「自分が変われば、世界が変わる。」この言葉は、単なる前向きな標語ではありません。京セラを創業し、後に第二電電を立ち上げ、日本航空の再建にも命を懸けた経営者である稲盛和夫が、幾多の修羅場をくぐり抜けた末に、心の底から確信として語った人生の真理です。稲盛氏は、決して順風満帆の人生を歩んできたわけではありません。若い頃は病弱で、受験や就職にも苦労し、ようやく入社した会社も経営難に陥ります。将来への不安と失望の中で、彼は一度は心を閉ざしかけました。しかしそのとき、彼はあることに気づきます。世の中を恨み、