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広津和郎「若き日」(大正8年、大正15年改題)は、実際の広津の閲歴とは似つかわしくない、「年月のあしおと」以降何冊か広津の自伝的な私小説を読んできたぼくにとっては予想外の「純愛」物語だった。ひょっとすると実際の広津にも「若き日」に描かれたような「純愛」の心持ちがあったのかもしれない。だからこそ「愛のない結婚はできない」と言って「性の過誤」(松原新一)によって妊娠させた女との結婚を拒否しつづけたのかもしれない。ところで、小津安二郎監督の「晩春」(昭和24年、1949年)は「原作
広津桃子「父広津和郎」(毎日新聞社、1973年)を読んだ(表紙カバーの絵は広津の描いたもの)。図書館に収蔵されていなかったので、Amazonで古本を購入した。本体38円、送料が350円だったが、どうも最近のネット古本屋の本体価格と送料の値付けには納得できない。広津は、性関係を持って(松原新一に言わせれば「性の過誤」によって)子まで産ませた女に対して、愛をもてないから結婚もしないと言った。そのような二人の間に生まれた子どもたちは広津のことをどのように思っていたのかを知りたくて本
第一位『秋刀魚の味』(1962)★★★★★★★★(8/10)第二位『晩春』(1949)★★★★★★★(7/10)第三位『東京物語』(1953)★★★★★★★(7/10)第四位『麦秋』(1951)★★★★★★★(7/10)第五位『浮草物語』(1934)★★★★★★★(7/10)第六位『長屋紳士録』(1947)★★★★★★★(7/10)第七位『早春』(1956)★★★★★★(6/10)第八位『浮草』(1959)★★★★
杉村春子さん杉村春子(すぎむらはるこ)本名:石山春子(いしやまはるこ)旧姓:中野(なかの)1906年1月6日生まれ、1997年4月4日、満91歳没。広島県広島市出身の新劇の女優。日本を代表するカリスマ女優。称号は東京都名誉都民。1946年10月29日[、ドラマ映画『わが青春に悔なし』(東宝)GHQ占領下に民間情報教育局が民主主義啓蒙を目的に推奨した映画の一つである。京大事件の滝川幸辰とゾルゲ事件の尾崎秀実を題材とし、ファシ
小津安二郎さん小津安二郎(おづやすじろう)本名同じ別名義:ヂェームス・槇1903年12月12日生まれ、1963年12月12日、満60歳没。東京市深川区万年町(現在の東京都江東区深川)生まれの映画監督、脚本家。伊勢松阪の豪商・小津家の子孫にあたり、一族には国学者の本居宣長がいる。日本映画監督協会会員。「小津調」と称される独特の映像世界で優れた作品を次々に生み出し、世界的にも高い評価を得ている。「小津組」と呼ばれる固定されたスタッフやキャストで映画を作り続けた
晩春-1949-この映画はJ:COMで観ました1949年9月19日公開解説小津安二郎監督が広津和郎の小説「父と娘」を原作に父娘の絆を描いた名作ホームドラマ。大学教授の周吉は早くに妻に先立たれ、娘の紀子と2人きりで鎌倉に住んでいる。いまだに独身の紀子を心配する周吉だったが、周吉の妹まさが縁談を勧めても紀子は頑なに受け入れようとしない。周吉はそんな紀子に、自分も再婚を考えていると告げる。小津監督が娘の結婚や親の孤独を題材にした初めての作品で、その後の小津作品の作風を決定づけた。原節子が
書店やDVDショップとかで時々やっている、ワゴンセールというものがありますよね。CD等の中古品を安く売っているアレ、好きなんですよ😋何かお宝がないかな😙とワクワクして物色してしまいますね。少し前に、そのワゴンでGETしたのが「晩春」という作品です。1949年公開映画なので、かなり古い。もちろん白黒だ。主演は原節子と笠智衆。原節子といえば往年の名女優で、早くに引退してからは長らく隠遁生活を送り、往時のイメージを残したままこの世を去ったことで知られる。笠智衆は寅さん映画の御前様の人で、主演作
今宵10月6日...“仲秋の名月”「十五夜」ともいいます。中秋(旧暦8月15日)の夜を照らす満月。日本にはこの満月を観賞する風習があります。→月見芋名月ともいわれます。暦の関係でこの日は必ず仏滅になります。毎年12、ないしは13回の満月があるのになぜか特別扱いされるのが中秋の名月です。古来から観月の好時節(絶好期)とされ、月下に酒宴を張り・詩歌を詠じ・すすきを飾り、月見団子・里芋・枝豆・栗などを盛って、神酒を備え月を眺め
『晩春』1949年【DVDの説明より★鎌倉で一人娘と暮らす大学教授。父が妻を早くに亡くしたこともあり、娘は27歳になるいまも嫁ごうとはしなかった。そんな娘に結婚を決断させるために父親はある決断をする。】27歳のファザコンの一人娘(演・原節子)が、(妻を亡くした56歳の)大学教授のお父さん(演・笠智衆)が好きすぎ、ずっとこうして一緒にいたい、とどうしても結婚しようとしなかったのを見て、父は「お前が嫁にいってもお父さんは大丈夫」と言う。しかし「でもお父さんは、私がいな
本日9月5日は原節子没後10周年です。(1920年6月17日生誕-2015年9月5日死去)それを記念して原節子の作品を紹介しています。『晩春』(1949)監督小津安二郎撮影厚田雄春共演笠智衆、月丘夢路、杉村春子、宇佐美淳、三宅邦子【あらすじ】鎌倉で一人娘の紀子と2人で暮らす大学教授の曽宮周吉。妻を早くに亡くしたこともあり、紀子は27歳になる今でも父を置いてよそへ嫁ごうとはしなかった。周吉の実妹・田口まさは、そんな2人が気が気でなく、何かと世話を焼いていた。い
小津の「晩春」には「壺のショット論争」というものがあります。これは、終盤近くの京都の旅館のシーンにおいて、父親(周吉)と娘(紀子)が枕を並べて眠っていると、床の間に置かれた壺のショットが2回入り、次のシーンに切り替わるのです。このショットの意味をめぐっての論争が、今でも続いています。壺が、女性器あるいは子宮を表していると解釈した映画評論家(岩崎昶)もいますし、父子相姦だと言い切った映画監督(マノエル・ド・オリヴェイラ)もいます。さて、この壺のショットの前後を見てみます。旅館
紀子三部作と呼ばれる原節子主演の映画の、第一部に当たるのが「晩春」です。これは、小津が原節子と初めてコンビを組んだ作品でもあります。紀子三部作の中でも、異色とされる作品で、「麦秋」「東京物語」の原節子(紀子)と全く違う印象を受けます。「晩春」の評価は高く、キネマ旬報ベストテンでは1位になっています。しかし、紀子三部作の中では、異色とか、異質などと評されています。原節子も、小津への戸惑いもあったでしょうし、困惑しながら撮影に臨んだと述懐しているようです。私の印象は、紀子の
「小津安二郎の映画はすごい」と高く評価されています。でも、正直に言うと、あのゆっくりなテンポに苛立ったり、ストーリーが娘の結婚話で面白みに欠けると思っていました。ですから、小津映画が万人の好みに合うとは思えないんです。みなさん、小津映画はお好きですか?小津映画が合うかどうかの、1つの分岐点は、反復される会話を受け入れることができるかどうか、ではないかと思ってきました。これが小津映画の1つの壁です。「晩春」にこんな場面があります。周吉(笠智衆)と友人の小野寺が、鎌倉(北鎌倉
葡萄の会9月「例会」のお知らせ葡萄の会の9月「例会(読書会)」は、以下の日程・場所にて行います。Our"RegularMeeting(ReadingClub)"inJunewillbeheldonthefollowingdatesandatthefollowinglocation.開催日時Dateandtime:2025年9月3日(水)午前10:00~12:00Wednesday,June4,202510:00am-12
原節子さん原節子(はらせつこ)本名:會田昌江(あいだまさえ)1920年6月17日生まれ。2015年9月5日、満95歳没。神奈川県橘樹郡保土ヶ谷町帷子(現在の横浜市保土ケ谷区月見台)生まれの元女優。「永遠の処女」と呼ばれ、戦前から戦後にかけて活動。1935年4月15日、日活多摩川撮影所に入社。1935年8月15日公開、日活映画『ためらふ勿れ若人よ』(田口哲監督)で映画デビュー。同作で演じた役名「節子」から芸名をとって「原節子」とした。1937年2月4日公
カエル蛙寝てる〜めんこい〜晩春初夏いよいよ暖かな日々か…
何の木だったっけ??散り椿牡丹八重山吹多分?桜の仲間?????山吹の立ちよそひたる山清水汲みに行かめど道の知らなく高市皇子(万葉集)源氏物語では、夕顔の忘れ形見・玉鬘が、山吹に喩えられています🪭山吹を観られたのは良かったけれど、これもほぼほぼ終わりかけだったような😟最後の写真は、写真だけ見れば馬酔木に見えたのですが、Googleレンズ先生が、どうもこれが違うみたいと🧐確かに…記憶を辿ると、馬酔木とは違ったような。。磯の上に生ふる馬酔木を手折らめど見すべき
日本庭園の桜桜蕊八重桜花つずみヒヤシンスアセビボケの花カリンの花梨の花ミモザ花海棠アーモンドの花タチバナ桑の花梅の実ツバキ
ハマナス(浜茄子)photobyしゃけくまカルミアphotobyしゃけくまウスベニアオイ(薄紅葵)photobyしゃけくまムラサキツユクサ(紫露草)photobyしゃけくま今は春の終わりの花と初夏の花が、同時に見られる時期。カルミアは年々咲く時期が早くなっていて、温暖化をまさに感じる。こちらも曇りの日が続く予報が出ている。梅雨の気配を感じる。シャクヤク(芍薬)photobyしゃけくまジャーマンアイリスphotobyしゃけくま
blogno.545タイトル:晩春を観て観た日:250526月放映日:231212火放送局:BS26その他の情報:4Kデジタル修復版:モノクロ。原作:廣津和郎(「父と娘」)。監督:小津安二郎。出演:笠智衆・原節子・月丘夢路・杉村春子・宇佐美淳・三島雅夫。1949。上映時分108分評価:★★☆☆小津安二郎監督が父娘の絆を描いた秀作ドラマ。本作以降、小津作品でしばしば登場する、結婚を巡る父と娘の物語をこれが最初となる笠智衆・原節子の共演で描
【Q21247】2026年に創業100周年を迎え記念企画が実施される、小学館の創業者でもある相賀(おおが)武夫が1926年に小学館の娯楽誌出版部門を分離独立させ創業した出版社はどこ?【集英社】【Q21248】1970年発行のスペインの100ペセタ紙幣に肖像が描かれていた、20世紀前半のスペインを代表する作曲家で、代表作にオペラ『はかなき人生』や、バレエ音楽『三角帽子』『恋は魔術師』があるのは誰?【マヌエル・デ・ファリャ】【Q21249】小津安二郎監督の映画の英題。「TokyoStory
葡萄の会7月「例会」のお知らせ葡萄の会の7月「例会(読書会)」は、以下の日程・場所にて行います。Our"RegularMeeting(ReadingClub)"inJunewillbeheldonthefollowingdatesandatthefollowinglocation.開催日時Dateandtime:2025年7月2日(水)午前10:00~12:00Wednesday,June4,202510:00am-12
笠智衆さん笠智衆(りゅうちしゅう)本名同じ1904年5月13日生まれ、1993年3月16日、満88歳没。熊本県玉名郡玉水村立花(現在の同県玉名市)生まれの俳優。1925年(大正14年)に松竹に入社し、10年間ほど大部屋俳優として過ごした後、小津安二郎監督に見いだされ、彼の『大学よいとこ』で助演。以降『晩春』『東京物語』など、小津作品には欠かせない俳優となった。小津作品以外にも黒澤明、木下惠介、岡本喜八、山田洋次等、名匠の作品に数多く登場し、貴
5月11日更新さり気なく「藤の花」の季節……『さり気なく「藤の花」の季節……』「藤の木の存在を知らせる今だけの花」連休明けの週末は、一枚一枚じわじわと、周囲の田に水が張られて田植えがはじまりました。長い事、休耕地だった隣の農地にトラク…ameblo.jp↑クリックしてご覧ください⇒【続】春夏秋冬いつもそよ風*********************************************
暑い日と寒い日が交互に来て、夏に向かっています。智光山公園(狭山市)に行ってみました。秋の写真展に向けてテーマ「人と乗物」の写真も撮らないと。4枚目は、ハンカチの木大山
【クスノキ・楠・樟】クスノキ科ニッケイ属クスノキの花って、イメージ無いでしょ。実は今が開花の時期なんです。米粒よりも小っちゃな花が、びっしり咲いております。名前の由来は「臭い木」などいくつかあります。じいさん好みの、深呼吸したくなるようないい匂いだと思ってます。なんせ樟脳の原材料だもんな。“山笑う”という季語が、脳内を巡りました。胸肉のスティック唐揚げ、牛蒡サラダ、キュウリ・プチトマト、レモン。スティック状にカットした鳥胸肉に、塩・胡椒・酒・砂糖で下味を付けて馴染ませ、衣
ゆく春や瑠璃色のダム湖放流
2025年5月2日。大雨のち雲の多い晴れのち激しい夕立のち晴れ。いよいよ蛙の季節!【100文字】37.いよいよ蛙の季節!【100文字】37.[幸せな瞬間集]|天野マユミ丨散文詩人丨文化財めぐりと素敵な日々2025年5月2日。大雨のち雲の多い晴れのち激しい夕立のち晴れ。目まぐるしい天気。水が張られたばかりの田んぼ。たっぷりの水面に、明るい陽の光が照り返り、周囲の草たちが風にそよぐ。蛙の合唱も、もうすぐ!文化財めぐりと素敵な日々|天野マユミ丨散文詩人丨文化財めぐりと素敵な日々散
湯畑の人の多きよ憲法記念の日