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「オッペンハイマー」Oppenheimer(2023年アメリカ、イギリス)劇場鑑賞8本目夫婦で鑑賞。やはり劇場内は年齢層高い感じ(自分たちも馴染んでいるんだろうな)。もう少し予習してから観れば良かったかな。人が沢山出てきて、時間軸もあっちこっちをいったりきたりで、途中で細かい事を考えるのはやめてしまった。前半は天才の頭の中ってこんななのかな?天才はやっぱり天才なんだな、毎夜毎夜ぐ~すか寝てしまう凡人とは違うな、などと考えながら。中盤の実験では苦労した経過を見ているのにこれほどや
「落下の解剖学」Anatomied'unechute/AnatomyofaFall(2023年フランス)劇場鑑賞6本目フランスの山荘に暮らす作家夫婦と視力に障害のある息子。父親が転落死するが自殺か他殺か事故か?裁判が進む中明らかになっていく様々な事実。真相はどうなのかと色々考えながら観ていくが最終的によく分からない系の作品。3人それぞれに感情移入出来た。単純そうに見える事件や事故でも掘り下げればこんな事もあるのだろう。途中の犬のシーン、あれスヌープ君の演技らしいけどび
「PERFECTDAYS」(2023年日本)劇場鑑賞4本目ヴェンダースが役所広司を主役にして日本で映画を撮ったとなればそりゃ観る。好きな本とカセットに囲まれたシンプルな部屋に住み、日々のルーティンを丁寧にこなすトイレ清掃員の平山(役所広司)。仕事終わりにはいつもの店で軽く1杯、週末はお気に入りの店でゆっくり飲み、写真を撮る事や木を育てる事を趣味とする静かな日々。いいなぁ。家族がいて日々生活に追われている身にはなんとも羨ましく、1人暮らしの楽しかった日々を思いだす。平山は勿論の
そう言えばこの冬は息子が楽しめるようなドラマが全然ないのでティーバーで毎日配信更新が始まったヒロアカを第一期からずっと一緒に観ています。今は第3期ですがすっかり親子でハマり中!「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」(2023年日本)劇場鑑賞2本目なんだかんだ観ていない「君たちはどう生きるか」を今更観てみようかと迷いつつ・・・評判の良いこちらが気になって映画館へ。劇場内は若い女性2人連れがいちばん多かったかな?口コミなどを読むとどうやら腐界隈で人気との事で言われてみればそんな客層だったかも。そし
(結局、2023年の映画のまとめを書いてないけど、もう面倒だからいいや~)「枯れ葉」Kuolleetlehdet/FallenLeaves2023年フィンランド、ドイツ劇場鑑賞1本目年明け1劇場鑑賞1本目にふさわしい作品だった。引退宣言をしていたアキ・カウリスマキ監督復活、まだまだお願いします!スクリーンに映し出される全てが愛おしく、優しい気持ちになれる。音楽、服やインテリアの色合い、わずかなセリフの重み、男女のすれ違い、ちょっとしたユーモア、無表情がほんの少し変わる時…全
ドラマも最終回の時期になりましたね。今期は息子は特に何も観ていませんが、ギャグ要素の強いヤンキーものが好きなので配信で昔のドラマルーキーズを観ています。あの人もこの人も皆若くて肌が艶々!なかなか時間がなくなんとか劇場で2本観ただけです。今回は邦画のみ。「正欲」(2023年日本)劇場鑑賞26本目原作未読。口コミなどでは鑑賞後色々考えさせられた系の感想が多いけど、う~ん、考えはするけどそこまででも…何と言うか…色々な人がいるのは当たり前でさほど衝撃を受けなかったし。これ
「ダンサーインParis」Encorps/Rise2022年フランスベルギー劇場鑑賞24本目セドリック・クラピッシュ、大好きな監督だと思っていたけど最後に観たのは2014年の「ニューヨークの巴里夫」なので思ったよりご無沙汰。オープニングからもうお洒落でカッコいい~主人公はプロのダンサーだけあってクラシックバレエもコンテンポラリーダンスも惚れ惚れするし、筋肉の付き方が凄く綺麗だし、柔軟な動きを見ていると人間の体って凄いなぁと何度も思った。魅力的な登場人物が多く、笑えるところが
10月後半は家でなんとか2本。「キャロル」Carol2015年アメリカ1950年代のニューヨークを舞台にした女性二人の物語。いつ見ても美しいケイト・ブランシェット(この手の役が合い過ぎ)と可愛いルーニー・マーラ、二人とも良かったなぁ。同性愛がまだ心の病だと思われている時代。この時代の街の雰囲気や二人の服装・小物がとても素敵で、無駄な説明的セリフもあまりなく、終始綺麗で絵になる。●印象的な食べ物・・・特に無しいつも飲むのはドライ・マティーニポーチドエッグのほうれん草添えも
まだ15日じゃないけど、これ以上10月前半は見られないと思うので更新。「ジョン・ウィック:コンセクエンス」JohnWick:Chapter4(2023年アメリカ)劇場鑑賞22本目実はジョン・ウィックシリーズが大好きと言うほどではなく、これまでの3本は1本も劇場では観ず家で鑑賞。でも、シリーズ最後だし、ちょうど時間があったので…結果、やはり劇場じゃなくても良かったかなキアヌの全然強そうじゃないもっさりアクションは相変わらずだし、いくら何でも車にひかれたり跳ね飛ばされ過ぎだし、階
「福田村事件」SEPTEMBER1923(2023年日本)劇場鑑賞21本目関東大震災からちょうど100年。当時、実際に起きた事件を元にして作られた作品。ドキュメンタリーで有名な森達也監督の初の劇映画で予想以上にヒットしているらしい。井浦新、田中麗奈、永山瑛太、東出昌大、ピエール瀧、水道橋博士、豊原功補、柄本明、出演。みんな良かったな。今まで観るたびに微妙な気持ちになる演技だった東出昌大も馴染んでたし。民族差別、職業差別、部落問題、同調圧力、マスコミの偏向報道、その他色々…そりゃ
今期観ている6本のドラマのうち半分が最終回を迎えました。残りも続々終了するのでようやく家で映画を観る時間が出来るでしょうか?でも早速新たに始まった作品1本観始めてしまいましたけどね。ドラマ好きのおばちゃんみたい「Shallweダンス?」(1996年日本)何年(何十年?)ぶりに観たけど面白いなぁ。映画初出演?の草刈民代は物凄い棒演技なんだけど、それはそれでこんな感じの人いるよなってある意味自然な感じにも見える。役所広司、渡辺えり、竹中直人、メインの3人はもう安心して観ていられる
相変わらずドラマ三昧なのでなかなか家では映画時間確保が難しい・・・「ピンポン」(2002年日本)息子に見せようと中古DVDを購入。一緒に観た気がしていたけど父ちゃんは未見との事で3人で鑑賞。漫画は読んだ事ないけど、この作品は主要なキャラクター全員のキャスティングが本当に最高だと改めて思った。あと音楽もね。窪塚洋介、井浦新、中村獅童、大倉孝二、荒川良々、サム・リー、夏木マリ、竹中直人…卓球に興味があってもなくても大いに楽しめるのではないかな。たまたま今期のドラマで窪塚愛流の演技を見た
今期は観ているドラマが多すぎ~!「ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPARTONE」Mission:Impossible-DeadReckoning-PartOne(2023年アメリカ)劇場鑑賞19本目劇場で楽しみたいシリーズのうちの一つ。ここ数年のものは少し話が入り組んでいたりで細かい事よく分からなかったりする事が多かった気もするけど、本作はそんなに難しい事もなく、163分と言う時間がまるで気にならない位の面白さ。最後が近づくにつれ、あれ?あれ?この雰
「子供はわかってあげない」(2020年日本)上白石萌歌ちゃんと細田佳央太君(色々な作品で観るたびいいなと思う)主演。若い人たちはいいね~と素直に思える作品。冒頭の長回し、家族の会話、若者二人の感じ、会いに行った父親との関係、癒される。こんな感じの邦画で高校生メインの青春映画、良かったと思うのめったにないかも。●印象的な食べ物・・・本当の父親役のトヨエツが作る料理色々「わたしたちの国立西洋美術館~奇跡のコレクションの舞台裏~」(2023年日本)劇場鑑賞17本目当たったチケット
1本しか観られない&忙しくて書けなかった6月後半分もまとめて…「聖地には蜘蛛が巣を張る」HolySpider(2022年デンマークドイツスウェーデンフランス)劇場鑑賞14本目イランの聖地を舞台にした実際の事件を元にした作品で、町を浄化すると娼婦を標的とする連続殺人事件と犯人を追うジャーナリストの女性の話。最初に何人か娼婦が殺されるんだけど、全員多分ジャンキーで肌も荒れ、表情もうつろ、化粧も下品で綺麗な人が一人もいない。(元は綺麗な俳優さんなんだろうなと思わせる人もいない。)こ
「怪物」(2023年日本)劇場鑑賞13本目なるべく事前情報を仕入れないように気を付けた上での鑑賞。色々な要素が満載の中、今時らしくその方面もね、と思ったりもしたけど。でも久し振りにもう一度じっくり観直したくなった作品。ラストシーンの解釈は分かれるところだけど、私は深読みせずそのまま受け入れた。ただ小学生のクラスであんな感じにしょっちゅう何かあったたら、子供を通じて各家庭に話が広がっていき、もっとクラス全体の問題になると思うんだよなぁ。それにしても最後の最後に活躍するその役柄もだけ
なんかどんどん基準がずれておかしくなってきちゃったから点数を付けるの止めます。「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」TheSuperMarioBros.Movie(2023年アメリカ)劇場鑑賞10本目子供向けじゃないの~?と言う息子と鑑賞。(ちなみに同じ日に父ちゃんは岸辺露伴)日曜日の劇場は幼稚園位の子ども達から大きな学生さんまで幅広い世代の観客でぎっしり。唯一あんまり目につかなかったのはシニア世代か?と言う私はマリオってブラザーズが付く位だから兄弟なんだよね?程度の知識
久し振りにいい作品を映画館で観たらどんどん観たくなった…「いつかの君にもわかること」NowhereSpecial(2020年イタリア・ルーマニア・イギリス)劇場鑑賞9本目85点約1か月ぶりの劇場鑑賞作品。最近映画館に行けてない(T_T)邦題がだいぶくさいけど、映画はとても良かった。余命短いシングルファーザーの仕事が窓ふき清掃員。この設定うまい。イギリスの色々な店や住宅の窓を観ているだけで観客は楽しいし、窓の向こうの部屋の中が見えるのも色々な意味を持つし、病気が進行していく
4月後半は2回程映画館へ行く予定を立てていたのに何だかんだで挫折。また映画館で観ていませんこの前書いたように家では3年B組金八先生の第1シリーズをずっと観たりでなかなか見られず。金八先生はTVerで全シリーズ順次配信との事です。全シリーズ観る事はないと思いますが…もう何シリーズかは観ちちゃうかも。今季のドラマがいまいち過ぎるせいもあるな。(息子はペンディングトレインを視聴)「ホテルローヤル」(2020年日本)75点直木賞受賞作が原作との事だけど、全然知らなかっ
いつも無料で色々楽しんでいたgyaoが終了してしまったり、新年度スタートでバタバタしたり、あれこれ忙しく…なんと4月前半は映画館で1本観ただけ!gyaoが無くても家に未見のDVDが何十枚もあるのでどんどん観ればいいと思っていたけど、gyaoで適当に選んで新聞読みながら観たりするのとは何か違うようで無理でした。これからはせめて月に2作品はDVDを観る事を目標にしたいと思います。「ノック終末の訪問者」KnockattheCabin(2023年アメリカ)劇場鑑賞8本目75点
最近、時間がない!ばかり書いている気がするけど…、なんだか忙しいので久しぶりの一行レビュー。「エンパイア・オブ・ライト」EmpireofLight(2022年イギリス、アメリカ)劇場鑑賞5本目80点+勝手に予告をさらっと観た第一印象で閉館した劇場を復活させるみたいな話だと思っていたけど、全然違ったけど好き。●印象的な食べ物・・・特に無しランチボックスの中身が見たいのよ~アメリカ映画なら青いケーキなんだろうな「フェイブルマンズ」TheFabelmans(2022年ア
「ロボコップ」RoboCop(1987年アメリカ)75点多分、ちゃんと観たのは初めて。息子と鑑賞したんだけど、息子がもっと小さい時に見せなくて良かった(グロ耐性のない子どもには刺激が強いかも)面白いんだけど続編は私は数分で断念。この1本でいいかな。やはりこのロボコップと言う名称がいいよね。●印象的な食べ物・・・特に無し映画ポスター展で見た作品「ロボコップ」RoboCop(2014年アメリカ)70点息子はロボコップ2と3も観たけど私は数分で離脱。でもこの
「仕掛人・藤枝梅安第一作」(2023年日本)劇場鑑賞4本目80点代わりに誰だったらいいって話ではないけど豊川悦司をもっと好きだったら(決して嫌いではない)更に楽しめたんだろうな。天海祐希の存在、片岡愛之助との絡み、早乙女太一の殺陣、高畑淳子、そしておいしそうな江戸料理♪このシリーズに疎い人でも分かるように最初の方で専門用語の説明もあるから安心して観られるけど、あまりに都合よく狭い範囲でそれぞれに繋がりがあるのはどうしても内心つっこまずにいられない。私は原作も未読だし、過去の作品
最近、息子と劇場で映画を観てないです…「釣りバカ日誌」(1988年日本)75点だいたいどんな話かは知っていたけど今回が初見、面白かった。主役の2人は勿論の事、石田えりいいな~。●印象的な食べ物・・・釣った魚の料理ハマちゃん、スーさんがそれぞれ魚を食べた後「美しい星」(2017年日本)75点原作となる三島由紀夫の作品は大昔に読んだけど、内容はほとんど覚えていない。期待していなかったけど予想よりは楽しめた。とは言え何度も出てくるリリー・フランキーの決めポーズ、つい笑
1月後半になりようやく映画館に行けました♪「ドリーム・ホース」DreamHorse(2020年イギリス)劇場鑑賞1本目85点私の中では永遠にミュリエルのイメージが強いトニ・コレット主演。ウェールズで村の人と共同馬主になり競走馬を持つことを実現させた主婦とその馬の活躍、馬主になった事で変わっていく村の人々が描かれる。実話ベースなので予告編を観て予想した以上の事は起こらなかったけど、新年1本目としては爽やかでいいかな。分かりやすい系の作品のわりに主人公の過去などはぼんやりとしか
新年1本目の劇場鑑賞作品はまだ無し。「エコーズ」TIROFECHOES(1999年アメリカ)80点主人公のケヴィン・ベーコンが勢いで受けた催眠術をきっかけに霊感を得て、色々なものが見えるようになり混乱していく。半年前に行方不明になった少女の霊が見えるようになり、ある事件が明らかになっていく・・・息子君も見えるタイプなんだけど、この子役がなかなか巧く、監督のデヴィッド・コープの息子君との事。催眠術を受けている時の映像がツイン・ピークスっぽかったな。レビューを見るとかなり評価
今年の大みそかは夕方からのんびりおせち料理を作りを始め(あと2品作る予定)、いつもカップ蕎麦で済ませる年越し蕎麦は父ちゃんが珍しく在宅なので…ちゃんとしたお蕎麦をこれから食べます。観たいテレビ無くてつまらないので映画でも観ようかなぁ。2022年、劇場で観た映画作品は20本で少ない!!(昨年は25本)、息子は7本(昨年8本)。今年のベスト3は「選ばなかったみち」「アネット」「アフター・ヤン」あたりかな(順不同)。去年も目標にしたけど(全然達成せず)、来年も月に1枚は家にあるDVDを観て断捨
今年はもうこれが劇場鑑賞作品最後かも~「アフター・ヤン」AfterYang(2021年アメリカ)劇場鑑賞20本目85点+寝不足の状態で観たので数か所、長い瞬きをしてしまった。それでも凄くじんわり心が温かくなるような、少し切ないなんとも言えない美しい余韻が残る作品。あとで音楽が坂本龍一だったと知る。白人と黒人の夫婦に中国系の養子と同じく中国系のテクノ(人型ロボット)。中国系の女の子だけど名前は「ミカ」で、家で料理する時にコチュヂャンが出てきたりでアジアごちゃまぜ感少しあり。
久しぶりに劇場鑑賞作品あり。料理がメインの映画3本(たまたま)「Dinerダイナー」(2019年日本)70点藤原竜也、玉城ティナ、窪田正孝出演、蜷川実花作品。う~ん、やはり全作品観ている訳ではないけど実花さんの作品はそんなに好きではないな。料理もあまり美味しそうに見えないし、いかにもな土屋アンナの演技ももうお腹いっぱい。●印象的な食べ物・・・スキンのスフレ「ザ・メニュー」(TheMenu)2022年アメリカ劇場鑑賞18本目75点約2か月前の「NOPE」
この秋、目が離せないドラマは「エルピス」で、息子は「アトムの童」と「科捜研の女」を観ています。「最初の晩餐」(2019年日本)75点+染谷将太、戸田恵梨香、窪塚洋介、斉藤由貴、永瀬正敏出演。父親の葬儀での通夜ぶるまいは母が作る目玉焼きでスタートするが、その後に続く料理も壊れてしまったステップファミリーであるこの家族の思い出の味ばかりだった。斉藤由貴が不倫の末に新しい家族を持つとか…現実が浮かんで何とも言えない気分になったけど、それぞれの料理に関するエピソードは面白く、出演者もなか