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←寺前直人著『文明に抗した弥生の人びと』(歴史文化ライブラリー449吉川弘文館)寺前直人著の『文明に抗した弥生の人びと』を読み始めた。出版社による内容説明によると、「水田農耕や金属器といった大陸・半島からもたらされたあらたな技術や思想を、日本列島の人びとはどのように改変していったのか。縄文時代の伝統をひく打製石器や土偶・石棒など信仰遺物に光を当て、文明に抗う弥生の人びとの世界を読み解く。大陸文化の西進という固定観念にとらわれず、「日本」の成り立ちの認識、さらには文明論の
自分にしては、読んだほう。実際は、正月休みがあったからか。でも、雪搔きで忙しかったことを思うと、なかなかかな。テレビはニュース番組を含め、昨年の十月から(国会が始まってから)角界の話題で持ち切り。モリ・カケ・スパ問題は無視。政権は救われているなー。親方連中が理事になるんじゃ、何も変わらない。関取として有能だったからって、組織を管理する能力があるとは限らないのに。1月の読書メーター読んだ本の数:13読んだページ数:4289ナイス数:2384顔面考(河出文庫)の感想内
←今福龍太著『ハーフ・ブリード』(河出書房新社)我が家は、なぜか陽光に背を向けるように日中は日がほとんど当たらない。庭に日が当たるはずの場所には蔵が建っていて、遮っている。なので、雪を少しでも日の当たる場所へ移動させない。そうしないと、次の寒波で雪が積み重なってしまう。一昨年、昨年と異常に雪が少なかった。お蔭で除雪の労苦は最小で済んだが、今年は雪国富山らしい雪搔きの日々。運動にはなっているが、本を読めないのが辛い。読もうと思っても、二頁も読まないうちに目が閉じていく。
富山市の市街地近辺。お昼頃までは、やや風があるだけの曇天。やがて、小雨が降りだし、つい先程から横殴りの風と共に雪が。風の唸る音が凄まじい。一気に冬の嵐へ。←鈴木敦子作『散歩の途中』(木版画22.5×22.5cmE.D.232008年)この作品も展示されていた。これが僅か数万円で買える…のに、手が出なかった。「GalleryNOW」にて。拙稿「木版画家・鈴木敦子展へ」など参照。富山市お昼過ぎの天気予報で、午後には雪になるでしょうって、もう午後だし、もう雪が降りだしてる
→南桂子作「女の子と鳥」(1964年)何処か富山を想わせる世界。(画像は、「香希画廊公式サイト」より)拙稿「「南桂子と谷川俊太郎展」の周辺」参照のこと。つい先日、寒波が峠を越したころ、「来週には、今回の寒波と同等かそれ以上の寒波が襲来するとか。弱いを重ねるごとに、段々、越冬という言葉がリアルに感じられてくる」などと呟いた。明日にもまた強烈な寒波が襲来するようだ。近所の方が亡くなられた。師走にも近所の方が二人、亡くなられている。いずれも、ご年配の方で、天寿を全うされたと思
姫野カオルコ作品に呪縛される?「ゆきどけ」を変換する際、一瞬、迷う。「雪解け」か「雪融け」なのか。それとも、「雪溶け」なのか。同じ水が溶ける場合は、融けるんだから、「雪融け」が漢字的には正解に近い気がするが。←姫野カオルコ(著)『H(アッシュ)』(徳間文庫)そもそも、雪が解けるなんて変。これじゃ、解体するような感じが漂ってくる。一節によると、今は、「雪解け」に表記が統一されているとか。うーん。大勢に従うべきか。吾輩としても、チーズも金属も雪も、個体が液体に変換する以上