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「ユキヤナギの生花」先端から少し赤く色づいたユキヤナギです。自然の反りをなるべくいかして、生けました。体は、赤に対して白のワックスです。ワックスの小花はかわいいのですが、ユキヤナギの葉も細かくので、もう少し輪の大きいものの方がよかったかも知れません。紅葉は、生けた瞬間が命です。そこからの命が短いので、この瞬間の美しさを楽しみたいと思います。ユキヤナギワックス*****************桃里文化教室へのお問い合わせパソコン用フォーム
「グラジオラスの立花」立花のお稽古のために花材を集めたのですが、なかなか地元の花屋さんを何軒か回っても思うようにはあつまりません。今回も、の形は違うものをあつめたのですが、色の感じが似ているのが残念です。真・請・控は、ピンクのグラジオラスです。露地では、4月ごろ盛んに咲いているのです、この季節でも花屋さんにはよく出ています。除真なのですが、長い葉は前の方に出るように生けてあります。見越・副は、アレカヤシです。細長いグラジオラスと対照的に広い面ですが、涼しげです。真・胴
「赤壁賦」を臨書しました。臨書とは、書かれた書をよく見て筆法や字形、字間行間などの良さを捉えて書くことなのですが、臨書として一つの作品となるように書くということができません。例えば、墨継ぎ。手本とするものと作品では、構成が変わってくるので、その通りに取り入れても作品としての構成としてまずいこともあります。悩み悩みで書いたのが、この作品でした。*****************桃里文化教室へのお問い合わせパソコン用フォームURLhttps://ws.fo
「タニワタリの立花」タニワタリを見越・副・流に、セッカヤナギを真・請・控えにした3カ所遣いで生けました。タニワタリが大ぶりだったので、向きを正目にしないようにして見える面積を減らしました。それでも、セッカヤナギよりタニワタリの強い緑が勝っているのですが。正真はキギクで、胴内の何カ所かにも入れてあります。胴はルスカス、前置きはゴットーセフィアナです。色切りにベニアオイを入れました。留は、ゴットーセフィアナとコギクです。黄色しかなかったので、正真と同じ色になり、残念です。後囲
「コオリヤナギの生花」7月にもコオリヤナギの生花を生けたのですが、その時のコオリヤナギは小枝がなく、すんなりとした1本のままもものがほとんどでした。今回のこおりは、小枝が多く真や副に迫力が出ました。枝分かれから先があまり長いと、どんどん作品が大きくなってしまうのですが、扱いやすい枝が多くてよかったです。体のコギクも枝と葉が密で、これも体を整えるのにとても良かったです。一緒に生けられた方たちもみんな見事な作品が出来ていました。コオリヤナギコギク*****
「コウシュンカズラの自由花」今年度の岡崎地区の花展に出しました。主役は、背の低い方の花器に生けた黄色の小さな花です。コウシュンカズラと言います。ちょっとした庭の片隅にちんまりと咲く愛らしい小花の表情を生けようと思いました。低い方の花器には、コウシュンカズラとオリズルランの子株とセンニチコボウが入れてあります。背の少し高い方は、ロウヤガキの小天狗が入れてあります。いっしょにいれたのは、アルーナブルガレスとハートアイビーです。ハートアイビーは、ツタをイメージして垣根に這わ
「アスパラガスの自由花」松坂屋名古屋店で開かれている令和5年度名古屋花展に出瓶した作品です。花展は、明日までが会期となってきます。「どらわれのない美」というテーマで、自由花という指定だったので、ちょっと花を生けるものを工夫してみようと思って生けました。アアルミのパイプを7本立てて、その途中に3カ所花を入れるようにしました。高い位置から、アスパラバスの葉をゆったりと垂らしてみました。アルミのパイプの先に、赤い玉を付けたので、赤いヒペリカムをやめて淡いピンクのシンホリカリフ
「クリの生花」まだ熟していない小さなクリの実を付けた枝を生けてみ巻いた。緑のクリも実もかわいいですが、枝の先端にある、葉と、紐のように垂れ下がる花も印象的です。クリの木の下をイメージして、キイチゴの葉を下段に入れました。色がほしかったので、ケロネオブリクアのピンクの花も1本入れました。リンドウに似た語りでぷっくりとした蕾がかわいらしいです。クリキイチゴケロネオブリク*****************桃里文化教室へのお問い合わせパソコン用フォ
「シオンの生花」花が伸びてきて、まだ葉が枯れる前のこの時期だけいけられるのが、シオンです。ハルジオンやヒメジオンなどは、道ばたでもよく見かけるので、なじみのあるはなですが。花2本と、葉7枚で生けました。しっかりした大きな葉を真にして、その前に3枚、副に2枚、体奧に1枚で入れました。生けたときは、輸送中の箱の中で花をぐっと起こそうとしていたのか、花の先が左に曲がっていました。無理に直してもいためてしまうので、1日待った写真がこれです。花の先が真っ直ぐ上がって、やっと本来の姿
「ユリの立花」立花を習いたいとい方があったので、まずは役枝をおぼえていただこうと準備した花材です。真・請・控の3カ所をユリで、副・見越・流の3カ所をオクロレルカで生けました。ユリはそれぞれ1本ずつです。オクロレルカも、長短1組ずつでもいいかなと思いましたが、副と流は2組にしてみました。真は白いクルクマ、胴はメイリー、前置はヒペリカムです。後囲は、ルスカスです。ヒペリカムの実が鮮やかな赤なのですが、淡いピンクのユリと同系職なのであまり違和感がありません。これとあわせて
「キクの生花」真副体の役枝を覚えていただくために用意した花材です。真は、ピンポンマム3本、副はオクロレルカ2組、体はリンドウ3本です。この真副体を3種類の花材で生けると、役枝の位置と働きを分けて捉えることができるので、生花を始めた方には、何回か生けてもらっています。そろそろ、2種で生けてもらおうかと思っています。ピンポンマムオクロレルカリンドウ*****************桃里文化教室へのお問い合わせパソコン用フォームURLhttps:/
「ハスの実の生花」ハスの実と花が、花屋さんに出ていました。葉はすぐに黄色くなってしまうので仕入れないのだそうです。アンスリュームやモンステラの葉を代用したらどうかと言われました。お盆の前なので、ハスの実にキクを添えて生花にしました。実の付き方の向きの違うものを2本選んできました。真の前あしらいと副は、キクです。体は、小さめのリンドウ3本です。ハスの実キクリンドウ夏休み短期でやってみよう夏休み、学校の課題もいろいろありますが、ここで習字やポ
「マツの立花」江戸時代の絵図をもとに、雲泰の作を再現しようとした作品です。2日がかりで生けました。明治ごろになって、立花の役枝は事細かく決めごとができましたが、まことにおおらかです。やや華奢に見えるマツに、多くの花材が相まって、華やかな作です。季節的に、時代的に手に入らない花材もあるなか、花屋さんががんばって花材を揃えてくれました。キビの葉の大きな動きや、幹造りで組み立てたマツの枝ぶりに目が行きますね。見越だけでも、赤いキク・キビの葉・ススキの穂・カルカヤの細い葉と入っ
「コオリヤナギの生花」久しぶりに、お生花をお稽古される方の日が重なったので、稽古花として注文しました。皆さんが、ばらばらに来られることが多いので、自分で花屋さんに言って見繕ってくることがほとんどなのです。今日は、お花の先生の気分になれました。車に花入れのバケツを乗せて、水には500mlのペットボトルに凍らせておいたものを浮かべて採りに行きました。まだ、届けていただくには申し訳ない杯数ですから。コオリヤナギにコギクです。オオリヤナギの線を生かせるように葉を整理しました。
「ユリの生花」黄色のあざやかなユリに、ヤナギのような細い葉が涼やかなチョウジソウの葉を合わせていけました。チョウジソウは、リンドウ目キョウチクトウ属の多年草です。小さな青い花を付けますが、今回は花はなしです。足元に、かわいいピンクのトルコキキョウを一輪入れました。一重のトルコキキョウは、可憐です。愛らしさをプラスしてみました。ユリチョウジソウトルコキキョウ夏休み短期でやってみよう夏休み、学校の課題もいろいろありますが、ここで習字やポスターで頑張ってみる
「ヒオウギの生花」夏の到来は、一日花が次々と咲いてはしぼむヒオウギにも感じられます。今日のヒオウギは、やや草丈が低いのですが、剣山に生けると上の重みに茎が傷んで、夜中にバッターンと倒れてきます。ヒオウギだけ倒れればまだいいのですが、ついでに花器も倒れてしまうこともあり、水浸しになったり、花器が割れてしまったりすることも。なので、このぐらいのサイズがいいのかもしれません。茎は、ゆっくり矯めればできないことはないのですが、始めから、少し反りのあるものが多いので、1本ずつ見て選んできました。
「アワの生花」アワとヒメヒマワリで、交ぜ生けにしてみました。アワにもう少し葉があるとよかったのですが、花屋さんでカットされていたので残念です。ヒメヒマワリは、葉までしっかりと水が揚がっていて、しっかりとしていました。かわいらしい花を前に低くということで、ヒメヒマワリを前にしました。ススキやオミナエシ、キキョウなど、秋は交ぜ生けの花材がたくさんあります。まだ、梅雨が明けずに、夏本番には少しありますが、気分はもう秋を待っています。アワヒメヒマワリ夏休み短期でやってみよう
「タンチョウアリウムの生花」くにゃくにゃと曲線を描くタンチョウアリウムの茎の面白さをそのまま生けました。タンチョウアリウムにない葉の面の要素をフジハランで足しました。フジハランの葉先の白がちょっとほっとする色になっています。タンチョウアリウムの花なのですが、花らしい花をピンクのガーベラを添えました。タンチョウアリウムフジハランガーベラ夏休み短期でやってみよう夏休み、学校の課題もいろいろありますが、ここで習字やポスターで頑張ってみるのもいいかも知れません。参
夏休み短期でやってみよう夏休み、学校の課題もいろいろありますが、ここで習字やポスターで頑張ってみるのもいいかも知れません。参加賞ねらいの人も、賞状ねらいの人も、自分の力を伸ばしたい人も、大歓迎です。1,できること・習字硬筆・毛筆の練習学校の課題もOK・ポスター学校の課題OK2.時間・好きな時間を選んで来る・火曜日、水曜日、金曜日・10時~1時~3時~3.費用・3回2000円・5回
「グラジオラスの生花」グラジオラスは、4月ぐらいからたくさん咲きます。夏近くは、根元や茎が傷みやすく、花の重みで立てておいた花がたおれることもあります。今日は、白い花がとてもきれいだったので買ってみました。真と前後のあしらいは、白のグラジオラスです。副は、カーブの出しやすいササバルスカスです。体は、白の大きな花のグラジオラスと対照的な濃いピンクの小さなカーネーションです。グラジオラスササバルスカスカーネーション*****************桃里文化
「ナツハゼの生花」素敵は、小葉のナツハゼです真の付き枝で真の後ろあしらいができました。真の前あしらいに葉の混んだ枝を入れて、2本です。副は、曲線の出しやすいシランの葉です。茎を付けたまま整理して副にしました。ススキのように茎に複数枚付けたまま生けると広がりすぎてしまうので、茎に1葉を残して、2本入れました。体は、黄色のコギクです。ナツハゼシランコギク*****************桃里文化教室へのお問い合わせパソコン用フォームURLht
人生を美しく整え輝くPreciousな未来へ導くプレシャスコーチ®︎村井初美自己紹介は→こちら今週の週末プレシャスブログは京都に新しくできた、アップサイクルなプロダクトを活用し京都・日本をさまざまな形で楽しめる新しい感覚のホテルの紹介です。と言うのも、昨日の阪急でのエシカルなイベントを開催されていた、▶︎イベントはこちら『大阪梅田阪急エシカルなイベント【ビューティーライフダイアリー】』人生を美しく整え輝くPreciousな未来へ導くプレシャスコー
「マツの立花」江戸時代に描かれた生け花の絵図をもとにして生けてみるということで、チャレンジしました。高さ30cmぐらいの銅器に込み藁を入れました。細いと挿すところがなくなってしまうので、込み藁の直径は8cmぐらいあります。マツの幹を曲がっているように、切ってつないで形を作ります。それに、葉の繁った小枝を取り付けます。請は大きなススキ2枚です。副はないので、真の前のヒオウギをそれらしく入れました。流がナツハゼで、控がカシワなので、草道がつながりません。流の挿し口の後ろに草米の黄
「エレムルスの生花」真副体を別の花材で生けて、役枝の働きと位置を覚えるための生花のために準備しました。真は、長い花穂に下から順に花が開いていくエレムルスです。副は、花の終わったシランの葉です。茎を付けて置くことで水がよく揚がります。体は、スプレー咲きのカーネーションです。ナデシコもあったのですが、エレムルスには、弱い感じだったので、あえてのカーネーションです。エレムルスシランカーネーション*****************桃里文化教室へのお問い合わせ
「ガーベラの自由花」黄色から緑の色調でまとめました。小さな花器に、ゴットーセフィアナで動きを出して、黄色のガーベラ2本で中心をしめました。ゴットーセフィアナの斑と斑と同じような薄いレモン色のカーネションで姿を整えて完成です。あまり主張し過ぎずに、周りの環境とマッチしています。ゴットーセフィアナガーベラカーネーション*****************桃里文化教室へのお問い合わせパソコン用フォームURLhttps://ws.formzu.net/
「バラの生花」バラのきれいな季節なので、今日は優しいピンクのバラにしました。合わせたのは、バラに寄り添って守ってくれそうな濃い緑のタニワタリです。後ろから前に、だんだん葉が小さくなるように、一番前はポリシャスの葉をマッスで入れました。バラタニワタリポリシャス*****************桃里文化教室へのお問い合わせパソコン用フォームURLhttps://ws.formzu.net/fgen/S95253896/スマホ用フォームURL
「スモークツリーの立花」池坊岡崎地区の研究会で、生けてきました。といっても、午後から教室に戻る都合で、午前中した参加出来ませんでした。講師の先生の講義の後、猛スピードで生けましたが、上段を入れて、正真・前置き辺りに3本入れたら、タイムアウトとなりました。全部持ち帰って、教室で生けました。完成してアドバイスをいただくことは出来ませんでした。講義で力を入れて話してくださった事には留意して生けましたがさてどうでしょうか。スモークツリーコバンソウキキョウシマフトイアブライト
「シャクヤクの生花」「立てばシャクヤク、座ればボタン、歩く姿はユリの花」のシャクヤクです。それほど草丈がないので、大きな葉の配置を考えました。5本で、生けました。体先は、1葉で出しました。お稽古にいらした方が、シャクヤクを大事にしていたけれど絶えてしまったとおっしゃっていました。栽培のことは分かりませんが、どなたかに端正されてここに来てくれたんだなと思いました。シャクヤク*****************桃里文化教室へのお問い合わせパソコン用フ
「アセビの生花」アセビは、1.5mぐらいの枝で売っていました。それ1本から、枝ぶりを見て、真副体とあしらいにする部分を見つける練習にいいかと思って買いました。1人にアセビ1本と、コギク3本でトライしました。先端部分の伸びのあるところを真にして、ちょっと横に出る感じの枝を副にしました。枝の太いところを前あしらいにしました。枝は、軟らかいので少し太いところも鋏で切れます。アセビは、とてもよく保つので、コギクの方が心配です。アセビコギク**********
「フトイの生花」真副体の役枝の場所を覚えるための3種の生花です。真は、フトイ5本です。学校のビオトープにも生えてきました。反り具合も1本ずつ違うので、下から櫛でといたようにすうっと入れるのはなかなか大変ですね。副は、この季節らしい花材のベニバナです。矯めることができるので、扱いやすいです。体は、コギクです。フトイベニバナコギク*****************桃里文化教室へのお問い合わせパソコン用フォームURLhttps://ws.formz