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「新釈漢文大系第95巻貞観政要上」(原田種茂、著/明治書院)を読了しました。「貞観政要」は、「唐の太宗の政治に関する言行を、太宗の没後五十年ぐらいのころ、呉競という歴史家が、十巻四十篇に編録した書」だそうです。私は、この本の「書き下し文」と「通釈」だけを読みました。その他は、今の段階では、読んでも意味が分かりそうになかったからです。その代わりというわけではないのですが、「書き下し文」は、2回ずつ「音読」しました。1回目ではよくわからなくても、2回目にはなんとなく意味が見えてきます。それ
「新釈漢文大系第26巻書経下」(小野沢精一、著/明治書院)を読了しました。「上巻」と同様、「書き下し文」と「通釈」だけ読みました。「白文」は読めないし、「語釈」や「余説」は私には過剰でよくわからないからです。ただ、「書き下し文」は2回ずつ「音読(素読)」しました。この本は、「王」がいろいろと「政治」について述べていくという形式で、政治の理想みたいなものが書かれています。私の理解では、「政治指南書」といったところだと思います。上巻のときは、「政治理論書」だと思ったのですが、ちょっと言い