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分掛は左右に分け広げる能力と上下に分け広げる能力の組み合わせです。左右上下と分け広げることにより、相手は変化に追い付けず破体(ポーティ:体がまとまっていない)となります。左右上下の割合は常に一定ではありません。時には、上下は支える程度にし、左右へ分け広げる能力を拡大させる。また、時には左右を支える程度にし、上下へに分け広げる能力を拡大させる。どちらの能力を拡大させるかは相手の力及び力の方向によって変わります。________________太気拳・意拳拳継聖武会澤井健一先
9月8日は当稽古会代表田中先生の計らいで、太気拳意拳拳継聖武会代表の大久保公英先生に遠路お越し頂きご指導を仰ぎました。今回は2班に分かれご指導頂きました。私は初歩の班で、撑抱椿、技撃椿、打拳、推手の基本を順を追ってご指導頂きました、一貫して「方」がテーマだったように自分は思いました。站椿でも「方」が出来ているつもりであっただけだと反省しました。動き始めるとそれが顕著になり、振り返れば常に当たり前のように田中先生から注意されていた事であり改めて認識の甘さと、何故田中先生が班分けの人選
本日、神戸の太気拳・意拳太聖拳練稽古会の練習に参加させて頂きました。ここの会は人数も多く各自それぞれの特色があり私も勉強になりました。田中幸介先生の指導も佐藤聖二先生の教えをきちんと守っており、佐藤先生の拳術が受け継がれていっていると感じました今回は人数も多かったことから班を二つに分けて練習しました。一つの班は站椿を崩さずに動けるように。もう一つの班は旋法の練習から実戦での身法への応用。今回練習したことがみなさんの能力のひとつとなることを望んでいます。田中幸介先生、太気拳・意拳
以前、抽身長手で澤井健一先生の下から上へ打ち込む劈拳について触れましたが、今回は北京で練習されている上から下に切る劈拳について記します。佐藤聖二先生や、姚承栄先生から最初に学んだことは、筋肉を固めないで切ることからでした。先ずは腕を重力で下に落とす練習です。掛勾椿で立つ。テーブルの上に手を置いていると思う。テーブルが突然無くなる。その瞬間に重力で腕が下に落ちる。感覚を掴めたら、手の位置を高くし、高い位置から落とす練習をしていきます。____________太気拳・意拳拳継聖武
先日、福岡の信國先生より佐藤聖二先生がご指導されている映像を送って頂きました。ブレのない軸、それによって生み出される力、豊富な知識と細かな指導。改めて、すごい先生に学んでいたんだということを実感しました。ご病気が見つかってからは「これからは妥協はしません。わずかでもブレがあればダメ出しをします。」と仰っておりましたが映像でも何度もダメ出しをされている私や兄弟弟子の姿がありました。あちらの世界で佐藤聖二先生は現在の我々をどのように見られているのでしょうね?佐藤聖二先生がお亡くなりになって
定歩で相手をコントロールすることができるようになったら歩法を加えます。「相手を回す」+「自分も回る」ことにより相手の背中を取ります。練習で相手の背中を取れるようにしておかないと実戦では横すら取れません。拳継聖武会では旋法は最終的に回すことが目的とは考えませんが、練習では「相手を回す」「自分が回り込むと」いう試力及び歩法を先ずはしっかりと練りこんでいきましょう。______________太気拳・意拳拳継聖武会澤井健一先生より太気拳を、姚宗勲先生より意拳を学んだ太気拳・意拳拳学研究