大本の開祖・出口なおは幕末の天保7年(1836年)12月16日、丹波の福知山(現在の京都府福知山市)で生まれました。天保の大飢饉のさなかで、民衆は貧困のどん底にあえぎ、国中で一揆が多発していました。福知山藩でも餓死者が続出していました。そのような時代になおは生まれたのです。なおが生まれた桐村家は、数代前から大工をしており、藩の御上(おかみ)大工で、名字帯刀をゆるされていました。表通りに面したところに大きな家を構え、両隣には貸家を持ち、見習いの大工も何人かおいていました。なおの父は桐村五郎三郎(ご