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東京都のお客様から、輸入掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)の鍵についてご相談を頂きました。輸入サッシは、カナダのPHTech社の技術を導入してIMSカナダ社がOEMで製造していたボレアル(Boreal)ウィンドウとのこと。輸入住宅ブームの時は、高断熱な輸入サッシを国内で製造していた先駆的な窓メーカーがいくつか存在していましたが、最近は少なくなりました。今は国内での製造はされていませんが、ボレアルウィンドウもそういったサッシの一つでした。お送り頂いた写真を見ると、破
兵庫県のお客様から、またもやヴァイスロイ(Viceroy)製スライディング・パティオドア(掃出しサッシ)の鍵についてご相談を頂きました。ついこの間の4月末に福岡県で交換修理をしてきたばかりの鍵問題ですが、今回もロックレバーが欠損する形で鍵が掛けられなくなっているようです。こちらについても、やはり情報が少なく、ロックケース(バックセット)や内外のハンドルの交換も必要かどうかははっきりしない状況です。(お客様(サッシ屋さん)が元請けさんから頂いたのがこれらの写真だけということで、それ以
以前福岡県のお客様から、ヴァイスロイ(Viceroy)製の掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)の鍵の修理をご依頼頂いておりましたが、ゴールデンウイークの4月末に出張修理へ行ってきました。ロックレバーがブラブラの状態で、レバーを上げても下げても鍵がうんとも寸とも動かない状況でした。お客様の方では全く触れないという状況でしたので、掃出しサッシのハンドルセットやロックレバー、ドアに内蔵するロックケース(バックセット)といった部品を全て揃えて現場に伺いました。写真は、その時外して
先日、福井県の輸入住宅で掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)の強化ペアガラスを交換してきたという記事を書かせて頂きましたが、その際にお客様から別のガラスの不具合も相談されました。そのサッシは、ガラスを交換した掃出しサッシの上に付いているカマボコを少し押し潰したような形の楕円形のハメ殺し窓。こうしたサッシを、エリプティカルウィンドウ(EllipticalWindow)と呼ぶのですが、高級志向の輸入住宅では結構多く施工されています。その窓のペアガラスの周囲に回してあるゴム状
昨日、福井県の輸入住宅にお邪魔して、スライディング・パティオドア(掃出しサッシ)のガラス交換を行ってきました。輸入木製サッシは、アルミクラッドのカナダローウェン(Loewen)社製。カナダでは高級サッシとして有名ですが、こちらのおうちを設計した建築士さんもこれでなきゃと拘っていたそうです。ただ、新築から19年の間、殆どサッシのメンテナンスを建築業者さんにもして頂いていなかったようで、至る処修理や調整が必要になっています。今回のガラス交換は、掃出しサッシのハメ殺し側のドア。ガラス
先日、お近くのお客様から輸入掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)の網戸の戸車がおかしいので、グラスファイバー製の網の張り替えと一緒に戸車の交換をご依頼頂きました。写真は、古い網戸に付いていた比較的状態がいい戸車と、今回調達した新しい戸車を並べてみました。針金のような部分は、戸車を上下させるサスペンションの役割を果たす所ですが、多少バネが弱っているのか、下がり気味になっています。戸車に付いているナイロン製のローラー部品も心なしか摩耗して少し小さくなっているようにも感じます。
千葉県のお客様から、輸入の掃出しサッシの鍵が壊れたので相談に乗って欲しいというご連絡を頂きました。2つある掃出しサッシのうちの1つが、ロックレバーを操作しても鍵が全く動かないということでした。頂いた写真がこちらですが、このハンドルロックはカナダヴァイスロイ(Viceroy)のスライディング・パティオドアに付属しているもののようです。ヴァイスロイの輸入サッシは、仙台にある大手輸入ハウスメーカーが採用していた製品ですが、ヴァイスロイが会社を止めてしまってからはどこかのサッシメーカー
静岡県のお客様から輸入網戸の部材をいくつか購入したいというご相談を頂いた際に、掃出しサッシの網戸の取っ手も手に入らないかというご希望も頂きました。それは、ハード(Hurd)製スライディングパティオドアに付いている大きなスクリーンドアに付いているもので、内蔵されたレバーを下げるとロックが掛かる仕組みが付いています。防犯上どうかというと然程の効果がないとも思えますが、それでも網戸を開けて侵入することは防げますから、簡単な鍵でもないよりはいいかも知れません。この鍵付きの取っ手は樹脂で
こちらのドアハンドルは、アルメトコ(Almetco)の古い掃出しサッシ(スライディングパティオドア)に付けられています。お客様からの相談は、このハンドルに付属しているロックレバーのキャップ(ツマミ)が取れてしまったというものでした。単に外れただけということなら、キャップを接着剤で付ければ元通りなんでしょうが、恐らく割れてしまったか、失くしてしまったかということだろうと思います。こちらのハンドルは既に同じものは生産されていない状況ですが、代替の部材は存在しますし、ロックレバーも単体
窓メーカー不明の掃出しサッシ(スライディングパティオドア)に付いている輸入の網戸ですが、ご覧の通り戸車が破損しています。こちらの戸車は、見た通り取付けビス等が見当たりません。つまり、普通のやり方では、戸車を網戸のフレームから取り外すということが出来ないように見えるのです。勿論、戸車が外せたからと言って、国内で売っている部品とは形状も作りも全然違うものですから、取り替え出来る状況にはならないはずです。ただ、こういう状況の時、サッシ屋さんであれば何とか交換しようとしてフレームの穴を広
福岡のお客様から、掃出しサッシ(スライディングパティオドア)の鍵が破損したので交換したいというご相談を頂きました。こちらのロックケース(バックセット)のロックラッチが破損して動かなくなっているようです。ですから、ロックケースだけの問題であれば、ハンドルやロックレバーを交換する必要はないのですが、連動して壊れていれば同時に交換しなければなりません。この輸入サッシのメーカーは、ヴァイスロイ(Viceroy)。カナダでも結構手広くやっていたメーカーですが、何年も前に倒産してしまいまし
名古屋市のお客様から掃出しサッシ(スライディングパティオドア)の鍵が掛からないという相談を頂きました。サッシは、ミルガード(Milgard)の樹脂サッシ。ハンドルのロックレバーを下すと、写真のようにロック・フックが上下に2つ飛び出してきます。ダブルフックですから、ほぼ外からは開けられないセキュリティの高いドアと言えるでしょう。でも、肝心の鍵が掛からなければ、その高い防犯性も役には立ちません。お客様曰く、ロックレバーを下まで下げても、フックの出が甘く受け金物の穴に引っ掛からない状
三重県のお客様から掃出しサッシ(スライディングパティオドア)のペアガラス交換についてご相談を頂きました。こちらのサッシは、マーヴィン(Marvin)製のセーフティースライディングパティオドアという品名のものなんですが、何年も前に交換部品を含めてメーカーの供給停止となっています。また、マーヴィン自体も1年くらい前に日本市場から完全撤退していますから、修理・メンテナンスは自力で行う以外方法はありません。ご覧のように、ペアの強化ガラスの屋外側のガラスが粉々に割れている状況です。こういう
静岡県のお客様から輸入サッシのペアガラスについてご相談を頂きました。こちら窓は、ミルガード(Milgard)製のスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)。ハメ殺しのFIXドアの方だと思いますが、ペアガラスの周囲にある内部スペーサー(気密パッキン材)が劣化して、部分的に剥がれたりヒビ割れしたりしています。こういったことは、輸入サッシでも国産サッシでもペアガラスを採用していれば必ず起こることなんですが、多くの住宅メーカーもそんなことは気にしていません。つまり、起こってから初めて気
昨日、半田市の輸入住宅で輸入サッシのメンテナンスをしてきた旨記事に書かせて頂きましたが、その時同時にいくつかの網戸の張り替えも実施しました。こちらがその様子ですが、現場に仮設の作業台を組んで、その上に作業する網戸を載せています。この網戸が付いていた掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)は、記事に書いてきたスーパーシール(SuperSeal)製ではないようで、ミルガード(Milgard)かクレトイシかも知れません。何れにしても、取り替える網は頑丈なグラスファイバー製を用意し
会社の近くの輸入住宅ですが、掃出しサッシの鍵が壊れたので修理をして欲しいというご相談を頂きました。輸入窓のメーカーは不明ですが、どうやらアルミクラッド木製サッシのようです。これから現地調査に伺って、不具合箇所を特定した上で必要な部材を調達・取付けするという段取りになります。写真を見る限り、どこが破損して鍵が掛からなくなったのかは分かりませんが、今までの経験からするとドアに内蔵されている鍵本体のロックケースか、ロックレバーの破損ではないかと考えています。ただ、破損の原因は破損した
根元付近でポッキリ折れてしまった掃出しサッシのロックレバー。こちらの部品は、ミルガード(Milgard)のスライディング・パティオドアのハンドル部分に装着されているもので、堅い鋳物で作られています。いくら丈夫な鋳物であっても、長い間何度も衝撃を与えていれば、ある日突然ポキッと折れてしまうことがあります。普段はレバーを軽く操作するだけで、簡単に鍵の開閉が出来るのですが、ドアの高さが変わってしまったり、ロックのフックの位置が変化してしまったりすると、ロック・フックがうまく受け金物に引っ
愛知県内のお客様から掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)の鍵が掛かったまま開けられなくなったという相談を頂きました。窓は、アメリカのサミット(Summit)製樹脂サッシ。写真は、同じおうちに取付けられている同じ仕様の掃出しサッシの鍵の様子です。黒いレバーを操作すると、ロックラッチが飛び出してくるモーティスロックと呼ばれる鍵が付いています。ロックラッチが非常に丈夫に出来ていますし、ラッチが受け金物にガッチリ引っ掛かってしまうと、力ずくでは鍵を開けるのは相当大変です。それだ
静岡県のお客様からスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)の召し合わせから外気が入ってくる気がするということで相談を頂きました。召し合わせとは、ハメ殺しのドアと可動するドアとが重なり合っている部分のことを指します。こちらのサッシは、アンダーセン(Andersen)のものなんですが、このサッシを含めて多くの輸入掃出しサッシの場合、ドアが重なる部分にはインターロッキングと呼ばれるものが付いています。インターロッキングは、ドアとドアとの隙間を埋めると同時に、両方のドアに「コ」の字の
こちらは、マーヴィン(Marvin)製のインテグリティ・シリーズで使われていたウェザーストリップ(気密パッキン材)。スライディング・パティオドア(掃出しサッシ)のサッシ枠に装着されているものですが、チューブ状のパッキンが付いているのが特徴です。通常、掃出しサッシのウェザーストリップは、ドア枠の両サイドと上枠に付いていますが、このチューブ状の部分はインテグリティの上枠用のものには付いていませんでした。つまり、側枠専用のウェザーストリップが、写真のものになるのです。ドアを閉める際に
こちらは、先日滋賀県のおうちで交換してきた輸入網戸の戸車部品です。サッシは、ローウェン(Loewen)のスライディング・パティオドアですが、このサッシの戸車は結構交換したいという要望が多く聞こえてきます。交換の原因は、網戸の開閉がしづらいというものですが、網戸の高さや左右のバランスが崩れていたり、窓枠に建物の荷が掛かって圧し潰されて変形しているというのがあるかも知れません。また、写真の古い戸車を見て分かると思いますが、鉄で出来たローラー部品の周囲にゴミが絡まっていたり、錆びて動きが
こちらは、千葉県のお客様の掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)から外してきたロックケースです。モーティスロックとも呼ばれていますが、似たデザインのものがたくさん存在しています。ですから、調達を間違えて全く使えなかったなんてこともよくあるのです。このロックケースは、ハード(Hurd)の掃出しサッシに取付けられていたものなんですが、ロックレバーを動かしてもロックラッチが作動せず鍵を掛けることが出来なくなっていました。そこで新しいものに交換をして、鍵の掛かりが悪くなっていたのも
静岡県のお客様からスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)の召し合わせ(閉めた際にドアとドアが重なり合う中央)部分から風が入ってくるという相談を頂きました。こちらの輸入窓は、アンダーセン(Andersen)の樹脂サッシのようですが、輸入サッシは元来気密がよく作られていますから、内外の空気が流入するなんてことはあまり聞いたことがありません。写真は、お客様が対策として毛羽立ったモール材を後付けされた召し合わせのインターロッキング部分ですが、この位置に装着するものかどうかを含めてチ
茨城県のお客様からヴァイスロイ(Viceroy)製スライディング・パティオドア(掃出しサッシ)の部材の調達についてご相談を頂きました。こちらがその部材で、ドアハンドルに付属するロックレバーと網戸に付いているロック機能付きの取っ手です。おうちを建てた住宅メーカーさんからは部品を調達出来ないのか、私たちに手配が出来ないかという連絡を頂きました。ロックレバーはよくご相談を頂く部材ですから、特に問題なく調達することは可能です。また、網戸の取っ手については、多少大きさが違う感じのようですが
こちらは、先日輸入した網戸用のロック受けの金物です。ロック・フックというもので、マーヴィン(Marvin)製掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)の網戸に鍵を掛ける為の部品です。輸入掃出しサッシの網戸には、取っ手にロック機能があるものとないものがあるのですが、ロック機能が付いている網戸が取付けられていても、このロック受けの部品が付いていなくて鍵をすることが出来ないというサッシもあるようです。そういうのって、恐らく新築した住宅メーカーがこの部品を何に使うのか分からずに、捨てて
日本のサッシは、引き違い窓にしても掃出しサッシにしても、2枚ある建具(ドア)の両方共開閉することが出来ると思います。でも、よ~く考えてみて下さい。お庭に出たりベランダに出たりする時、皆さんはどちらか一方のドアしか開け閉めしないはずです。つまり、もう片方のドアは常に閉まったままという人が100%ですよね。ですから、欧米のサッシはどちらか一方をはめ殺しにして、開け閉め出来ないように作られています。どっちも開けられるようにしておいた方が便利じゃんという方もいらっしゃるかも知れませんが、
福井県のお客様からローウェン(Loewen)のサッシに不具合が生じたので、メンテナンスが出来ないかというご相談を頂きました。それは、スライディング・パティオドア(掃出しサッシ)のハメ殺し側のドアのペアガラスが内部結露を起こしたというトラブルでした。通常アルミクラッドサッシでペアガラスが曇ったりした場合、建具(ドア)ごと交換するというのが多いパターンですが、ハード(Hurd)と同様ローウェンのガラスは建具(ドア)から外して交換をすることが可能です。ただ、しっかりとガラスの実寸法を正確
先日、掃出しサッシ(スライディンパティオドア)のウェザーストリップ(気密パッキン材)を交換した名古屋市の輸入住宅。その際に他にもいろいろ不具合があるので見て欲しいと言われたことの1つが、こちら。マーヴィン(Marvin)の掃出しサッシの鍵の掛かりが、少しおかしくなってきたというものでした。ロックレバーを操作する際、鍵爪(ロックラッチ)がうまく出たり出なかったり。ロックレバーを何度か動かしてみると、ラッチがブラブラしているのがよく分かります。通常は、小さなバネがラッチの動作を制御
山梨県のお客様から輸入の掃出しサッシ(スライディンパティオドア)のロックレバーが欠損してしまったので、部品を調達したいという相談がありました。窓メーカーがどこかは分からないのですが、写真を見る限りロックレバーやドアハンドルの入手は可能なものでした。ただ、アメリカからの調達となると、思った以上に費用が掛かります。まずアメリカは徐々にインフレが進んできていますが、日本は30年近くデフレの状態が続き、昔と比べると価格差が倍以上になっています。そして、30年前は1ドル80円程度だった為替
昨日、マーヴィン(Marvin)製スライディンパティオドア(掃出しサッシ)のウェザーストリップを交換したという記事を書かせて頂きましたが、今日はその際に追加でご相談頂いた網戸のロック受け。マーヴィンの網戸には、取っ手部分に簡単な鍵が付いているのですが、その鍵をドア枠にロックする為に鉄製鋳物の受け金物が付いています。鍵の爪を引っ掛けるだけの小さなロック受けですから、長年風雨に曝されることで、錆びなどの劣化で割れて欠損することがよくあります。輸入の掃出しサッシには、網戸に鍵が付属してい