ブログ記事8件
ご訪問ありがとうございます。読者さんからメッセージでご質問を受けていた、乳癌と診断されてから、どのような経過をたどるのか、に対して、『乳癌治療(標準治療=保険診療)の目的と概要』(リンクあり)で、まず、初期治療(ステージ3まで)と遠隔転移後(ステージ4)の治療の目的と治療概要を書きました。次に、もう少し、初期治療の三大治療、手術、放射線、薬物補助療法それぞれの標準治療について、『患者さんのための乳癌診療ガイドライン』から抜粋転記して書いています。ここま
ご訪問ありがとうございます。術前化学療法の組織学的効果判定基準は日本乳癌学会「臨床・病理乳癌取扱い規約」より過去記事で抜粋していますので、基礎知識シリーズとしても、りブログしておきます。因みに、これも過去記事で書いていますがセカンドオピニオンを受けるに当たり元々持っていた『患者さんのための乳癌診療ガイドライン』(最初に購入した2012年版のすぐ後に出版された2014年度版~当時の最新版~も保持)だけじゃなく、『乳癌診療ガイドライン1治療
ご訪問ありがとうございます。手術後の初診療で、術後病理検査結果の説明を受けます。是非、プリントアウトしていただくか、診療説明書として、記述してもらいましょう。再発リスクを予測する因子になり、術後の補助薬物療法を決定する重要な判断材料になります。(これについては、『★再発予防(再発率低減)の抗がん剤転移リスクと効果、副作用をよく考えてね❗』リンクありで過去に書いていますが、過去記事は参照いただ
ご訪問ありがとうございます。手術入院の様子などは、多くの乳癌患者さんが写真と共に、ブログにUPしていらっしゃいますので、そういった方のブログを参考にされるとリアルに分かると思います。私の場合も、過去記事で書いてはいます。振り返りで書いていますので、写真もなくシングルマザーであり、友人とのゴタゴタもあり、その観点の記事にもなっているため不要な情報も多々あるかと思いますが、よろしければ、お読み下さい。ざっくり言うと、通常の全摘+腋窩リンパ節郭清(1~2)であれば、内蔵の癌
ご訪問ありがとうございます。私は、過去記事の、『××(私の場合)』で書いたように、初検診~告知~初受診~諸検査~術前化学療法までが約2週間という、遠隔転移や皮膚を突き破るギリギリ一歩手前と考えられる切迫した状況(腫瘍マーカーも、初期ではあり得ない振り切り状況)でしたが、主治医からは術前化学療法を提案されても、手術が先でなくてよいのか、迷いに迷ってその場で即決出来ませんでした。(といっても、皮膚を突き破るかもしれない切迫感はあり、
ご訪問ありがとうございます。各論の治療内容の記事に入る前に、『標準(的)治療』について、日本乳癌学会の定義を『患者さんのための乳癌診療ガイドライン』から要約転記します。⬛標準(的)治療の定義・最近では乳がん治療の研究が進んだ結果、最適な治療法は一人ひとりの患者で異なるということが分かってきた。※この一文が入ってはいる。理念としては、進歩進歩。しかし、定義は・専門家が世界中の研究の成果を集めて有効性と安全性を確認し、現時点で最善の治療と
ご訪問ありがとうございます。先に書いた、親友が細胞診で悪性と言われ、不安で眠れないようなのだが、実のところ、どうなのか、というメッセージ質問を受けた方に、残念ながら、細胞診で『悪性』と言われ、針生検の結果を待っているのであれば、癌の可能性が極めて高い、癌だと腹をくくって、そこから先のことを考え、それで癌じゃなければラッキーと思うのがよいのではないか、と回答しました。心の準備をして待つとのこと、しかし、これからの不安も大きく、知識もない、これからどうなるのか、
ご訪問ありがとうございます。細胞診または針生検で採取した細胞で、乳癌かどうかが診断され告知されます。乳癌と診断されたら、癌の広がり具合い、すなわち進行度合いを確認するために、造影剤を注射してのMRI、CT、骨転移がないかを診る骨シンチをします。後に治療法を決めるのに必要な情報として、癌の進行度合を示す情報と患者に提示、説明されます。治療法決定に必要な情報は、この、針生検の結果分かる、癌の性質(薬物療法の決定に必要な情報)MRI、CT、骨シンチの結果分かる
ご訪問ありがとうございます。先日、読者さんから「親友が乳癌検診で悪性の疑いがあって、細胞診で悪性と言われ、不安で眠れないようなのだけれど、実のところ、どうなのでしょう?」という質問メッセージをいただき、読者さんには、ご家族や友達もいるんだなぁと分かりました。ご本人も混乱していると、調べるどころではないのかなぁ、とも。乳癌検診や乳癌の治療(保険診療)のことを知るには、真っ先に、日本乳癌学会の『患者さんのための乳癌診療ガイドライン』を読むことをお勧めします。
ご訪問ありがとうございます。以前、じゅりあさんから、記事にすることを勧められ(ごめんなさい、先送りしてた)先日、別の読者さんからも、「親友が乳癌検診で悪性の疑いがあって、細胞針で悪性って言われ、不安で眠れないようなのだけれど、実のところ、どうなのでしょう?」という質問メッセージもいただき、読者さんには、ご家族や友達もいるんだなぁと分かりました。ご本人も混乱してると、調べるどころではないのかなぁ、とも。私の場合、過去記事で書いた通り、初検診=ほぼ告知で、「