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佐倉麻賀多神社(まかた)「賀」→賀茂を「かも」と読むのと同じに「か」です。濁りません。麻賀多神社は、印旛沼の東側から南側にかけての地域にのみ存在する神社です。その数は全18社。当社は、旧佐倉藩・総鎮守。古くから「まかたさま」として親しまれてきました。◇鎮座地:千葉県佐倉市鏑木町933-1◇最寄駅:京成線・京成佐倉駅~800m◇最寄駅:JR総武線・佐倉駅~1.2km◇御祭神:稚産霊命(わくむすひのみこと)◇御朱印:あり【表参道】◆社頭◆鳥居と社
素盞雄神社(スサノオ)『夏越しの祓』都内最強の防疫神社の1つである『素盞雄神社』安政5年(1858年)、江戸でコレラが大流行。その際、江戸っ子たちは、疫除守を求めて当社に殺到しました。byウイキ◇鎮座地:東京都荒川区南千住6-60-1◇最寄駅1:南千住駅~550m(東京メトロ日比谷線、JR常磐線)◇最寄駅2:千住大橋駅~650m(京成本線)◇御祭神:素盞雄大神、飛鳥大神◇御朱印:あり【疫病除け】当社の核心は、疫病除けにあります。創立記念日に
国史見在社(げんざいしゃ)俵田白山神社(たわらだしろやま)変更前の社号=田原神社当社は、壬申の乱における「悲劇の皇子」=大友皇子を祀っています。緑が豊かな美しい古社は、前方後円墳が隣接します。◇鎮座地:千葉県君津市俵田1452◇最寄駅:JR久留里線・俵田駅or小櫃駅(→木更津駅から38分で上記駅~1km)◇御祭神:大友皇子、菊理比売神◇御朱印:たぶんありません。【国史見在社】当社は、国史見在社の「田原神社」に比定されます。一般に、
牛嶋神社(うしじま)《聖なる三ツ鳥居》当社の核心は、聖なるオーラを放つ”三ツ鳥居”と「防疫除災」です。◇鎮座地:東京都墨田区向島1-4-5◇最寄駅:とうきょうスカイツリー駅~450m(東武スカイツリー・ライン)◇御祭神:須佐之男命、天之穂日命、貞辰親王命(さだときしんのう)◇御朱印:あり※貞辰親王・・・父親=清和天皇、母親=藤原家の娘。東国巡行中に没しました。【表参道】◆大鳥居(東鳥居)「三つ目通り」という、交通量が多い幹線道路に面してい
素盞雄神社(すさのお)表記は、古事記=須佐之男、日本書記=素戔嗚です。当社は、素盞雄。これは、国内唯一かと思われます。《最強の疫病除け神社》安政5年(1858年)、江戸でコレラが流行した際、「疫除守」を求める民衆が当社に殺到しました。byウイキ当社の特徴は、いろいろあれど核心は『疫病除け』です。◇鎮座地:東京都荒川区南千住6-60-1◇最寄駅1:南千住駅~550m(東京メトロ日比谷線、JR常磐線)◇最寄駅2:千住大橋駅~650m(京成本線)◇御祭神:
正月三が日明けに予想通リ新型コロナウイルス感染者が爆発し、1都3県に緊急事態宣言が発出されました。関西もまもなくでしょうか?中部、九州と、これから全国に拡大することでしょう。札幌も徐々に増えて来ています。結局延期になりましたが、「サッポロ冬割」をやろうとした発想はどこから来るのだろうか。頓珍漢もいい加減にしてもらいたい。例年ですと北海道神宮(旧社格官幣大社)もお参りしていましたが、令和三年の初詣は、新型コロナの影響から氏神様だけにしました。(旧社格郷社)一日も早
石濱神社(いしはま)《本殿の隣に忌部の神》当社は、伊勢神宮「内宮」と「外宮」の御祭神をお祀りする神明社です。注目は、本殿の隣。忌部の神を祀る『麁香(あらか)神社』が摂社として鎮座します。◇鎮座地:東京都荒川区南千住3-28◇最寄駅:地下鉄・日比谷線南千住駅◇御祭神:天照皇大御神、豊受大御神◇御朱印:あり【参道】一之鳥居と二之鳥居があります。その形状は、どちらも少々変則的です。◆一之鳥居~笠木の断面がカマボコ型。ちなみに、伊勢神宮は五角形です。
下総國・二之宮二宮神社《水の重視で原点回帰を目指す神社》当社において、九頭竜権現が祀られていること。一般には、知られていないようです。◇鎮座地:千葉県船橋市三山5-20-1◇最寄駅:二宮神社前バス停から1分(JR総武線・津田沼駅から京成バス)◇御祭神:建速須佐之男命、櫛稻田比賣命、大國主命◇相殿神:藤原時平公◇御朱印:あり※当社は、『延喜式』神名帳の《千葉郡・寒川神社》に当たるとされています。(但し、論社)【式内社・正統争い】『延喜式』神名帳
氷川女體神社(ひかわにょたい)《龍神ゆかりの古社》当社御祭神=稲田姫尊は、蛇神説があります。さらに、当社周辺の見沼には龍神伝説。そして、例祭では、「龍神行列」が斎行され、境内社に「龍神社」があります。◇鎮座地:埼玉県さいたま市緑区宮本2-17-1◇最寄駅:国際興業バス・朝日坂上バス停~5分→JR武蔵野線「東浦和」駅もしくはJR京浜東北線「浦和」駅、ともに「さいたま東営業所行き」◇御祭神:奇稲田姫尊◇配祀神:三穂津姫命、大己貴尊◇御朱印:あり(キホン、書置き)
佐原諏訪神社(さわら)《本殿の鰹木は諏訪大社から拝領》佐原と言えば、香取神宮です。でも、この町には他にも素敵な神社が2社あります。それは、八坂神社と諏訪神社です。◇鎮座地:千葉県香取市佐原イ1020◇最寄駅:JR成田線・佐原駅~350m◇御祭神:建御名方神◇御朱印:あり◇社格等:郷社、佐原・本宿の鎮守社【表参道】◆二之鳥居JR佐原駅の駅前通りを100mほど進むと、一の鳥居があります。その先の十字路を左折すると右側に純白の大鳥居が見えます。二之鳥居です。
伊豆美神社と水神社今回は、伊豆美(いずみ)神社とその元宮と言われている、多摩川べりの水神社です。①伊豆美神社《龍神を祀る多摩川沿いの古社》当社には、妙玉郷社大善神(みょうぎょくごうしゃ大善神)いう名の龍神が祀られている小祠があります。◆一之鳥居◇鎮座地:東京都狛江市中和泉3-21-8◇最寄駅:小田急線・狛江駅~1.1km◇主祭神:大國魂大神(=大国主命)◇配祀神:六所宮=小野大神、小河大神、永川大神、秩父大神、金鑽大神、杉山大神◇御朱印:あり◇社格
青渭神社(あおい)《大蛇を祀った神社という伝承》社前の大池に棲む大蛇を祀ったとの伝承があります。いずれにせよ、水神とみてさしつかえない、とのこと。byウイキ◇鎮座地:東京都調布市深大寺元町5-17-10◇最寄駅:京王線・調布駅→バス→青渭神社前バス停◇JR・吉祥寺駅もしくは三鷹駅→バス→青渭神社前バス停◇御祭神:青渭大神(*)◇御朱印:問題あり→本文にて詳述します。◇社格等:延喜式=式内社(論社)、旧社格=郷社(*)青渭大神・・・水波能賣神、青沼馬沼押
虎狛神社《こはくorとらかしわ》『延喜式』神名帳には、武蔵國・多磨郡八座に「虎柏神社」があります。そこには「トラカシハ」との読みが付されています。神社名は、「狛」と「柏」の、どちらの文字なのか。また、「トラカシワ」との読みにも問題があります。◇鎮座地:東京都調布市須佐町1-14-3◇最寄駅:京王線・調布駅バス→「虎狛神社」下車。または、調布駅から徒歩18分。◇御祭神:大歳御祖神◇合祀神:倉稲魂命◇御朱印:あり→本務社である狛江「伊豆美神社」でもらえます。◇
喜多見氷川神社(きたみ)《緑が際立つ静寂な参道》境内には「立石」、すなわち陰陽石も祀られています。◇鎮座地:東京都世田谷区喜多見4-26-1◇最寄駅:小田急線・喜多見駅~1.4km◇御祭神:素戔嗚尊◇配祀神:天照大神、稲田姫命◇御朱印:あり◇社格等:郷社【表参道】◆一之鳥居きちんと整備された参道と言うより、雑木林の中を進んで行く感じ。気持ち良いです。◆二之鳥居~高さは3mほどですが、存在感たっぷりの石鳥居です。台石上部の根巻き(太くな
布多天神社(ふだてんじん)『延喜式』に記された正式な社号→布多天神社(ふたてのかみのやしろ)延喜式に記載された古社が「天神信仰」に転じたのは、いつ頃か。また、それは何故なのか、などを探ります。◇鎮座地:東京都調布市調布ヶ丘1-8-1◇最寄駅:京王線・調布駅~500m◇御祭神:少彦名命、菅原道真公◇御朱印:あり◇社格等:延喜式=式内社、旧社格=郷社※当社は、『延喜式』神名帳の「多磨郡八座」の中の1社です。式内社一覧には、「布多天(フタテ)」との読み
東金日吉神社(とうがねひよし)《切通の参道は清浄感満載!》巨木が連なる参道や清浄な空気に包まれた境内には、気持ち良い参拝ができました。◇鎮座地:千葉県東金市大豆谷(まめざく)860◇最寄駅:JR東金線・東金駅~750m◇御祭神:大山咋命→別名:山末大主神(やますえのおおぬし)◇御朱印:あり◇社格等:郷社、東金総鎮守※東金日吉神社は、807年に創始され、10,000㎡に及ぶ森に鎮座しています。地層がむき出しになった切通し(山王坂)や杉並木などで構成される参道
市谷亀岡八幡宮(いちがやかめがおか)《鶴と言えば亀》鎌倉・鶴岡八幡に対抗して市ヶ谷亀岡1479年、太田道灌が江戸城の西方を守護するた創建。鎌倉の鶴岡八幡宮を勧請しました。「鶴岡」に対抗して、「亀岡」と命名しました。◇鎮座地:東京都新宿区市ヶ谷八幡町15◇最寄駅:市ヶ谷駅~150m(JR総武線・東京メトロ南北線・有楽町線)◇御祭神:誉田別命、気長足姫尊、与登比売神*与登比売神(よとひめのかみ)は『記紀』に登場せず、謎が多い女神。いちおう応神天皇の后とされていま
蛟蝄神社(こうもう)《関東最古の水神様》社伝によれば、創始は約2300年前。現在の「門(かど)の宮」の場所に水神を祀ったのが始まりです。のちに、東方の台地に遷座しました。その際、旧社をそのまま残し両社を一体として、祀ってきました。by『房総の古社』菱沼勇(有峰書店新社)「蛟」=「みつち」→龍の属もしくは、蛇類を表す言葉「蝄」=「すだま」→山や川の精◇鎮座地:門の宮=利根町立木2184◇鎮座地:奥の宮=利根町立木882◇最寄駅:JR成田線・布佐駅からバ
葛西神社(かさい)《旧社号は香取宮》創建は1185年。当地の領主葛西家が下総國・香取神宮の御神霊を祀り、上葛西&下葛西の三十三郷総鎮守としました。社号は、長く「香取宮」でしたが、明治維新で「香取神社」と改称。1881年に現社号へと変更しました。◇鎮座地:東京都葛飾区東金町6-10-5◇最寄駅:JR常磐線・金町駅&京成線・京成金町駅~850m◇御祭神:経津主神◇相殿神:日本武尊、徳川家康命◇御朱印:あり【表参道】◆一之鳥居~一般道路から石段を数段あがる
2018年3月、伊勢を旅して神社を巡りました。松阪神社~当社は、松阪城の城内社だった?と言っても過言ではない立地でした。松阪城跡に隣接する「四五百(よいほ)の森」に静かに鎮座していました。◇鎮座地:三重県松阪市殿町1445◇最寄駅:近鉄・松阪駅(循環バス→市役所前バス停~550m)◇御祭神:誉田別命、宇迦御魂神◇御朱印:あり【表参道】◆一之鳥居~鳥居手前から右方向が石畳になっています。右に進むと観光スポットである「御城番屋敷」。鳥居の向こうはアスファルト
篠崎浅間神社創建は西暦938年。「天慶承平の乱」の時、平貞盛の平安を祈って霧島神社を祀りました。1000年の時を経た1945年に浅間神社と改称し、現在に至ります。つまり、浅間神社としての歴史は、わずか70年です。(注)天慶承平の乱=平安時代中期に起きた反乱の総称。関東で平将門、瀬戸内で藤原純友が乱を起こしました。◇鎮座地:東京都江戸川区上篠崎1-22-31◇最寄駅:①=JR総武線・小岩駅→京成バス・瑞江駅行き→浅間神社バス停~100m◇最寄駅:②=都営新宿線・篠崎駅→京成
武蔵國・一之宮小野神社《釈然としない一之宮》一之宮なのに、旧・社格が郷社一之宮なのに、宮司が不在がち一之宮としての証拠があるのに「全国一之宮会」に属さないこのように、”どうにも釈然としない”小野神社を訪ねてみました。◇鎮座地:東京都多摩市一ノ宮1-18-8◇最寄駅:京王線聖蹟桜ヶ丘駅~700m◇御祭神:天下春命、瀬織津比咩命、伊弉諾尊、素盞嗚尊、大己貴大神、瓊々杵尊、彦火火出見尊、倉稲魂命、以上8柱。◇御朱印:あり◆参考図版『郷社一之宮之図』
立川諏訪神社《隣接地には元宮の跡地も》創建は平安時代初期。立川柴崎村の鎮守として、諏訪大社を勧請したのが始まりです。◇鎮座地:東京都立川市柴崎町1-5-15◇最寄駅:立川駅~900mJR中央線、青梅線、南武線◇御祭神:建御名方神◇御朱印:あり【疑問】「諏訪」と言えば、梶紋です。しかし、当社は梶紋を使っておりません。「三つ巴」しか見当たりませんでした。なぜ、梶紋を使わないのでしょう。【諏訪大社の梶紋】◆左:上社=諏訪梶(根が4本)◆
2018年11月、五日市線に乗って多摩地区の神社を巡りました。阿伎留神社(あきる)《鹿卜(ロクボク)を行っていた古社》創建年は不詳。『延喜式』神名帳《武蔵国多摩郡8座》の筆頭に記載される式内社です。また、従四位下勲六等の神階も受けています。◇鎮座地:東京都あきる野市五日市1081◇最寄駅:JR五日市線・武蔵五日市駅~1.2km◇主祭神:大物主神◇相殿神:味耜高彦根神、建夷鳥神、天児屋根命◇御朱印:あり※祭神付記江戸時代後期の時点で、祭神は味耜高彦根神のみ
御田八幡神社(みた)和銅2年(709)牟佐志国牧岡に東国鎮護の神社として創建。後年、御田郷久保三田に遷座。また、延喜式神名帳では、延喜式内・稗田神社の論社とされています。◇鎮座地:東京都港区三田3-7-16◇最寄駅:JR山手線・田町駅~850m都営浅草線(=京急線)泉岳寺駅~450m◇主祭神:誉田別尊◇配祀神:天児屋根命、武内宿禰命◇御朱印:あり【表参道】◆大鳥居◆斬新な社号標~お隣の高層マンションの外壁を有効活用した、壮大無比な社号標です。
2018年8月、練馬区にある太田道灌ゆかりの神社を巡ってきました。今回は、標記神社と周辺に鎮座する「水に関わる社」に参拝しました。石神井氷川神社(しゃくじい)室町時代の応永年間(1394~1428)に、領主である豊島氏が居城・石神井城の中に守護神として祀ったのが始まりです。◇鎮座地:東京都練馬区石神井台1-18-24◇最寄駅:西武新宿線・上石神井駅~1.4km西武池袋線・石神井公園駅~1.6km*バス→①JA東京あおば、②あたご橋①=JR阿佐ヶ谷駅・JR荻
井草八幡宮(いぐさ)《元は、春日神社でした》創建年代は不明。神社として形が整ったのは平安時代末期。春日神を祀っていました。八幡神を祀るようになったのは、源頼朝が奥州遠征(1189年)の際に立ち寄って以降のこと。頼朝が来ただけで、春日神から八幡神に変わってしまった神社です。◇鎮座地:東京都杉並区善福寺1-33-1◇最寄駅:荻窪駅→井草八幡宮バス停(JR中央線&東京メトロ丸の内線)◇御祭神:八幡大神→応神天皇(=誉田別命)◇御朱印:あり◎今回は、境外末社=浅間
《総本社の奥宮》麻賀多神社=奥宮(まかた神社)2018年8月20日、旧・下総國印旛郡の式内社「麻賀多神社」の里宮と奥宮を参拝しました。◇鎮座地:千葉県成田市船形834◇最寄駅:京成線「成田」、JR成田線「成田」→千葉交通バス「はなのき台」バス停~徒歩1km◇御祭神:稚日女尊(わかひるめのみこと)◇御朱印:あり※「稚日女(=稚日孁)」~幼い”日の女神”という意味です。天照大神の別名が「大日女・大日孁(オオヒルメ)」。そして、稚日女=天照大神の幼名とも言われて
《麻賀多全18社の総本社》麻賀多神社(まかた神社)2018年8月20日、旧・下総國印旛郡の式内社「麻賀多神社」の里宮と奥宮を参拝しました。◇鎮座地:千葉県成田市台方字稷山(あわやま)1番地◇最寄駅:京成線「公津の杜」駅→コミュニティバス「麻賀多神社前」◇御祭神:稚産霊命(わくむすひのみこと)◇御朱印:あり→毎月1日と15日のみ拝受可能。※麻賀多神社は、千葉県・印旛沼(いんばぬま)の東側から南にかけての地域にだけ存在する珍しい神社で、その数わずか18社。今回
春日部八幡神社(かすかべ)境内には、清澄な気が溢れていました。とくに、拝殿・本殿の左サイドから「奥の院」が鎮座する裏手にかけて。この小丘一帯は、驚異的なほどの清々しい気に満ちていました。◇鎮座地:埼玉県春日部市粕壁5597◇最寄駅:東武アーバンパークライン・八木崎駅~250m◇御祭神:誉田別尊、息長足姫尊、竹内宿禰命、豊受姫命◇御朱印:あり【表参道】◆一之鳥居◆石畳の参道濃い緑に包まれたこの参道。気持ち良く歩けます。◆二之鳥居ヒ