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第1問です.整数の標準的な問題です.不等式で絞り込む問題は演習済みでしょう.*)北大理系標準レベルです.
第6問です.(2)は論理を詰めるのが難しいです.*)このタイプの問題は北大では出題されないでしょう.*)ここ20年程度の東大理科の出題をみても,かなり解きやすい部類のセットだといえます.過去問の解法パターンが有効な問題が多かった印象です.
医学部医学科で出題された数学の問題を検討します.週5問(月~金)を目安にしています.2022名市大医数学第1問です.典型パターンで,経験済みの受験生が多いでしょう.*)(1)やや易,(2)標準,(3)やや易*)典型すぎる出題です.北大では接線の問題も含めて出題される可能性があります.
単科医大,もしくは入試問題が学部別になっている大学の問題を,1題ずつランダムに検討していきます.週5問(月~金)を目安にしています.2023群馬大医第2問です.(2)では(1)を利用するように式変形します.(1)やや易,(2)標準*)札医・旭医ですと,(2)単独で出題されてもおかしくない問題です.
第1問です.解きやすい問題です.(1):易,(2):やや易,(3):やや易*)共テの数ⅠAの選択問題よりも解きやすいと感じたことでしょう.
第2問です.基本パターンの組み合わせで処理できる問題です.(1)やや易,(2)標準,(3)やや易
[答1766]整数解の個数(1)|x|+|y|+|z|=21を満たす整数の組(x,y,z)の個数は?(2)|x|+|y|+|z|≦21を満たす整数の組(x,y,z)の個数は?[準備]自然数の組の個数x+y+z≦nを満たす自然数の組(x,y,z)の個数は、◯|◯|◯|……|◯|のように、n個の◯|を並べ、3個の|を選び、左からa,b,cとし、aより左の◯の数をx,bより左の◯の数をx+y,cより左の◯の数をx+y+zとすればよい
[1766]整数解の個数(1)|x|+|y|+|z|=21を満たす整数の組(x,y,z)の個数は?(2)|x|+|y|+|z|≦21を満たす整数の組(x,y,z)の個数は?★解答説明はこちらをご覧ください。
[答1758]2次方程式の整数解kを-2≦k≦2の範囲の定数として、2次方程式x2-2(4k+9)x+(247k-263)=0の整数解となり得るxの個数は?例えば、x=0はこの2次方程式のk=263/247のときの解ですので適します。[解答1]2次方程式の解は、x=(4k+9)±√{(4k+9)2-(247k-263)}=4k+9±√(16k2-175k+344)です。ここで、16k2-175k+344=16(k-175/32)2-8609/
第2問です。条件から式は立ちますが、そこからがふんばりどころです.(2)はつけたしでしょう.(1)標準,(2)やや易2022の問題のなかでは,もっとも解きやすい問題との評価がされてます.
[答1690]等式を満たす整数の組m2=13n+28560を満たす整数の組(m,n)は?[解答]n<0のとき、左辺は整数で右辺は整数でないので成り立ちません。よって、n≧0です。mod10で、m≡0のときm2≡0,m≡±1のときm2≡1,m≡±2のときm2≡4,m≡±3のときm2≡9,m≡±4のときm2≡6,m≡5のときm2≡5であり、130≡1,131≡3,132≡9,133≡7,134≡1ですので、
[答1689]方程式の整数解m3+93=n3+83を満たす整数の組(m,n)=?[解答]n3-m3=93-83、(n-m)(n2+mn+m2)=217=7・31です。K=n-m,L=n2+mn+m2とおけば、KL=7・31,L=(n+m/2)2+3m2/4≧0,(K2-L)/3=-mn、よって、-m,nはx2-Kx+(K2-L)/3=0の解で、判別式はK2-4(K2-L)/3≧0、3K2-4(K2-L)≧0、4L≧K2です。
[1690]等式を満たす整数の組m2=13n+28560を満たす整数の組(m,n)は?★解答説明はこちらをご覧ください。
[1689]方程式の整数解m3+93=n3+83を満たす整数の組(m,n)=?★解答説明はこちらをご覧ください。
2021/01/302015年問題1です。2022/09/16文章の一部を修正しました。難度は問1(標準),問2(やや難)です。【問題1】問1を因数分解せよ。問2等式ととの両方を同時に満たす正の整数の組(p,q,r)をすべて求めよ。問1因数分解できないと何もできない問題なのですが,次の因数分解は教科書でも見かけ
2007年第2問です。共通テストのような文章題です。題意を把握するのに少し時間がかかります。70%難度で【2】(やや易),100%完答難度は【3】(標準)でしょう。2023/07/14文章の一部を修正しました.(1)旭川医科でも整数解の問題はよくみかけます。札医受験生であれば経験済みでしょう。より,となって,右辺=整数×整数=±1だから,(2)場合分けして,それぞれの確率を計算します。
解が整数じゃなくても解けるよ-YouTube
[答1382]連立方程式の整数解xy+z=106,x+yz=29を満たす整数の組(x,y,z)のうち、yが最大のものは?また、yが最小のものは?[解答]2式を辺々加えるとx(y+1)+z(y+1)=135、(x+z)(y+1)=135になり、2式を辺々減じるとx(y-1)+z(1-y)=77、(x-z)(y-1)=77になります。従って、y+1は135の約数で、y-1は77の約数になり、y-1=-77,-11,-7,-1,1,7,11
[1382]連立方程式の整数解xy+z=106,x+yz=29を満たす整数の組(x,y,z)のうち、yが最大のものは?また、yが最小のものは?★解答説明はこちらをご覧ください。
NEW!!計算0.9(数IAIIB)好評販売中です^^いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。KATSUYAです^^先日の、格子点の数と極限の問題の解答です。解答(上智大理工2014)解説今回は一格子点の数と極限です。格子点の数というのは、問題文にあるとおり、x、yがともに整数である座標のことです。従って、格子点の数というのは、条件を満たす整数解の個数ということになります。整数解の個数については、こちらの原則に
いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。KATSUYAです^^2017年に行われた主要な大学入試数学は、すべてUPし終えることができました。今年から、こちらのサイトでUPしています。さて、2012年から開始して大好評(?)のPieceCHECKを、今年も開始していきます。昨年もかなりたくさんのPieceCHECKをご紹介できましたので、そちらも見てみてください^^2017年度の72弾は、格子点の数と極限です。※しばらく数学III(理系専用)となります。文系の方
いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。KATSUYAです^^今年、2017年に行われた主要な大学入試数学は、すべてUPし終えることができました。今年から、こちらのサイトでUPしています。さて、2012年から開始して大好評(?)のPieceCHECKを、今年も開始していきます。昨年もかなりたくさんのPieceCHECKをご紹介できましたので、そちらも見てみてください^^2017年度(2017年3月~2018年2月ごろまでとします)の第3弾は、円錐の表面積の最小値です。PieceC
●センター試験過去問の解説です。解き終わってから見てくださいね^^いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。KATSUYAです^^センター試験が近づいてきましたので、センター試験の過去問を題材に解説をしていきます。※問題については、お手元の過去問集や、各種予備校のサイト、大学入試センターのHPなどから入手できますので、そちらをご覧下さい^^おそらく、センター試験の過去問の解説やサイトの中で、最も「リアルな」解説になると思います。【2016年数学IIB追試第3問数列】
いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。KATSUYAです^^先日の、1次不定方程式の整数解の問題の解答です。解答(明治大理工2013)解説今回は1次不定方程式です。教科書でも扱われている内容のため、入試では多少ひねられたものが出題される傾向にあります。本問では、5x+11yで表すことのできる整数について聞いています。すなわち、5x+11y=nとなる(x、y)が存在するのか、しないのかに関する議論です。前半は、小さい方から順に数えていくし
いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。KATSUYAです^^2012年から開始して大好評(?)のPieceCHECKを、今年も始めていきます。2016年第66弾のPieceCHECKは、1次不定方程式の整数解です。PieceCHECK2016-66思考時間は10分、解答はそこから20分とします。全部で30分弱ぐらいで解答できればOK。ヒント:(1)素直に数えたほうがよさそうですね。(2)「全て」
いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。KATSUYAです^^先日の、方程式の有理数解の問題の解答です。解答(日本獣医生命科学大2013)解説今回は方程式の有理数解です。前回とタイトルは同じですが、用いる手法は全然違います。ヒントに書きましたように、因数定理の代入候補(下の原則を参照)を考えることが本問の本質となります。なぜ、代入候補が絞られるのかについての証明ができれば、そのまま今回の解答につながると思います。PrinciplePie
いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。KATSUYAです^^2012年から開始して大好評(?)のPieceCHECKを、今年も始めていきます。2016年第65弾のPieceCHECKは、方程式の有理数解と整数解です。PieceCHECK2016-65思考時間は10分、解答はそこから15分とします。全部で20分強ぐらいで解答できればOK。ヒント:因数定理を用いる際に代入する「候補」がありますが、
いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。KATSUYAです^^先日の、方程式の整数解の問題の解答です。解答(一橋大2013【後期】)解説今回は方程式の整数解です。一橋大の整数問題を取り上げました。本学は良問の整数問題を多く出しています。整数であることから何が言えるか、といったセンスの問われる問題です。(1)は、ただ差を取れば簡単に証明できますので、こちらはいいでしょう。中辺と右辺については、条件式が使える形にするために2乗しています。√がついてい
いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。KATSUYAです^^2012年から開始して大好評(?)のPieceCHECKを、今年も始めていきます。2016年第64弾のPieceCHECKは、方程式の整数解です。PieceCHECK2016-64思考時間は15分、解答はそこから20分とします。全部で30分ぐらいで解答できればOK。ヒント:(1)をうまく利用して候補を絞る必要があります。関連