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結びの先輩の作品の中に素敵な結びがあったので、教えて頂きました。〜えんじ色と白色の2本どり〜えんじ色と白い色の紐2本、それぞれ直径2mm、長さが10mの紐で結び始めました。最初はえんじ色だけで、そして途中で白い紐を入れて…〜絣(かすり)のような玉房結び〜基本は玉房結びですが、「絣もよう」に見えるおしゃれな結びでございます。まずは、先輩から結んだものをお借りして、見本作り。直径4mmの紐で、紐の流れを見ながら結んでいきます。いくら基本が玉房結び
再び、結びの師匠所蔵の結びの作品ファイルの中から見つけた白黒コピーの作品。作品の作成に6月から取り組んでいました。その昔、さる有名な礼法家の方が結んだ「結びのカタチ」だとか…〜難しかった結び〜まずは、どこが結び始めなのか…?結び始めの位置もわからず苦労しました💦そして、結びの構成も💦〜中心部〜よく見ると、玉房結びの組み合わせ。しかし、一方通行の玉房結び。ひもの中心から、左右1本づつのひもで結び始める玉房結びは、わかるけど…一
先日、大学時代の友人から、何年ぶりかの着信がありました。懐かしい思いで、電話に出ると男性の声が…友人のご主人様でした。直感で友人に何かあったのを察しました。「妻が亡くなりました…」大学時代、いつも一緒に旅行した仲の良い4人のうちの一人でした。最後に会ったのは、いつだったろう。年賀状のやり取りはしていたけれど…同い年の友人の死は初めてでした。彼女の葬儀の日、久しぶりに大学時代の友人たちが集まりました。棺の中の彼女は、歳を重ねていましたが、
結びの師匠所蔵の結びの作品ファイルの中から見つけた白黒コピー。この作品を復元してみたいと思い、4月から結び始めた結び。形が葉っぱ🌿のようだったので、新緑のイメージの鶸色(ひわいろ)で結び始めましたが…何回か失敗して、解いては結び直しを繰り返していたら…晩夏になってしまいました〜💦〜葉っぱのイメージの結び〜6枚の葉っぱ(花びら?)を繋げたような結びですが、基本は二つの結びの組み合わせでございます。基本の結びは「二重の花結び」。〜二重の花結び〜
2日目は、奈良の佐保路(さほじ)をぶらぶら。佐保路(さほじ)とは、東大寺の転害門(てがいもん)から平城宮跡にまで続く道。佐保路には「佐保路三観音」と言われる、それぞれ観音様をお祀りした、不退寺(ふたいじ)、法華寺、海龍王寺(かいりゅうおうじ)がございます。まずは、バスを降りて不退寺へ👟〜梅雨空の田んぼ〜道すがらの小さな田んぼは、田植えが終わったばかり。空や周りの景色が田んぼの水に映るこの美しい景色は、今の時期まで。〜不退寺〜門の外から見える中
私が所属する日本結び文化学会の最後の総会が京都で開催されました。それに合わせて、今回は奈良に宿を取り、マニアックな奈良を堪能してきましたよ♪まずは、日本結び文化学会の総会終了後に、お気に入りの細見美術館へ。〜琳派の扇絵と涼の美〜夏らしい涼やかな意匠の扇や団扇。大好きな琳派の絵に癒された後は…京の疎水巡りをしたくなり、平安神宮あたりへ🚶♂️〜平安神宮〜朱塗りの鳥居が艶かしい、平安神宮。4月に訪れた時よりも緑が濃くなっています🌿ここ
結びの師匠から頂いた白黒の結びのコピーから…結びを復元してみました。またしても、自分で自分を褒めてあげたい💮画像を見て、結びを復元できるようになったのは、本当に嬉しいこと💓今回は、中国もしくは、台湾から伝わったという「宝結びシリーズ」の変形。〜宝結びの変形バージョン〜左上から時計回りに、二宝(にほう)結びの変形、四宝(よほう)結びの変形、三宝(さんぽう)結びの変形でございます。これらの宝結びの原形の結びで、私はペンダントを作成しております。そ
東京の桜の見頃は過ぎてしまいましたが、桜前線は北上中。桜色のイメージを3色の結びで表現したいと思い…今年は、色々な桜色の帯留めの試作品を作ってみました。試作品なので、形が不恰好なのはお許し下さいませ🙏〜桜のイメージ〜「十角のかごめ結び」で桜のイメージの色合いで結んでみました。染井吉野や、河津桜、啓翁桜など…上の桜は、我が家のポット育ちの紅枝垂れ桜🌸でございます。〜桜色の帯留め〜桜色の帯留めを枝垂れ桜柄の帯に合わせてみました。〜桜のテーブ
昨年の12月9日のブログでご紹介致しました、「玉房結びの応用」を使った飾り結び、とりあえず完成。12月9日のブログ←ご興味のある方はクリック〜「玉房結びの応用」の飾り結び〜上から「二重叶結び」「重ね几帳結び」「几帳結びを入れた玉房結び」「重ね几帳結び」「三角形の折り畳み玉房結び」「二重叶結び」「真ん中が空いた玉房結び」「つゆ結び」でございます。この結びのメインは、白と紫の2色使いの玉房結びの応用の結び。〜几帳結びの入った玉房結びの応用〜途中
久しぶりに、新しい結びに挑戦。先生からお借りした見本を見ながら、表、裏とひもの流れを確認しながら結んでいきます。玉房結びと几帳結びの組み合わせの結び。〜玉房結びの応用〜玉房結びを初めて結んだ時は、何が何だかわからず、頭の中は●X▲■状態💦でも、何年も続けているとひもの流れが見えてくるものなんですね♪途中から紫色の紐を加えて、二本どりで8段、とりあえず結べました。あれだけ苦労した玉房結びの応用・発展形の結び、先生の見本を見ながら結べ
かなり昔…結びの作品展に出展した「かごめ結び(十角)」の帯留めシリーズ。以前の写真を見た方から、ぜひ作って欲しいとの依頼があり、復習を兼ねて、再び作成してみました。まずは、帯留めの単色シリーズから♪〜梅色シリーズ〜1個でも使えるし…ボリューム感が欲しければ、2個、3個と帯締めに通してみても♪〜空色シリーズ〜〜抹茶色シリーズ〜いずれも直径1.5mmの紐1本で結んでいます。〜帯留め三色〜3色の紐で結んでみました。グッと、華やかに
結びのお稽古で、「石畳結び」、別名「市松結び」を教えて頂きました。早速、この結び方でペンダントを作成❣️〜石畳結びのペンダント〜直径2mmの紐2.5mで作成致しました。〜金と銀のイメージで〜白いペンダントは、スミクロ色のニットに合わせてみました。金具はシルバー。ベージュ色のペンダントはグレージュのカットソーに合わせてみました。金具はゴールド。紐先は、合い引き結びで仕上げてあるので、ペンダントの長さを調節する事ができます♪光の反
5月1日(日)から開催されている結びの展示会のお手伝いに行ってまいりました。前日の設営は大変で、終了した頃には、足腰がガタガタに…💦でも、大変素晴らしい作品展となりましたので、ちょっとだけご紹介致しますね♪〜日本結び文化展in長野〜可愛らしいうさぎさんのタペストリーがお出迎え💕善光寺さんのご開帳に合わせての作品展ですので…うさぎさんが結んでいるのは、袈裟の飾りとなる「修多羅」でございますよ💡〜会場の様子〜1階と2階の広いスペースにたくさんの結び
新緑の美しい季節になりました。新緑のイメージを3色の結びで表現したいと思い…色々な新緑色のモンキーノットを結んでみました。〜新緑色のモンキーノット〜如何ですか?櫻撫子好みの新緑の色合わせでございます。〜山笑う〜「山笑う」とは、春の芽吹きはじめた華やかの山の様子のこと。若葉や木の花などで山が笑っているような、華やかさを表してみました。〜花菖蒲・あやめ・杜若〜この季節を彩る花菖蒲、あやめ、杜若(かきつばた)のイメージの配色。いずれも
桜🌸の季節がやってまいりました。桜色のイメージを3色の結びで表現したいと思い…色々な桜色のモンキーノットを結んでみました。〜桜色のモンキーノット〜薄い桜色、濃い桜色などの桜色に、合いそうな色味を加えて…3色で結んでいます。ソメイヨシノや、山桜、八重桜などのイメージ…〜淡墨(うすずみ)桜、夜桜〜こちらは、淡墨桜もしくは、夜桜のイメージの配色で♪チャコールグレイのニットに合わせて作成してみました。この春の私のお気に入りです💕〜桜餅?〜
試行錯誤していた新しいカタチの「三宝(さんぽう)結び」のペンダント。先生に紐の流れを解いて頂き、ようやく完成致しました〜💮〜新作三宝結びのペンダント〜三角形の頂点から房が始まっています。そして、三角形の底辺の中心から紐が出る結びがようやく完成致しました💕〜新作三宝結びの解説〜三角形の頂点(下)から出た紐が、房になります。ここが結び始め。三角形の底辺(上)の真ん中から出た2本のひもが、首にかける部分。ここが結び終わり。以前、作成した三
2月のバレンタインデーに向けて…⁉︎そのような意図はなかったのですが…1月の結びのお稽古で、素敵なハートの形のペンダントの結び方を教えて頂きました💕〜ハート型のペンダント〜ハート♡型に結んだペンダント実は、先生からこのペンダントの天地が逆バージョンのものを頂いておりました💕〜スペード型のペンダント〜先生の作品こちらが先生から頂いたペンダント。スペード♠︎の形に似ていると思いませんか?ゆえに、スペード♠︎型のペンダント❣️こちらもステキ
あけましておめでとうございます。今年の十二支は寅(とら)。そして干支(えと)は、壬寅(みずのえ・とら)まずは、新年の結びのご紹介から♪〜トラの土鈴〜今年の土鈴は凛々しい虎クンです。虎の土鈴に施した結びは下から「つゆ結び」「蝶結び」「つゆ結び」でございます。〜バックスタイル〜後ろ姿もキュートでしょ💕続きましては、色紙に貼られた結びの虎。〜結びの虎の色紙〜虎柄の紐で結びました。どなたです?猫🐱みたいって…💦まっ、虎も猫の
先日、モンキーノットのペンダントのオーダーを頂きました。そのうちのいくつかは海外へ…クリスマスプレゼント🎄🎁になるのでしょうか…?〜モンキーノットのペンダント〜モンキーノットは、海外でも有名な結びです。日本語では猿の握り拳結び。その結びのカタチが猿🐵の握り拳✊に似ているからとか…1889年E・N・リトルによって、初めて図示された結びだそうです。ロープのひも先にこの結びを作り、その結び目の中に石などの重いものを入れると、ロープを遠くまで飛ばす事ができ
高校生の包み結び講座で、平結びのチャーム(根付け)をご紹介致しました。昔は、根付けと言ったものですが、今ではチャームの方がわかりやすいですよね。根付けの解説も葵の御紋のついた印籠を片手にご紹介致しました。そして、今回もテキスト作成、がんばりました💪〜テキストと平結び〜まずは、直径2mmの2色のひもを使って平結びの練習。2色にするとひもの流れがよくわかります💡〜平結びのチャーム〜本番は、直径1.5mmの1本の紐で作成。さすが、高校生!テキ
結びのお稽古は、緊急事態宣言の為、お休み中なので…苦手な結びの自主練習を💡〜几帳結びと菱結び〜右側が几帳結び。「几帳(きちょう)」とは、昔、部屋を仕切ったり、隔てる為に使われた衝立のこと。「几帳結び」は、この几帳の飾りとしてよく結ばれた結び。左側2つが菱結び。菱結びは、几帳結びを繋げて菱型に結んだ結び。菱型は、水草の菱(ヒシ)の葉の形に由来する昔から吉祥文様の一つ。几帳結びを繋げていくのが結構大変で…途中で紐の行き先がわからなくなってし
高校生の包み結び講座で、結びで作る四つ葉のクローバーをご紹介♪〜四つ葉のクローバーの結び〜3種類の太さの紐で作成。最近、「叶結び」を利用した水引の四つ葉のクローバーをよく拝見致します。「叶結び」の「叶」の漢字は、分解すると「口」と「十」。「叶結び」は、結び目が表は「口」の形、裏は「十」の形。願い事が叶う結びということで、人気がありますが…実は、この結び、「叶結び」ではないそうです。この四つ葉のクローバーで使った結びは「魂魄(こんぱく)結び」という結
「二宝(にほう)結び」、「四宝(よほう)結び」のペンダントに続いて、ようやく三宝(さんぽう)結びのペンダントの見本が出来上がりました。〜三宝結びのペンダント〜どんな洋服にも合いそうな乳白色の紐で作成。直径2mmの紐2本どりで…三宝結びの上の左右の結びは、つゆ結び。そして4本の紐も、つゆ結びでまとめました。後ろのまとめは、逢い引き結びで…ペンダントの長さを調節できるように❣️〜ニットに合わせて〜ベージュのニットのアンサンブルに合わせて
「三宝(さんぽう)結び」のペンダントを考えている途中で、なぜか「四宝(よほう)結び」のペンダントが完成してしまいました〜♪「二宝(にほう)結び」のペンダントから始まった、「宝結び」シリーズのペンダントでございます。〜四宝結びのペンダント〜微妙なニュアンスの白の四宝結びのペンダント。こちらは私用で、薄い灰桜(はいざくら)色。ちょっと赤味のある白い色でございます。〜花浅葱(はなあさぎ)色の四宝結びのペンダント〜こちらの花浅葱色は友人へのプレゼント。友人
本日4月14日は、旧暦の「雛まつり(3月3日)」。「雛まつりの節供」に間に合うようにと結んでいた「桃色の飾り結び」…ようやく旧暦の「雛まつりの節供」に間に合いました〜💦〜桃色の飾り結び〜直径1.5mmの紐10mで結んでいます。今回は、結びの先輩から頂いたヴェネチアン・グラスを結びの中に取り入れていますよ♪ちょっとだけ拡大図でご紹介。〜上の方の結び〜上から「八坂紋結び」「玉房結び」「下向きの唐蝶結び」「つゆ結び」。そして、ヴェネチアン・グラス。
結びのお稽古は、新型コロナの影響でお休み中ですが…二宝結びのペンダントのオーダーを頂戴致しました。オーダーは、お好きな色2色で作成。お客様は、秋ぽいシックなお色がお好みのようでございます。〜シックなカラー〜一番上の赤と黒は、お友達へのプレゼントで、お友達に似合いそうな色だそうです。実際にその方が身につけたお姿を拝見してみたいものですね♪そして、下の黒とブルーグレイと、紫と青の組み合わせはご自分の為にと…〜桜カラー〜お嬢様へのプレゼントというオ
《高校生の包み結び講座》では、梅結びをご紹介♪花結びの中で、仕覆(しふく)、志野袋など、袋の口ひもを美しく結ぶ結び方があります。今回はそれを応用して、梅の花の形に結ぶ、「梅結び」を小さな寸松庵サイズの色紙に結んでみました。〜梅結びの色紙飾り〜直径4mmの白いひもで白梅のイメージで…色紙の色は美しい日本の色、各色で作成してもらいました。ついでに美しい日本の色名のご紹介も❣️半色(はしたいろ)、つるばみ色って、ご存じ?〜テキスト作成〜結び方の手順
早いもので、人日の節供も過ぎました。昨日は、七草粥を食されましたか?急がないと、せっかく教えて頂いた今年の干支の「牛の結び」の出番がなくなりそう💦寸松庵サイズの小さな色紙に貼り付けた「牛の結び」でございます。〜牛結び?の色紙〜まずは、おめでたく紅白の牛結び。赤べこ(赤い牛)と言えば、福島県会津若松の郷土玩具。結び自体は、そんなに難しくは無いのですが、牛の顔に見えるように形作るのが大変…右上の水引細工の松竹梅は、10年ほど前に私が作成したもの…
来年の干支は辛丑(かのと・うし)。そう、十二支は丑(うし)=牛。招福の牛の鈴に花結びをして、根付けを作ってみました。〜招福の牛鈴〜胴体に「招福」と書かれた、なんともユーモラスな牛の鈴でございます♪〜5種類の結び〜5個の牛の鈴にそれぞれ5種類の結び。一番上(12時の位置)から右に、時計回りに…八重菊結び、十全結び、玉房結び、三井結び、四宝(しほう)結びの5種。直径1.5mmの紐で結んでいますが、紐が細くなるほど難しくなります。特に苦労した
霜月のお稽古で教えて頂いた、ぶどう🍇のペンダントが完成致しました〜♪〜ぶどうのペンダント〜シャインマスカット、巨峰、デラウエア…というところでしょうか?💦それぞれ、直径1.5mm、長さ5.4mのひも1本で結んでいます。基本は豆の形の結びを18個結んで…〜シャインマスカット〜ライトグリーンの紐は、最近人気のシャインマスカットのイメージで♪葉っぱは、一方方向で結ぶ、亀結び。亀結びは、綺麗な形にするのがとっても難しくって…最後には、師匠の田中年子先