ブログ記事78件
今川義忠の死後長らく続いていた龍王丸の逼塞生活もいよいよ最終段階、小鹿今川新五郎範満の寿命が尽きようとしています。ここまで時間がかかるとなると、今の連載や物語の進行ペースだと明応2年にたどり着くにはあと何年かかるのかという長い目で楽しめることは確かですが一体この漫画の最終回はどこを狙っているのか想像しにくくなってきたのも事実です。それにしても貞親ですらやらなかったことを疑う小鹿派の伊勢一門に対する評価は・・・・(京都から離れた駿河にいては入ってくる情報が少ないのはわかります
戦が始まりました。<(あのヤクザのカチコミみたいなのが俺の初陣かあーっ‼)>(29頁)と叫ぶ新九郎を無視して、事態は刻一刻と進みます。駿河の国を治める正統性は、龍王丸の側にあります。新九郎の家来たちは、みごとに、それぞれ持ち味を発揮しています。特に、兵法に長けた多米権兵衛(ためごんのひょうえ)を家来としたのは、先見の明があったと言えるでしょう。従兄弟の大道寺太郎も、予想以上に、一癖も二癖もある人物であることがよくわかる場面がありました。地元勢力では、重臣の堀越源五郎義秀が協力し
太田道灌が死に、新九郎は京の政情に巻き込まれながらも、龍王丸とともに何とか駿河に下ることができました。とはいえ、駿河での情勢も一筋縄ではいかないものでした。この巻で印象に残るのは、新九郎に接する人々の姿です。新九郎の甥の龍王丸は、近く駿河に下り、今川家の当主にならねばなりません。しかし当主としての自信を持てていない龍王丸が、叔父新九郎に、守袋に入るような小さな仏が欲しいと言い出します。<龍王丸(さ、才四郎が言ってた。{殿が彫られたこの観音様!これが霊験もあらたかに
ゆうきまさみさんの「新九郎、奔る!」16巻を読みました龍王丸のキャラ設定がうまいうつけのようで、小鹿範満との直接面談を求めた上に、改めて自分を補佐してほしいと言い出す大胆さも持ち合わせています小鹿範満が数々の幽霊と語り合うシーンや、龍王丸との面談で気持ちが揺らいでいたにもかかわらず、寝込んでしまっているうちに家臣が暴走して、小鹿範満の甥を大将にして龍王丸に兵を上げる悲劇は、まるでシェイクスピアのようです陸で小鹿側の兵を引きつけておいて、海から兵を送る新九郎次巻で家督争いに決着か早
マンガ1巻感想「新九郎、奔る」主人公、伊勢千代丸、のちの新九郎。正直誰なのか判らないが、帯びに北条早雲の物語とあって、主人公が誰なのかわかった。北条早雲は戦国時代の初期に活躍した人物なので、時代劇にはあまり登場ない。手垢のついていない人物といえる。また、ストーリーが応仁の乱から始まるのも嬉しい。応仁の乱は、始まりも終わりも勝者も敗者もよくわからないグダグダの乱なので、マンガになると、よくわかるかもしれない。☆☆☆「絶対に2巻を買って読む」著者:ゆうきまさみ出版:小学館発行:
雲は多いけれど、陽射しのある金曜日。なんだか穏やか。候は黄鶯睍睆(うぐいすなく)ですが、気象庁によるうぐいす初鳴日のデータでは草庵地方は三月初旬だそうな。まだ一ヵ月先です。気象庁によるとこれからの草庵地方は例年よりも暖かくなる予報なのでうぐいす初鳴日も少し早くなるかもしれません。さて、そんなわけで金曜日。明日は週末。一日ガンバロー。戦争反対---最近おすすめの漫画ある?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしようお勧めの漫画???新九郎、奔る大河
後の北条早雲と呼ばれる伊勢新九郎が30を超えての話になる、文明18年から長享に入る。甥の龍王丸の対抗馬である今川新五郎(小鹿範満)の後ろ盾となっていた太田道灌が家中の揉め事で主君に殺害された事を好機とみて、龍王丸を駿河に帰すべく準備にとりかかる新九郎だったが、問題が山積。そうこうしていくうち、どうにも進展しない駿河の状況下に業を煮やした新九郎は…。いつもながら、史実を軸にしてここまで面白く、登場人物が魅力的なものにしてくれているのには、感服するばかりである。戦国に入ろうとしていると
2024コミック事始めSPY×FAMILYの特典本はカウントしないとして。この3書目を購入。アルスラーン戦記20新九郎、奔る15アフターゴッド6X(Twitter)が見られなくなったので新刊を事前に確認しないと!まずはアフターゴッドから!
ゆうきまさみさんの「新九郎、奔る!」15巻を読みました太田道灌が亡くなり、次の将軍を巡る思惑も絡んで、龍王丸が駿府に帰る見込みが立ってきましたところが、代行のはずの小鹿氏が居座る意向を示しますついに出兵か新九郎が駿府に介入することに説得力を持たせるためなのか、龍王丸がすごく「うつけ」に描かれているのが印象的です次巻からは新九郎の武闘派モードがみられそうです新九郎、奔る!(15)(ビッグコミックス)Amazon(アマゾン)↓スレッズの方もよろしくお願いします
○混迷の関東、虎の目覚め◇『新九郎、奔る!』第1話プロローグより明応二年(1493年)伊豆国北条の堀越公方御所にて「室町殿奉公衆伊勢新九郎盛時、三十八歳!主命により足利茶々丸様の御首(みしるし)頂戴に参上仕った!」(ここまではやる!だがこの後のことはもう決めたぞ・・俺が決めた!思えば簡単なことではないか。明日からは俺の主は俺だ!)◇『新九郎、奔る!』紹介サイト『新九郎、奔る!』ゆうきまさみ|ビッグコミックBROS.NET(ビッグコミックブロス)|小学館ゆうきまさみ「
最近は「読める」漫画があまりなくて、ゆうきまさみの「新九郎奔る」がわずかな例外。ビッグコミックスピリッツ最新号の四コマ漫画が「オーバードーズ」ネタだった。“トー横”に広がる「青い舌」薬のオーバードーズ…命の危険も(日テレNEWSNNN)-Yahoo!ニュース新宿・歌舞伎町の“トー横”と呼ばれるエリアで、今、広がっている“ある現象”があります。それは「青く染まった舌」。zeroは薬の過剰摂取、オーバードーズをする若者を取材。なぜ命に関わる危険な行為をするnews.y
おはようございます、たけちです。令和5年12月2日日曜日、みなさん、いかがお過ごしになりますか?たけちは年末年始、どこに行こうか思案中です。久しぶり実家の福岡県に帰ろうとは思っていますが、移動間、どこかに寄ろうかな?あと、「さいたま市発ご近所城址めぐり半日旅」もしたいなぁ。キャンプは・・・寒いから今回はやめとこうかな🥶休みの計画を考えているとワクワクしますねさて、今日は、知らない人はなかなかいないと思いますが、東京都の100名城のひとつ江戸城の紹介ではなく、その城
ちょっと思いついたことを書いてみたいと思います。ただし、これはフィクションです。『新九郎、奔る!』というおもしろいマンガがあります。先日14巻を読んだのですが、思いがけず興味を惹かれたところがありました。将軍足利義尚の最側近を務める伊勢新九郎の館に、奉公衆の末娘ぬいが、たびたび訪れ、家来たちが見事に手なずけられていく場面があります。ぬいは、饅頭タイムと称して、家来たち一人一人に、饅頭をふるまっていました。様子を見ていた新九郎が家来たちに詰問します。<(いい歳をした男たちが行列して他家
<(いくら考えても我が家に迎えるにあなた以上の方は想像ができません。)(物怖じもせず作る食い物は旨い。要するにつまり——)(私自身があなたのことを気に入っている!)>(114頁)これ以上の言葉は、なかなか思いつかないと思います。新九郎は、奉公衆小笠原政清の末娘ぬいと結婚します。奉行衆と奉公衆が引き起こした「文明十七年の動乱」の処理を巡り、御所義尚(よしひさ)と大御所義政のつばぜり合いがありました。御所の勢力が決定的に伸長し、義政は、義尚の求めに応じ出家しました。この間
13集から間が空いて(このブログで取り上げるかどうかも間が空いていたりしますが)発売ということで、何か大きな発表があると思われましたが、なんと前作『白暮のクロニクル』の実写ドラマ化が発表されました。作品の性質上流血シーンが多く、終盤の(ネタバレに付き自粛)ではあんなことまでやっているので、頂上的な描写が不老不死のオキナガの存在に集約されているため実写向きと言われていましたが、地上波のゴールデンタイムでは難しい内容だと思っていました。実際、WOWWOWで放送・配信ということで、「観
ゆうきまさみさんの「新九郎、奔る!」第14巻を読みましたついに妻をめとった新九郎妻である「ぬい」は美女ではなく愛嬌のある女性として描かれており、真面目キャラである新九郎とは良い組み合わせになっています関東の情勢はますます混迷を深め、ついには太田道灌が暗殺されます次巻くらいで、いよいよ新九郎の関東進出が語られ始めるのでしょうか新九郎、奔る!(14)(ビッグコミックス)Amazon(アマゾン)759円${EVENT_LABEL_01_TEXT}↓
五月の信州の事ばかりを書き綴っていて、一月の駿遠遠征のことを書きそびれていた。駿州における目的地は主にふたつ、発掘の成果著しい駿府城と、山城の白眉・丸子城を見ることであった。丸子城には静岡駅からバスで、朝から行けたので昼過ぎには図を摂ることができた。で、zoomの「城飲み諸説あり」で度々話題に出た、丸子宿の丁子屋でトロロ飯を戴けた。オオイタでは父が秋になると山芋を掘ってよく食べた。外で食したのは初ではないか。実家では醬油だったが、ここ丁子屋では白味噌のようだ。運転する予定はないため近
【急増する外国人観光客】原爆資料館でインタビュー!広島で何を感じた?#原爆資料館#外国人観光客#広島0:00イントロ0:15米軍岩国基地勤務アメリカ人の思い3:21イタリア人とドイツ人夫婦の感じた"違い"5:50オーストラリア人男性が学んだこと10:09オランダ人男性の見た世界史今回は、広島市の原爆資料館で、外国人観光客の方に何を感じたかインタビューをしました。外...youtu.be『広島原爆複雑性PTSD薬物治療論文が登録のスイスのデータベースOA.mgを反復し
『新九郎、奔る』13巻いわゆる北条早雲(当時の本名は、伊勢盛時)の若かりし時の話。じゃあ新九郎って何やねん?てなるから歴史嫌いな人多いんだろうか※仮名(けみょう)で調べてみてください。で、お姉さんが駿河国(現在の静岡県中部)の今川義忠に嫁ぐも、夫が戦死。遺児が若く、誰が家を継ぐのか揉める。これを解決して、北条早雲(通称ね)が戦国大名化したと言われている。この御家騒動は、けっこう長く続いた。かつ当初、早雲側が不利だったため、姉さんと遺児は、焼津市あたりに潜んでい
ゆうきまさみさんの「新九郎、奔る!」第13巻を読みました室町時代の人間関係は相変わらず非常に頭に入ってきづらいままですが、今回は分一徳政など制度の話も織り交ぜつつ進んだこともあって、興味が持てました次巻はいよいよ嫁取り?新九郎、奔る!(13)(ビッグコミックス)Amazon(アマゾン)759円
ほろよいジャスミンライチと4月の新刊ものすごい攻めた組み合わせのほろよい。ライチ好きなので呑んでみた。別々でいいと思う。多分クセになる味だけれど、ジャスミンが強くて!さて4月の新刊で購入予定のもの。04月04日SPY×FAMILY11巻04月12日新九郎、奔る!13巻王様ランキング16巻楽しみー🌟KotobadeAsobou言葉で遊ぼう4248/12?https://taximanli.github.io/kotobade-asobou⬛
『新九郎、奔る』12巻いわゆる北条早雲が主人公のマンガ。最新の学説も採り入れられた内容で、とても勉強になる。そして、コミックで感じたのは初!カバーがとてもきれいで凝っている。のだが、おや?12巻から本編の紙質がペラペラになった気が・・・これも物価高の影響か!?
「独身、無職、借金アリ。」帯の文句は現代でもかなり厳しい状況ですが、現代以上にいずれのコミュニティーに所属しているかが重要な室町時代において政所頭人伊勢氏の縁者であることと、現将軍足利義尚の覚えめでたいこと以外伝手のない新九郎には、この3つの条件を抱えての結婚はあまりにも縁遠いものです。細川九郎政元の誘拐、太田道灌の弟・図書助資忠の討死と、時代が動いていることを示す事件が発生しています。ついにこの時代の超有名人・一休宗純がついに登場。三冠王を返上し、新九郎が新たな一歩を踏み出す日
晴れた木曜日。いい天気です。一週間前は今日から雪だったのだけれど、今日は雪にならないようで助かる。昨日の朝まで明日は雪は降らないことになっていたのに、いつの間にか雪マークが長くなっていて困る。予報に拠って雪だったり雨だったりみぞれだったりするのだけれど、それは気温が何度になるかの予想次第で、ちょっとした気温の変化で雪だったり雨だったりするらしい。地球温暖化なのだから、できれば雨で終わって欲しいものなのだけれど。さて、どうなりますかねぇ。雪が降ると関東平野部はスリップ祭りだからなぁ。
後世に江戸の繁栄の礎を築いたと考えられ、主君・上杉定正に暗殺されたことで悲劇の名将として扱われた太田道灌。しかし、道灌については江戸城を築城したことと、風呂場で暗殺された際「当方滅亡!」と叫んだこと、足軽軍法と呼ばれる戦法に取り組んだり和歌への造詣を物語る山吹の里伝説以外はあまり知られていない(若年層ほど知らない)のが道灌の実情ではないでしょうか?(自己紹介乙)本書は道灌について図解を加えながら割と少ないページ数で詳述した図説です。その死についても、特に定正が保守的だったり、道
ゆうきまさみ先生の「新九郎、奔る!」12巻漢字が多くて読むのが大変な漫画?理系の自分にとって、国語や漢字、文章は「苦手」。歴史なんかも、カミさんの方が得意なんだが、長い年月、大河ドラマなんか見てると、イロイロ繋がってくる。しかし、あまり有名じゃない、時代が、ポッカリ抜けている。よくわかってないけど、面白いので?ここまで読んでいます。分かんなくて面白いのだ。この間の「鎌倉の13人」800年前の話今年の「どうする家康」400年前歴史はあまり勉強してないが、自然に埋ま
年が改まり、新たな某国法曹享海の汰毬ドラマが始まっている。『ドーズル=ザビやす』金色のMSを纏った主人公が部下に投げられ「これが若さか…」の名セリフも飛び出した。その流れで、次々回の鯛臥を予想するハッシュタグもあらわれている。ぼくは以前から司馬大人の『箱根の坂』を原作として欲しいと思っていた。伊勢新九郎の話である。ただ、司馬氏の小説がラノベであることに気付いてから歴史小説に対してアレルギーを発症している。最近の伊勢新九郎の研究を反映した作品としては『新九郎奔る
ゆうきまさみさんの「新九郎、奔る!」第12巻を読みました11巻末の次号広告では、新九郎の文書偽造が将軍にばれる展開になるかのようだったのですが、これは見事に一本とられました今川新五郎との交渉をまとめたエピソードはよかったのですが(ウソをつくようになると、他人も同じようにウソをつくのではないかと信じられなくなってくるというところが印象的でした)、他方で複雑怪奇な関東地方の情勢は作者の業をもってしてもやはりわかりにくすぎます歴史マニアであれば、その辺をむしろ楽しめるのでしょうが、正
噂の「源頼朝の下文」を偽物と見破った男の言い分漫画「新九郎、奔る!」(第11集・第70話)噂の「源頼朝の下文」を偽物と見破った男の言い分『究極超人あ〜る』『機動警察パトレイバー』『鉄腕バーディー』のゆうきまさみが描く、本格室町大河!時は、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康……かの有名な武将たちが活躍する少し前、戦乱の世の始まりを生き抜き、…toyokeizai.net平家も驚嘆「弓の名手・那須与一」の末裔のその後漫画「新九郎、奔る!」(第4集・第21話)平家も驚嘆「弓の名手・那須与一
おはようございます、たけちです。令和4年のクリスマスイブ、みなさん、いかがお過ごしになりますか?今日も寒いですが、たけちは、大阪市に出てウィンドウショッピングをします。どこで?モンベルで・・・さて、今日は、神奈川県の続100名城小机城について紹介します。『東京出張合間城巡り後編』おはようございます、たけちです。クリスマス1週間前の日曜日みなさん、いかがお過ごしになりますか?たけちは、引き続き少しずつですが、掃除をしています。普通は…ameblo.jp【小机城の