)、確認強迫を克服したいあなたへ大阪堺カウンセリングルームのどか。心理カウンセラーの武田秀隆です。今回は強迫性障害(OCD)の確認強迫についてです。当カウンセリングルームでは、強迫性障害克服にも力を入れています。次のような症状でつらくなっていませんか?□鍵をかけたか気になり何度も確認する。□水道やガスを閉めたか何度も確認する。□電化製品のスイッチを何度も確認する。□忘れ物のチェックを何度もする。□封筒の中味を入れたか何度も
不潔恐怖の人がやったほうがいいトレーニングを紹介します!こんにちは。カウンセリングルームのどか。心理カウンセラーの武田です。不潔恐怖系の強迫性障害がなかなか克服できないいう方はいませんか?例えば、次のような症状で、心身ともに疲れてしまうことはありませんか?●何回も手を洗ってしまう。シャワーを長時間浴びないと気が済まない。●目に見えない汚れまでが気になって徹底的に除菌しないと触れない。●汚れたと思うものに触れてしまうと、そこからどんどん汚染が広がっていくような気が
【買い物かごや商品が触れない不潔恐怖(強迫性障害)が6カ月で改善しました】こんにちは。心理カウンセラーの武田です。当ルームのカウンセリングと行動療法を受けて、6カ月で不潔恐怖の症状が段階的に軽くなり、日常生活が楽になったというKさん(40代女性)がインタビューに協力してくれました。今回はその内容をご紹介したいと思います。今、不潔恐怖で日常生活に支障が出ている方の参考になれば幸いです。まず、Kさんは次のような不潔恐怖の症状がありました。【過剰な手洗いと除菌と洗濯】・リモコンや壁などに
強迫性障害を治す曝露反応妨害法を乗り切るサポートをしています。大阪堺カウンセリングルームのどか。心理カウンセラーの武田秀隆です。今回は当ルームの強迫性障害に対する「認知行動療法」についてお話します。1.曝露反応妨害法について2.「ひたすら我慢」では挫折しやすい3.曝露反応妨害法を乗り切るためにという流れで書いていきますね。1.曝露反応妨害法について強迫性障害を効果が高い行動療法は「曝露反応妨害法」です。曝露反応妨害法を【曝露】と【反応妨害】に分けて
こんにちは。大阪府堺市カウンセリングルームのどか。心理カウンセラーの武田です。不潔恐怖系の強迫性障害の人は、手洗いを何回も繰り返してしまいがちだと思います。本当は1回で終えたいのに、強迫観念が「もっと洗え!」と命令してくるので、なかなかやめることができなくて、疲れてしまうという方もいらっしゃると思います。今回は、手洗いを2回で止めるコツを簡単にまとめてみましたので参考にしていただけると幸いです。強迫観念をうまく無視できるよう応援しています!1.手洗いを2回したら洗面台から
不潔恐怖系の強迫性障害の方は、この強迫観念をやっつけろこんにちは。大阪・堺カウンセリングルームのどか。心理カウンセラーの武田です。不潔恐怖系の強迫性障害の人は、手洗いやシャワーを何度もしたり、汚いと感じたものは絶対に触れなかったり、除菌シートで何回も拭いたり、汚れが拡散するような恐怖に怯えたりして、生活がとても疲れてしまうことがあると思います。そんな不潔恐怖の人を一番苦しめている強迫観念は何か?それは「1%でも汚れていたら生きていけない」という強迫観念です。こ
不潔恐怖(強迫性障害)を克服するための覚悟と開き直りみなさんこんにちは。大阪・堺カウンセリングルームのどか。心理カウンセラーの武田です。不潔恐怖系の強迫性障害を克服するためには、過剰な手洗いや除菌を止めるトレーニングも大切ですが、もうひとつ、大切なことがあるのです。それは、「汚れとともに生きていこう」という覚悟です。開き直りと言ってもいいと思います。不潔恐怖が強い人は、100%きれいな状態でないと許せないのですね。ですが、それゆえに過度なまでの洗浄・除菌にこだ
手ごわい強迫観念の撃退法!OCDの悪循環を断つコツ大阪堺カウンセリングルームのどか。心理カウンセラーの武田です。今回は「手ごわい強迫観念」を撃退するコツについて書きますね。強迫観念という敵と戦って勝つには、敵の本当の正体を知り、敵の弱点をつくことが重要です。ですので、1.強迫観念の正体をあばく。2.強迫観念の弱点をつく。という流れで書いていきますね。私自身もこのコツを使って強迫性障害を克服していったのです。1.強迫観念の正体をあばく。
Kさんが認知行動療法を受けていたら、まず間違いなく「暴露反応妨害法」を適用されるでしょう。しかし彼女はこれに対して激しい拒否反応を示しました。彼女でなくとも、曝露反応妨害法について違和感を感じている人が少なくないのです。何故なんでしょう?理由はただ一つ。不自然だからです。Kさんの場合は、たとえば汚れた便器に手を触れた後、洗わない。と言う課題が与えられそうです。・・・しかし考えてみてください。普通の生活において、わざわざ汚れた便器に手を触れることがありますか?強いて言えば掃除の時くらい
強迫の衝動が襲ってきたとき、私たちは「二者択一」の選択に迫られます。一つが「我慢をすること」。もう一つが「強迫行為をする」ことです。そういう意味からも「我慢」と「強迫行為」は、対立する概念と考えられています。しかし、森田的に言うと、この二つは考え方とらえ方としては、まったく同じものなんです。・・こんなことを言っても納得してくれませんよね。今日はそのあたりをお話しします。以前説明したように、反応妨害法と言うのは、襲ってくる衝動(手を洗いたい、確認をしたい)に抵抗し、強迫行為をしない
「我慢は美徳か?」こんな質問を何年か前、神経質者の会で行いました。対象は40人くらいでしたか。結果はなんと、すべての方が「我慢は美徳」と答えられました。一人や二人反対するかもしれないと踏んでいたのに、いやはや神経質者は「我慢礼賛者」が多いんですね。もしかすると、日本人全体がそうなのでしょうか。確かに日本人はよく我慢します。我慢しなくても良いところにまで我慢をしているようにも受け取れます。機械効率を改良して、楽に仕事が出来るように工夫した人よりも、汗水たらして遅くまで残業、休日出勤して頑
こんにちは!今日も皆様のためになる情報を分かち合いたいと想います。さて、本日は前回の続きですね。テーマは、わたしが想う曝露反応妨害法を行うメリットについてです。1番に想うことは、メリットと表現するより、この方法を行うことは寛解を目指すにあたり必須なのではないかということです。重要な事になりますが、投薬治療は寛解に向かっているようで実は向かっていないものだとわたしは想っています。どういうことでしょう。説明致します。発症したばかりの、軽症の方が投薬をすることによって、普通に日常生活を送
こんにちは!今日も皆様のためになる情報を分かち合いたいと想います。さて、本日のテーマは強迫性障害は再発率が非常に高い疾患ですので、正しい方法で治療に取り組みましょうというお話を致します。ある機関が行った、強迫性障害の長期予後研究では再発率が30%とも50%とも言われています。ちなみに再発というのは、一度は寛解しているという意味ですので、寛解率の方を調べてみたところ、30%や50%などというあまり高くない数値が出てきました。寛解率、再発率ともに、あまりにも良くない数値だったので、しっ