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この季節は毎年きっと作りたくなる色とかたち。春って、いいね。【キルタンサス、食用菜の花、カリフラワー・ロマネスコ、プリムラ・マラコイデス‘ウィンティ’、カレンジュラまどか、マトリカリアゴールデンモス、青文字】
先日ひらいたワークショップの『お正月のお花』は小さくて、シンプルな材料と手間だけれど、一目でお正月だとわかる素敵な作品。「若かった頃は、師範であろうが見よう見まねであろうが、年末にはお生花と盛り花を飾らなければならないと思っていて、そうでなくても忙しい時に大変な思いをしたけど、最近はもうそんな元気もないし、世の中全体がそんな感じじゃなくなった」・・・と異口同音に仰るのは、わたしと同年代以上の主婦の方々。結婚する時には、たとえ真似事でもお花とお茶と着付けを習い、年末にはお花屋
ちょっと冷たいけれど、お天気のいい日曜日の朝。たくさん洗濯して、掃除もして、あれとこれを片づけて・・・と思った矢先。いきなりわが家に登場した謎の物体。登場した経緯はこの際端折るけれども、とにかく、何だかわからないモノが目の前にいきなり存在していた。何だかわからないけれども、これっていつかどこかで見聞きした気がする、「ガラスの蠅取り器」じゃないか?と直感したので、早速検索したら、まったくその通り!昭和の早い時期に実用品として使われていたモノらしい。(このモノについて、もっと
もう何年も前の、クリスマスのレッスンアイテム。だけど、アーティフィシャルフラワーやドライ素材を使っているので、何年経っても色も形も変わらない。それは、嬉しい時もそうでもない時もあるけれど、場所を取らず、簡単にクリスマスの雰囲気が演出できるので、1つあったら重宝なのは確かなのです。
月桂樹のリース2パターン。庭に月桂樹を植えて四半世紀、少々大きなリースをいくつ作っても平気なほど、枝や葉が育ってくれることに感謝。それは決して嘘じゃないけど、「毎年、冬になったら、夏に伸びた長い枝をたくさん切らされる俺の身にもなってくれ」というオットの声が聞こえる気がする。
ただ繋いでゆくだけの簡単で楽しい壁飾り。
奈良県は歴史の宝庫。中でも明日香村は日本の歴史の原点と言えるところです。本日はその明日香村で行われている『歴史体験』の一環で、リースやアクセサリーを制作する講師として、先ごろオープンした明日香村キトラ古墳周辺公園にお邪魔しました。「古代にリースやアクセサリーがあったの?」という、素朴な疑問はさておき(笑)「もしかしたら、日常生活の営みの中で、ある時ある人が、偶発的にこんな形を作ったかもしれない」という空想を基盤に、「古代でも作り得た材料と手法を用いつつ、21世紀の現代人が
明日香村での「古代体験」の合間。建物の周囲に、これでもか、というほど生えていた、今が盛りのイネ科の植物たち。古代の人たちが目にした、またはもっと積極的に利用していたかもしれない植物たちが、案外イケてる花束になってくれました。【狗尾草(えのころぐさ)、金狗尾草、紫狗尾草、雌日芝(めひしば)、稗返り(ひえがえり)、畦茅(あぜがや)ほか】
いつかどこかで見たお花。それもそのはず、いつか何かに使ったお花。一緒に入れたほかのお花たちが先に枯れてゆき、水分を失っても尚、長らくその姿を留めている植物たちが捨てきれず、その結果、こういうことに。【柴栗、花茄子、紅葵、ニゲラ、クラスベディア・グロボーサ、グニーユーカリ、マウンテンミント、美男蔓ほか】
暑い時には、飾りやすい、水替えしやすい、手間がかからない・・・っていうのがいちばん。【ルドベキア、姫ひまわり】
豌豆をむいていると、可食部に対して廃棄率が高いよね・・・食べられないけど、捨てるの勿体ないね・・・とつい思う。勿体ないなら、つこたら(使ったら)ええやん!ということで、この季節、きっと毎年1回は作っている。これができたということは、今夜はえんどう豆ごはんです。【うすいえんどう】
放っておいたら熱中症になりそうな酷暑の中。短く切ってしまったお花が大量にあった場合、水が腐りにくく、ひいては花もちがよい活け方をしたいものです。そういう時は、夏にオススメのこのデザイン。『花仕事ころあい』のイチオシなので、季節を問わず、いろんなお花でご紹介しています。【ベロペロネ、エリンジウム、サルトリイバラ、ミリオクラダス、ピットスポルムドウダンツツジ、ポリシャス】