成田浩史司法書士事務所

7月15日の海の日に八軒の連合町内会が主催する「八軒ふれあいまつり」が開催されました。各町内会等が出店を出しており、なかなかの盛況ぶりで大人も子供達も大勢集まっていました。そして午後は会館内で景品が当たるビンゴゲームがあり、その最後には子供達のみが対象となる当事務所から提供している賞品をめぐりジ

昨日久しぶりに「師匠」のお宅に顔を出しました。この方はある牧場の社長さんなのですが、私がお付き合いさせて頂いている方達の中でも最高齢で御年90を超えておられます。しかしその頭脳のキレ、ビジネスセンス、そして記憶力には些かの衰えもなく文字通り「桁外れ」な方です。なにせ北海道にお住まいの方であれば誰でも知っている「カツゲン」開発の中心メンバーだった方でもあり、今の御年になっても海外輸出をメインとした新たな農業所有地適格法人の設立を考えている方です。今回私がお邪魔したときも、月末

今週は不動産売買、相続登記、成年後見それぞれの領域で新規案件のお話を複数頂き、長期休暇明けはかなり忙しくなりそうです。さて題名にあるとおり、今年の2月頃に私が成年後見人をしている方（以下：ご本人）のお世話をしてくださっているデイケアの方から「ご本人宅に不審な男が出入りしている様子がある」、「ご本人が持っているはずのお金が妙に減っている」との連絡を受けました。そこでデイケアの方達と話し合い、ご本人宅にセキュリティカメラを設置して2週間ほど後に映像をチェックしたところ、不審な男がほぼ2日に

4月に入って仕事が一気に動き始めました。今週は新たな相続登記や不動産売買案件を受任し、またお客様達へ完了した業務の報告や権利証を持参したり、成年後見業務では被後見人の方が突発的に手術を受けることになりその付添い等をしたりと基本的に事務所から出ずっぱりの一週間でした。それにしても先月（3月）の29日は年度末の月末だったこともあり特に不動産売買決済が集中したようです。私も決済があったのですが、その登録免許税（登記申請時に法務局に収入印紙の形で納付する税金です）が総額で200万円近い金額だっ

不動産の相続による名義変更や預貯金解約等の相続業務をしているなかで、お客様の心理としてあることを頻繁に感じることがあります。それは、お客様は我々が考えている以上に相続税のことを気にしているということです。「相続税には3,000万円+法定相続人の数×600万円という基礎控除額があり、この金額内で遺産額が収まっていれば支払う必要はありませんよ。」というようなことは当然私も説明します。またインターネット等により既にご自身で相続税については調べておられる方もおられます。しかし基礎控除

3月に入りましたね。今月は確定申告もしなければなりませんので雑務の事務作業がやや多くなる印象です。さて表題にもありますが、今月からJR八軒駅に当事務所の地図広告を設置してみることにしました。皆様も市役所や駅でご覧になったことがあると思います。コレです。この地図の法律会計関連の箇所ですね。と、このように広告を設置してみました。当事務所の一層の知名度の向上に機能してほしいですね（笑）。

平成３１年も既に1月終盤となりました。今月は相続関係の業務が多く、役所に頻繁に戸籍等を取得しに行っています。昨年末はある案件でなかなか大変な思いをしていたこともあり、今月は幾分落ち着いています。この昨年末の案件というのは、あるご夫婦が共有している土地があるのですが、そのご夫婦はEUの某国に在住しており、しかもご主人はそのEU某国人で奥様は日本国籍とEU某国籍を持ついわゆる「二重国籍」の方でした。本件ではそのご夫婦が当該土地の売主として、不動産売買の登記を申請したのですが、事前に

札幌もついに初雪が降り若干積もりました（すぐ融けてしまうとのことですが）。さて先週末の16日（金）から18日（日）にかけて大学時代（京都です）の友人達3名が札幌に遊びに来ました。全員京都出身なのですが、そのうち二人は東京で働いています。当然妻子持ちもいるのですが今回の旅行については大目に見てくれたそうで・・・（笑）（ちなみに我々相互に奥さんにも面識があります。）そして某菓子メーカーに勤めている今回のメンバーの1人が頻繁に北海道で食べ歩きをして美味しい店をよく知っているため、彼のリー

今週は成年後見関係の家庭裁判所やリーガルサポートへの定期報告、新たな会社登記案件の受任、そして今日は不動産売買の決済と、司法書士のメイン業務を全般的にこなした一週間でした。ただ数日前から若干風邪気味で今日の決済でもお客様にその事を話すと「早めに病院へ行く方がいいよ」と心配される始末。まったくお恥ずかしい・・・そこで登記を申請した後に今日は早めに帰ろうということで四時半頃には帰宅しました。ところが家で休んでいると突然電話が鳴りました。すると某遺産分割協議案件でこちらから連絡しても

最近、お客様のお宅にお伺いすると、犬や猫を家族として暮らしている方がとても多くなってきているように感じます。10件お伺いしたら7件は犬猫の姿を見かける印象がありますね。かく言う私もポメラニアンを飼っていますし・・・、お世話になっている経営者の方でも御自分のビルに毎日飼い犬を連れてきている方もおられます。そのためご用件の話が終わった後にぺットの話で盛り上がることも少なくありません（笑）。どこの病院が行きつけだ・・・トリミングの頻度は？・・・などなど・・・こうしてみると日本は今少子

今週はある遺産分割の相続人にお会いしたり、それとは別の相続登記を申請したり、また先週申請していた相続登記が完了したりと相続関連に終始した一週間でした。そして昨晩は職場が近い又従兄弟と久々に食事をしようということになり小樽へ行ってきました。当初は彼が親しくしている喫茶店「ルナパーク」で食事をする予定だったのですが我々の到着が遅く、残念ながらまもなく閉店するとのこと。そこで、じゃあどこへ行くかということになり「鮨まるやま」で寿司を食べることにしました。やや豪勢に寿司や刺身の盛り合わせを

現在受任している案件で、個人名義の不動産をその方が代表取締役を務める会社に売却しようとするいわゆる「利益相反行為」に該当する案件があります。この場合その会社の取締役会、あるいは取締役会がない会社だと株主総会において当該取引についての承認がなされなければなりません。つまり不動産売買の所有権移転登記の申請にも関わらず取締役会議事録か株主総会議事録を添付する必要があります。そうなると不動産登記なのですが多少会社登記の要素も入ってきます。そのため思わずお客様に当該会社の株主構成等についてもお尋ねし

私は３年ほど英国に留学していた経験があり、英語対応も一応可能です。そのためその関連業務の一環として「和訳」業務も行っています。（和訳に関しては司法書士ではなく行政書士として受任しています。）先日某会社から取引先である海外の会社が送付してきたある文書の和訳を頼まれました。訳するとそれは現代表取締役の在職や保有株式数を証明する「在職証明書」のようなものでした。その訳文を依頼主に渡すと「これって公的機関の発行した書類ですかね？」と尋ねられました。日本であれば会社の代表取締役は必ず会

最近頂いた案件で相続人の１人が香港に住んでいる相続登記があります。当初は「この登記は時間がかかるかなあ～」と思っていたのですが、いざその相続人の方に連絡してみると丁度日本に帰国しているタイミングでした。そして日本に住民票を残したまま香港に在住しているため印鑑証明書も国内で取得可能であることが判明しました。今回たまたま印鑑カードも持参しているとのことでしたのでそのまま印鑑証明書を取得して頂き、後日私が遺産分割証明書を香港に郵送してそれに記名押印して返送して頂く事で話がまとまりました。

先週家庭裁判所に成年後見の申立てをしてきました。後見人候補者を私とする形で申立てしたのですが、後見人の選任は家庭裁判所の裁量によるので、当然どなたか別の方が本件の成年後見人に選任される可能性もあります。本案件の場合、相談を受けてから実際の申立てをするまでにその準備で約２ヶ月ほどの時間を要しています。そこで今後成年後見申立てをすることをお考えの方のために、大まかな申立てまでの流れをご説明したいと思います。後見申立てをする際には大まかに以下の流れが必要になります。①病院で診断

私がお仕事を頂いているお客様に石狩の水産会社の方がいらっしゃいます。今はサケ漁の真っ只中で大変お忙しい時期なのですが、役員変更登記等をしたいということで先日社長のお宅にお伺いしました。もちろん仕事の話がメインなのですが、その後はもっぱらサケ漁や石狩湾の話で盛り上がりました（笑）。石狩港側にある佐藤水産のサーモンファクトリーがこの時期に催す「鮭の里祭り」で新鮭を丸一匹購入するのが我が家の毎年の恒例になっています。そんなこともあり今年の鮭の状況を聞いてみました。テレビ等では去年に

地震からほぼ一週間を経過しました。余震は一定頻度で発生しているものの日常的にはほぼ通常生活に戻っています。店頭の品物も納豆を除けば米も豆腐もそれなりに揃ってきており、品物不足はほぼ解消したと言ってもいいでしょう。一方で液状化現象が起きた札幌市清田区では先日住民説明会が行われましたが、その場で2018年内に本格的な復旧工事は行われないということが明らかになりました。このような事を説明せざるをえない役所の方々も苦しかったでしょうが、それ以上にその場にいた住民の方々の無念と怒りは察するに

皆様既にご存知のとおり、9月6日の午前3時ごろ北海道で大きな地震が発生しました。地震が発生した瞬間に跳ね起き、大きな揺れは収まったものの電気がフっと消えてしまったため、「これは停電だな」と思い、とりあえず朝日が昇るのを待っていましたが・・・・まさか北海道全体が完全停電になっているとは思いもしませんでした。また震源地が厚真町であることやその受けた甚大な被害に少なからず衝撃を受けました。なぜなら私の母方の墓が厚真町にあり、つい先月のお盆にも行ってきたばかりだったからです。いわば母方の先

司法書士には「リーガルサポート」という成年後見業務のための社団法人があります。先日この団体への新規加入希望者のための「新人研修」があり、私はリーガルサポートの研修委員を務めているためその監督をしていました。朝9：30から16：40までのDVD視聴なのですが、その中で成年後見人の心構えやその行うべき業務、その講師の体験談などについて説明していきます。私も新規加入した数年前にこれらを一通り視聴しているのですが、当時は当然後見の実務経験はゼロであったため正直内容にいまいちピンときていなかった

「空き家問題」。今や日本中で大きな問題となっています。私は司法書士会で空き家等対策委員をしており、その関係から苫小牧市の空き家等対策委員会の委員を務めさせて頂いております。この委員会には司法書士以外にも建築士会や宅建協会等の方々や、地元苫小牧の複数の町内会の会長さん達も委員として参加しています。他の市町村と同様に、苫小牧市においても空き家等への対応は待ったなしの状況にあります。そこで各委員がそれぞれの立場から空き家対応についての意見や要望を述べ、それらを苫小牧市が取り纏めて今後

8月11日～12日に墓参りに行ってまいりました。まず母方の墓のある厚真町、そして父方の納骨堂のある苫小牧、墓参り後は親族の住む登別に向かうという例年どおりのプランです。（距離にして片道約140㎞というところでしょうか）朝九時に飼い犬をぺットホテルに預けて出発です。厚真・苫小牧と昔日の祖父母や亡父に思いをはせながら墓参りをすませ、その後登別に向かいました。今日は登別温泉（登別グランドホテル）に一泊です。・・・但し私を除いて（笑）今回は個人的に登別そして室蘭の街をじっくり見ていき

ほぼ2週間前の海の日に私の事務所のある八軒で複数の町内会が連合して開催するお祭りがありました。このように結構な規模のお祭りで、大人はビールを飲み子供達は出店を回っていたりととても楽しんでいます。そして午後は会館内で賞品が当たるビンゴゲームがあるのですが、実は当事務所からも子供向けのある賞品を提供しています。それが・・・・＜クワガタです（笑）＞実はこのクワガタ提供は既に3年目です。元々お金がかからず子供受けのいい賞品を当事務所から何か提供できないかと考えていたところ、たまたま川へ

いや～暑いですね。最近は札幌も容易ならぬ暑さです。さてそんな暑さの中でも先週は会社登記及び相続登記の申請、後見申立ての準備、突発的な相談からの新たな相続案件の発生等、かなり忙しい日々でした。仕事は比較的順調なのですが、最近なにやら頭がボヤっとするときがあり「少々夏バテ気味かな？」と感じることがあります。私は元々暑さに弱く、京都で過ごした大学時代には2年続けて夏バテになりました（笑）。なぜ札幌がこんなに暑いのだ・・・やはりエアコン購入も真剣に考えるべきかもしれないですね～

このところ相続登記案件が増えており戸籍を取るために役所に行く頻度が多くなっています。故人の出生から死亡時までの戸籍が登記申請に必要となるためで、これは相続登記に限らず預貯金解約などのどのような相続手続きにも基本的に必須な書類であり、故人の相続人を正確に特定するためのものです。ただそれとは別に戸籍にはもう一つの側面があります。それは故人だけではなく故人のご両親達がどの地域から移動（転籍）し新たな土地に住んだということが記載されているため、一族の「歴史」の記録ともいえる要素があることです。

先日仕事で小樽へ行ったのですが、その帰りに「そろそろ時期的に彼らも出てきているかもしれない」と思い背広姿にもかかわらず某所に寄ってみることにしました。すると・・・午後の日中にも関わらずやはりいましたよ～・・・クワガタが！（笑）いよいよ北海道も本格的に夏に突入ですね。※虫が苦手な方はスルーしてください（スミマセン）。

いやあ日本対セネガル、面白かったですね！個人的には前回のコロンビア戦よりも面白い試合でした。昨日は月に一度行われる「〇〇の会」という司法書士同士の勉強会に出席していました。勉強会といってもほぼサークルに近い集まりなので非常にくだけた雰囲気であり、またベテラン先生達も寛容で正直「こんなアホな質問してもいいんだろうか？」というようなレベルの質問にも気さくに答えてくれます。この会ではたまにアウトドア的なものや飲み会もします。例えば先月にはある先生が藻岩山周辺（札幌では知られている山

16・17日に成年後見の公社法人リーガルサポートの定時総会及び研究会に出席してきました。今回は名古屋で開催されたため飛行機で本州です。中部国際空港に降りた瞬間、「暑っ！」が第一声でした（笑）。やはり札幌と名古屋の気温差は相当なものですね。今回半分は遊びに来たようなものなので、まずは総会終了後に同じ札幌から来ていた司法書士の方達とひつまぶしを食べに行きました。初めて食べましたが美味いですね～。翌17日はモーニングであずきトーストを食し、午前の研究会終了後は単独で熱田神宮に向か

私の事務所は札幌市西区の八軒にあります。北海道開拓期においては屯田兵村が置かれていた琴似地域の一部に属しており、現在はJR琴似駅の南側が「琴似」そして北側が「八軒」という住所表記になっています。ところで「八軒」・・・変わった地名だと思いませんか？その地名の由来は・・・文字通り開拓期に八つの家がここに初めて住んだからだそうなのでです。そしてその八家が中心となり現在の八軒地域の開拓を進めたということです。そしてその八家の子孫の中には今でも八軒にお住いの方もおられ、同時に八軒におけ

成年後見業務をしているとその御本人（被後見人）の預金通帳を後見人が預かるケースは多いと思います。ただここで我々後見人がそれなりに悩まされるのがその通帳の管理方法です。管理方法としておそらくもっとも多いのは自分の事務所に金庫を設置して保管する方法だと思いますが、私は銀行で貸金庫を借りて保管するようにしています。その理由としては事実上銀行内で保管するのと同じなのでセキュリティレベルが高いこと、また使用料金についても年間16,000円ほどなので、月割りすれば1,200～300円とそれほど高額では

今や財産は現金や預貯金、不動産に限りません。株式や債券など色々な形で存在しています。特に株式については松井証券や野村ホームトレード等を利用したインターネット上でのオンライン取引で保有されているケースが非常に多いと思われます。ところがこのオンライン取引についてはパソコンやスマートフォン上で行うことだけにご本人お一人だけが実態を把握しており、そのご家族は何も知らされていないケースが少なくありません。特に相続が関わってくるようなご年配の方がオンライン取引をしている場合はその傾向がとりわけ強い