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神木隆之介主演他。戦後、日本。無から負へ。焦土と化した日本に、突如現れたゴジラ。残された名もなき人々に、生きて抗う術はあるのか。ゴジラ70周年記念作品となる本作を山崎貴が描く。絶望の象徴が、いま令和に甦る。第96回米アカデミー賞視覚効果賞受賞作品。9/10点!!やはり神木隆之介は凄かった。過去イチレベルの凄まじい気迫の名演だった。壊れた人間と怒りと深い闇と混乱を見事に混在させてて観ていてゾッとするレベルでした。てか、ゴジラの基本知識も興味もそんなにない状態で観たのですが(爆)、ゴジラって治
言葉の完全な意味で、規範的ということは、規範を設定することである。生物学的規範性を、この意味で語ることをわたくしは提案する。『正常と病理』—カンギレムbot(@Canguilhem_bot)April3,2023街録に雨宮さんが出ていた。植松死刑囚の特徴は、今で言うASD、一昔前ならアスペルガー症候群と言われていたものと、妄想性障害と呼ばれる病像にやはり近いような印象を受けた。前者は、相手の表情やしぐさの意味を読み取れない、オンレコ/オフ
■あらすじ●秋子…聾唖者、少し発声できる●道夫…聾唖者、善人●一郎…秋子と道夫の息子、コーダ●たま…秋子の母戦争末期。寺の嫁になっていた秋子は空襲で一人の男の子を助ける。耳が聴こえなくとも必死で嫁としての務めを果たす秋子だが、助けた男の子・アキラは秋子とその夫が買い出しに行ってる間にどっかにやられてしまう。しかも夫は発疹チフスでシボンヌ。嫁ぎ先の家族は秋子を持て余し実家に追い返してしまった。実家には、姉の信子と弟の弘一がいるが、姉はアメリカ兵
手塚治虫の『奇子』読了。奇子(上)(角川文庫ん11-29)Amazon(アマゾン)奇子(下)(角川文庫ん11-30)Amazon(アマゾン)呪われた出生を背負い、運命にもてあそばれる奇子。地方旧家、天外家の人々を核に、激動の戦後史を背景に、哀しくもたくましい奇子の運命を描いた感動巨編。先日、NHKの下山事件に関するドキュメンタリードラマを見たが、あれを見てからこちらを見ると、手塚が下山事件についてかなり追っていたことが分かる。特に事件から
かつては戦前と戦後という区切りで大きく日本の状態をわけていたが、いわゆる”時代の流れ”あるいは”今の時代”という感覚的な言葉ではなく、いくらか頭脳を使った言葉にしてみたいと”ふと”思った。ちょうど岩波書店の親書広告に、「1人前と戦後社会」とか、「戦後憲法史と並走して」などの1945年以後の日本を形づくった世代や事実そうしてきた人らの書籍がまさに戦後から今の時代までの変遷について述べているようで、まさに今の日本は戦後日本とは別の国、今の日本という戦後日本ではない日本の自覚期であると感じた。
江戸時代が鎖国して文明が遅れて身分が固定されて閉鎖的な時代だったという評価の一方で、寿司や浮世絵などの独自の文化が花開き尚且つ極めてエコロジーな社会だったという評価もある為、戦後日本も憲法9条に縛られアメリカの属国だったという評価の一方で平和で豊かな先進国として国民全体が享受出来た素晴らしい時代だったという評価も出来るのでは無いだろうか!?仕事と江戸時代――武士・町人・百姓はどう働いたか(ちくま新書)Amazon(アマゾン)江戸時代テーマ別だから政治も文化もつかめる(
今朝のニュースで流れていたが、メチルアルコールを酒代わりに夫に飲ませ、警察に捕まっていた。ウ〜ん…。どうも、この妻、知らなかったのでは?と思った。知らなかったって、戦後、物資もなく、お金もない中…「酒」代わりにメチルアルコールを呑み、目を失った人が沢山いたことを。(少ない量でドカンと酔える→「バクダン」と呼ばれる酒。)夫は視力が大幅低下…日常的に『メチルアルコール』飲ませた疑いで妻を逮捕ビールなどに混入か|MBSニュース夫のビールなどに日常的にメチルアルコールを混ぜていたとみられて
未亡人をどう救うか、戦争の負の影響は長く続く戦後日本では経済的・精神的苦境に立たされた未亡人をどう救うか、戦争の負の影響は長く続く戦争のない社会は遠く、2024年現在も世界各地で戦争が行われている。技術が進歩した近現代の戦争は多数の人的被害を生むことになった。膨大な死者・負傷者の発生は戦争の負の影響として認識されやすいが、その負の…toyokeizai.net
東京キッドにどハマりしてます東京キツド松竹株式会社の公式サイトです。当社配給の映画作品やアニメ・特撮の劇場作品、OVAおよびテレビ作品の情報をご紹介しています。www.shochiku.co.jp初期の美空ひばりは歌、演技、どれをとっても天才1950年の映画なのに親子して引き込まれる観たあとすぐに歌を口ずさめるメロディーと歌詞の流石さ笑いあり、涙ありの単純明快王道エンターテインメント「右のポッケにゃ夢がある左のポッケにゃチュウインガム」戦後まもなく復興これからという東京
心解放愛知県西三河住み《解放の旅専門》スナフキン旅代表(スナフキン旅とは)だいじょうぶカードマスターかんじるだけのカードマスターの✨みはるです✨私の鹿児島旅の目的は英霊の皆様に会うこと英霊の皆様に命の繋がりをその場で伝えること小さな頃から8月は特別な感覚で過ごしています。知らなければならないそんな使命感に駆られるのです。今ある日本は封印されてしまったことも数々ありますが英霊の皆様のその時代を生き抜いた皆様のおかげ様の今だと思っています。本当に感謝しかな
本日は書籍紹介をいたします。今回はこちら、開高健『日本三文オペラ』新潮文庫、1971年大阪城に隣接する広大な地域に、かつて日本軍の兵器生産を担い、アジア屈指の軍需工場と言われた、大阪陸軍造兵廠という一大工場がありました。これは第二次大戦の末期にアメリカの空襲によって壊滅するわけですが、その跡地はしばらく放置され、膨大な鉄屑などが眠る広大な空き地となり、その近辺には跡地の廃鉄を盗んで生計を立てるアパッチ族と呼ばれる人々が住み着くことになりました。そんなアパッチ族の生活、生
11月8日の一読は「1章社会のこと、ビジネスのこと、知っていますか?」の「1-1ビジネス界はルールではなく、ゲームが変わった」までです。ここは木村尚敬さんが書いていて、現代のビジネス環境の変化を前提にした警鐘を鳴らしていました。その警鐘は戦後日本にとってはもっともなことかもしれませんが、木村さんのいうような世界に仮になっても、正直誰が幸せなのかがわかりませんでした。日本の高度成長を支えた会社のリーダー像を現代に活かそうとしても、置かれた状況が違いすぎるので、効果が薄いことは明らかです。アメ
井上靖の『猟銃』を読んだ。猟銃・闘牛(新潮文庫)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}ひとりの男の十三年間にわたる不倫の恋を、妻・愛人・愛人の娘の三通の手紙によって浮彫りにした恋愛心理小説テレビドラマや映画のエンドロールにはよく、「この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません」という但し書きを見ることがあると思う。本作冒頭、語り手(アマチュア詩人である)の語りに触れながら、第一に僕の脳裏に浮かんだのはあの映
「ゴジラ-1.0」を観てきました。ストーリーは、戦後の日本。戦争によって焦土と化し、なにもかもを失い文字通り「無(ゼロ)」になったこの国に、追い打ちをかけるように突如ゴジラが出現する。ゴジラはその圧倒的な力で日本を「負(マイナス)」へと叩き落とす。戦争を生き延びた名もなき人々は、ゴジラに対して生きて抗う術を探っていく。というお話です。特攻隊員として出撃するも、機体の故障という名目で逃げて、不時着用の滑走路がある大戸島へ降りた敷島浩一。そこで整備兵たちに、機体に損傷
今回も、この重大な国際環境の変わり目にあって、日本はどうすべきか、日本に何が欠けているかに関する議論である。表題に書いた理由を探すべく、世界の近現代史を簡単に復習し、そこから日本の近代史と現代日本に必要なものを考えてみる。1)世界の近現代史:主権国家体制とその破壊主権国家体制を定義すれば、一定の要件を整えた主権国家で国際社会を構成し、国家間の諸問題を内政に干渉することなく外交交渉のみで解決するという国際政治システムとなるだろう。この西欧に誕生した体制が正しく機能するには、国家は人権と
以前、武田邦彦先生が世界歴史の理解について次のような意味合いの事をお話されていました。「世界史を学ぶ際、先ずは邪悪な勢力の動向を大局的に把握する。『アーリア人(白人・我欲勢力)が大移動し残虐な虐殺を繰り返しながら世界の殆どを侵略し支配下に置いた(第一、二次大侵略)。それに対し最期の一撃で、日本(愛情主義)が立ち向かった』この邪悪なアーリア人の長い歴史と動向。それに対し、小国の日本がたった一国で戦ったという世界の歴史。」我が国は、ゴリアテに立ち向かうダビデの様ですね。ゴリアテが居
以前もブログに書いたが、宮本輝さんの作品は中学時代に嫌いな国語の先生に薦められたため、意地でも読むものかと、これまで読まずにきてしまった。図書館で偶然「流転の海」が目につき、少し読んでみると、美しい文章が印象的で読み始めた。(新潮社HPより引用)戦前、自動車部品会社の経営者として飛ぶ鳥を落とす勢いだった松坂熊吾は豪胆と我儘、善意と理不尽、無邪気と先見性を内包した尽きせぬ魅力を湛えた男だった。妻房江は実母と死別し、実父には捨てられ、苦労に苦労を重ねた後、結婚したが、子をなしながらも
台風7号が紀伊半島からこちらに向かっている。既に県東部は警報が出るくらいの大雨になっているようだ。災害が起きないことを祈る。今日は日本にとっての終戦日。沖縄戦、海外や洋上で、本土空襲や原爆投下で亡くなった人たちを思い、戦争に関する俳句をめくる。戦争が廊下の奥に立っていた渡辺白泉昭和14年の作品。本格的な国民の動員など不穏を予感した作品。追撃兵向日葵の影を越え斃れ鈴木六林男自らの戦場での体験を歌う。海外を転々とし、自らも負傷し
戦後日本は、連合国の支配下にあります。第二次世界大戦で勝利した米英ソ支仏の支配です。その連合国の日本支配の目的は「日本の弱体化」です。この連合国の方針は一貫してつづいてます。しかし、日本国民は無関心です。プロパガンダによって何も知らされていません。連合国は、アメリカとソ連が連合することで完成しました。共産主義独裁国家のソ連とアメリカが連合したのです。ルーズベルト大統領は、口先では「自由と民主」を叫びつつ、共産主義を推進しました。ニュー・ディール(新しいやり方)とは共産主義のことでした。です
まさか、本当に廃止にするとは・・・多くの国民が反対しているのに、聞く耳を持たず・・・せめてもの抵抗として①資格確認書の申請する。②預金口座との紐付けに不同意の回答をする。このニュースを見て、喪失感と言うか脱力感が押し寄せてきた。自民党、公明党、日本維新の会、国民民主党の賛成多数か・・・・次の衆院選、自民党の強引さに嫌気を感じた今まで選挙に行かなかった無党派層、無関心層が日本維新の会に投票し、野党第一党になりそうだし、本格的に戦後日本が終わりそうな気がしてき
「戦後日本」を精神分析する01表現者クライテリオン」2023年5月号https://amzn.to/41yLIsY浜崎洋介『ぼんやりとした不安の近代日本』https://amzn.to/3QT3odp茂木誠『ニュースのなぜ?は地政学に学べ』https://amzn.to/3pFLEueyoutu.be悪いのは自虐史観?/「戦後日本」を精神分析する02表現者クライテリオン」2023年5月号https://amzn.to/41yLIsY浜崎洋介『ぼんやりとした不安の近代日本』https://a
佐藤泰志著『海炭市叙景』読了。海炭市叙景(小学館文庫)Amazon(アマゾン)1〜4,220円海に囲まれた地方都市「海炭市」に生きる「普通のひとびと」たちが織りなす十八の人生。炭鉱を解雇された青年とその妹、首都から故郷に戻った若夫婦、家庭に問題を抱えるガス店の若社長、あと二年で停年を迎える路面電車運転手、職業訓練校に通う中年男、競馬にいれこむサラリーマン、妻との不和に悩むプラネタリウム職員、海炭市の別荘に滞在する青年…。季節は冬、春、夏。北国の雪、風、淡い光、海の匂いと共に淡々
https://youtu.be/VSplOs2iy4Q”戦後日本”こそ「地政学」を学んで活かすべき理由。日本の地理的宿命と「地政学」の重要性。|『戦争の地政学』#篠田英朗(#講談社現代新書)|@kunojun|久野潤チャンネル
人間の意識の中味には嘘がたくさんあるようです。心理カウンセラー高橋リエ氏のメールマガジンから引用します。「意識の中身には、真実でも事実でもないことがけっこうたくさんあるんだよ、ということです。それは、万人にとって、そうなんですが・・、なぜかというと、教育によって、たくさんウソを刷り込まれますので。とりわけ毒親育ちさんの場合、親におかしな洗脳をされて、そのおかしな思い込み(=意識)ゆえに、真実でも事実でもないことに、ぐるぐる悩んで、エネルギーを消耗しがちです」毒親に刷り込まれたいろんな悪口
https://youtu.be/LfFDsx0-I2M【久野潤】"戦後日本"の思想的巨人?丸山眞男は日本の何を護りたかったのか?|『11人の考える日本人ー吉田松陰から丸山眞男まで』片山杜秀(文春新書)|@kunojun|久野潤チャンネル
LGBT騒ぎには辟易してしまうが、こんなときに福田恆存がいれば、見事に一刀両断にしたはずだ。福田は「私の保守主義観」(『常識に還れ』に収録)において、保守派が進歩や改革をためらうのは、それなりの理由があると書いている。「ほんの一部分の変更さえ億劫に思うのは、その影響や結果に自信がもてなないからだ。それに関するかぎり見す見す便利だと思っても、その一部を改めたため、他の部分に、あるいは全体の総計としてどういう不便を招くか見とおしがつかないから」なのである。保守派というのは、福田から言わせれ
夏目漱石の「三四郎」の始めの部分、三四郎が上京する車中で乗り合わせた広田先生は言いました「今に見えるからご覧なさい、あれが日本一の名物だ。あれより他に自慢するものは何もない.ところがその富士山は天然自然に昔からあったものなんだから仕方がない。我々が拵えたものじゃない。」当時日本は日清・日露戦争に勝利して、台湾・朝鮮を併合し世界で覇を唱えようとしていた頃。まさに旭日のごとく盛り上がっていました。三四郎も「これから日本もだんだん発展するでしょう」と無邪気に語ります。すると、広田先生は三四
サウスバンクのBritishFilmInstitute(BFI)では1月2月に黒澤明特集を組んでいる。たまたま二人で一人分の割引券が手に入ったので、1月に入ってから友人と行く日を決めようとしたら、もう既に昨年イギリス版リメイクが発表された『生きる』や『七人の侍』あたりは満席。日程的に都合が良かったのは原水爆の脅威を描いたと言われる『生きものの記録』だった。この映画が発表された1955年はまだ戦争の記憶も生々しい時代で、アメリカが水爆実験をしていた頃。観客がこの映画を観るだけの心の余裕も無く