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🏢🏢🛏️🏢🏢🏢🏢🏢🏢🏢🏢🛏️final蹂躙される大網街道の坂道とレトロビル桟橋ひろばの古着マーケットを見るついでに突発的にはじまった散策も、今回でようやく最終回を迎える当初は蘇我駅から房総往還に出て古民家密集(というほどでもないが)地帯の寒川地区を見て、本千葉駅で散歩を終えるつもりであったところがこの時期は、昼間の時間帯が長く本千葉駅に到着してもまだ周囲は明るく「突発的散策」のサブタイトルどおり予定を延長して、千葉都市モノ
🏢🏢✏️🏢🏢🏢🏢🏢🏢🏢🏢✏️⑬房総スタイルの王者と魔改造された擬洋風建築蘇我駅から房総往還を歩いて本千葉駅を過ぎ千葉都市モノレール1号線の県庁前駅を通過した最初に設定した散策のゴール地点は本千葉駅であったが、幸いなことに日没時間が遅くなる時期のため、予定地を通りすぎてもまだ明るく“毒を食らわば皿まで”とばかりに、予定を千葉駅周辺における“最大の見所”まで足を伸ばすことに決めた前回の記事では千葉県庁と千葉県警本部の先にある昭和
🏢🏢🍶🏢🏢🏢🏢🏢🏢🏢🏢🍶⑫SF映画ちっくな円形歩道橋とレトロビル今回の散策は桟橋ひろばで開催された古着マーケットが、思いの外早く見終わってしまい時間が余ったからタイトルにあるように、“突発的に”はじまったものである古着マーケットの場所が千葉みなと駅だったので、すぐに移動できる蘇我駅に向かい、そこから房総往還散策のゴールを本千葉駅としたが見所の寒川地区を通りすぎて、本千葉駅前につながる最後の直前までやって来た
🌆🌆🔨🌆🌆🌆🌆🌆🌆🌆🌆🔨⑪無意味な道路拡幅で消え失せる町並みちょっと前に風景写真カテゴリの自己最高の4位にランクインしたことを報告したが……今回は、アクセス数1739でランキング初の3位になったが、とくにアフィリエイトもしておらず金にもならないから単に数字の問題に過ぎず、いつものように淡々とはじめる蘇我駅から本千葉駅のあいだの房総往還には、かつては商店街だった面影が各所に残り3棟の武州スタイルの出
🏠🏠🐮🏠🏠🏠🏠🏠🏠🏠🏠🐮⑩名糖牛乳と房総スタイル古民家のツーペア寒川あたりの房総往還の道筋は、江戸時代から賑やかだったようで当時の絵地図には、家並みが続いているような風景が描かれていた交通インフラが鉄道に代わり賑わいは多少衰えたかもしれないが、それが昭和まで続いていたことは、出桁造り商家や方形屋根を模した房総スタイルの古民家が残っていることからも想像できる道沿いには、かつては商店街だった面影があちこちに残ってはいたが、現役で
🛀🛀🍣🛀🛀🛀🛀🛀🛀🛀🛀🍣⑨大正時代創業・梅開湯と出桁造り商家房総往還の寒川地区には、ごく短い距離の区間に3軒もの銭湯が残っているこれが東京の下町やアッパーイーストサイドならば、とくに珍しいことではなく北千住などは歩いて数分で次の銭湯があったりするが、千葉県では一部を除いて稀な例であろう一部とは、たとえば船橋や浦安などのかつての漁師町で、そういった町では早朝から漁に出ている漁師は、早い時間に陸(おか)に戻るから、夕方からゆっく
🌿🌿🏠🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🏠⑧三角屋根の謎と波板出桁造り商家の廃墟房総往還の寒川地区は江戸の頃、千葉の中心地であった以前は寒川駅と呼ばれていた駅が現在は本千葉駅になっているのは「この場所こそが本当の千葉だぞ」という想いが込められているのかもしれないとはいえ、千葉の中心地だったのは交通手段が徒歩や舟だった江戸時代までの話で、現在は寂れた商店街、いや、すでに商店街としては役目を終えているから、ただの寂れた町並みとなっているしか
🛀🛀🍞🛀🛀🛀🛀🛀🛀🛀🛀🍞⑦バラエティに富んだ古民家密集地帯の物件さて、前回は放置された雰囲気の謎の廃寺を紹介したが、その隣にあるのがタイトルバック写真の商家であるこの物件は木造二階建て平入切妻の主屋に、二階建て平屋建て看板建築を合体させたような造りになっていて、一瞬、別の店かと思ったら……向かって左側の平屋建て看板建築のファサードの部分には、ほとんど消えてしまっているが「吉川米穀店」という文字が、
🌿🌿卍🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿卍⑥寺院のような銅板物件ともじゃ化した寺院蘇我駅を出て房総往還をしばらく歩くと京葉線の高架線の手前に稲荷神社があったこの五田保(ごたっぽ)稲荷を中心に寒川の聚落がはじまっていて、江戸時代の絵地図を見るとすでに町並みが形成されていたが、現在は蘇我方面は寂れてしまっているなので、今はこの神社のすぐ先、京葉線の高架線から町並みがはじまっているような印象を受けた高架線を抜ける
🏭🏭🚃🏭🏭🏭🏭🏭🏭🏭🏭🚃⑤川崎製鉄引き込み線跡から寒川の町へ蘇我の駅前通りから房総往還に出て千葉駅方面に向かうと、僕が房総スタイルと名付けた古民家や廃業した商家の痕跡が残り、以前は商店街だったような町並みが続いていたしかし、駅を離れるにつれて建物の密度は下がり同時に店舗だった建物もポツリポツリと点在しているだけになる東京の郊外と違うのは背の高い建物がほとんど見当たらないことで、横に広がりのある、言い換えれば空が広い空間に身を
🍞🍞💊🍞🍞🍞🍞🍞🍞🍞🍞💊④廃業した漢方薬局と奥行きのある家の謎蘇我駅から駅前通りを通って房総往還に出ると……さほど歩かないうちに、建物を正面から見ると方形屋根のような二等辺三角形に見える、僕の名付けた「房総スタイル」の古民家を何棟か見ることができた(2021年2月撮影)しかし、いちばん見たかった木造二階建て平入切妻の建物に看板建築風の店舗部分を増築したようなこの建物は、いつの間にか取り壊されてしまってお
🏠🏠🏢🏠🏠🏠🏠🏠🏠🏠🏠🏢③もじゃ廃ビルと房総スタイルの古民家群久しぶりに訪れた蘇我近辺の房総往還は、前回の散策時にはすでに「終わった商店街」といった様相を呈していたが、4年のあいだにわずかに残っていた商店街の面影すら消し去られようとしていたこれはホームとしている埼玉県の宿場町と同様に、後継者不足やライフスタイルの変化、大型ショッピングモールの進出など様々な要因が考えられるが……こちら蘇我の場合は、それに加えて地元の基幹産業だ
🍶🍶🚬🍶🍶🍶🍶🍶🍶🍶🍶🚬②次第に歯抜けにされゆく房総往還の町並み千葉みなと駅からすぐの桟橋広場で開催された古着マーケットを見たあと、突発的に蘇我駅近くを通る房総往還の散策をすることに決めたこういった突発的な散策は気まぐれな僕には珍しいことではなく、以前、中央線の立川方面に向かっていたのに、突然何故か気が変わり正反対方向の本八幡に向かったことすらある蘇我を起点に房総往還を散策するなら浜野から八幡宿方面に向かうほうが、レベルの高
🚶🚶🐊🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🐊①古着イベントの後、思いつきで散策へこのところ北千住や白楽など東京、横浜の町を散策したが今回は久しぶりの千葉県ネタであるといっても、計画していた散策ではなくサブタイトルにあるように、完全に行き当たりばったり“突発的”な散策で、テキトーが売りの当ブログの面目躍如といった展開になるだろうこの日、千葉県を訪れたのは散策が目的ではなく桟橋広場で開催された古着マーケットを見物するのが主た
昨日の発掘品。5客セット3,500円のものを、2客だけ購入。くるんでくれたのは4年前の聖教新聞(爆)。唐子柄の器には様々な窯元と様々な年代のものがある。この湯呑みの裏には『鍋島』という刻印があるから佐賀の鍋島焼なのだろう。刻印の字体や縁取り模様を手がかりにネットで調べたところ、昭和30年前後に作られた説と、昭和40年頃説があった。大きくて厚みがあって、ぽってりしたフォルム。なかなか存在感がありんす創業約150年(という噂)の宮間陶器さん。まだまだ楽しいものが有りそな、無さそな
朝イチで美容室に行き、帰りに柏餅でも買おうと思い、検見川神社を通り抜け、河内屋菓子店に向かった。検見川神社の狛犬は子犬と一緒。七五三の前撮りで賑わっていて驚いた。南国チックな一画もある。で、お目当ての河内屋の柏餅は売り切れまだ昼前だったのに~。せっかく来たので、梅が丸ごと入っている梅どら焼きを購入。足を伸ばして宮間陶器へ。ずっと前から同じ場所にある唐子柄の大皿は10,000円。でも、年中半額セールだから5,000円「ホコリかぶってるけど、どれでも自由に引っ張り出しちゃって
おはようございます先週の土曜日は木更津に出かけました。この春に部分廃線になるとウワサの久留里線に乗るため。久留里線の終着駅の上総亀山駅は私の母方の祖母の家の最寄駅でして、子供の頃は毎年夏休みに久留里線でおばーちゃん家に行っていました。なので、久留里線は私にとっては大事な思い出の路線なんです。今回久留里〜上総亀山間が廃止になると聞き、急いで乗りに来たわけですちなみに弟も乗りに行かなくちゃ!と言ってました今回久留里線に乗るのは日曜日なのですが、日中の久留里線はかなり混雑しているとの話な
🏠🏠👾🏠🏠🏠🏠🏠🏠🏠🏠👾《年間ベストショット2024》・10月・代田橋・八幡宿代田橋10月は先月に引き続き京王線沿線の代田橋である代田橋といえば前回の総集編で紹介した駅前付近のレトロな飲み屋街と大都市場、そして都道予定地になっているバラック地帯が、あまりにも有名であるが……駅から離れた玉川上水を少し遡ったところにある知られざる「和泉仲通り南商店会」の雰囲気
🏠🏠🍜🏠🏠🏠🏠🏠🏠🏠🏠🍜final白金通りで武蔵家系列のラーメンに出合う今回の旅、あえて旅というぐらいは家から遠い八幡宿までやって来た真の目的は、たまたま仲良くなった古着バイヤーが勤務する古着屋を訪れるのがメインで、八幡宿はその“ついで”という立ち位置であったが、その“ついで”ですら連載が10回を越えてしまうあたりが僕のブログらしい。という話はともかく、今回の散策をするにあたり出かける前から古い建物がなくなっていることは、ある程
🏠🏠🪳🏠🏠🏠🏠🏠🏠🏠🏠🪳⑫NEWアイフルと小宮山商店そして平屋廃墟房総往還八幡宿を見終えたのでセカンドストリートに立ち寄って着替えのコットン・リネン混紡シャツを半額セール275円で購入したあとは、セカストがあった白金通りに出て目的地の古着屋に向かう白金通りが何故「白金」なのかは判然としないが、東京にあるセレブな町の白金から取ったとも思えないし、白金神社とか白金町なんてものに由来するのだろうか?などと、どうでもいいことを考
🌉🌉💡🌉🌉🌉🌉🌉🌉🌉🌉💡⑪商店街の外れの廃墟にわたるしあわせ橋打ち捨てられたような市営住宅っぽい廃墟から先は建物の密度が希薄になり、房総往還八幡宿の範囲は曲尺手風に蛇行した地点で終わったと告げていたこれは、宿場町の反対側の浜野の場合と同じパターンで、きちんとした曲尺手の形状ではなかったけれど、あの蛇行は曲尺手的な意味合いがあるのだろうこれが隣の五井になると完全な曲尺手の形状が残されているが、残念ながら曲尺手にあった戦前型看板
🌿🌿🏡🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🏡⑩房総スタイルの定義と平屋建て住宅廃墟前回の記事では、撮影し損ねた物件の紹介に費やしてしまったため掲載しきれなかった出桁造りの元商家を紹介しようこちらの物件も房総スタイルの“廃業したあと店舗部分を塀で囲ってしまった”パターンの建物であるこの塀で囲ってしまうという手法は首都圏および近郊の他の地域、たとえば埼玉や神奈川、東京ではあまり見られないパターンで、それらの地域においては、わざとらしく住居仕様に改
✨✨🍸✨✨✨✨✨✨✨✨🍸⑨変わりゆく八幡宿と残された土蔵の風景前回の記事で長い区間にわたり板塀が続く房総往還八幡宿きっての景観が失われてしまったことを記したが、板塀はほとんどなくなってしまったが、まだ主屋と土蔵、そして門構えはかろうじて残されているとはいえ、古い建物は土蔵だけで主屋のほうは比較的新しい建物なのだが、景観に配慮したデザインになっているためあまり違和感は感じないこちらが現在も残っている
🏡🏡🚧🏡🏡🏡🏡🏡🏡🏡🏡🚧⑧ガランドウの錆王と消えてしまった風景このシリーズも8回目を迎えるが、ようやく折り返し地点といった感じでなかなか先にすすまない……が、じつはこの後、ブロ友みぽぽんさんとのコラボ散策で行った「埼玉県の宿場町」シリーズも控えている散策したのは「のぼうの城」で知られる忍城がある池井戸潤の原作ドラマ「陸王」のロケ地となった行田市だこの行田がまた凄まじく古民家の宝庫で、僕の埼玉県楽しい町ランキングを変えてし
🏡🏡🐠🏡🏡🏡🏡🏡🏡🏡🏡🐠⑦跡形もなく消し去られた出桁造りの元酒屋前回の記事の最後で元は金魚屋だったと思われる平屋建ての看板建築を紹介したが、八幡宿にもう1棟残っているのかどうかたしかめたい物件があるので、そちらに向かう……が、その前にひとつ気になっていたことがあった。というのはこちらの物件、以前(2021年)に散策したときと、えらく印象が変わってしまっているのだたしか最初に見つけたときは
🏠🏠🐟🏠🏠🏠🏠🏠🏠🏠🏠🐟⑥八幡宿で最高の料理屋・魚惣と謎の廃墟前の記事で飯香岡八幡宮の表参道は、房総往還ではなく八幡宿の港を向いていると書いたが、そのかつての港というのは八幡宿の駅からは500メートルほど離れていたその頃の八幡宿は海苔という産業があり八幡宮に参詣する人びとや海水浴客で賑わっていた。そのことは房総往還に残っている擬洋風建築の銀行を見ただけで容易に想像がつくそんな賑わいを見せていた八幡宿で、もっとも知られた料亭が
🌿🏠🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🏠⑤路地裏に残された房総スタイルの古民家群かつて房総往還の宿場町として、そして五大力船による江戸との物流の拠点として賑わいを見せていた八幡宿は、海岸線は埋め立てられ宿場町として賑わった街道沿いの商店街は、バイパス沿いの大型店に客を奪われすっかり寂れてしまった往時は商家が並んでいたであろう町並みは、更地と建て売り住宅のような新しい建物ばかりが目につきスカスカになっている「千葉みやげ
🏡🏡🪜🏡🏡🏡🏡🏡🏡🏡🏡🪜④房総往還八幡宿の端っこの古民家と用水路かつては房総往還の宿場町として、また江戸との物流で結ばれた五大力船の寄港地として八幡宿は賑わいを見せていたところが現在はというと町並みはスカスカになり、古い建物が連続するような町並みは存在せず新しい建物と更地の目立つ寂れた雰囲気になっているこれは千葉県や埼玉県の古くからの宿場町では定番化している現象で、全国チェーンの店などの大型店は、バイパス沿いに集中しているた
🌿🌿🚲🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🚲③「(株)ふくや」と元銀行の千葉みやげ小口八幡宿駅を降りて終わったような商店街を百メートルもゆくと房総往還に突き当たるので、そこを右に曲がる。左手に飯香岡八幡宮を見ながら神域を分断して敷設した駅前大通り(飯香岡通り)を横切る房総往還も駅前通りと同様に「八幡宿商店会」という商店街組織になっており、駅前付近には現役で営業している店舗が多いが駅前大通りを横切ったあとは、町並みが急速にまばらになり寂れた雰囲気に変わった
🏠🏠💈🏠🏠🏠🏠🏠🏠🏠🏠💈八幡宿の奇跡理容カネコと房総スタイル八幡宿を散策目的で訪れるのは(サブタイトルにもあるとおり)3回めのことであるが、前回の記事にて“それ以外の用事”でも数回訪れている……と、書いた僕のような神奈川県民が何故に、あと少しゆけば木更津という房総往還の町を訪れたのかというと、ズバリ「釣り」そして「古着」が目的であった木更津には2軒の古着屋とセカストなどのリサイクルショップ、そして八幡宿にもセカストがあり、そ