人肌の酢飯と冷たいお魚。熱々のつけ汁に冷たい麺。そして冬のイメージが強い「おでん」を夏のイメージが強い「ビール」で流し込む。色々あるであろう、この熱さと冷たさのコントラストで、夏になるとこの「おでん」がとても良かったりします。多分これには理由があって、下伊那出身の両親にはそんな風習は無かったと思いますが、先に横浜の海苔漁師の家に嫁いで来た伯母の家に行くと、地元の鎮守様の夏祭りの日には「おでん」が炊いてありました。仲間内の中でやはり土着の友達の家に行くとお祭りの日に「おでん」が炊かれていましたね。