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佐助「ゆうさんは、俺たちが争わないか心配してるんだと思います。違う?」「・・・・・・うん。そうだよ。クリスマスを守ろうとしてくれるふたりの優しさに感謝してるの。だから・・・・・・もしもふたりが争うことなんかになったら悲しいと思って・・・」政宗「・・・わかった。お前も連れて行く」「!ありがとう、政宗」佐助「政宗さん、いいんですか?」政宗「俺がいれば危ないことなんてない。その代わり」(わっ・・・・・・!)手を伸ばした政宗に引き寄せられて、たくましい胸の中へ倒れ込んだ。政宗「俺から離
年の瀬が迫るある日------仕立てた着物を城下に届けに行った私は、クリスマスカラーに彩られた景色に目を奪われた。(さすが信長様。乱世でクリスマスを再現されるなんて、すごい・・・っ)子ども「ねえ、お母さん!くりすますになったら『さんま』が来るんだよね?」母親「さんまじゃなくて、『さんた』って人よ。二十四日と二十五日はたくさんお祝いしなきゃね」子ども「うん、する!」(ふふ・・・。町中の人たちが、クリスマスを楽しみにしてるみたいだな)------部屋に戻り新しい着物の仕立てをしている
そして、クリスマス当日・・・------(あ、そろそろ行かないと・・・・・・)仕事の手を止めて、立ち上がる。身支度を整えていると、不意に秀吉さんの言葉を思い出した。------秀吉「・・・・・・俺と行かないか」------秀吉「お前を喜ばせる自信ならある。それに・・・・・・お前の唇を、あいつに譲るわけにはいかない」------秀吉さんの言葉にひとりで頬を火照らせながら、『あいつ』と呼ばれた人のことを思い浮かべた。(あいつって・・・・・・光秀さんのことだよね。秀吉さん、どうしてあ
光秀「明日の夜、お前が来るのを待っている。嘘だと思うのなら、その目で確かめにくるといい」「・・・・・・っ」光秀「・・・・・・おやすみ」そっと私の手を離し、光秀さんはその場を後にした。------(明日・・・・・・か)部屋に戻った私は、思わずため息をついた。(指先と、手首------握られたところがなんだか熱い)急かすような余韻にそっと目を閉じて・・・------(私が一緒に行きたいのは・・・・・・)私は、いてもたってもいられず立ち上がる。(まだそんなに遠くまで行ってないよね
光秀「送ってやるついでだ。少し寄り道していくぞ」(っ、どこに行くんだろう?)繋がれた手にどきりとしながらもその背中を追いかけた。------光秀さんに連れられたのは、城下町の呉服屋だった。「あの、どうして呉服屋に・・・・・・?」光秀「細かいことは気にするな。お前は好きに見るといい」(よくわからないけど・・・・・・せっかく来たんだし、みてみようかな)内心首をかしげながらも、店内を見回すと・・・------「わっ、すごく綺麗・・・・・・」ひとつの襟巻きに目を奪われた。(どうした
本格的な寒さが訪れたある冬の日・・・------(もうすぐクリスマスか・・・・・・せっかくだし、今年はみんなに何かプレゼントを作ろうかな)みんなと過ごすクリスマスを想像し、心を浮き立たせながら、廊下を歩いていると・・・・・・光秀「ゆう」背後から声をかけられ、ぱっと振り返る。「あ、光秀さん」光秀「随分楽しそうだな。何を浮かれているんだ?」(っ・・・・・・いつから見られてたんだろう。恥ずかしいな・・・)「この前話したクリスマスが近いから、楽しみでつい・・・・・・」光秀「成程。小娘ら
クリスマスイベントですな!「星降る夜のサプライズ」開催中です!VSイベントですね!信長様×信玄様政宗×佐助くん光秀さん×秀吉さんの3ルート!