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新年おめでとうございます所沢、西所沢のピアノ教室、バイオリン教室の西所沢音楽教室です恒例となった東急ジルベスターコンサートも今回で25回カウントダウンの指揮者は山田和樹氏、山田氏は20回にも出演し2度目の登場ですが、かなり緊張の様子ところがカウントダウンの曲のホルスト:「木星」を1秒も外さずに2020の0時に大成功曲の最後を長く延ばす終わり方でもないのに的中させた時は身震いしました(過去には成功とは言い難い回もあり…)ソリストはチャイコフスキーコンクールの第二位のピア
こんにちは所沢、西所沢のピアノ教室、バイオリン教室の西所沢音楽教室ですいよいよ年の瀬となり12月に入ると各地で演奏を重ねられてきた第九交響曲も佳境を迎えます🎵作曲家のベートーベンは来年2020は生誕250年という記念の年、彼の活躍の頃はフランス革命と重なり、交響曲で革命を起こましたそれは当時では考えられない交響曲に歌(言葉)を取り入れた事、ましてフランス革命の精神(自由、平等、博愛)を唱えたシラーの「歓喜に寄す」の歌詞交響曲を芸術的に崇高なものに格上げした事
こんにちは所沢、西所沢のピアノ教室、バイオリン教室の西所沢音楽教室です秋ドラマ(TBS)でバイオリン教室が題材にした人間模様が展開されています世代や環境の全く異なる3人がバイオリンの音色に魅了されて(1名の男子は少し異なりますが)バイオリンを始めるところから物語は始まります偶然にも3人は同じグループになり教室で練習を重ね発表会に出演したものの悲惨な出来ばえ…(本番は怖いものです)しかし1つの事を成し遂げたことで3人の距離は近くなり(戦友のような)ある日メンバーの1人の主婦の家に招か
こんにちは所沢、西所沢のピアノ教室、バイオリン教室の西所沢音楽教室です最近公開の映画「蜜蜂と遠雷」は直木賞と本屋大賞のダブル受賞の恩田陸氏の話題作過去にも音楽やピアノやバイオリンなどの楽器にまつわる作品は時折目にしますそれだけ一般の人たちからも注目があるということですね環境の異なる4人のピアニストのコンクールを通した成長が描かれています個人的にはロケ地のホールや演奏曲目、演奏を支える陰のピアニストが興味深いです最近の活躍がめざましいピアニストたちで、特に藤田真央氏は最近のチャイコ
こんにちは所沢、西所沢のピアノ教室、バイオリン教室の西所沢音楽教室です今回のconcertではピアノ、バイオリン各々の特性を考え、調性にこだわりをもち選曲しましたバイオリン曲はチャイコフスキー:「白鳥の湖」からのバイオリンソロが活躍する数曲を選曲素朴なイ短調から輝かしく華やかなイ長調へ転調するように並べましたバイオリンは開放弦が基本のニ長調やイ長調が得意ですまたイ長調はイ短調、ハ長調の近親調(使われる音が似ている)のため違和感なく進行しますまずイ長調で思い浮かぶのはモーツアルト:
こんにちは所沢、西所沢のピアノ教室、バイオリン教室の西所沢音楽教室です今回のconcertでは調性にこだわりをもち選曲してみました🎵ピアノは平均律で調律されるのでどの調でも同じように弾けますが、基本は白鍵のみのハ長調、原曲がどの調で作曲されたか、また♯系か♭系でも異なりイメージが大きく変わります楽器の特性により管楽器なら♭系、弦楽器なら♯系が多いです一頃試験曲を選ぶ時は調性で選んでいたほど、自分の中では重要事項です令和初、原点に立ち返る意味でピアノの曲は基本的な調、ハ長調のシュ
こんにちは所沢、西所沢のピアノ教室、バイオリン教室の西所沢音楽教室です少し前に当教室定例のminiconcert(発表会)が盛会のうちに終了しました今回はホームグランドのホールがリニューアル中のため他のホールでの開催約2年前このリニューアルの件を知ってからは近隣のホールをいくつか見学に、激戦の抽選で平日に開催になりましたが今回のホールへ、近隣とは言え会場が違うと勝手も違いかなりの戸惑い、生徒たちには出来る限りいつもと同様の進行となるべく、本番当日まで下見や打合せで数回通う事にお
こんにちは所沢、西所沢のピアノ教室、バイオリン教室の西所沢音楽教室です今回は弦楽四重奏団(カルテット)の紹介です普段は別々のオーケストラに所属していながら構成された大変ユニークなグループです人間は何人か集まると必ずや問題が発生するのは世の常ですメインの活動とせずに維持していくのが永く継続するコツかも?弦楽四重奏の形式を確立したハイドンの弦楽四重奏77番「皇帝」第2楽章(オーストリア第2国歌)が演奏されましたハイドンは「パパハイドン」と呼ばれる人格者で博愛の精神でおいしい出番!を
こんにちは所沢、西所沢のピアノ教室、バイオリン教室の西所沢音楽教室です以前取り上げた事もありましたが、17歳奥田弦君の再登場です🎵今回はバイオリン曲「チャルダッシュ」と言えばモンティと言われる位、有名な曲をバイオリニスト大谷氏とのコラボです❗モンティの「チャルダッシュ」は色々な演奏者がアレンジを施す程の即興性の強い作品で、演奏者の力量が問われますそれをジャズで料理されるとモンティではなくなる…という正直な感想です彼は本格的なレッスンは殆ど受けずに幼い頃から自分で動画を探し練習、い
こんにちは所沢、西所沢のピアノ教室、バイオリン教室の西所沢音楽教室です今回は生誕140年で日本の西洋音楽の原点となる滝廉太郎を紹介します明治初期の西洋音楽の黎明期にお正月、箱根八里、荒城の月等、そして1900年に代表曲の組歌「四季」を作曲その中の「花」はハモリが美しい日本初の合唱曲で本格的な芸術歌曲、シューベルトやシューマンとも張り合える本格的なピアノ伴奏でピアノ伴奏だけでも世界観を主張またドイツのライプチヒ音楽院に日本男子初の国費留学、和声の授業についての手紙からは本場ヨーロ
こんにちは所沢、西所沢のピアノ教室、バイオリン教室の西所沢音楽教室です須藤英子氏が演奏するピアノは「トイピアノ」といってそのまま訳すと「おもちゃのピアノ」です彼女は「本格的な楽器」として取り組まれています彼女の音楽経歴は一流で現代音楽の分野で活躍中ですが、あるきっかけでトイピアノに出会うことに元々色々な事に器用にチャレンジされる彼女にはピッタリの楽器そしてピッチとタッチの繊細さが求められる楽器で日本製がダントツとのことカーネギーホールで小柄で可愛らしい日本人の彼女が小さいピアノを
こんにちは所沢、西所沢のピアノ教室、バイオリン教室の西所沢音楽教室です真夏日の更新の日々ですね夏休みも皆様楽しまれている事と思います中学生はコンクール予選や来る秋の合唱コンクールでのピアノ伴奏のふよみで奮闘しています🎵ソロの曲とは少しちがい和音や分散和音、トレモロが多い調号はフラット系が多い時にリズムが複雑とりあえず最初の2ページの要領をつかむのが一苦労もちろんピアノ伴奏の練習をする事でふよみが早くなり、テンポ感やフレーズ感に敏感に何より少し位のミスでは止まらなくなります
こんにちは所沢、西所沢のピアノ教室、バイオリン教室の西所沢音楽教室です最近は梅雨明けしたとたん猛暑日の連続となりましたね❗そうなると、ちょうどピアノやバイオリンのレッスン時間に夕立に当たってしまう方が何人かいます…こればかりは予測不能逆らえず、なるべく早い夕立の終わりと何とかぶじに来られるよう祈るばかりです(台風や大雪は天気予報である程度の予測可能ですが)しかしながら皆様大変な思いをしてもレッスンに駆けつけて来られるのには、感謝の限りですいまは夏休み真っ盛りですが、
2019.07.26こんにちは所沢、西所沢のピアノ教室、バイオリン教室の西所沢音楽教室です大洗のホテルに伺った時に水戸まで足をのばして、水戸芸術館(小澤征爾氏が音楽監督で館長、森英恵氏が理事)へ行ってきましたこちらでは館内の案内係が時間で対応していて、ホール内部やパイプオルガンの見学をしました🎵六角形のホール内部は軽井沢の大賀ホール(五角形)と良く似ているかな大賀ホールは水戸芸術館を参考に建設、またパイプオルガンはいきなりエントランス上部に設置され、エントランスが
こんにちは所沢、西所沢のピアノ教室、バイオリン教室の西所沢音楽教室です最近はショパンコンクール予選から本選への場面です主人公の海と修平の心の葛藤が興味深いですしかしながら実際のコンクールでは自分の演奏曲をいかに集中して完成度高くまとめるかで精一杯なところです一般的にはこんな風に思われているのか…と、フィクションの世界のみならず、同世代のライバルは実際にもよく存在しますねこの作品では海と修平、阿字野先生と雨宮氏(修平の父)になるかと万を持して主題歌のショパン:エチュードop.10
こんにちは所沢、西所沢のピアノ教室、バイオリン教室の西所沢音楽教室です最近は作曲科といえども表舞台で作曲や編曲だけにとどまらず、自らがピアノ演奏を担当するコンポウザーpianistが多くなりましたねその一人の林そよか氏を紹介します🎵お姉様は美人cellistの林はるか氏で姉妹で活躍中です同じ家庭環境や似たDNAのせいか兄弟、姉妹で同業はホント多いですね!(さらに弟や妹が比べると大成するというデータも!)東京芸大卒のクラシックの正統派の方ですが、昔からジャズを好
東京フィルの指揮者の渡辺一正氏はpianistとして弾き振り(独奏者として演奏しながら指揮をする)をされます🎵もちろん指揮者はピアノはかなり弾けるのですが、独奏者となるとよほどの腕前がないと、まず身内のオーケストラのメンバーに認めらません彼は故井口愛子先生(日本を代表するpianist故中村紘子氏の師)の最後の愛弟子、そして幼少からプロの一流オーケストラを生で聴き指揮者を目指すサラブレッドしかしながら彼は人見知りと言葉は少なく棒振りでオーケストラとのかけひき?をするとかどの世界でも団
2020年には生誕250年を迎えるベートーヴェンは優れたpianistでありピアノ教師です音楽史に名を刻んだ作曲家は殆どピアノ教師やバイオリン教師の一面を持ち合わせていますベートーヴェンからツェルニー(ピアノ練習曲で有名)そして名pianistのリストへとベートーヴェンとツェルニーは先生と弟子の関係、その会話が少し残されており、少し皮肉が見え隠れするかけひきがツェルニーは先生のベートーヴェンに孫弟子となるリスト少年を胸をはって紹介したかったのですが、当時は興味がない様子、
最近はバラエティにも露出が多いviolinist木嶋真優氏が指揮者の藤岡幸夫氏との共演の様子が対談の中で話されましたブルッフ:バイオリン協奏曲N.1の演奏でしたが、切れの良いリズム感で溢れ、何処までも届く鋭く透明感のある音チャイコフスキーやパガニーニの協奏曲と比べるとテクニック的には容易としても、彼女の手にかかると格調高く変身彼女は小さい時に同じこの曲を同じ関西フィルと共演していますが、今は遊び心をもって演奏できると、何度演奏しても色あせない、それが名曲たる所以なでしょうか…それにして
当ピアノ教室に在籍の生徒が大学院の試験にみごと合格しました一般大学に通いながらピアノのレベルも上級コースでしたので、音大コースと同様に細部において追究したレッスンを行っていました生徒は理系分野に属していますが、一見するとピアノから遠い分野のようでもありますが、アインシュタインをはじめ多くの科学者はピアノをはじめ楽器演奏においてかなりの腕前です効率的な上達方法を習得するのは非常に論理的と言えるのでしょう大学院は以前から生徒の大きな希望と聞いていました大学部の入試とは違
クラシックの大谷康子氏とジャズの寺井尚子氏、どちらも日本を代表するviolinistですその両氏の稀有なコラボレーションがありましたトークの中でお互いのバイオリンを弾き合い、尊敬する存在との事寺井氏も元々はクラシックの基礎がありテクニカルは究めた方、ある日ジャズの巨匠ビルエバンスのジャケ買いをはじめに自身がジャズセッションしている姿をイメージできたのだとそれからは独学でアドリブをマスター、そして偶然にもアメリカジャズ界の大御所ケニーバロンが来日の際、自身からの申し出でなんとセッション
4月中旬に開始のドラマもちょうど1ヶ月が過ぎ、この先の視聴の分かれ目となる新たな展開が始まりましたそんな中で火曜22時~「私、定時で帰ります」では主役の東山を演じる吉高由里子氏、毎回彼女を取り巻くメンバー各々にスポットを当てて、何故か彼女が教育係となり職場での立場の変化していく様がストーリー、その中で便利なgoodsや広告分野の仕事が紹介されるのも趣深いちょっとした言動で前向きになったり落ち込んだり、と共感できる事が沢山あり、心理状態の観察力には脱帽です❗先日は自身にも参考になる仕事
幼い頃より活躍違うの若き二人のpianistクラシックの牛田智大氏19歳とジャズの奥田弦氏17歳が共演されました二人ともお互いに尊敬し合う良き仲ですショパン:バラードN.1を交替しつつ弾き続ける演奏は興味深くもお互いの持ち味が途切れてしまい、中途半端な感じ…牛田氏は幼少より英才教育を受けた正統派、さすが緊張感のある引き締まった音色奥田氏は初歩の3ヶ月以来は動画など以外は基本独学という異色派、即興のアドリブは自由奔放で華のある演奏両者とも観客を魅了する素晴らしいスキルを供えた俊英です
毎年4月は皆様においても同様と思いますが、新年度の時間割によるスケジュール調整の慌ただしい日々ですね…また夏のコンサートの選曲、楽譜作成、伴奏者への連絡等、様々な作業が目白押し要領良くこなせると良いのですが、紆余曲折があり予定通りには進まないのが世の常、それでも希望のある新規の作業は時間を忘れて没頭してしまいますそれに加え新しい年号の令和に向かってHPのリニューアルを手がけていて、新たな文章、写真、動画の作成に翻弄中暦はいつも連休とは違う10連休に入り、世間はざわつき始めました平成
主人公の一ノ瀬海がショパン国際コンクールでの優勝が最終話ですが、審査員側にも目が向けられます(似たような話もありますが、少し飛躍、逸脱かなと)何より一ノ瀬の師である阿字野氏の心情の変化がナレーションのようにつながり興味深い特に一ノ瀬がコンクール優勝後、師阿字野氏の左指が手術で完治するものの気持ちのリハビリが進まず、弟子の一ノ瀬がサポートするシーン、正直嬉しいものの、師として甘んじてはいけないと葛藤、しかし一ノ瀬のアドバイスを受け止め、自身の復活リサイタルを成功へと…真の主人公は
「令和」発表から4月は半ばとなり、新入学のオリエンテーションも一周したところですね大学生たちは授業が早々に始まり、成績がもどって嬉しい事にピアノコースの生徒はピアノ実技の成績Sスペシャルを受けました天才肌ではないですが、レッスン中は話に耳を傾け(一を聞いて十を知る)いつも真摯に向き合っていました自分のペースを乱すことなく、落ちついて対応できる雰囲気ですこちらも経験から色々なパターンを想定して対応策を立てますまるでフィギュアスケートでのとっさのコンビネーションジャンプの組み換えを想定す
3月末にクラシック番組が終了…1年間でしたが今活躍中の演奏家がドレスではなくちょっとしたおしゃれ着でトークと生演奏を披露、素顔を垣間見られ視聴者が親近感を持てましたゲストを思い返せばベルリンフィルの首席フルート奏者のパユに始まり、10数人のそうそうたる顔ぶれは豪華でした司会はベテランの小倉智昭氏と佐田詠夢氏(定まさし氏の娘)、そして有名音大生が10人位が参加しての進行、これから「恋から」同様に長続きする番組か?と思っていたところ打ちきり色々と事情はある中、長寿番組となるのは大変なので
残すところ一ヶ月あまりとなった平成…平成とともに駆け抜けた天才チローは少し前に終止符歴史の中では短い30年間でも人間の一生では大きな位置を占める年月思い通り物事が進まない事の方が多く、軌道修正は日常…それでも誠意が通じたり、稀に容易に事が運んだりという時もあり、それで救われる感じ3割を超えるヒットも残りのアウトがあって成り立つと、稀に緊張を心地よく感じて演奏できる時があり、多くの失敗の上に成り立つのだと解釈、羽生君も今回の世界選手権で4アクセルへ完全にスイッチが入ったようで、新年号
2010年からショパンの全ピアノ独奏作品を暗譜で毎年演奏しギネスに認定された横山幸雄氏が万を持して登場ですその彼が来る5月連休には管弦楽等を伴うピアノ全作品を演奏するとの事もはや尋常ではない領域に突入です(もちろん楽しんで取り組んでいるようで、苦痛に感じたら出来ません)辻井伸行氏がバンクライバーンコンクール優勝時に指導者として有名になりましたが、自身はショパン国際コンクールで最年少二位授賞という輝かしい経歴です(この時は日本勢が健闘し現在も大活躍中)洗練された演奏はもちろんの事、流暢なト
正統派の経歴の傍ら関西弁トークが好評のcellist辻本玲氏は見ているだけで和やかな雰囲気を醸し出しますいざ「夢のあとに」の演奏が始まると雰囲気が一転し、チェロの張りつめた音が遠くまで届けられます幼少期はアメリカで育ちヨーヨーマにあこがれたと、超絶技巧的な長い曲がフルコースとすると小品は一皿で色々な味が詰まったラーメンで、とても自分の中で大事にしていると、例えがわかりやすく、一気に親近感が増しましたピアソラはリベルタンゴで有名ですが、あえて選曲せずにオブリビオン(忘却)を持ってくると