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根津神社《境内社の存在感が際立つ根津神社》当社は、日本武尊が1900年近く前に創祀したと伝わる古社です。現在地(=根津)に遷座する前は、千駄木に鎮座していました。◇鎮座地:東京都文京区根津1-28-9◇最寄駅:根津駅~450m(東京メトロ千代田線)◇御祭神:須佐之男命、大山咋命、誉田別命◇相殿神・大国主命、菅原道真公、◇御朱印:あり◇社格等:元・准勅祭社、旧・府社【表参道】◆社頭大鳥居から拝殿までの参道は緩やかに右カーブします。◆境内
湯島天満宮《天満宮への変身は14世紀》当社は、元々、天満宮ではありませんでした。創建は西暦458年。以来、祭神は天之手力雄命。そんな中、1335年に菅原道真公を合祀。天満宮として再出発しました。◆夕暮れの拝殿◇鎮座地:東京都文京区湯島3-30-1◇最寄駅:東京メトロ千代田線・湯島駅◇御祭神:天之手力雄命、菅原道真公◇社格等:旧府社◇御朱印:あり◆湯島とラブホ湯島天神の界隈はラブホが点在します。町のイメージに不似合いな気もします。調べたところ、当地は、
赤坂氷川神社《半分・稲荷な氷川神社》当社は、西暦951年の創建。1000年の歴史を誇る古社です。境内には、稲荷神社が11社。また、寺院的な雰囲気もあるため、氷川神社に特有な雰囲気が希薄な神社です。◇鎮座地:東京都港区赤坂6-10-12◇最寄駅1:赤坂駅~550m(東京メトロ千代田線)◇最寄駅2:六本木駅~600m(東京メトロ日比谷線)◇御祭神:素盞嗚尊、奇稲田姫、大己貴命◇御朱印:あり【参道】主たる参道は、東参道と南参道。現在では、表参道=南参道といった感
神田神社通称=神田明神《出雲系神社になぜ平将門》当社は出雲系氏族により創始された神社です。にもかかわらず出雲と無縁な平将門が祭神として名を連ねています。いったいどういうことでしょう?【波乱万丈】武将としての将門は、波乱万丈の人生でした。祭神としての将門もまた然り。鎌倉時代=祭神として合祀明治時代=祭神から除外昭和時代=祭神として復活【創建】730年、出雲系氏族の真神田臣(まかんだお
大宮八幡宮《広大なご神域》神域は1万5,000坪。東京23区内において、明治神宮、靖国神社に次いで3番目の広さです。◇鎮座地:東京都杉並区大宮2-3-1◇最寄駅:方南町or西永福*表参道=東京メトロ丸の内線・方南町~1.5kmで一之鳥居*南参道=井の頭線・西永福駅から750mで神門前◇御祭神:応神天皇・仲哀天皇・神功皇后◇御朱印:あり【表参道】◆一の鳥居~Y字路を右に入り、道なりに進むと、この写真の場所=一の鳥居正面に着きます。◆二の鳥
富岡八幡宮創建は、意外に新しく、1627年です。永代島にと呼ばれた小島に創祀したのが始まりとされる。当時は「永代嶋八幡宮」と呼ばれ、砂州の埋め立て地に6万坪を超える社有地がありました。江戸町民から「深川の八幡様」として親しまれ、境内庭園は人気の観光地でした。◇鎮座地:東京都江東区富岡1-20-3◇最寄駅:東京メトロ東西線・門前仲町駅~180m◇主祭神:応神天皇◇相殿神:神功皇后、仁徳天皇、天照皇大神、常磐社神、武内宿祢命、日本武尊、天児屋根命、竈大神◇御朱印:あり【表
芝大神宮芝大神宮の一帯は飯倉という地名だったため、飯倉神明とも呼ばれました。飯倉には、伊勢神宮の御厨(みくりや)がありました。→【御厨(みくりや)】=皇室、伊勢神宮、下鴨神社の領地(=荘園)を指す言葉。◇鎮座地:東京都港区芝大門1-12-7◇最寄駅:JR・浜松町駅~550m都営大江戸線&浅草線・大門駅~120m◇御祭神:天照皇大御神、豊受大御神◇御朱印:あり【表参道】◆大鳥居純白の神明系鳥居です。反り、台座、扁額などがなく、シンプルで美しい。
虎ノ門金刀比羅宮当社は『虎ノ門タワー』という高層ビルに溶け込むように鎮座。インテリジェンスが漂う、清潔な美しさを湛える神社です。◇鎮座地:東京都港区虎ノ門1-2-7◇最寄駅:虎ノ門駅~0分◇御祭神:大物主神、崇徳天皇◇御朱印:あり【関連図版】◆左:『江戸名勝図會』二代目広重~「虎の門」◆右:当社社号標(筆者撮影)【図版について】江戸時代の社号は「金毘羅大権現」。仏教との習合の強さが端的に表れています。現在は、明治の「神仏分離令」を経て、「金刀比
谷保天満宮(やほ)当社は、東日本で最古の天満宮です。東京では、湯島天満宮や亀戸天神社が高名ですが、この両社より古いということです。武蔵国・国府周辺の古社はあなどれません。◇鎮座地:東京都国立市谷保5209◇最寄駅:JR南武線・谷保駅~230m◇御祭神:菅原道真公◇御朱印:あり【参道】◆一の鳥居~一の鳥居から、谷保天満宮の鎮守の森が始まります。◆社叢~参道は緑濃いです。とくに右サイドは鬱蒼としています。◆二の鳥居と手水舎