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11月16日の出来事1632年(ユリウス暦11月6日)三十年戦争:リュッツェンの戦いドイツのライプツィヒ南西、リュッツェン近郊において、グスタフ2世アドルフ(グスタフ・アドルフ)率いるスウェーデン軍およびドイツ・プロテスタント諸侯の連合軍と、アルブレヒト・フォン・ヴァレンシュタイン率いる神聖ローマ帝国軍との戦い。1849年フョードル・ドストエフスキーに対し死刑判決。後に執行直前に特赦によりシベリア流刑に減刑。1876年東京女子師範学校附属幼稚園(現・お
1,彰子の祖父で物語の鍵を握る雨野貴幸さて、こちらはかなり久々で。遥ちゃんの回で「登場順で」とか言いましたが、この人を先にやらないと他の雨野家にいけない……ということで。今回は彰子の祖父・雨野貴幸です。はい、作中で一度も直接登場の場面はないです。回想でもセリフもないか?この人……『銅の軍神』のキーを握っています。本作では「昭和天皇誤導事件」はすべて彼が仕掛けた……という設定です。これは、以前のコラムで書いた通り「誤導事件で本来なら先導車に乗るはずだった担当者が不明」なこと
1,彰子の親友・篠塚志帆はい、なにやらお久しぶりの人物帖ですが。今回は篠塚志帆です。彼女のポジションはつまり「ヒロインの親友」です。ただし、絶交している親友という、この微妙に描きにくい……そして、本作のキーのひとつでもある「昭和天皇誤導事件」の関係者でもあります。結果として、「新田義貞像」の方にも関係していますが。志帆のキャラクターとして考えたのは、よく学生時代には「大人しい女の子についている武闘派の親友」というのがいました。作者の中1の時、「クラスの奴の教科書の端から端まで
戸田書店桐生店様の『銅の軍神ー天皇誤導事件と新田義貞像盗難の点と線ー』の在庫が、ラスト2冊となりました。戸田書店桐生店パチパチパチ……なんだ、あと2冊ってそのような小さなことを気にしてはいけません。あまりお邪魔できないので、タイミングというものがあります突然ですが、私の祖父は桐生出身です。ですので、この身体の4分の1は桐生の血が流れていると言っても過言ではありません。生命の真理でございます。私は来週には違う血が流れているような真似は致しませんよ。
1,敬神知事・君島清吉昭和天皇の群馬行幸は終わりました。しかし、その混乱は様々な形で残りました。行幸直前の昭和9年10月、総裁には徳川家達公爵、会長には金澤正雄群馬県知事を据えた新田義貞顕彰組織「新田公会」が立ち上がりました。しかし、「今は行幸に全力を尽くす」という方針のため、その活動は延期されていました。しかし、誤導事件により金沢群馬県知事は辞任。5年の任期で義貞顕彰を勧めたこともあり、かなり惜しまれたようですが「同情は同情、責任は責任」というのが世論だったようです。この時、
1,「なにもありません。これから謹慎致します」本多重平警部は16日夕方、こう言い残して自宅へと消えたと当時の報道にあります。誤導事件の原因は一体なんなのか?11月16日……桐生駅北口から直進した昭和天皇一行は、左折するべき末広町交差点を直進してしまいます。この事件はどうして起こったのか?これは当時から現在に至るまで、いろいろの原因が言われています。1,先導役と運転手の過度の緊張が原因2,通りが飾り立てられていて下見とは風景が変わっていた3,詰めかけた群衆に
1,末広町の十字路両毛線桐生駅から約200メートル。現在でも同名で「末広町交差点」があります。昭和9年11月16日。この日の早朝から昭和天皇を一目でも見ようと、道の両脇には群衆が詰めかけていました。それは道の両脇から溢れ、人垣は二重、三重になっていたと言います。時刻はおそらく10時少し前。まず、先乗のオートバイが交差点に入ります。それから数分遅れて先導車が見えました。予定では交差点を左折して桐生西小学校へ向かう予定でした。ところが、交差点に入った先導車はここを直進してしまいます。
1,県民の悲願天皇行幸さて、本作のキーワードのひとつに「昭和天皇誤導事件」があります。この事件に関しては「昭和天皇鹵簿誤導事件」「昭和天皇行方不明事件」とも言います。昭和9年に起こったこの事件は、現在でも多くの謎に包まれた実際にあった事件です。今なお、地域に影を落とす事件ですので、作中にも慎重に取り入れた(つもり)です。その事件とは……昭和9年は東北地方で冷害があり、ベーブルース率いるアメリカ選抜チームが来日した年でした。11月12日から14日まで群馬県で陸軍大演習が行われま
桐生市の近江屋書店様に『銅の軍神ー天皇誤導事件と新田義貞像盗難の点と線ー』を入荷いただきました。ありがとうございます。ありがとうございます。『猫絵の姫君』の分もありがとうございます。明治32年(1899)創業の桐生一の老舗書店さんです。末広町交差点、桐生織物記念館も近くです。ということは、昭和9年の昭和天皇の桐生行幸で、末広町交差点を直進した昭和天皇一行は、この書店の前を通過しています。まさに、歴史の十字路の先にある書店さんです。その書店で『銅の軍神』を
先日、X(Twitter)にてご紹介いただきました、戸田書店桐生店様におうかがいしました。はい、このように『銅の軍神ー天皇誤導事件と新田義貞像盗難の点と線ー』を入荷いただいております。平積みでございます。ありがとうございます。手書きポップも添えていただいておりますよ~今作は桐生が舞台となっており、市内の桐生駅、末広町交差点、桐生織物記念館、水道山公園、新里町善昌寺などが登場しております。桐生がなかれば今作は生まれていません。ちなみに!智本光隆の家もだい
さて!各所で情報が出始めたので、このブログでもご紹介を!新作のご案内です。「銅の軍神ー天皇誤導事件と新田義貞像盗難の点と線ー」2023年11月2日発売予定!!(郁朋社)(書店発売日は地域によって多少変わります)軍靴の音が高まる昭和初期、国威発揚のために祀り上げようとされた新田義貞。二度と悲劇の軍神を生み出さないために宗家当主がとった驚くべき行動とは?新作発売します!!読み方は「銅の軍神」で「あかがねのぐんしん」です。うん・・・カッコつけたタイトルだな。今