ブログ記事2件
*以下画像・文章のコピーはご遠慮いただきたくお願いします。静嘉堂文庫美術館で開催中の「明治150年記念明治からの贈り物」展のブロガー内覧会へうかがいました。明治期の名品を、絵画・陶器・書・刺繍・彫刻などカテゴリーを越えて披露する展覧会です。本展を語る上で、この美術館の性質に関する知識が不可欠と感じられたので、まず最初にそのお話を。本美術館は、三菱2代目社長の岩﨑彌之助氏と息子で4代目社長の小彌太氏の”古典籍・美術コレクション(HP引用)”から形成されていま
静嘉堂文庫で行われた内覧会に行って参りました。「明治からの贈り物」という、私の好きな明治美術に関する企画でした。ここ数年、「驚異の超絶技巧展」(鑑賞メモはこちら)など、明治美術に関する企画展が増えていて、一種の明治ブームといえばよいんでしょうか。うれしい限りです。当時は欧米諸国に追いつくため、国を挙げて産業振興に注力していただけに、コストを度外視した手間がかけられている刺繍画などが沢山つくられました。欧米に輸出された品や失われてしまった品も多いのですが、国内の研究者やコレク
静嘉堂文庫を初めて訪れ、トークショー付きの内覧会を体験してきた。内覧会に参加するのも初めてだったし、トークショーってーのも初めてだった。マダムはトークショーというものに全然興味ないので、参加したいと思ったことは一度もない。なぜならマダムの観賞スタイルは・ひとの意見は聞かない・独断と偏見が第一・黙って見ない以上三点の、どっちかっつったら外道スタイルだからである。三つ目の「黙って見ない」というのは、まあ、ひとりのときは我慢して黙ってるけど、友達と一緒のときはアレコレ会話しながら観賞するという