第4章は、実際の国際関係におけるNGO活動などの実態がよくわかる章となっている。本章のユーゴスラビアの例にならうように、同じ国でも、同じマニュアルがずっと続くということはないんだということがよくわかりました。日本のように大事な理工学や医学の仕事をしている日本とは違い、東欧とか弱い国は、内乱や戦争などが、ネタになりやすいんだということが地理的な思考からは見て取れます。中国も世界史を作ろうとしているところがありますよね。『ハンチントンの文明の衝突』みたいな本もありますけど・・・。NGOなんかによる援