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スナイドル銃後装式に換装された、装填方式として現代銃の基礎になった銃です。エンフィールド銃を参照総称:元込式雷管外火施条銃全長:1320mm口径:11.5mm施条:3条1864年イギリス政府が研究を開始。1866年に新しい形式として後装式を選定した。これがスナイドル銃の始まりです。後装式(元込式)を分かりやすく言うと、火縄銃のように銃口から弾を詰め込む『前装式(先込式)』ではなく銃身の根本付近に機関部を設けて蓋を作り薬莢を出し入れする銃のことです。日本で
ミニエー銃1846年にフランスの歩兵大尉ミニエーが考案した新型弾頭を撃ち出すために開発された銃です。さて、ミニエーは弾が大事。椎実形鉛弾(以後『ドングリ弾』)の底をえぐって木栓で埋めます。この鉛が薄い部分(羽)が発射される際のガス圧で木栓が押されて膨らみ施条に食い込んで飛んでいく仕組みです。そして、銃。ミニエー銃は、その弾丸の命中精度からゲベール銃にはなかった照尺がつけられました。どのくらい当たるのかというとミニエーとゲベールでの命中比較で300歩(18
ヤーゲル銃ゲベール銃と対をなす、銃身内に施条(ライフリング)が施された命中率に特化した銃です。総称:燧石式先込施条銃全長:1145mm口径:17mm装填方式:先込式銃身内施条:あり(7条)点火方式:燧石式『ヤーゲル』とは『猟師』を意味する。ドイツ語読みの『イェーガー』だと『狩猟兵』『軽歩兵』を意味する。ゲベール銃の記事で紹介しましたが、ゲベール銃は『一斉射撃、その後は棍棒(槍)として使う銃』ですが、こちらは本来の『当てる銃』です。別に狙撃銃を開発したわけで