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Stage41èmesemaineCFA12èmesemaineすっかり日も短くなり、肌寒くなってきました。日の出8時日の入19時で朝出かける頃にようやく明るくなってきます。ちょっと前ですが先々週の話です。ドメーヌでは赤ワイン、白ワイン共に樽詰めが終わり醸造の仕事も落ち着いてきたので、パーティーしようって(笑)打ち上げってことみたい。「日本料理にしよう!」と一緒に働いているフランス人の先輩の一声ドメーヌの日本大好き
ちょっと不穏なタイトルで始まりましたが、それは後半に。今週は学校でした。クラスメートは5,6人が欠席。研修先の地域によっては醸造行程が終わっていないためです。収穫明けの授業ということもあり今年のブドウについての話がありました。シャルドネは、酸と糖度のバランスが良く、香りについてもバラエティに富んでいる。コート・ドールとソーヌ・エ・ロワール(シャブリとボジョレーを除くブルゴーニュ)では2003年の糖度と同等であると。(2003年は8月に40℃近い猛
今週から、発酵を終えた赤ワインを樽に詰め、カーヴで熟成させていきます。ここまで終えれば醸造の仕事も一段落です。具体的には、デキュバージュ(décuvage)樽からワインを抜き、残った果房(ブドウ、皮、種など)を樽からプレス機に移す作業プレスラージュ(pressurage)果房をプレス機で圧縮して、ワインを絞り出す作業オントナージュ(entonnage)熟成用の樽にワインを移していく作業この仕事は去年は学校が始まってしまって参加できなかった。どから
8月20日から始まったバンダンジュも8月末までの9日間で終わりました。ホッと一息も束の間、バンダンジュが終了したその夜は、「ポレpaulée」と呼ばれる祝賀会で食べて、飲んでのお祭り騒ぎ。今年はコロナの影響で、屋外での開催。食事もビュッフェスタイルだったけど盛り上がりは相変わらず。80歳近い人もいるのに日をまわってもだれも帰らない終わらない(笑)収穫の喜びだけじゃない。。。飲みたいんだ(笑)フランス人はほんとに集まっておしゃべりして飲
ブルゴーニュもいよいよバンダンジュ(収穫)が始まりました。サヴィニーレボーヌのバンダンジュの開始予定はもともと8月25日でした。もともと例年に比べて2、3週間早い予定ですが、バカンスが明けてドメーヌに行くと、雨が少なく乾燥の影響が出始めているから20日前後になるかもしれないよって。さらに前倒しの予定。それってあと1週間ちょっとしかないじゃん!全然心の準備もできてないのに。(それはあまりどっちでもいいけど(笑))それから、全ての畑に行ってサンプルを採取。
2週間ぶりの学校。授業は、醸造学、農学、コマース、会計、英語でした。会計の授業では、ドメーヌの財務諸表をもらってきて貸借対照表にある勘定の内容確認や、分析をやっています。日本との違いというとまず会計期間が、8月から7月という経験のない期間。授業は貸借対照表をみっちり。原価計算が意味不明。フランスの会計基準はIFRS(国際会計)です。貸借対照表をみっちりの理由は、IFRSの特徴のひとつに、資産負債アプローチというのがあるからです。詳細は省きますが、その
こちらは暑い日もありますが、風が心地よくて過ごしやすい日々です。今週は3月末から始まった3か月に亘る畑仕事が一段落しました。セゾニエと呼ばれる一定期間だけの働き手とも少しお別れ。いつも同じメンバーでとても気の良い仲間です。水曜の夜には、みんなで「お疲れ様会」を開催してドメーヌのマダムが作ったパエリアで舌鼓でした。次は収穫期に会いましょう!!仕事は一日かけて白ワインのSourtirage(スーティラージュ:澱引き)、タンクに移したのちにcollage(コ
今週はピーカン!!とても暑い週でした。あまりにも暑いのでドメーヌは朝6時から仕事スタートで午後早めに終えていたそうです。新しい畑のくい打ち。。。一日中、ハンマーを振り続ける仕事です。そんな、私は今週は学校2月末以来だから、ほぼ4か月ぶり。みんな元気だったし、畑仕事でしっかり焼けてて変わらずパワフルでした(笑)心配していたソーシャルディスタンスは前後2メートルほど離れて座るので気になりませんでした。フランスでのコロナ新規患者数は、前回記事からの2週
今日は3か月ぶりにディジョンへ買い出しに行ってきました。街は多くの人たちで賑わっていて、コロナ前と変わらないくらいの盛況ぶり。観光案内所に入っていく人たちもいました。フランスの新規感染者数は、規制緩和第2フェーズ以降の2週間で3%増の約4,800人です。(総計:156,813人)日本と比べると桁が違いますが、第二波ではないです。ただ、日本のニュースでみた東京は街を歩いている人の殆どがマスクをしていたけど、こちらは10%くらいかな。だから久々の外出だ
日本も緊急事態宣言が解除されましたが、皆さまいかがお過ごしですか。フランスは5月11日に外出制限が解除され、先日5月28日にお達しがありまして、6月2日以降、規制緩和の第2フェーズに入ることになりました。主には、・全土で小中学校を再開。高校も部分的に再開。・カフェ、レストラン、バー等は、6月2日から営業再開可能。・この週末から公園が再開。6月2日以降、ビーチ、博物館、歴史的建造物等の営業を再開。等といった感じです。今日土曜日に、ボーヌの中心街に
皆さま、お元気でしょうか。フランスは5月11日から外出制限が解除されましたが、制限前と同様というわけではありません。県単位にレッドゾーンとグリーンゾーンに分け、グリーンゾーンが先行して、お店やレストランが徐々に開店し、学校も再開していきます。公共交通機関でのマスクは義務になりました。私の学校も6月末から授業が始まる予定です。やっと始まるけど、ちょっと心配。特に教室は大きくしてほしい。これまでの20人ピッタリサイズでは怖いです。けどみんなに会えるのは楽しみです。
今日21日のフランスの感染者は約13,000人、日本は1,000人です。先週が3,000人でしたから急激に増えています。フランスでは日に日に対策が強化されています。12日にマクロン大統領がテレビ演説をして、14日の土曜日の夜に、生活に必要なお店以外は閉めるとの通知がありました。さらに16日には、最低15日間の外出制限やEU圏内への入国禁止措置などが発表されました。これを受けて仕事(研修も)をするにも勤務先が発行した許可証、それから外出にも許可証が必要となりました。
フランスのコロナウィルス感染者も3,000人に迫ってきています。感染者のグラフを見ると、この1週間でぐぐぐっと増えてきています。そんな中、木曜の夜にマクロン大統領のテレビ演説があり、来週から全国の学校が一斉休校となりました。来週から2週間は学校の予定だったのですがお休みです。その代わりにドメーヌへ行ってきます。私のコースは研修がメインかつ2年間なので、終息後にスケジュールの調整するようですが、その他のコースだったり、語学留学に来ている学生さんは、こちらでの勉学に大きく支障が
日を追うごとに、日が長くなってきています。畑に目を落とすと緑色が増えてきていて、、、はっと、もう3月かと。もう春の訪れが近いですね。さて先日、銀行に小切手を入金しようと行ったら銀行の小切手預け入れ機に小切手、吸い込まれた。っぽい。。。いつもと違う終わり方でレシートも受け取れてない。あれ?小切手はいずこへ。機械は素知らぬ感じで、スタート画面になってるし。これはマズイと受付のお姉さんに事情を話したら、機械を開けてくれるようで
電気代の請求が届きましたが、請求額に愕然。一カ月で150€(約18,000円)でした。。。こちらの暖房といえば、エアコンや石油ストーブではなくて、薪を燃やすタイプの暖炉、薪ストーブ、アパート全体で一括してお湯を沸かして、各部屋の壁についている管(デロンギのオイルヒーターのような)にお湯を通して温めるセントラルヒーティング、各部屋の電気ヒーターなどがあり、どれも一長一短です。うちは電気ヒーターのタイプなのですが、引越して効率のよい新機種の暖房器具になっ
第58代横綱千代の富士の言葉「いま強くなる稽古と、三年先に強くなるための稽古の両方をしなくてはならない。」私は、言葉通りに、先を見据えて目標を定めて前もって進めていく大切さ、現状に甘んじない自分を喝破する言葉と受け止めていましたが、最近少し違うのかなと感じたことがありまして。剪定作業をしていた時のことです。全くのゼロスタートですから、わからないことを学校やドメーヌで聞き、本で調べ、理解をし、実践してきました。学校でもドメーヌでも「良い剪定だ。」とも言っても
随分と間が空いてしまいすみませんでした。アップできていなかった間の記事も随時アップしていきますね。今年もよろしくお願いいたします。--------もう一カ月前のことになりますが、念願の滞在許可証を取得することができました。なんと!学校の登録期間である2年間!県庁のHPに、一度目の申請ではどんなに長くても1年までと書いてあったので、何度もカードを見直してしまいました。でもマチガイナイ😁これで9月初から足掛け4カ月半の戦いがようやく終わってホッとしてます。
2020年もよろしくお願いいたします】CFA6èmesemaine、Stage13、14èmesemaine一カ月ほど空いてしまいましてすみません。2020年もよろしくお願いいたします。フランスで新年を迎えました。満天の星空を眺めて始まった2020年。空気も澄んでいて星が落ちてきそうなほど。自然に一層近くなり、ボーヌもとても心地良いところ。ランニングでも足腰をしっかり鍛えられそうです!そして新年早々我が家にアイツがやってきました。白くて水を飲む
もう年の瀬。ホントにあっと言う間の2019年。みなさま仕事納めも終わり、ゆっくりされていますか?あのせわしくも、一息ついた時に凛とした澄んだ空気を吸い込む瞬間がとても好きです。先々週から更新が滞っていましたが、大丈夫。ちゃんと生きてます。12月初から始まったストライキのせいで3週間のあいだ平日はドメーヌ泊まり。週末だけ家に帰って家事などをしつつ、引越し準備だったり、友人が帰国するので送別会していたりとで、心身共にバタバタした日々。なかなか更新の時間が取れずでした。それ
街はいよいよクリスマスに向けた準備を始めていて、ディジョンの広場やメイン通りにもクリスマスマーケットが出ています。大盛りのチュロスにはまっています(笑)特に週末は賑やかで、いたるところで人々の笑顔に触れることができます。今週は氷点下になる寒さでしたが、そんなこんなで心暖かく過ごしていました。さらに、日本でもニュースになっていますが、公共サービス、特に交通機関の全国的に大規模なストが起きています。私もドメーヌに通うことができなってしまうのでドメーヌに宿泊していました。来週も継続し
もう11月が終わり、研修も10週目が終わったと思うと、本当に時間が経つのが早いですね。フランスに来たのが2月なのでもう10ヵ月。そろそろ日本が恋しくなってきました。年末年始は帰国したいのですが滞在許可の申請に時間がかかってしまい(3か月間に亘り6回も登庁)、許可がもらえるまでは出国できない状態です。年末に間に合うと良いなぁ。さて今週はドメーヌにて研修。晴れたり雨が降ったりでしたが、大好きなタイユ(剪定)の毎日。サイコー!笑どんな具合になるのかのビフォーアフターを撮ってみました。
CFA4èmesemaine先週末は栄光の3日間で、週末バタバタしていました。研修と栄光の3日間についてはまた後日書きます。さて今週は醸造学校でした。授業がすんなりわかるようになる日が来るのか?!と思う時もあるけれど楽しく通っています。授業は本当にタイムリーです。今の時期なら、剪定の授業と実習、それから醸造関連ではマロラクティック発酵についてだったりとハートをがっちり笑実は最近、ブドウの樹にぞっこんで。寝ても覚めてもブドウの樹のことがもっと知りたい!!火
今週は雨が多くて、気持ちいい空になかなか出会えません。刻々と寒さを増して、自転車乗っていると朝はもう冬かと思うほどの寒さです。今週は、バンダンジュの時に一緒だった研修生が一週間だけ戻ってきていました!!彼はヴァル・ド・ロワールのlycéeviticole(ワイン醸造を学ぶ高校)に通う高校生で、まだ16歳!!まだお酒が飲める歳ではないのに醸造学校でワイン造りの勉強をするなんて、ワイン文化がしっかり根付いているフランスならではだと思いました。さらに、ヴァル・ド・ロワールもワインの
今週もどんより空模様、朝晩の冷え込みが一段と増してきて、少しづつ冬の足音が近づいてきています。雨は一日だけだったので、畑仕事がメインです。先週に引き続き、古樹や枯れてしまった樹などを取り除いたり、長梢(baguette)から上に伸びた新梢(rameau)を支える針金(filpouteur)を留めるテレザグラフと呼ばれるクリップを外したりしています。クリップ外してるだけなので、作業中に樹の上の方に残ったブドウを良くつまみ食いしています。笑これらは収穫期には未熟のブドウ(verjus
今週の天気ははどんより。朝には濃い霧がでていて、幻想的な雰囲気の中ドメーヌに通っています。ワインの樽詰め(Entonnage)が先週終わり、今週はキュブリエの壁の補修をするために醸造樽(木製、ステンレス製)の運び出しをすることから始まりました。大きくて重いのに、手際よく運び出していきます。さすがにコンクリート製は重すぎるので業者にお願いするそうですが。それから畑での仕事です。役目を終えた古樹や枯れてしまった樹を、トラクターで掘り起こし、樹や石を取り除き、その後穴埋めを繰り返しています
ご報告です。研修も2期目に入り同じドメーヌに研修に来ています。初めは4週間だけという話でしたが、継続して研修できることになりました。継続をお願いする時はとても緊張しましたが、OKがもらえてとても嬉しかったです。当主からもシゲルはとてもポジティブだったとも言ってもらえました。研修の4週間はただただ「良いワインを造るために」を考えながら懸命に取り組むだけでした。なんといっても言葉ではわからないので、見て覚える。だからどの工程にも顔をだしては、一度やったことは一人でもできるようにする
日本は台風19号が接近してきているようでとても心配です。食品売り場がガランとしている写真などを見て、これまでとはレベルが違うなと感じています。どうか大事にならなよう祈るばかりです。今週1週間はCFA(醸造学校)でした。一か月ぶりに会えた仲間たちの手は、一回り大きくなり、ワイン造りで紫色に染まった逞しい手に変わっていました。ワイン造りでは当たり前なのだけど、決してキレイとは言えないこのゴツゴツした手が私はとても好きです。デスクワークをしていた一年前には想像できなかったこの手に
先週はFBページの更新だけしてブログの更新を失念していました。今日と明日で2記事を更新いたします。こちらにも台風19号の猛威の情報が入ってきます。みなさまも安全第一で、ご無事に過ごされますように。----まだ10月初めというのに一段と寒さを増しています。一番寒いと5度、日中は15度超まであがるのですが、風もあって寒いのでフリースを着て作業をしています。寒がりなんだと思います。ピノノワールはアルコール発酵がほぼ終わっています。一部の赤ワインではワインを別のタンクに移し、
バンダンジュ(収獲)が一段落して、ドメーヌは少しゆっくりとした時間が流れています。収穫のタイミングによって分けて発酵樽に入れられたブドウ達は、プレフェルマンタッシオン(発酵前の準備)か、発酵初期の状況にあります。作業的には、発酵状態の検査をして、果汁にブドウの果皮、果実、種などの色素、タンニンを定着させるため、毎朝夕のピジャージュ(写真の棒を押し込こむ!)やルモンタージュ、デレスタージュなどを行っていますが、、、これが結構大変!!毎回20~30分間、全身を使って果
バンダンジュ一色の一週間。もう月曜のことを忘れてしまうくらい、あっという間の一週間。午前中に収穫を終えられるように朝早くから収穫を始め、昼食前にキュブリエでブドウの仕込み、午後に、仕込みの続き、検査、機械類の洗浄、片付けというスケジュールの繰り返しでした。バンダンジュの間はドメーヌに泊まっていました。研修生もフランス人高校生が2人増え、その一人と同室でした。彼は16歳!!干支がふた回りしそうな歳。そんな感じで朝から晩までフランス式の生活にどっぷり浸かっています。さて同