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稲刈りは残り1枚。そう云ってから足踏み状態です。何故か?答えは簡単、「雨が降るから」です(濡れた稲は機械刈り出来ません)。予報は「晴れ」でも雨雲がやって来てサアッとひと雨降る。この時期は虹がよく見られます。(先日のハツシモ田んぼ。よく稔っている場所とそうではない場所とが有ります。)石川県は水王国、北陸。11月第一週を過ぎれば、曇天雨天の日が優勢に。土が乾いている間に済ませたい溝切りもあるのですが、何とトラクターにつける部品が一つない!カレンダーと天気予報を見ながら、農機具屋さんから
いよいよ最後の稲刈りはハツシモを残すのみ。現在、早稲品種は出荷販売中です♪↓〇道の駅のと千里浜(こちらの羽咋米には生産者として参加していまーす!)〇元気な野菜たちのっぽくん〇溝口食糧☆晩稲の「銀坊主」「日本晴」は調整中のため、いましばらくお待ちください🌾m(__)m(稲刈り後の籾からお米になるまでは、実はいくつもの工程が有ります。私も栽培するまで知らなかった…💦)さて、稲刈りをしながら実は来年がもう始まっています。今年は自然農法センターさんの有機稲作セミナーや、竹内孝功さん
本日も稲刈り!……のはずが。開始まもなく小雨となり、あえなく中止となりました。残り田んぼ2枚、天候と相談しながらまた次回です(稲刈り機、コンバインは雨に弱いのです)。いろいろ準備をしても、すべては天候次第なので「仕方がない」と割りきるしかありません。今年、稲作においては不思議なことがたくさんありました。いつかお話するときもあるかもしれません。暖冬、寒い春、水不足と長雨、高温と低温、降り幅の強い年でした。草や虫も混乱したような年です。蓋を開けてみれば、稲はおおむね好調でした(その収支合わ
しばらく間が空きました。10月も終わり、春先の低温に続いてやって来た暑さはどこへやら?急に晩秋の気配となりました。近くの潟(かた)にはハクチョウの群れが飛来しています。雁も来ました。越冬のためです。稲刈りは何とか進み、田んぼはあと2枚を残すのみ。早稲品種は出荷を始めています。気候が変化したな~としみじみ思います。諸説有りますが、大きくは寒冷化に向かっているのではないかと想像しています。ずいぶんと前に新聞記事の特集で読んだ内容と、国立科学博物館での展示だったかな?その辺りが根拠です。結果
先日、私たちにしては大量の苗箱の半分を洗い終えました。残りは敷地内の端にずらし、いよいよ「乾燥機」の準備にとりかかります。(乾燥機の排出口準備)コンバインで稲刈りした後の「籾」は軽トラックで運ばれ、この乾燥機に投入されます。ハザ干しじゃないの?そう思われる方もいるかもしれません。私たちにとってハザ干しで美味しく提供できる範囲の面積を越えたこと、また北陸は晴天率が低いためとくに晩稲は機械乾燥に頼らざるを得ないことから、これを利用しています。今年は例年以上に?天候が不安定で長雨が続いていま
空梅雨の後に再び「梅雨」がやって来ました。いやあらためて?高かった気温が急に下がりました。しかもいつもなら高温の時期が一時は20℃以下に。イネはただ今「妊婦さん」の子もいて、ハラハラしながら見守っています。お腹が冷えてしまう~~!翌日は、涼しい風が吹くも気温がぐんと上がりました。まさに乱高下です。二足歩行でうろつくヒトは汎用性、適応性がある程度ありますが、動けない植物はどんな気持ちでしょうか。(ちなみに水中にいる魚は尚更で、人が感じる気温1℃変化の3倍ほどにもなるそうです。)以前の投稿
富山県・富美菊酒造様から夏酒『羽根屋ClearBlue』が入荷しました麹米に山田錦、掛米に日本晴を使用して、蔵独自の五段仕込みで醸された1本。ドライな味わいながらも、旨味の輪郭も感じられるお酒なので、和食からエスニック料理まで幅広いお料理との相性抜群ですコクを楽しむなら常温で、爽やかに楽しむならよく冷やしてロックで召し上がるのがオススメ🎶🎶富山県・羽根屋ClearBlue山田錦×日本晴生酒1800ml¥3400税込/720ml¥1698税込さいとう酒店富美
「馬なり」これは競馬用語らしい。自分が今年の田んぼ用苗代で見た現象を、相方があるジョッキーの例と共に言い換えてくれた。今年の「日本晴」の苗は私たちの経験の中で一番の出来となった。ずんぐりとして硬く、葉先が尖っている。発芽率もそれほどに悪くない。田んぼに植えるとしっかり根付き、今は身体を大きく生長させて草を押さえている。暑い夏をこれからどう越えるか、まだわからないところはある。しかし素晴らしい苗だ。何でそうなったのか?いろいろ推測するがまだわからない。要(かなめ)は苗代のような気がす
梅雨が空けたのか、晴天が続きます。気温もぐっと上がりました。昼は屋内退避の季節がやって来たようです。ネコも長く伸びています(ヒトも)。(くたびれて廊下に横たわる相方。)「銀坊主」のカルチ除草を終えて一服。その後はノコギリ鎌を片手に、苗代の根切りシートを剥がす作業の続きを。全部取り終えたら、くず大豆を蒔いて来年の為に地力を養います。夜は有機稲作セミナーに参加。https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1809213122583663&i
ご無沙汰しております。夏至に田植えを終えました。今は除草作業と、後回しにしてきた仕事を地味に片付けています。田植えに使った1,000枚ちょっとの苗箱洗いや、草が絡む根切りシート剥がし、片付け、畔の草刈や、新たに出現した獣害対策……山積です。もっとも大事なことは稲刈り前に体力を回復させること。さてそんなややくたびれた、しかしひとつの山場を越えたある日。作業をしながら、「自分はのろまなのでは?」と思いつきました。返しの早い日常会話は苦手、しかし大きな時間軸を眺めて考えながら話すのは嫌いで
ついに、夏前の一大イベント【田植え】が始まりましたとはいえ、私は妊娠中で身体を冷やすのはNGのため、田んぼには入れませんが約2ヶ月という時間をかけてわさわさと育ってくれた、かわいい苗たち🌱を根を切らないようにと気をつけながら、植えやすいようにもくもくと選別していきます時折聴こえてくるホトトギスのさえずりやウグイスの谷渡りに癒されつつ、ひとり自然のなかで土や雨のにおい、
午前は相方が水廻りに。約3ha分の田んぼにちゃんと水が来ているか確認にまわる。新規就農者の常で農地はあちこちに点在、移動に時間がかかる。いずれは集約出来たらな。本日は「銀坊主」の田植え2日目。富山県生まれのこの品種については、我が家ではたくさんの物語があり愛着ひとしお。(銀坊主、みのるポット苗)田植えの後は除草組と代かき組に分かれて作業。大体、田植えは夏至までかかりそう。買った本も読めるのは少しずつ。🌾お知らせ🌾只今田植えと除草作業による繁忙期のため、直接注文を一時的に休止してお
本日は、こいつ!酒米は、日本晴!精米歩合65%キレあり、スッキリ!初、奥琵琶湖美味しゅうございます。コレは、リピあり。肴は、クリームチーズ!ガーリックなどもきいたヤツ!日本酒にも合いました。飲めて、アテあればなんでも幸せ‼️
「日本晴」と「銀坊主」。「にっぽんばれ」と「ぎんぼうず」と読む。共にお米の名前、銘柄をさす。「日本晴」は愛知県で生まれ、コシヒカリが出る以前は国内で広く栽培されていた。今でも西日本側では栽培が盛んで、粒の大きさ、炊き膨れる特徴が好まれて特にこの品種を採用する地域もある。「銀坊主」は富山県で生まれた。これについて語ると長いので、今回は短めに試みる(興味がある方は現代農業2022年2月号、222頁を見てね♪出てます♪)。明治に生まれたいわゆる在来品種で、「愛国」からの突然変異。石黒岩次郎
もうすぐ田植えが始まる。私たちが住む地域では五月の連休辺りが田植えの時期なのだけれど、自分たちは約一月ほど遅い。最初に植えるのは「農林1号」。我が家での販売名は「一(はじめ)」。続いて新顔の「ひとめぼれ」、中稲の「コシヒカリ」、晩稲の「日本晴」「銀坊主」「ハツシモ」と続く。早稲(わせ)、中稲(なかて)、晩稲(おくて)というのはざっくりと云えば稲の収穫時期の違いで、早く穫れるものから遅く穫れるものをさす。単純に作業を分散させるためと、リスクを分ける意味とがある。あるとき、
イネの種まきをすべて終えて、いよいよ迫る田植え準備に追われています。田植えをする前に田んぼに水をはり、先に草の芽を生やす、そうして均し(平らかにする)と代かき(苗を植えやすくする、また水漏れを防ぐために表土を細かくする)を行い、草を抑えます。また畔の草を刈ります。この間にマコモの植え付け、大豆の種まき(草刈り作業や耕すことも)、梅の収穫と続き、田植え後は素早く除草作業に入らなければならないので、とにかくリズムを心がけます(上手くいったら良いのですが☆)。一旦、落ち着くのは7月末辺り。それ
緊急事態宣言下のGWが明けると雲一つない日本晴上りの快速(223系)も大阪に通勤客を運んでいます米原始発の一番列車(快速221系)が下って来ましたニャオ元気取り戻したのか朝のゴミ出しにお付き合い縞ちゃんはベッドを天日干しされて猫山頂上で退避中最後の声はば~ばの「綺麗になった!」お腹が緩いシュワちゃん三日続けてトイレ失敗ですゴンとニャオそしてパンダが揃った午後の昼寝タイムニャオ「心配掛けてご免なさい」とじ~じに甘えてます去年、母の日に何かあ
日向ササユリの蕾が大きくなってきたうえに、少しピンクの色を帯びてきた。連休明け間もない頃に、開花するに違いない。昨年より十日ほど早い。移り気な私の中で季節はササユリの開花期に向かっている。ツツジやシャクナゲの中で残す花は、我が家ではヤクシマシャクナゲとハクサンシャクナゲだけになった。今年のツツジ・シャクナゲの話題の締め括りにしたい。あまり確信があるわけではないが、写真に少し説明をつける。写真1は園芸種’ゴールデン・トーチ’。これはヤクシマシャクナゲの交配種’バンビ(Bambi)’と名称
「能登地区のイネ品種は能登白(のとしろ)なんじゃ❗ボケッ❗」私は相方の耳を引っ張り(かなり乱暴に)そう怒鳴っていた。夢の話である。ごめんなさい。「能登白」とはかつて能登(大雑把に云って石川県は能登・加賀地区の二つに分けられる)の老農三吉氏が見出だしたお米の品種。さていよいよ苗代(なわしろ)を作り、早稲品種から並べ始めた。先ずは「農林1号」(我が家の商品名は『一』)から。その後は「ひとめぼれ」となる。この時期はまだ霜が降りる心配があり気が抜けない。気が抜けないからか、夢で相方に怒鳴った
野山の花が一斉に咲いている。桜もあっという間に満開気味に…カエルも霜知らずで鳴き始めている。何だ今春のこの状態は?「今年は春が早い」と聞いていたけれど、本当に早い。皮膚感覚ですが、早すぎる( ̄▽ ̄;)三十年前の今頃は名残雪が降っていたものですが。さて、平野では冬が終わったある日。思いつきから近くの山へ登ろうということになりました。標高は600mほど、山頂付近まで車で行ける。はずでしたが。根雪に阻まれ、途中から歩きに。片道2㎞ほど、これなら行けるかと二人で歩くこと
ここしばらく、ほんの数人だけれど新しい出会いがあった。稲作に熱い人達が我が家に足を運んでくれたのだ。冷静にみて我が家の実力はまだまだ。それでも何かしら得ようと訪問される方から逆に力を貰う。たまに「品種にこだわるなんて意味がない」と云われる。実際、我が家で揃えた品種の味の差は大きくはないようにみえる(敏感な方は感じるようだ)。しかし田んぼではどうだろか?花咲く時期、乾いた田んぼに強い、湿った田んぼに強い、背丈が高い、低い、倒れにくい…と様々に違う。今年は長雨かもしれず
「日本晴」。これは愛知県で生まれた現代品種のお米です。我が家の中堅でもあります。大粒で、さっぱりながら噛むほどに甘味が増します。コシヒカリのようなもっちり・粘るお米がちょっと苦手な方にはお奨め。一説に食べたときの血糖値の上昇が緩やかだそう。実は私と相方はさっぱり系が大好き!その為か?我が家にはあっさりさっぱりな品種が集まり(唯一、農林1号に粘りはありますが)、一番にさっぱり系かと思っていた日本晴が、今は一番の甘味ありとなりました。冷めてもおいしい、堅実な品種。さらにさっぱり風味に位置
農村がざわつき始めた。少し前から道を走り始めていたトラクターの姿が増え、心なしか軽トラックの走行スピードも上がったような気がする。(とくに田植え、稲刈り時の軽トラックはとても速い、または重荷で遅い。とてもとても気が立っているためご注意を。)春が早い。読みかけの本がまだ何冊もあるが、これは次の中休みまでお預けかも。去年もそうだったのだけれど、今年も天候がどうなるかは読めない。食糧事情もなんだか不穏な気配、「土いじり」は一朝一夕で出来るものでもないので、早めに畑なりプランターなり
「媚びないお米」これは「銀坊主(ぎんぼうず)」を口にした知人の感想だ。銀坊主は富山県生まれの在来品種。約100年少し前に石黒岩次郎氏により見いだされたお米になる。時流にのり、かつて日本の広域で、また朝鮮半島や台湾でも栽培されたという。石黒氏は自身が見出だした変わり種がやがて海を越えることを知る前に亡くなったらしい。日照不足や湿田に耐え、丈が長いわりに倒れにくい。数年前にご縁で我が家に来たこの種は、昨年ついに出荷品目に登場した。(ただいま販売中です。取扱店舗は「道の駅のと千里浜」さ
こんにちは。家猫が風邪で寝込んでしまい、その看病でやや寝不足のわたくしです。さて春に向けて動き出しています。冬の始末もまだなのですが、そろそろ春に向けて動き始めています。日が過ぎるのが早い…。写真は水稲品種の種どり。すべてではありませんが、大事な「タネ」は千歯こきでとっています。まだ現役!実は最適な採り方は道具を使わず「手でしごく」こと。意外に思われるかもしれませんが、量を多くこなさなければならなくなるほどリスクを負うことになります。つまり栽培により高い技術、または手間が必要にな
快晴の青空に誘われておにぎりを持って海へ行きました。もぐもぐ、もぐもぐ。あれ?でも思ったより暖かくない。むしろ、寒い。風も冷たい。すっかり体が冷え切ってしまいました。体を暖めるために新しく仕込んだジンジャーシロップでホットジンジャーに♪この新しいジンジャーシロップ、只者ではありません。南伊豆町で農薬や肥料を一切使わず自然栽培で野菜を育てている自然農園日本晴さんに分けてもらった新生姜で仕込んだ進化したジンジャーシロップなのです。八木下さんにご紹介
ワイルド・サイドを歩け徳島県三芳菊酒造使用米・徳島県産日本晴精米歩合・70%Alc.16度製造年月・20年12月日本酒らしくないポップなラベルの純米クラスの、三芳酒造にとっての20年度第一号のしぼりたて無濾過生原酒です🍶なお、このお酒は純米造りをしていますが、使っているお米に等外米が少し使われているので、特別名称としての純米酒は名乗れないようです。酒色はわずかに薄く濁った黄金色。フルーティーで柔らかな吟醸香。口に含むと軽いガス感と強い旨味と酸がある甘さが広がり、徐
今日はお米の「日本晴」と「銀坊主」!を出荷しました。午後のことです。準備を終えて一息ついたとき。ひときわ強い海鳴りを耳にしました。(ちなみに、ずい分と前に地鳴りを聞いたことがあります。地震が起きる直前に本当に地面が鳴るのです。ごぉーっという独特の遠いけれど重い響きでした。)私がいる場所から海まで車では10分程度、平野部でありながら遮るものがないためか、外海(そとうみ)と呼ばれる波が高い海がそばにあるためか、海鳴りはぼちぼち轟いてきます。しかし今日の音はいつもよりいっそう低く、重い。強
今日は、よいお天気でしたね最近、コロナコロナで気分が沈みがちなので天気がよいだけでテンション上がります朝から、久しぶりにお外で洗濯物を干しました最近、寒くて外に干すと乾かないから。ずーっと乾燥機だったのですやっぱり洗濯は、外に干すのが気持ちいいさて今日は、用事があり早稲田駅まで行きました。予定よりちょっと早く着いたから「穴八幡宮」時間つぶしがてら軽い気持ちでのぞいたら、ビックリすんごい人この奥が本堂のようですが。。この赤い建物のまわりに大行列。200
寒い一日となりました。さて、和波波Quintetは今少しお休みをいただいております。その間に昨年の間に溜まったあれこれを片付けています。(さらに合間たまに銭湯へ☆)最近、我が家のネコが新技を編み出しました。「おんぶ」。飛び乗り、その後しばらく降りようとしません。爪が背中に食い込み痛いです…。さて、今日の一冊はこちら。ネコとは関係がない、けれど私たち生物全般に共通するかもしれない内容です。「脳はバカ、腸はかしこい」(三笠書房)藤田紘一郎ミミズに天晴れ❗