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こころの矢印を自分に向けるのか、外へ向けるのか、、、どこへ向けることが真に生命が溌剌とするのか、そのことを問う戯曲である。三島由紀夫著/朱雀家の滅亡
日本には花の名所があるように、日本の文学にも情緒の名所がある。泉鏡花氏の芸術が即ちそれだ。と誰かが言って居たのを私は覚えている。併し、今時の女学生諸君の中に、鏡花の作品なぞを読んでいる人は殆んどないであろうと思われる。『鏡花氏の文章』中島敦.先日、歌舞伎にお誘いを頂き玉三郎演出・出演の『天守物語』を観てまいりました。www.kabuki-bito.jp.『天守物語』は泉鏡花の戯曲で、「姫路城(白鷺城)の最上階には異形の者たちが住む」という伝説に、ほかの奇怪な話を織り交ぜ、魔界にいる者
わー!もう12月も半ばですって。何やらドタバタしてますが、絶対に、観に行きたかった、田中美里さんご出演の舞台『たわごと』始まった直後から、ぐいーっと物語の中に連れ込まれ...いろんな感情の踵、起伏を共に体感して、涙して、笑って、心のとっても深い部分を揺さぶられる濃密な時間でしたコミカルな美里さん、可憐な美里さん、儚く危うい匂いも、溢れ出す美里さんも、全部素敵だった....役者陣の皆さん。ほんとにロックだったなぁ。観に行ける日のスケジュールがなかなかわからず、断念して一
昨日ブログを書かなかったのは多分調子が悪かったのだろう今日もそれほど良かないがすごい映画を観てしまった(プライムビデオだけど)灼熱の魂今読んでる本の中に出てきたワジディ・ムアワッド映画はこのムアワッドの戯曲が原作この舞台(なんと上演時間4時間)を観た監督(名前忘れた)が映像化したというのだあっ、すごい睡魔がもうダメ中途半端だけど今日は寝ようきのうの食事記録大あくびデビルなチビルハイハイ寝ようね怖い夢を見ませんように
午後仙台文学館に行ってきました。振り返れば、AZ9ジュニアアクターズで17年も裕人さんの戯曲で勉強させてもらって来たんだよなぁ~。AZ9の稽古控室で裕人さんに「わたべさんは、台本、うつの?」って聞かれて、「いえ、まず、書きます。」って答えたら、「俺も」っておっしゃられて、なんか、すごく嬉しかったのを覚えている。石川裕人さんという大きな大きな木を私は、離れたところから見ていただけだったけど、出会えてよかったとじんわり感じながら裕人さんの時間を拝見しました
『歴史の中の邂逅(かいこう)』-司馬遼太郎●荒木村重について-⑥✪結局は、画餅に帰した。村重がどう失策(しくじ)ろうが後世のわれわれにはどうでもいいことである。ただ村重がわれわれに残した理解しがたい課題は、平然と生き延びたということである。叛逆はかれひとりが決定した。その一族も家来たちもかれが鼻輪を曳きずるままに異常な運命に巻き込まれた。彼らは、かれが命ずるままに伊丹城(当時の通称は有岡城)にこもり、信長の大軍と戦い、結局はかれに置き去りにされた。村重はほとんど身一つでかれの支城の一
『ゴドーを待ちながら』サミュエル・ベケット題名がキャッチーだなと思ったけど、この登場人物2人はゴドーを待ちながら何か意志を持っているわけでもなく何をするわけでもなくて、なんかかなりモヤッとする。この本を読み始めたときにすぐ思い出したのが、太宰治のかなり短い短編『待つ』という小説で、恋人なのか夫なのか友人なのか幽霊なのか、自分でも何を待っているか分からないけどでもそれはきっと何か明るく光っているんだと、自分では名前も名乗らずに相手から見つけてもらうことを期待して毎日駅で待っているだけの20
オスカー・ワイルド「サロメ」を巡る物語(あらすじ冒頭)画家ビアズリー研究者の甲斐は作家オスカーワイルド研究者のジェーンに呼ばれた。その理由はビアズリーの挿絵の新発見についての告白だった。戯曲「サロメ」と取り巻く人々の人生戯曲「サロメ」の作者、オスカー・ワイルド。その挿絵を描いたオーブリー・ビアズリー。その姉のメイベルを中心に史実と錯覚するような迫真の物語。「サロメ」発表当時のイギリス、フランスの情勢。妖艶な魅力を持つ作品のサロメ、それを戯曲化したオスカー・ワイルドの人を惹きつける引力
●●●新商品発売のご案内●●●-ようこそ、この世界という戯曲の舞台の上へ『戯曲の叡智カード』TheWisdomofDrama発売日2023年12月14日(木)価格4,180円(税込)作者荒巻まりの監修・解説河合祥一郎発行株式会社ヴィジョナリー・カンパニー▽▽▽商品のご予約はこちら▽▽▽【商品紹介】シェイクスピア作「ロミオとジュリエット」などに代表される戯曲をテーマにしたオラクルカード。全40作品を
「静かなる決闘」静かなる決闘(1949)-黒澤明監督脚本/主演三船敏郎_/_/DigitalRearview_/_/戦時中の野戦病院で軍医として働く青年医師の藤崎恭二は、患者の中田を手術中に、誤って自分の指に怪我をし、患者の梅毒に感染してしまう。復員後、父の産婦人科医院で働くことになったが、梅毒の感染を隠し、婚約者の美佐緒と結婚することが出来ずにいる。美佐緒は藤崎が自分に対して距...www.youtube.com1949年3月13日公開。原作は
知識を与えるよりも感銘を与えよ。感銘せしむるよりも実践せしめよ坪内逍遙(1859年-1935年)坪内逍遥(つぼうちしょうよう、旧字体:坪內逍遙、1859年6月22日(安政6年5月22日)-1935年(昭和10年)2月28日)は、日本の小説家、評論家、翻訳家、劇作家。小説家としては主に明治時代に活躍した。代表作に『小説神髄』『当世書生気質』及びシェイクスピア全集の翻訳があり、近代日本文学の成立や演劇改良運動に大きな影響を与えた。本名:坪内雄蔵つぼうちゆうぞう。
2023年も最後の月となりました。このひと月にどんなことができるかな~ひと月前を振り返ってみると11月は、久々の読書ができました。舞台『ロスメルスホルム』を見たことをきっかけにイプセンの戯曲という私としては新しいジャンルを読み始めました。まずは『人形の家』次に『幽霊』そして今日からはいよいよ『ロスメルスホルム』舞台のイメージをもう一度味わえるかなこの本は、図書館のイプセン傑作集でハードカバー装
おはようございます小林桃子です。今日も読みに来てくださってありがとうございます昨日のブログにいいねしてくださった13名様、コメントくださったtakaiitokoさん(梅干しじゃなくてミニトマトなんです💦たらこ、単体でも美味しいですよね☆)、ツイッターやFBでもいいねやRT、リプ、本当に嬉しいです今朝は読書日記のお話☆先日、久しぶりにミステリを読み終えたお話を書きましたが、続編を早くも読み終えました!ブルーローズは眠らない/市村憂人さん著前回の『ジェリーフィッシュ…』の
いよいよ12月師走の街が好きです引き締まるような感覚になるので今月もワークショップや稽古会、読み合わせ会など予定が満載読む戯曲が多いのは幸い悲劇喜劇2023年11月号[雑誌]Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}
桃子再投稿m2ensen(エムツーエンセン)さん@m2ensenポール・クローデル1868年8月6日-1955年2月23日フランスの劇作家、詩人、外交官外交官としては駐日駐米フランス大使などを歴任日本では「詩人大使」と呼ばれた。カトリック信仰に根ざした諸作品で「20世紀前半におけるフランス文学の最も重要な存在の一人」と評される。作品は、戯曲『マリアへのお告げ』、詩集『五大頌歌』など。彫刻家カミーユ・クローデルは姉である。*先人
先週からWS三昧です二つ掛け持ちだったり一つでも8時間強だったりそのどれもが、楽しく良い時間です集う人にも恵まれているこれは以前参加したWSの映像がSNSに出ているので、生身の私はこんな感じです😆TPTコレクション世界戯曲の旅❸リーディングWS4日目#すみだパークギャラリーSASAYAシーン・リーディングハロルド・ピンター『背信』#tptpic.twitter.com/SEW0G1YLPo—HitoshiKadoi(@TPTsince1993)2023年10月19
先日のミニ講演会にお越しいただいた皆様、本当に有難うございました。いろんな御質問にお答えしているときが、自分でも一番活き活きとしていると思います。それで、調査中であった一問がだいたい判明しましたのでこちらでお知らせします。プロスペル・メリメの戯曲で、少なくとも3作のオペラの原作になっている一篇があります。そちらを今日、郵便局の配達の方が、かなり遅い時間帯に届けてくださいました。先方は「遅くなって」と恐縮されていましたが、こちらは在宅時に届けて下さったので大喜びです。「いえいえお疲れさまで
「演技レッスン」の日。先週オーディションでお休みして、演技トレーニングから10日ぶりくらい。新しい脚本を、1回と少ししか読んでなくて準備不足。1本分読むと、2時間はかかる。海外の戯曲だったから、1回読んでハテナ(?)がいっぱいついて、それでも2回目に突入したら、割とするすると読むことができた。やはり、海外の戯曲は面白い、と感じた。すごく練られているというのか、雰囲気だけでストーリーが進まないから。隙がなく、しっかりしている。でも、時間がなく(言い訳)1回と少ししか読んでない。こ
『戯曲の叡智カード』(12月14日発売)書泉グランデにて先行販売開始&発売記念イベントが開催されます。《日時》2023年12月15日(金)18:30〜19:45《場所》書泉グランデ書泉グランデ·〒101-0051東京都千代田区神田神保町1丁目3−2★★★★☆·書店maps.app.goo.gl《講師》荒巻まりの/『戯曲の叡智カード』作者大塚和彦/(株)ヴィジョナリー・カンパニー代表《参加特典》著者サイン入り『戯曲の叡智カード』特製ポス
🗿こんにちは。ご訪問、まことにありがとうございます。こんにちはー!🗿昨日、十一月二十五日は、作家戯曲家の【三島由紀夫】の御命日だったね。それを俳句に詠んでみたよ。三島由紀夫-Wikipediaja.m.wikipedia.orgきょう、よむんだねー。きのう、よめばいいのにー。🗿いやもう、このところ中々ブログどころじゃなくってね。OとかTとかSなんかが、一筋縄でいかなくて往生してたんだよ。でも、どんな日々でも俳句を詠むことを諦めたくはないね。〜バス路線またひとつ消え
東京創元社『神』フェルディナンド・フォン・シーラッハ(著)酒寄進一(翻訳)を読み終わりました。まずこの本は小説ではなく舞台のために書かれた戯曲です。読者である私たちは舞台の観客のようにこの中で描かれる78歳のゲルトナーという男性の主張に賛成するのか、反対するのかを考えさせられます。彼の主張は愛する妻を亡くし、生きることに意味が感じられないので医師の幇助によって薬剤で自死をする、それを認めてほしいというものです。その
おはようございます小林桃子です。今日も読みに来てくださってありがとうございます昨日のブログにいいねしてくださった14名様、コメントくださったtakaiiotokoさん(結構あることだと思いますよ、一度お試しください☆)、のげぞうさん(鉄道ミステリ、面白いですよね☆)、ツイッターやFBでもいいねやRT、リプ、本当に嬉しいです今朝は図書館で一人マニアックな興奮をしたお話☆昨日のブログで、図書館に本を返しに行ったことを書きました。そこで、また次の本を借りるのが通例なんですよね。
借りてきた本『ゴドーを待ちながら』言い回しが特徴的だったり、言葉が少し古めかしかったり、と言うこともあって…↑と言うことにしておいてほしい…(笑)開いて数ページで、健やかに眠れる…(笑)ベッドで読んでるのが悪いんだな…きっと。うん、絶対そうだ!!返却期限までに読み切れるかなぁ…??(笑)読みたい気持ちは、溢れかえってるんだけどね…💦📖📖📖📖📖【フォロー大歓迎♪】🔻Instagramやってます@masu_non
「見れる」と「見られる」「開けれる」と「開けられる」というわけで永井愛さんが書いた戯曲『ら抜きの殺意』を読んだよタイトルこそ存じ上げていましたがちゃんと目を通したのは初めてです一言でいうと、面白かった!筋もシンプルだし展開もわかりやすくて読みやすい話の題材も日常的なものだから尚更「ら抜き言葉」を使う若者とそれが気に食わない国語教師2人には互いに人に知られては困る秘密があって相手にそれを知られてしまい、「みんなにバラされたくなかったら・・・」と
黄梅劇は中国の五大戯曲の一つで、安徽省怀寧市が発祥の地です。清朝中後期には、鄂・贛・皖の三つの省から取り入れた採茶調と安庆地方の伝統的な戯曲が融合し、安庆方言で歌唱と朗読が行われ、次第に新しい戯曲の形態へと発展していきました。1949年以降、黄梅劇は急速に台頭し、中国全体に影響を与える重要な劇種となり、2006年には中国国家級の非物質文化遺産に選ばれました。
こんにちは!四方美古都ですっ📚先日、「ガラスの動物園/消えなさいローラ」を観劇しました!いつ観ても素敵なガラスと、いつ観ても不思議な心の掴まれ方をする別役さんの作品に心奪われ、これは戯曲を買うしかないな!!と。ガラスの動物園はすでにおうちにあるので、消えなさいローラを探すべく矢口書店へ。お目当てのものは見つかりませんでしたが、演劇や映画に関連するもので溢れていて幸せな空間でした✨旅はまだまだ続く...以上、四方美古都でした〜
ブログは、写真が加工できない、写真に枚数制限がある、張り付けにくい、せっかくブログを打ち込んでもたまに読み込まないなどあって、時間を取られるのでフェイスブックだけに記録やお知らせを載せていましたm(__)mご無沙汰をしておりました💦今後は要領よく載せてゆきたいと思います😅またよろしくお願いします❗先ずはお知らせ今年も参加します❗【演劇フェスティバルインちりゅう】題名『雑草魂』です💦昨年夏にこの演劇フェスティバルにお声をかけていただいたことがきっかけで、劇団を立ち上げました。昨年
見たことはあっても、ちゃんと読んだことのない作品の一つ。『ゴドーを待ちながら』図書館で見つけてきました♪♪うふふ見つけただけで満足しないように、ちゃんと読む時間も作らなくちゃね♪読みたかったり、演りたかったりする作品は本当にいっぱあるのに、企画をするのはなかなか難しい…。誰か一緒にやってくれないかなぁぁぁー!!話だけでもきいてくれないかなぁぁぁー!!(笑)昨日ゴブリンの配信は終了しました!ご視聴いただきました皆様、本当にありがとうございました【フォ
黄梅劇は中国の五大戯曲の一つ、安慶怀寧を起源。鄂・贛・皖三つの省から取り入れた採茶調と安庆の伝統的な戯曲が融合し、安庆方言で歌唱と朗読が行われ、黄梅劇の最初の姿となった。2006年には中国国家級の非物質文化遺産に選ばれた
本を紹介する7日目。色いろと迷いに迷って(3年くらい熟成…)おしまいの本の表紙の写真には、この1冊をえらびました。別役実さんの「台詞の風景」(白水uブックス1991年)です。いちばん、なんども読んだ演劇の本かもしれません。分からないとき、迷ったときに開いては気持ちをなぐさめられたり発見したり国内のもの外国のもの自作の。。さまざまな戯曲から抜き書いた台詞のやりとりとその行間。まさに「台詞の風景」を劇作家別役実さんが作品や当時の世