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授業開きをしました。<中学1年生>1.準備したもの(1)パワーポイントのスライド・なぜ、英語を勉強するのか?・なぜ、中国語や韓国語ではないのか?・英語を勉強するとどんなことができるのか?(2)卒業生や3年生の実技試験の映像・3年生になると「これができる」の証明(3)小学校の教科書の挿絵(数枚)・それを使ってTーSinteractionを少し(4)教科通信第1号・年間指導計画・年間評価計画・英語の勉強方法←卒業
授業を組み立てる時にやることその7「中間指導」を組み込む②「発表」は何回ぐらいしますか?生徒同士がお互いに評価するのは何回ぐらい設定していますか?先生が生徒の発表にコメントするのは何回ぐらいですか?隣の人に聞いてもらう小さな発表からクラス全員に聞いてもらう大きな発表まで生徒は緊張しますなぜ、緊張するのか?「失敗したらどうしよう」「上手く発表したい」こんな生徒の気持ちを生かし、練習は何度も行います。「助け合い・学び合い」の気持ちでお互いに褒
授業を組み立てる時にやることその5(2)指導と評価の一体化(2)評価とえば「定期考査」いわゆる定期試験、ペーパーテストだどんな問題を作っていますか?試験範囲表にはどのように書いていいますか?「授業でやったことすべて」これってどうでしょうか?生徒目線ではないですよねそれに、学校を長く欠席している生徒でも高得点を取れてしまうような問題もあるこれでは、学校で授業を受けている意味がない塾だけで勉強していても同じなのか?授業でやったこと
初任の先生にもオススメ!英語教師のための発問テクニック:英語授業を活性化するリーディング指導Amazon(アマゾン)この本は「教師の【発問】に着目し、生徒の主体的な読みを促す指導につなげる方法を具体的に紹介」しています。(はじめにⅤより)ともすると「受け身」の活動になりがちな【読み】の活動を、教師の発問により、より能動的な活動にする具体的な活動が紹介されています。さらに、授業作りの基本的な考え方も紹介されています。特に初任の先生には、素晴らしいガイドライン
授業を組み立てる時にやることその5(1)指導と評価の一体化(1)そもそも「評価」とは何なのか?◆生徒がやる気をなくす評価は意味がない!次の2つをうまく使うことが大切だと思っています。①形成的評価②記録に残す評価①と②をご存知でしょうか?私は、②に繋がる①が大切ではないかと・・・*ご意見、ご質問をお待ちしております。そして、①②に加えて、「自己評価」が大切だと思います。生徒自身が自分ができるようになったこと進歩していることを実
今年、参観したいくつかの中学校についてまとめておきます。本日はズバリ授業改善これが急務先生がずっと話している講義型は学習定着率が低いのです。つまらないから、寝る、関係のないお喋り、注意されても直ぐ寝たり反抗したり。エスカレートして暴言暴力まで出ている学校(そんな学校だからこそ、わざわざ講師料を捻出して私を呼んでくださる)上手くいかなかった方法は止める上手く行った方法は続ける様々なご意見がある(特に定着率の数字の根拠)ラーニングピラミッドですが、現場の肌感に合うと感じています。↓と
ビリーフという言葉を何気なく使ってしまったのですが、みなさんはビリーフって知っていますか。養成講座で習ったかどうか全然覚えていないのですが、コーチングの方で教えてもらって、日本語教育でも使用していると気が付いた言葉です。日本語教育では信念、確信、思い込み、先入観、価値観、概念などを意味するそうです。定義にはちょっと揺れがあるみたいなのですが、いい意味も悪い意味も含まれているのがこの言葉の味というか、ちょっと広い意味を持っていることを好意的に受け止めたいですね。わ
英語の授業を組み立てる時にやることその4授業の中で教師はどう行動するのがいいのか?教師の役割り昔、田尻悟郎先生の講演会で、野球部の「バント」指導を例に出して、こんなお話をしてくださいました。<1時間の練習時間で>という設定で野球部顧問A:今日はバントの練習をする。そもそもバントとはどのような技術でどのような場面で使うかというと・・・・(説明50分)さあ、やってみようか。全員バットを持って構えから練習しよう。(練習10分)集合!今日の練習は終わりだ!野球
見学に入ってくれた先生から、疑問という形で、こんなフィードバックをもらいました。「昨晩」「昨夜」「夕べ」上記の3つを同じ意味と説明していたが、厳密に言うと「夕べ」は夕方、日が沈む時間帯、暗くなろうとする時間帯なので「昨晩」「昨夜」と少し違うのではないか。また、「昨夜(さくや)」は、昨日の夜、日が沈んで星が見える時間帯なので「昨晩」とも意味が違うのではないか。「昨晩」は夕方から夜中までのことを意味するのでこの3つの言葉は完全には同じ意味ではないと思った。
今日は学生の理解度のチェック方法「⑤運用できたかどうか」についてまとめておきます。運用できるかどうかのチェックって、ちょっと難しい気がしますが、取り敢えず、今まで通り語彙について話していきます。運用できたかどうかの確認方法は1)口頭でQAができるかを確認する。2)文を作ることができるかどうかを確認する。くらいしか思い浮かびません。文作は音声と文字どちらでもいいのかな。書いておけば復習しやすいから、書いた方がいいんだろうけど、チェックするには口頭でも問題ない気がします。
英語教師のための本最近、話題になっている「5ラウンドシステム」も第二言語習得論をもとに構成されていると思います英語教師のための第二言語習得論入門改訂版Amazon(アマゾン)世界中に「第二言語」として英語を勉強してる人はいます。母語が違うので、つまづく部分は違うし、英語を使う環境も違いますが、「身につける」という作業は同じなのかなと思います。この本を読んで、自分の授業の無駄な部分を削り、大切な部分に時間と手間をかけることができるようになりました。皆さんはど
今回は「④正しく書けたか」どうかをチェックする方法について以下の3つの点かで見ていきたいと思います。1)プリントでチェックする2)板書させる3)マスを使用して書かせる1)プリントでチェックする何を見たいかにもよるのですが、学生が正しく書けたかをプリントでチェックするというのは、講師がチェックしやすい方法ですよね。時間がなければ回収してチェックすることもできますし。ただし、教科書や友達のプリントを見て、写しただけのものに、意味はあるのか
英語の授業を組み立てる時にやることその3①アンケートを取る②バックワードデザインで授業を考える次は、授業スタイルを考える昔のことは忘れよう自分が受けてきた授業から脱出することは大変だいろいろと染み付いちゃってる呪縛?しかし、自分にとって良かった授業は、目の前の生徒にも「良い」授業だろうか?そもそも「良い授業」とは何だろうか?そのヒントは、生徒の授業アンケートにある可能性は高い自分の授業のことを一番知っているのは生徒だからだ楽しい≠
学生の理解度のチェックについて、「③音声を聞き取ることができたか」は、少し難しいのですよね。「理解」とか「聞き取る」とかって人の内側のことなので、それを外に出たものでチェックしなければなりません。外に出てきたものでチェックする方法はこちら↓1)ディクテーション2)聞いて、単語を選ぶ。聞いて、絵カードを選ぶ3)文の形でやり取りをしてみる1)ディクテーションをさせるという方法がまあ一般的かなと思います。(以前所属していた学校もディクテーションテストを「聞く」テストとし
学生の理解度のチェック方法今回は「②発音ができたかどうか」発音のゴールは難しいのですが、・音素が正しいかどうか・アクセントが正しいかどうか・イントネーションが正しいかどうか・リズム(音節)が正しいかどうか・日本人と全く同じように話せなければいけないのかどこを目標にするかにもよりますが、わたしが教えるときはナチュラルに言えるように教えます。結果としてNTLでも伝わればOKということにしたい。ただ、全然伝わらない発音だったら、フィードバックはしておきたい。音声につ
学生の理解度のチェック方法について、まとめておきたいと思います。今回は「①覚えたかどうか」覚えると言っても、文法、語彙、漢字の読み方、書き方、いろいろあるのですが、取り敢えずシリーズ通して、語彙についてお話してみます。語彙を覚えさせるための手順はだいたいこんな感じ。1:講師範読コーラスで文字と音を一致させる2:講師範読コーラスで発音練習して、意味(絵カード)と音を一致させる3:絵カードの意味を覚えたかどうか口頭で確認する4:絵カードの言葉を文字で書いて表記を確認す
授業を組み立てる時にやることその2バックワードデザイン3年後の生徒の姿を想像して授業を作る3年後なんて分からない初任の先生なら仕方のないことですだって、卒業生がいないのですから4技能・5領域について目標を立ててみましょうその時、「この活動」で「このぐらいできれば・・・」などご自身の授業の活動から考えると想像しやすいかもしれませんつまり「A」評価「B」評価を決めるということです3年の最後にここまで行くには、3年の最初はーーと学年を下げて考えてい
学生に「わかった?」「大丈夫?」って聞いちゃうことありますよね。わたしも時々やっちゃうのですが、これは悪手ですよね。どうしたら「わかった?」「大丈夫?」って言わずにチェックできるか。今後のためにまとめておきたいと思います。まず、「理解したかどうか」というのは頭の中の話なので、見えないので、理解できたかどうかを測るためには何ができたかを見る必要があります。そして、チェックの前提として、1)評価法の大原則「測りたいものを測る」これを意識しておくこと。発音をチェ
私も他の先生から授業見学に入ってもらって、たくさんフィードバックを受けました。フィードバック用紙に疑問点という項目を設けたのですが、これよかったです!改善はなかなか書けないけど、疑問という形だとたくさん書いてもらえる!その疑問点について、自分で深く考えることができて本当に有意義だと思いました!ただ、「どうして」に答えるだけだと、意見を押し付けているみたいだなとちょっと考えてしまいました。「どうして『どうして』と思ったのか」もっと意見を交換することができ
授業を組み立てる時にやることその1最初にやることはマーケティング商品を作る時、本を書く時、必ず「対象」を意識しています英語の授業も同じです「相手を知る」ことから始めます▪️「アンケート」(無記名)GIGA端末使用で簡単にできます。①あなたは英語の授業が楽しいですか。はい・どちらでもない・いいえ②あなたは英語が好きですか。はい・どちらでもない・いいえ③英語の授業で印象に残っている授業があれば教えてください。④英語の授業で楽しいと思う活動があ
「この学校の生徒はできがよくないから・・・」・そもそも母校に行って、自分の後輩にあたる生徒のことをこんなふうに言わらたら気持ちは良くないこういうデリカシーもない先生に当たった学生も残念だ「教科書の本文はすべて日本語に直して、説明してください。そうしないと、ここの生徒は理解できないから。」これっていいの?これは英語の授業じゃないよね英語が分からないから日本語に直して文法もしっかり説明するじゃぁ英語の先生の役割は?こんな先生に出会っ
授業見学について、見学する立場(しかも新人さんの指導みたいな立場)でお話してきましたが、この前、1年目の先生に「見学してもいいですか?」と言われました。実は、ベテランの先生に見てもらう機会があるときは結構チャレンジングなことをしがちな私ですが、今回はちゃんと1年目の先生にわかりやすい授業をしよう!ってことで、いろんなTipsてんこ盛りでお届けしましたwお役に立つものを一つでも持って帰ってもらえればよいのですが…。そして、せっかく見学に入ってもらうのだから、ぜひ
今日は授業見学でなんとなく見えてきた日本語教師としてに成長するための5つのポイントをお伝えしたいと思います。目次はこちら↓①目標をちゃんと設定すること②フィードバックを素直に受け入れること③「わかった?」と聞かないこと④クラス全体を見ること⑤学生主体で考えること①目標をちゃんと設定することある先生に目標を聞いたら、「この文型を教えること」っておっしゃったんです。これって、目標じゃないんですよね。そして、学生の成長ではなくて、自分の仕事を考えてしまってい
今月はたくさん授業見学をさせていただいて、勉強になることがたくさんありました。わたし、一応歴が長いということで、まだ教師歴が浅い先生の見学をさせていただいていたのですが、心配していたのはフィードバックを嫌がられたらどうしよう…っていうことだったんですね。というのも、他の先生が見学に入って、フィードバックをうけていた先生がめちゃくちゃ文句言っていたからなんです。…結果、どの先生もちゃんと耳を傾けてくれました。よかった。でもやっぱり一人ひとり反応が違って、人柄
授業見学には目的がいろいろあるっていうお話をしたのですが、今回は見学者の視点から、目的別にフィードバックの方法みたいなものを考えたいなと思います。①自分自身のスキルアップのために見学させてもらう。②自分自身のスキルアップのために見学してもらう。③講師のスキルアップのために講師研修として見学を行う。っていう場合に、①でイマイチの授業を見ても、「勉強になりました!」だし、②でボロクソにいわれても、「ありがとうございました!」が基本だと思います。って話をしたのですが、
すばらしい記事を発見先生を評価する校内授業研究会は、もうやめよう。先生の思いと子どもの育ちを大切にする、校内研の新たなカタチ職員間で対話を重ねながら、校内授業研究会のあり方を変化させてきた横浜市立旭小学校主幹教諭の玉置哲也さんに話を聞いた。www.sensei-no-gakkou.com違和感を持っていてもそれを改善し、カタチにするってなかなか難しいことなのに・・・スゴいなぁ~【違和感】「研究計画を立てたいのですが、やはり全員が授業を公開した方がいいでしょうか」と
授業改革に取り組み始めて今日でちょうど1か月が経過しました。1か月前に先進校訪問に行ったのが今では遠く昔のことのようにすら感じられます。それくらいあっという間の1か月でした。今日の授業では、おおまかに1、単元末レポートの作成2、ジャンプ演習3、次の単元の基本課題4、その他(復習など)の4つの学習の中から自分で選択して学習するという50分間でした。授業開始30分くらいの時点で1~4の割合がどうなっているか机間指導をしながら調査しま
卵が先か鶏が先か…これは原因と結果のどちらが先かを考える際の例えとして用いられる表現です。日常で言うと仕事量が多いから+αのことを学べない…のか+αのことを学ばないから仕事量に耐えられない…のか。どちらの考えも一理あると思いますが客観的に見ると、後者のような考え方をしないからしんどくなるのだと、個人的には思います。しんどいから現状維持を選ぶから、自分の成長を感じられずますますしんどい…というような循環に陥るのではと推測さ
今日で横浜に学びに行かせてもらって授業改革に着手して2週間が経過しました。めまぐるしくあっという間だったこの2週間の授業の変化を振り返ってみます。・生徒一人一人の学びの進度がバラバラになった・特に現代文分野の授業において教室の雰囲気が明るくなった・自分が想定しているより、ずっと高度な学びをする生徒が存在することに気づいた・特に古典において、質問が増えたそして、その質問の質が高い・生徒との1対1でのやり取りが増え生徒理解が進んでいる・自分
最近言われている個別最適な学びとは、焦点を合わせない指導だと感じています。これまでは例えば「できない生徒に合わせて」とか「上位層に焦点を当てて」とか特定の学力層に焦点を当てて、授業が展開されてきたのではないか、と思います。実際私もそのようにしてきた期間が長くあります。でもそれはある一部の生徒にとっては有意義な授業かもしれませんが、対象になっている層から外れた生徒にとっては、苦しい時間かもしれません。いわゆるできる生徒