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今回ご紹介するのは、小学館新書から出ている井沢元彦著の日本史真髄です。著者の井沢元彦さんは作家さんとして有名ですが、歴史好きの人にとっては、「逆説の日本史」シリーズなんかが有名かもしれないですね。日本史についてのアプローチについてはやはり主張が強いところがありますが、それでもなお説得力のあるまとめ方をするのが非常に上手い方です。科学や歴史の本は、その点で言えば、専門の学者さんですと、そもそもわかりやすく説明をするということに慣れていないのもあって、噛み砕いて書きすぎたり、逆に素人にはわかりづ
引き続き、4月に行った、第4回読書部で使用した資料もアップしちゃいます。題して、歴史分析方法についてです。参考図書としては、以下をあげました。逆説の日本史1古代黎明編(小学館文庫)封印された[倭]の謎(小学館文庫(R))[井沢元彦]価格:668円(税込、送料無料)(2019/5/5時点)楽天で購入日本史真髄(小学館新書)[井沢元彦]価格:907円(税込、送料無料)(2019/5/5時点)楽天で購入逆説の日本史は、井沢元彦さんのラ
日本史真髄(小学館新書)[井沢元彦]価格:907円(税込、送料無料)(2019/4/20時点)楽天で購入からの記事、ラストです。最後に、著者は、あとがきで「現代日本の問題点を、歴史を知らないからこそ起きている問題である。」と、喝破してます。僕も本当にそう思います。お隣の人ほどではないですけど、現代日本人も歴史を知らないがために、同じ失敗を繰り返そうとしているとしか、思えません。参考「反省しない人々」いかなる先人の努力の結果、現在の日本があるのか?
さらに、前回の続きです。参考「「日本史神髄」で新たに学んだこと」日本史真髄(小学館新書)【電子書籍】[井沢元彦]価格:907円(2019/4/6時点)楽天で購入による、新たな知見二つ目です。それは、朝鮮人と日本人の宗教感に関する違いです。基本的に日本の古典的芸能作品は怨霊を鎮魂することを目的にしています。つまり、恨みを持って亡くなった人の、怨みを沈めるためのものである。ということです。源氏物語も、平家物語も、太平記も、そうであるわけです。しつ
さらに、日本史真髄(小学館新書)[井沢元彦]価格:907円(税込、送料無料)(2019/3/30時点)楽天で購入に関する、続きです。自分の心を動きを素直に観察すれば、当時の日本人がどう考えたかが分かる、その当たり前のことが、ごく気楽に書かれている。本書は、そういう書籍です。つまり、「井沢元彦さんは、そういうすごい作家である。」が、前回までのお話です。参考「「日本史神髄」を読みました」参考「僕のブログの人気記事」それに加え、僕は新たな知見を得る
アメブロでは、作者の管理用Myページからアクセス解析を見ると、よく読まれている自分の過去記事が分かります。実は、第2位の記事が、下記なのです。参考「鎌倉幕府は何故天皇家を滅ぼさなかったのか?」みんな、「そう聞かれるとなぜ?」と思うのでしょうね。答えは、天皇が怨霊化するのが、怖かったから。前回の記事で書いた通り、これ、井沢さんの書籍読んでいる人にとっては、常識です。参考「日本史神髄」を読みました」でも、学校で一応歴史を勉強をしていても、そもそもこの奇妙さ、に気づいていない人が
前回参考「「逆説の日本史24」を読みました|」で予告した、日本史真髄(小学館新書)【電子書籍】[井沢元彦]価格:907円(2019/3/10時点)楽天で購入に関する書評です。この本、著者自身の紹介で、いきなり「逆説の日本史」シリーズ全巻(今まで、24巻出でいます)読むわけにもいかない人に、これ一冊で分かるように、エッセンスをまとめた本。とのことです。なんで、日本の歴史をコンパクトにまとめた、通史なのかな?と、推測して、読み始めました。つまり、これ