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昨日の千唐流空手道直真塾昭島中高生部の稽古の話です。こちらでは前回の稽古で防御に使う三日月蹴りの稽古を行っていました。そちらでは、股関節の動きも説明している中で外旋のこともあげており、その流れで、さらに外旋を必要する斧刃脚の稽古をする予定にしていました。今回はその通りに斧刃脚の稽古を行いました。斧刃脚という技は実は空手道にはありませんが、千唐流は唐手(トゥーディー)の流れを汲み、中国拳法の影響を受けているため、そういったものが形の中で見え隠れしているところがあり
昨日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話です。こちらでは二十四歩(ニーセーシ)の形の分解・解説の十一番目の稽古も行われていました。ここでは研究稽古になりますので、公式なものから進んだ一歩踏み込んでのかたちまで行われています。公式なものは下イラストのようなかたちをとります。まずこのかたちで行われていきました。掌底部で落とすのと同時に手刀を眉間に当てることがポイントになります。そのタイミングのところも注意があり、進められていきました。続いて、その
土曜日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話の続きです。こちらの後半では東日本大会に向けての形の稽古も行われていました。この日は私も指導する側にまわって行っていましたので、そこでアドバイスしていたところのことです。まず、四方拝を行っていたグループです。こちらの前半では90度ずつ転身しながら突きを行うところがあります。90度の転身をするというところも、こちらの形の特徴になるところですが、ここでの突きの際の引き手側において問題がありました。この引き
19:30からのレギュラークラス。参加3名。メニューは、①移動。ここで手指を怪我しているF井さんは自主練へ。残った二人、H笑君とT野さんは、②ミット、③約束組手で〆。今日は珍しくスパー(自由組手)はなし。ウチの道場では「こうきたらこう返す」的な約束組手はあまりやりません。「こうきたら、、、」とか言っても、「そう来るかどうかが分からない」のがスパー=現実の戦いですから。現実の戦いでは「相手がいつ何を出してくるのか読むこと」、と同時に「読めた時に自分がそれに対処できるための正しいバランス、
土曜日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話です。この日は前半に形の稽古が行われていました。下は一般部の団体形の稽古の様子です。今回は私は団体形は出場はしません。といいますのが、これまで過去にも私は出場させていただいておりますし、今回は若手メンバーがそろいましたので、そちらに任せることにいたしました。ですので、この団体形に関しては動画などでの分析も含めてアドバイザー的に関わりさせていただいています。団体形に関してはメンバーの動きの一致もポイントとな
先週火曜日と今週火曜日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話のことです。こちらでは正整の形の分解・解説が行なわれていました。先週と今週にかけて同様に行っていた動作があり、まだ紹介していませんでしたので、こちらで記述していきます。動作としては下イラストのところになります。踏み込みながらの上段裏拳打ち、そこから後退しながらの猫足立ちになります。さらに交叉立ちへと続く箇所になりますが、先日のブログでは形通りの上段裏拳打ちになるところを書いていました。ここでは
一昨日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話の続きです。この日は正整(セイサン)の形を全てゆっくりした動作で行う稽古がありました。下イラストは下段四股突きから中段前蹴りの部分です。当然、この蹴りもゆっくりと行うことになります。ただ、ここでは下段でもコントロールしていれば可ということで行われました。中段もしくは下段に対してゆっくりとコントロールして行うことで軸足などへの体重のかかり方などをより感じることになります。特にここは四股立ちからの
今週木曜日の千唐流空手道直真塾昭島少年部の稽古の話です。この日の稽古では移動の蹴りの稽古も行っていました。まずは基本となる前蹴りの蹴込みです。動きの中で下半身は使うのでもちろんそこにも注意点はありますが、上半身も意識しなければなりません。蹴り方に慣れていないと蹴る側と同じ側の腕をバランスを下半身の勢いからのバランスを取ろうとして反対方向に振りがちになります。具体的には右足で蹴るなら右腕を後ろ側に振るということですが、それでは日本の武道的とはい
木曜日の千唐流空手道直真塾昭島少年部の稽古の話の続きです。この日は正整(セイサン)の形の稽古を行っていたことを前々回の記事で書いていましたが、その続きです。後半はその正整の形の中の動きを用いて組手稽古を行いました。この形の中には下イラストのように四股立ちで上段揚げ受けをしつつ突きを放つ箇所があります。この動きを応用して上段揚げ受けから中段突きの動きで行いました。ここでは四股立ちではなく正整立ちで行いましたが、実はこれは組手の中でもよく使われる動き
木曜日の千唐流空手道直真塾昭島少年部の稽古の話です。この日は正整(セイサン)の形の稽古がメインになりました。まずは途中の箇所からピックアップして稽古に入りました。下イラストは猫足立ちからの交叉立ちの箇所です。ここでは猫足立ちをきちんと行うには難しいのか、姿勢の乱れが目立ちました。後ろ足に9割ほど体重をかけますが、その時膝も曲がります。この時、膝の曲げがない状態の子や曲がっていても後ろ足のつま先の向きが閉じ過ぎたり、開き過ぎてしまっている子