JR根室線富良野―新得間(81.7キロ)は3月31日の運行を最後に廃止されます。長く都市間を結ぶ幹線や通学、通院を支える「地域の足」として親しまれてきましたが、マイカーの普及や人口減少によって利用者が減少し、117年の歴史に幕を下ろします。富良野市在住の作家倉本聰さんが脚本を手掛けた人気テレビドラマ「北の国から」に登場した布部駅(富良野市)や、故高倉健さん主演の映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地となった幾寅駅(上川管内南富良野町)を含む同区間の7駅は廃止されます。最終日には、各駅で「ラストラン」