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エラの咬筋に対してボトックスを注射する方法は小顔治療の定番となっています。この方も「エラ骨切りまでは考えていないが、小顔になりたい」という要望の方でした。診察時の超音波エコーで噛み締めた際の咬筋の厚みが「右14.2mm」「左15.2mm」もあったので治療適応としました。ボトックスはアラガン社のボトックスビスタを左右それぞれ50単位ずつ咬筋内に注入しました。通常のシワ治療でのボトックスの効果の発現は7〜10日程度ですが、咬筋萎縮の目的の際は約1ヶ月後が仕上がりです。治療前の状態確かにエ
久しぶりのボトックスです。眉間と額に注射しました。今回も使用したのはドイツのメルツ社のボカチャアラガン社のボトックスと製造方法が違っているので理論上「抗体形成が起きない」と言われている製剤です。僕は好んで使用していますが、厚生労働省の認可は下りていません。EUやアメリカでは20年近い使用実績があります。もちろんFDA(アメリカ食品医薬品局)の認可も取得している製剤です。治療前の額のシワ我ながら深いと思います。額には16単位注射しました。額の注射後5日目眉毛の外側がアップして
エラが張っている事を悩んでいる方はかなり多いと感じています。エラ張りの原因としては「骨」「筋肉」「脂肪」の3つが挙げられます。骨に対しては下顎角部の骨切りとなりますが、ダウンタイムや料金、全身麻酔などハードルが高い治療です。筋肉に対してはエラ部分の咬筋に対してボトックス注射を行うことでエラ張りが改善できます。麻酔不要、腫れも殆どなくダウンタイムが殆ど無い治療です。脂肪に対しては脂肪吸引や脂肪溶解注射が適応になります。脂肪吸引では術後48時間のスポンジとフェイスマスクによる圧迫固定が必要で
笑った時に歯茎が見えてしまう「ガミースマイル」、気になりますよね。治療は上口唇を上に引き上げる「上唇鼻翼挙筋」という筋肉の働きをボトックス注射で弱めます。治療前の状態ですもっと重症の方もいますが、本人はとても気にしています。左右の上唇鼻翼挙筋にボトックス(メルツ社のゼオミン)を6単位ずつ注入しました。ボトックス注射後2週間の状態です治療前よりは随分と改善されていますが、患者様は「もっとボトックスを追加したい」との要望があったので追加しました。食事や会話には支障が全く無いとの事でした
エラボトックスのモニター患者様です。もちろんエラの下顎角部の骨の張り出しも大きいですが、骨切りまでは希望されていません。術前の超音波エコーでも2センチ近い咬筋の厚みが確認されましたので、ボトックスの良い適応です。使用したボトックスは厚生労働省でも認可のアラガン社BOTOXを左右60単位ずつ咬筋内に注入しました。麻酔不要、片側1分、約4週間でしっかりとした効果が得られます。治療前下顎角部の張り出しが目立ちます。4週間後ガムを噛むと少し疲れる、と言っていましたが食事や会話には問題あり
こんにちはいつも当院のブログをご覧いただきありがとうございますなんだかすっきりしないお天気が続いていますねもう8月も後半に差し掛かりますが、みなさん夏を満喫されていますか?くれぐれも日焼けには気を付けてくださいねさて、本日はボトックスの抗体形成についてのお話。「ボトックスを打ち続けたら効かなくなってしまう」というお話を聞いたことはありませんか?これは、頻度としてはそう高くないですが(500人に1人くらいの割合)、無きにしもあらずです。「ボトッ
今年も多汗症治療のボトックス注射を背中に打ちました。今年は極細の34G針だったので、痛みも少なめでした。昨年はかなり広範囲に注射したのですが、今年は「背中の上部とうなじ」に限定しました。使用したのはアラガン社のボトックス、トータルで100単位を注入しました。白っぽい点々が注射跡です、痛々しいこれは昨年の注射後の写真です。今年よりもかなり広範囲でしたので副作用(別の部位からの発汗が増える)が少しだけ感じられました。通常は注射後48時間くらいから効いてきて7〜10日で最大限の効果が現れま
3年ぶりの背中ボトックスです。2013年〜2015年まで3年連続で注射していました。2016年、2017年は廃用性萎縮のお陰か、あまり背中の汗が気になりませんでしたが、今年はGW前から結構気になってきました。やはり、3年程度では完全な廃用性萎縮は起きていなかったようです。ちなみに「廃用性萎縮」とは「何回も治療しているうちに汗を出すエクリン汗腺の発汗能力が永続的に低下してしまう」現象のことをさします。かなり間隔が狭いです。これほど密にしなくても十分に汗は止まります。正直、痛かった〜。新
久しぶりにボトックスを注射しました。使用したのはドイツのメルツ社製のゼオミン、理論上抗体形成が起きない優れものです。顔などの表情筋治療では宇都宮院では殆どゼオミンを使用しています。治療前の前額部の横ジワ、結構深いです治療前の眉間のシワの状態ボトックスの注入部位は黒マジックで印を付けた「眉間5ヶ所」「前額部左右5ヶ所ずつ」です。仕事が終わってから自分で鏡を見ながら注射しました。前額部のシワでは眉毛の直上までボトックスを注射すると眉毛が動かなくなってしまい「眉毛下垂」になり、結果的に目が
アゴの「梅干しの種」様の変化に対してのボトックス注射のモニター患者樣です。このような方は時々、見かけます。原因は無意識のうちにアゴ(おとがい筋)が緊張している状態と考えられています。比較的、アゴが貧弱な(後退している)方に多い傾向があります。ボトックスで劇的に改善します。治療前(1/23)は典型的な「梅干しの種」様の外見でした本日、治療後17日目の状態。見事に「梅干しの種」が改善しています。「治療したら口元が軽くなった」とおっしゃっていました。この患者様にはゼオミンというドイツ製