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ワタシが気に入ってずっと使っている国語辞典は旺文社編なのです。他社の辞書も持っていますが、自然と手が伸びるのは旺文社編。勿論、各社から発刊されているそれぞれの国語辞典に優劣を付けるなんてことは恐れ多すぎまする。学生の頃、特に小中学生のときはホンマにベンキョーせえへんかった(本当に勉強をしなかった)子でした。そんな当時のワタシを多分見かねたのでしょうね。親父様が仕事からの帰り道にどこかの書店に立ち寄ったのでしょう。帰宅するなりテレビを見ていたワタシに「これから
そう言えば『日本』ってなんだろう❓🤔と思った。国語辞典には載っていますよね❓当然ですよ、当たり前ですよぉ。と思ったアナタ。当たり前には載っていませんよ。事実、岩波国語辞典第6版には「にほん」も「にっぽん」もありませんでした。国語辞典は人名や地名が記載されていないものがあります。以前ネットで「『アメリカ』が載っていなくて使い物にならなかった」とのブログも見ました。具体的にどの辞書を指していたのかは分かりません。同じ言葉でも辞書によって載っていることは違います。どの辞書にどんな表現で
午後4時すぎに宅配便が旺国12版を届けてくれた。◎集英国並みにボリューム感がある。◎第11版と同じく、とても内容が充実している。読み応えがある。◎私が辞書評価の指標としている「紋日」「おどり字」「くり返し符号」などがすべてある。◎三現新七版が、六版のときなかった「通奏低音」を立項したが、旺国十二版には、なかった。◎特典アプリの場所が存在しなかったが、関連URLをよく読むと、アプリ提供は2024年春以降とのことだった。大きさは三現新とほぼ同じだが厚さは旺国のほうがある。あとが
つい5分前のことだが、旺文社国語辞典第十二版をアマゾンで予約注文できた。
おはようございます皆さんはお元気ですか?私は今日もしんどいですでも熱が無い……熱が無いと、しんどくても「やっぱり風邪じゃないのかな」「疲れてるだけ?」「生理終わりの何か症状?」「更年期??」「要するに気合が足りない??」などなどわけ分かんなくなるとりあえず今日まで頑張ればお休みですね(朝ゆっくりできる!)最近、次男の「ねーママー?〇〇ってどういう意味?」が目立って増えて来ました。台所でごはん作ってたり、何かやってる最中にしょっちゅう聞かれる場合によっては30秒に1回聞かれる!考
お盆の間、人の死の呼び方を調べていました。類語辞典など数冊読みました。旺国に要領よくまとまっていました。さすがの旺文社国語辞典です。他辞書にもあるかもしれません。
昨日のブログで、「使える!用字用語辞典」での「明快/明解」の立項状況を書きました。「使える!用字用語辞典」めいかい明快筋道がはっきりして、分かりやすい。「単純明快/明解な=解説・判断・答弁・理論」*「はっきり解釈する、分かりやすい解釈」の意味で、特に「明解」と書くこともあるが、「明快」と意味は同じ。実際の用例は辞書の書名などに限られる。他の辞書では、「明快/明解」どのような立項状況なのかを見てみました。病気後の今、右手で扱える辞書を比べました。「例解新国語辞典九版」
今夜、旺文社国語辞典十一版を読んで、ツイッターでつぶやいたことを、自分用メモとしてまとめておこうと思います。--ここからわさん先生@wasansensei旺国十一版「いととんぼ」の異称を「とうしみ-とんぼ(灯心蜻蛉)」ということを初めて知った。わさん先生@wasansensei旺国十一版「しょうりょうばった」昆虫の名前だが「しょうりょう」が「精霊」、「ばった」が「飛蝗」と漢字で表されることと、「しょうりょうばった」イコール「こめつきばった」であることを、今、知った。
今夜のTBS「プレバト」で初めて聞いた言葉。はぜる【爆ぜる・罅ぜる】〔自ザ下一〕卆は・ず〔自ザ下二〕1裂けて開く。満ちふくれて裂ける。割れて飛び散る。はじける。「栗の実がはぜる」*浮・好色万金丹‐一「一昨日火燵の火がはぜて」2はちきれるばかりにいっぱいになる。満員となる。*伎・有松染相撲浴衣‐六幕「本場所も、おぬしが出ねばはぜぬは必定」3肉類が酢につけられたり、熱湯をかけられたりなどして、白くなる。*雑俳・へらず口<不角撰>「酒尽て肴葩(ハゼ)たるなます鉢」KokugoD
テレビのニュース番組では、各局とも「学校の9月始業・入学」の可否・是非について、議論を始めました。国会答弁で、安倍総理はこの問題について、「広くご意見をいただき、前広に議論させていただきます。」みたいなことを言っていました。「前広」とは、なんとなく理解できそうでしたが、初耳の言葉だったので、辞書を引いてみました。三現新には立項されていませんでしたが、旺国には立項されていました。まえびろ-に【前広に】マエヒロ―(副)前もって。あらかじめ。助詞の「に」がついて立項されていました
外出自粛の日は辞書読みです。次の言葉を知りました。さんこう【三后】太皇太后▪皇太后▪皇后の総称。三宮さんぐう。太を引くと①はなはだ。非常に。②非常に大きい。=大。③はじめ。おおもと。④最も尊いもの。最上位に位するもの。⑤人を尊んで言うときに添える語。⑥ふとい。ふとる。の語釈がありました。語釈④には「太閤▪太子▪太政官」、語釈⑤には「大公」という用例がありました。皇太后の太とはこういう用例と同様の意味があるのでしょうね?
緊急事態宣言が全国に拡大された本日、やむを得ない用事でJR銚子駅前に行くと、いつもは混み合う駅前は人が2人しかいませんでした。今日も今日とて辞書読みにふけっていますと、旺国の「パン」の項に目が留まりました。--ここからパン【×麵麭】<ポルトガルpǎo>①小麦粉などを水と塩でこね、イーストを加えて発酵させて焼いた食品。②生活の糧かて。「人は―のみにて生くるものにあらず」◆日本では一八四二(天保十三)年、伊豆韮山にらやまの代官江川太郎左衛門が、携行・保存によいという軍事的要請からパン
数日~1週間前のテレビ朝日「じゅん散歩」を録画再生してみていたら、初めて聞くことば「ぶんこがわ(文庫革)」を知りました。美しい革製品の会社を訪問した番組でした。革製品(製作)を趣味に持つ人にとっては、もしかしたら当たり前の言葉かもしれません。旺文社国語辞典では立項されていなかったので、ネット検索しました。「浅草文庫」という革製品の会社のホームページが出てきて、番組で観たのと同様の革製品の写真がたくさん出てきました。コトバンクでは「革文庫」ということばがありました。--
胃の不調とコロナ禍で閉塞感にさいなまれている中、外出を控えて辞書読みに耽っています。正しいかどうかわかりませんが、旺文社国語辞典の巻末の「アルファベット略語集」に現在話題のPCR(検査)がありました。PCR[polymerasechainreaction]DNAの複製手法。遺伝子検査などに応用される。これってコロナ関係のPCRでしょうか?正解だったら旺国ってエラいです。
『旺国(旺文社国語辞典)第十一版2020年重版』を読んでいたら、「とくがわ」が目に入ってきました。旺国の「徳川」関連の立項状況は次のとおりでした。とくがわいえみつ(徳川家光)とくがわいえやす(徳川家康)とくがわ-じだい(徳川時代)とくがわみつくに(徳川光圀)上記の4項目でした。このくらいが立項数としては妥当な数なのでしょうか。では、小学生用の学習国語辞典『例国(例解学習国語辞典第十一版)』ではどうでしょうか。「とくがわ」の立項数を調べました。とくがわ
旺国十一版2020年重版を読んでいて気になったことがありました。〝[使い分け]「制作・製作」〟の内容です。朱はブログ筆者によります。--ここから「制作」は、自分の思うとおりに作りあげる意で、主として美術・音楽・放送・映画などの作品を作るときに用い、「絵画の制作」「番組制作」などと使われる。「製作」は、実用的な物品を作る意で、「机の製作」「機械の製作」などと使われることが多い。また、映画・演劇・番組などを作る場合にも、「製作」を用いることがある。--ここまで「番組」や「
本日ツイッターでつぶやいたことです。--ここから旺国。「平伏す」と「土下座」。プレッシャーはどちらが強いか?語釈レベルでは「平伏す(ひれふす)」のほうが強そうだ。--ここまでツイッターは文字数が限られますから、少し捕捉します。語釈が似ているだろうと考えた言葉、あるいは似ている言葉の語釈はどう違うかを旺国を引いて調べました。ひれ-ふ・す【△平伏す】(自五)サ(ソ)・シ・ス・ス・セ・セ額ひたいがつくように体を平たくしてかしこまる。平伏へいふくする。「神前に―」ど-げざ【土下座
1年前のブログをリブログします。旺国にも「向かう」の用例として「―ところ敵なし」とありました。
大学1年生のとき、教養部の哲学の授業で、「アウフヘーベン」という言葉を初めて学びました。「日本語で止揚という。」「相反する概念が高い次元で統合される。」こういうわかったような、わからないような理解で止まっていました。それが、『ベネッセ表現読解国語辞典』で「アウフヘーベン」を読むことで、氷解できました。以下がその写真です。図解付きで説明してくれる辞書は、この辞書が初めてでした。正(テーゼ)〈ピラミッドは三角形だ。〉↕矛盾反(アンチテーゼ)〈ピラミッドは三角形ではない。四
自分用メモです。本当は来週以降に今月の定期検診と薬の受け取りをするはずだったのですが、この三日間、胃液の逆流、胃の重さ、食欲ゼロが続き、我慢も限界、というわけで、主治医の胃腸外科に行きました。主治医に状況を伝えますと、胃の薬を少し強いものに変えて胃液を押さえようということで、他の薬はそのままに、夕食後の薬の中の1錠を変えてもらうことになりました。胃液の逆流って、俗にいう「胸やけ」のことでしょうか?私は未だかつて「胸やけ」を体験したことがありませんでした。旺国を引いて確かめまし
昨日のブログの続きです。『ベネッセ表現読解国語辞典』を読んでいたら、「漢字部」に次のような漢字がありました。「はりねずみ」という漢字があるのですね。初めて知りました。「蝟集」という熟語があると書かれています。本辞典には立項されていません。通常の辞書の「あ・か・さ・・・・・・・」の見出しがある本文は、本書では「重要語」という見出しが付けられています。ですから立項されている語彙は少なめです。そこで、「蝟集」を旺国小2020重で引いてみました。い-しゅう【△蝟集】ヰシウ(名・
大相撲三月場所は本日、コロナウイルス感染防止のために、無観客で開催されました。相撲桟敷は本当にテレビだけになってしまいました。実況のアナウンサーが力士の締め込みを見て「鉄紺」と解説しました。旺国に「鉄紺」はなかったのですが、鉄のように光る紺色というイメージは十分に伝わりました。先日、ツイッターでつぶやいたのですが、旺国小型版を手にして読んでいると、昔は大槻博士の『言海』を読んでいた人も、大きさからして、こんな感じだったのだろうなと思いました。
朝、バラエティ番組でゲスト同士が会話していて、女の子のゲストが体験談を話すと、初老の男性ゲストが「おいおい、そんなにカミングアウトして大丈夫か?」と返答しました。「カミングアウト」は、もはや日常語になっているのでしょうか。私は63歳のじいさんですが、日常生活の中でこの言葉を使ったことがありませんでした。遅れていますね(苦笑)。旺国に立項されているかどうか、引いてみました。国語辞書にあれば、日常語として使われている言葉と言えるでしょう。(旺国)カミング-アウト〈comingout
月曜から金曜まで、昼12:30からテレビ朝日の「やすらぎの刻~道~」を見ています。本日の放送で、限界集落を巡る菊村栄役の石坂浩二が、同行の老人から「昔はジョウゾクをさせられた」と話を聞きます。(旺国十一版小型版)じょう-ぞく【上△蔟】ジヤウ―(名・自他スル)成長した蚕を、蔟まぶし(=わらなどで作った、まゆを作らせる床)に移すこと。[夏]養蚕の話を石坂さんが老人から話を伺っている場面でしたから、おそらく上述の言葉で正解でしょう。
テレビのコメンテーターが「学校は重要な、社会のインフラですから・・・・・・」と述べていた。十分知っていると思っていた「インフラ」ですが、改めて考えてみると、「社会基盤」くらいしか理解しておらず、詳しくわかっていないことに気づきました。旺国で調べてみました。インフラストラクチャー<infrastructure下部構造>生活や商業の基盤を形成する施設、設備。交通・運輸網や上下水道、電力施設などの産業基盤および学校・病院・公園など。インフラ。なるほど、なるほど。
お世話になっているブロガーさんから質問されました。コロナウイルス感染について「収束」「終息」の2つともマスコミで使われているが、(あてはめる漢字の違いで)どのように意味が違ってくるか?と。旺国で調べてみました。--ここからしゅう-そく【収束】シウ―[一](名・自他スル)おさまりがつくこと。おさまりをつけること。「事態が―に向かう」[二](名・自スル)①〔数〕変数の値が、ある有限な一定の値に限りなく近づくこと。収斂しゅうれん⇔発散②→しゅうそく(集束)しゅう-そく【終息・終◇
旺国では「笑う」の項に約1段のスペースを割いて語釈や用例が書かれています。表現のしかたについて表にまとめて解説されています。(類語)(~する)(慣用)(ことわざ)が解説されています。感心したのは、慣用表現について、擬声・擬態語について、紙面を多く裂いて例示されていることでした。もう一つ、昨年でしたか、テレビで某国のエラい人が声を張り上げてこの言葉で日本をなじったり、最近、某国の隣国のエラい人がインタビューへの回答で使っていた言葉があります。「盗人猛々しい」です。旺国を読み
本日、3月3日午後に宅配便で『旺国小型版第十一版2020年重版』が届きました。いつものように「解剖」しておきます。(箱表)(箱天地)(箱背)(箱裏)(本体表)(本体背)(本体見出し)2020年重版には「しおり」が付いていました。(しおり表)(しおり裏)拡大レンズで読めば問題なく読めます。2020年重版は細部が追加訂正されているとツイッターで知りました。楽しみです。追加情報です。先日ブログで「くりかえし符号」の表が旺国に載っていて感動したと書きま
このところ、旺国づいている私ですが、ふと考えました。「いったい、旺国は何年生から推薦できるだろうか?」と。以下、メモです。〇小学校低学年・中学年には時期尚早だろう。〇小学校高学年はどうだろうか。技術的には大丈夫と思うが、小学3年生から、学習国語辞典を使い始め(学校で教え始め)、きっと付箋が山のように付いている辞書から移行は困難だろう。おそらく6年生卒業まで付箋貼りは続くだろうから。〇では、中学生から薦められるだろうか?実は初版発行に遠くからかかわった辞書があります
【新】の項を読むと[難読]や[人名]が例示されていました。いろいろな言葉の語釈にも、いたるところに[難読]や[人名]があります。旺国の【新】の項より[難読]の例示を読みます。新地さらち「さらち」は「更地」だと思っていました。辞書で確認したら「更地・△新地」となっていました。新治にいばり居住地は、その昔、新治(にいはり)郡にありました。辞書には「にいばり」と「ば」が濁音になっています。新湯さらゆいわゆる「一番風呂」のことですね。新墾にいばり旺国には立項されていませんでし