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昨日の続きです。土曜日の稽古の第4部になります。この日は第1部で連続技、第2部でその稽古をベースに約束組手、第3部で自由組手、そして第4部が今日のテーマになり、「形(かた)」になります。当初、第4部では「形」のみの稽古を行なう予定でしたが、その流れも曖昧という人がおり、また実際にやっていると流れをなぞるだけというシーンも見かけましたので、実際にはここで2組に分け、その内の1組では順序を覚えてもらうようにしました。もちろん、指導者を付けた上でのことですが、時々もう1組の様
昨日の続きです。ある土曜日の第3部になりますが、ここでは「形(かた)」になります。今回もリクエストを募り、結果はタイトルにもあるように「四方拝(しほうはい)」になりました。先日のブログでもお話ししたように、この日は少年部から昇格した道場生も参加していたので、一般部としての意識を持ってもらおうということで、タイトルにあるように「形」の文化的背景について簡単に説明し、その理解からスタートしようと考えました。一般部ではこれまでそういう説明を何度かしましたので、確認の意
昨日の続きです。ある土曜日の第2部として行なった約束組手ですが、昨日は「突き」に対する技でした。でも、今日は「前蹴り(まえげり)」に対する技です。ただ、タイトルからもお分かりの様に、反撃技については同じで、「上段背刀打ち(じょうだんはいとううち)」でした。仕掛け技が異なりますので、「受け」も違うことになりますが、同じくタイトルに記されている通り、「掬い受け(すくいうけ)」を用いてもらいました。今日のブログでお話しする稽古の概要は以上の通りですが、これを機械的に繰
昨日の続きです。ある土曜日の稽古ですが、今日お話しするのは第2部の約束組手になります。第1部の稽古の場合、同じようにペアを組んで行ないましたが、それは対人稽古でなければ内容が分からなかったからで、相手は何もしない状態でした。互いに制止しているところから仕掛ける稽古をターゲット付きで稽古したのが第1部でしたが、第2部は相手からの攻撃をきちんと見極め、適切に対応した上で反撃する内容になります。互いの動くことから間合いなどをしっかり意識して行なうことが重要になりますが、中には
昨日の続きです。ある土曜日の第3部の話になります。そこでは「形(かた)」の稽古を行なうわけですが、全員同じ内容で行なうわけではありません。基本を意識して行なう場合は、同じ内容で行ない、集団指導となりますが、大会を意識した稽古という方針の場合、各自が求める内容で行なう必要があります。もちろん、出席者のレベルや人数によっては同じ内容で統一することもありますが、この日の場合は結構バラバラでしたので前述のような内容にしたのです。その結果、「正整(せいさん)」、「
ある火曜日のお話です。研究稽古の日ですから、そのテーマで行なうわけですが、通常は「形(かた)」の分解・解説や「変手法(へんしゅうほう)」などが中心になります。もっとも、「変手法」については先日の稽古で一通り終了しましたので、この日からは「投げの形十五構(なげのかたじゅうごこう)」になりましたが、その話は後日になります。稽古前、出席者各自で自分が気になることを自主的に行なっているシーンを散見する研究稽古の様子ですが、この日は先日来やっている「転身(てんしん)」という「
昨日の続きです。ある土曜日の第2部の話ですが、連続技としての稽古と、その内容に問題があれば反撃可、ということで行ないました。結果的に全てのパターンで反撃が見られたわけですが、中にはタイミングを外し、何もできなかったというケースも見られました。攻撃する側の内容が勝ったとも言えるでしようが、そういうことが実際の戦いでも起こり得るし、そのことが勝敗に影響することもあります。一般部での稽古ですから、そこまで突き詰めようとしてもレベル的に無理という人もいるでしょうが、何か
昨日の続きです。ある土曜日の第1部ですが、そこでは連続技がテーマでした。今日はタイトルからお分かりのように、その中で回転を活用した技があり、うまく活用できれば効果的ですが、変な間(ま)が空けば逆に隙になるというハイリスク・ハイリターンという認識の下、稽古してもらいました。組手稽古やその延長にある試合や実戦の場合、相手に勝利しようという意識で戦うわけですから、互いに少しの隙も見落とさず、ここがチャンスと見たら一気に攻撃してきます。それはお互い様のことですが、自分の
昨日の続きです。細かく言えば第3部として「形(かた)」、第4部でその分解・解釈の稽古をしたわけですが、時間の関係と技の質をアップするため、その解釈を理解してもらい、それを単独の稽古にもフィードバックしてもらおうと、それを合わせたような内容でこの日を締めくくりました。結果的に、分解・解釈のために「形」を通して行なったような感じになりましたが、質的にアップできれば良しということで行ないました。ということで、まずは「形」の動作について説明します。その動作というのが上のイラ
昨日の続きです。第2部の約束組手の稽古の話ですが、大きなテーマとしては体捌きになります。今回は2種類の仕掛け技を想定しましたが、その内の一つは「突き」で、昨日のブログでお話ししました。今日はもう一つの仕掛け技で、「前蹴り(まえげり)」で攻撃された場合、という設定になります。「突き」・「蹴り」の違いあっても、直線的な技である点では同質と言えます。しかし、心理的には違いがありますので、そういう意味では胆力が関与することになります。今回稽古した技の場合、最初に
昨日の続きです。今日は第2部の「形(かた)」の分解・解説の話ですが、具体的には「鎮東(ちんとう)」になります。タイトルに「形」に登場する個所の名前を挙げていますが、「鷺肘(らんちゅう)」と言います。この動作は鳥が虫などを捕食する時の動作を武技化したものと言われますが、分解・解説の稽古の際にはそういった基礎知識をイメージングのベースにして行なうことでクオリティアップにつながることがあります。だからこそ直真塾の研究稽古ではそういうところまで踏み込んで説明するわけ
ある火曜日の稽古の話です。研究稽古となりますが、この日は第1部で「形(かた)」そのものの確認、第2部で「形」の分解・解説、第3部で「変手法(へんしゅほう)」という構成で行ないました。今日は第1部の様子になりますが、具体的には「転身(てんしん)」になります。この稽古についてはこれまで、パート別にこだわりの稽古をしましたが、「形」として行なう場合、それを一つの流れの中で行なうことが必要になります。その場合、これまで稽古してきた箇所について十分意識された上でまとまりの
ある火曜日の稽古の話です。研究稽古の日ですから、一つ一つの動きに留意し、クオリティアップを図ります。稽古する内容自体はこれまでやったことがある技が多くなりますが、初めてという場合もあります。今日お話しすることは前者のパターンになりますが、具体的には2部に分かれ、このブログでは第1部で稽古した内容になります。そこではタイトルにあるように「形(かた)」の細かなポイントの確認と、その意識で数をこなし、自分の身に付けることを主眼とします。具体的に行なったのは「転
昨日の続きです。第4部として稽古した技で、相手からの「前蹴り(まえげり)」による攻撃に対する対処法の一例になります。この日はそのパターンを2例稽古したわけですが、その内の一つは昨日のブログでお話ししました。今日は最後の一つをお話しするわけですが、その時の動きは「基本型Ⅱ(きほんかたに)」に登場しています。その動きというのは昨日お話ししたパターンと似ていますが、異なります。似ている点は「四股立ち(しこだち)」による「手刀下段払い(しゅとうげたんばらい)」と
ある火曜日の稽古の話です。研究稽古の日で、通常は「形(かた)」の分解・解説を2種類行ない、「変手法(へんしゅほう)」を1種類行なうのですが、前回、第1部として「形」そのもののクオリティアップのための稽古をしました。その際、十分説明・稽古ができませんでしたので、この日、その続きから始めました。具体的にはタイトルにあるように「転身(てんしん)」ですが、これは動作としてではなく、「形」の名称です。そのことについては先日のブログをご覧の方であればお分かりになると思いますが、今日
昨日の続きです。第1部で基本の「裏拳打ち(うらけんうち)」を3種類行ないました。今日は第2部として行なった稽古の内容をお話ししますが、そこでは2種類の技を行ないました。その内の一つが今日のブログのテーマになりますが、これも基本パターンであり、今後は出席者や稽古のテーマにより、同じ技でも異なった設定で行なうこともあります。その時までポイントをきちんと覚えておいてもらえれば良いのですが、この辺りは各道場生に任せることになります。ここから具体的な内容についてお話ししていき
ある土曜の稽古の話です。一般稽古の日になりますので、いつものように第1部で基本の数稽古、第2部でその活用法を約束組手として行ない、第3部で「形(かた)」、第4部でその分解・解説といった複数のメニューをこなしました。今日は第1部の話になりますが、具体的に行なったのはタイトルにもあります「裏拳打ち(うらけんうち)」です。この日は写真も撮りましたので、それを説明と共にアップしたいと思います。ここでは基本として行ないますので、最初は拳形のポイントの確認からになります。
昨日の続きです。ある土曜日の稽古の第4部になります。この日の第3部では「基本型(きほんかた)」の一つである「四方割(しほうわり)」を稽古し、昨日のブログではその様子についてお話ししました。今日はその解釈例を稽古した時の様子ですが、時間の関係で一つしかできませんでした。今回はたまたまその様子を写真に収めることができましたので、それを用いて説明しますが、前述したように時間の関係がありましたので、火曜日のように細かくは撮れませんでした。その関係で短めになるかも
昨日の続きです。今日はある土曜日に稽古した第3部の「基本型(きほんかた)」の話で、具体的には「四方割(しほうわり)」になります。先日のブログでこの日の昼、地域で活躍中のいろいろなグループの発表会的な行事があり、直真塾少年部も参加したという話をしました。その中で試割りも行ないましたが、今日お話しする「四方割」の場合、その動きと合わせた演武も可能になります。演武ですから演出もありますが、そういう時に活用できるよう、その基本をしっかりしてもらう、ということも含め稽古し
昨日の続きです。今日は第2部の話になりますが、基本的には第1部で稽古したことをベースにその使用例についてペアを組んで行ないますが、時間の関係で1種類しかできませんでした。しかも当日の写真を撮っていませんのでイラストなどを活用し、後はご覧いただけいている方のイメージ力で当日の様子を想像していただければ幸いです。一昨日・昨日のブログでは第1部の稽古の様子を綴ってきましたが、そこでは「手刀打ち(しゅとううち)」と「後蹴り(うしろげり)」を行ないました。ですから、ここで
ある土曜日の稽古の話です。この曜日は一般稽古がテーマになりますし、出席者もその点を意識してもらう人がいましたので、最近のパターン通り、基本を念頭に稽古メニューを組み立てました。しかし、一方で上級者もいますし、先日お話ししたようにオーストラリアから稽古のために来日している指導員もいますので、その点も考量する必要があります。ということで、基本の数稽古に止まらず、その応用的な稽古も加味した内容になりました。ただ、今日のお話はこの日の最初に行なった基本的な技の稽古の様子
ある火曜日の稽古の話です。研究稽古の日ですので、「形(かた)」の分解・解説と「変手法(へんしゅほう)」を行なう予定でしたが後半、時間が押してしまい、稽古としては少々時間的に不足してしまいました。その穴埋めは次回の稽古でと思っていますが、今日はきちんとできたところの話をしたいと思います。分解・解説のところは「抜塞(ばっさい)」になりますが、出席者の一部がいつもと少し異なっていたため、最初は「形」そのものの稽古を行ないました。その際、各動作の解釈を念頭に、その様子が
先日の続きです。ある火曜日のことですが、研究稽古の日としてのメニューになりました。ただ、第1部は「形(かた)」そのものの充実を念頭に、「転身(てんしん)」を行ないましたが、結果的に解釈例を行ない、研究稽古の通常のメニューのようになりました。でも、本来の流れとしては、最近は「抜塞(ばっさい)」を行なっておりましたので、「転身」の解釈例を稽古するのはイレギュラーでした。もっとも、そのおかげで「形」そのものの充実度はアップしたと思われますので、結果的には良かったと考え
ある火曜日の稽古の話です。研究稽古の日で、本来は「形(かた)」の分解・解説と「変手法(へんしゅほう)」を行ないますが、結果的に前者の稽古で終わりました。細かなポイントを説明しながら数をこなすことで時間を費やし、「変手法」の稽古ができなかった、というわけです。改めて時間の効果的な配分について意識させられるところですが、出席者の状況や技の難度、経験の有無などで時間配分が読めない要素がありますので、その時に最も効率よくできる方法を模索しながらの稽古メニューにしています。
昨日の続きです。「抜塞(ばっさい)」に登場する「支え受け(ささえうけ)」の別解釈ですが、タイトルにあるように、昨日「突き」として用いた上肢を「打ち」に変更して反撃する技を稽古しました。各道場生としても最初の対応の部分は重なりますので、その分、技次第も理解した易いだろう、ということで考えていたようですが、やってみると武技としての要素の欠落に、稽古後、難しかった、という言葉を口にしていました。最初はいつものように見本を見てもらった上でのことになりますが、一見すると似たように
昨日の続きです。ある土曜日の第3部の稽古になりますが、ここでは「形(かた)」を行ないました。この日から再び大会を意識したメニューになる土曜日の稽古ですが、組手は第2部で行ないましたので、今度は試合で行なう「形」の確認と稽古になります。ここでは個別指導が必要になりますので、全員一緒に行なうのではなく、「形」別にグループ分けをし、それぞれアドバイスして回る、ということになります。「四方拝(しほうはい)」、「正整(せいさん)」、「鎮東(ちんとう)」の3グループに分かれ
ある火曜日の稽古の話です。この日、宗家杯のために来日したアイルランド支部の責任者が最後の稽古として参加しました。こういう時は、リクエストを前提に稽古を進めることになりますが、もともと研究稽古の日なので、その前提での何を確認したいかを明確にしてもらった上で行ないます。するとタイトルにあるように、「二十四歩(にーせーし)」がテーマになりました。最近は宗家杯用の稽古も入れながらのことでしたので、なかなか本来の流れになっていませんでしたが、第1部を「形(かた)」の分解・
※宗家杯の開催前に稽古した様子を記したブログが数日分続きます。そのため文章のつながりが少々おかしいところがあるかもしれませんが、ご了承ください。昨日の続きです。ある土曜日の第3部の稽古の話です。ここでは宗家杯を意識して組手試合で効果的に作用する技を念頭に2パターン行ない、今日はその内の一つについてお話しします。具体的には、「崩し」からの「打ち」という流れで稽古してもらいました。昨日のブログでお話しした通り、この日の第2部で自由組手の稽古を行ないましたが、少年部の道
昨日の続きです。今日はタイトル通り、第2部の自由組手の話になります。これまでカメラを持って行き、稽古の様子を撮影していましたがこの日、うっかり持って行くのを忘れてしまいました。そのため、当日の撮った写真がありません。そこでこれまで撮った写真の中から雰囲気的に近いものをアップし、文章でその時の様子をお伝えしたいと思います。この日の組手の特徴は、タイトルにあるように、対戦相手をいつもと違えたことです。どうしても時間の関係から全員が対戦するということは
昨日の続きです。ある火曜日の稽古ですが、本来は研究稽古として行なっています。しかし、昨日のブログでもお話しましたが、宗家杯を念頭に、この日の第1部は「形(かた)」についての細かなアドバイスが中心になりました。ただ、その際のアドバイスに関連し、「形」の分解・解説にも言及し、結果的に研究稽古の要素が入る内容になりました。その分、時間が長くなり、今日お話しする「変手法(へんしゅほう)」の稽古は少々短くなりました。しかし、タイトルにも記してありますが、今日お話し