明治維新の侍たちが「精神」だとすれば、戦争で特攻して行った人たちが「魂」であろう。鹿児島にいる間、この二つの、時代のエネルギー、生き方、死に方を見たときに、大きく二つに分けて整理することができた。一つは「精神」幼い頃からどんな教育に触れているのか、どういう育てられ方をしどういった環境の中にいるのか、それが全てではないが人生生きる上での基盤みたいなものはそこで作り上げられるだろう。幼少期から、保身に走るな、嘘をつくな、ズルをするな、己に沿った生き方をしろ、弱きものを守りぬけ、この5箇条が入っている