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私は「日本歌人クラブ」という歌人団体に所属しています。所属する結社を超えた、日本に数多ある結社の人たちが会員になっています。言ってみれば、主義主張の違う文学理念を持った歌人たちの総合的な集まりです。今日はその歌人クラブの創立70周年記念シンポジウムに参加してきました。会場は中野サンプラザ(中野に住んでいる私には楽すぎる場所笑)そこで現代歌壇の重鎮であるお二人が短歌に関する対談をなさったのですが、その対話の中で一際私の耳を引いた言葉がありました。その言葉とは恋人です。登壇さ
私のような短歌をする人間にとっては、神様のような存在。それは小倉百人一首を編んだ藤原定家やその父俊成から始まる和歌のお家柄、京都の冷泉家。その当主為人氏が、講演されるということで、日本歌人クラブの総会に行ってきました。実は、私が日本歌人クラブに入会したのははるか昔、30年以上も前のことでした。でも総会に参加したのは、今回で2回目。1回目は確か入会したての頃に、自分の所属する短歌会の主宰のお供で、ただ命じられるままに行ったのでした。以後、あまり興味のある講師が登壇されなかったので、気づ