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私の居室は南向きで、天気のいい日は暖房がいらないくらいに暑くなります。昨日も昼食後、あまりに暑いのでスタッフに窓を開けてもらい、さらに空気の流通をよくするためにデイルームに面した扉を大きく開けて、窓の方に向かって座って本を読んでいました。すると食事が終わったと思われるサバンナハゲのMさんがまた女性スタッフに叱責される声が聞こえて来ました。「ちょっとMさん、どこいくの?そこは他所の人のお部屋だから入っちゃダメよ‼️」Mさんは車椅子の操作も覚束ないのに多動症の気があるので、じっとしてい
今日の師匠からの「今日の一言」は中村天風の言葉でした。私は若い頃、とても取り越し苦労をするタイプでした。20歳の頃にはもう、「将来痴呆になったらどうしよう。」と心配していました。(⌒-⌒;)そうなった原因は、1972年の有吉佐和子さんのベストセラー小説、『恍惚の人』を19歳の時に読んだからです。『恍惚の人』は、痴呆老人をテーマにした小説なのです。また、明治生まれの祖母と同居していて、人が老いてゆく様を間近で見ていたので、「老い」というものがとても恐怖でした。時は流れ、結婚し
2024年に没後40年を迎える有吉佐和子さんの「青い壺」、ようやく読了できました。2月17日の新聞の1面広告に載っていた記事が目について、すぐに電子書籍に入れて読み始めました。最近は本当に便利!有吉佐和子さんと言えば「華岡青洲の妻」(世界初の全身麻酔を自分の母にかけた医者の話)「恍惚の人」(認知症問題)「悪女について」「複合汚染」(環境汚染問題)「非色」(人種差別)など、有名な作品はたくさんありますが、この「青い壺」は最初あまり注目されていなくて、
今の介護はいろいろな社会システムに助けられている。僕の場合で言うと、1.介護保険制度2.介護グッズの進化3.アマゾンの通信販売である。介護保険制度は2,000年4月に施行されている。この保険制度で在宅でいろいろなサービスを受けられる。介護グッズの進化の例としては使い捨ての紙おむつの出現がある。それまでは再利用だったから、洗濯にどれだけの労力を要したことだろう。通信販売は機動力のない高齢者にはなくてはならない。僕は免許もすでに返納し、車も持たない。従ってリハパンや紙おむつなどかさばるもの
豊田四郎さん豊田四郎(とよだしろう)1906年1月3日生まれ、1977年11月13日、満71歳没。京都府京都市生まれの映画監督。多くの文芸映画を作り、「文芸映画の巨匠」と呼ばれた。1929年、佐藤春夫の小説『売笑婦マリ』を下敷きにした自作の脚本による『彩られる唇』で監督デビュー。しかし、次に撮った『友愛結婚』などが興行的に失敗し、以降5年間再び助監督生活を送ることになる。1935年、『三人の女性』で監督再デビー。1937年、石坂洋次郎のベストセラー小説を
2023・12・4の事入り口近くにどっと初めから力貰えた^^読みはしないけどえへんっ昔はいいね昔の本の題はいいね↑表紙インパクトあるね!!良く判んないんだけど才人と俳人は別ものでしょうかね!!有吉佐和子(ありよしさわこ、1931年(昭和6年)1月20日-1984年(昭和59年)8月30
今日は映画の日なんですって😊︎💕映画館へ最後に行ったのがいつだったか❓「マスカレードホテル」を観ました。犯人当ててニンマリ☺️でも一番気になっていた明石家さんまさんの出番には気が付かず気づいたと言う人達にちょっと悔しかった😅映画館でコーヒーを買って席に着く…もうそこまででちょっと満足♡ワクワク幸せな気持ちになるわ。映画の記憶古くは「トマシーナの3つの命」「恍惚の人」学生の時観た「ナイル殺人事件」スタジオジブリの「千と千尋の神隠し」チャップリンの「モダンタイムス」や「街の
「恍惚の人」「恍惚の人」プレビュー1973年1月15日公開。有吉佐和子のベストセラー小説を映画化。原作:有吉佐和子「恍惚の人」脚本:松山善三監督:豊田四郎キャスト:立花茂造-森繁久彌立花昭子-高峰秀子立花信利-田村高廣立花敏-市川泉立花春代-小野松江藤枝弁護士-中村伸郎山岸-伊藤高エミ-篠ヒロコ京子-乙羽信子門谷家の老女-浦辺粂子木原夫人-杉葉子瀬川邦子-吉田日出子笈川千恵-野村
有吉佐和子という文芸作家がいます。『紀ノ川』や『華岡青洲の妻』など多くの名作を残した日本を代表する女流作家です。まずは、この人の出自と経歴をたどります。有吉佐和子(ありよしさわこ)主婦と生活社『主婦と生活』4月号(1960)より誕生1931年1月20日日本・和歌山県和歌山市真砂丁死没1984年8月30日(53歳没)日本・東京都杉並区墓地小平霊園職業小説家、劇作家、演出家国籍日本教育準学士最終学歴東京女子大学短期大学部英語科
現在、読書中の本。恍惚の人(有吉佐和子)恍惚の人(新潮文庫)Amazon(アマゾン)8月の読書メーター読んだ本の数:4読んだページ数:832ナイス数:28サマータイムレンダ12(ジャンプコミックス)の感想ウシオを復活させるため、紀伊水道を漂っているであろう9周目のウシオを捜す慎平達。しかし、ハイネも慎平の人格で思考し、ウシオを捜していた。果たして慎平は、ウシオと再会できるのか…!?読了日:08月29日
本日(8月15日)、紀伊半島に台風7号が上陸した。前日から、本日のJR運行は見合わせだと分かっていたので・・・私鉄は運行するが、朝9時半以降から見合わせする予定だということも。4時起きで、夫を私鉄の駅まで送りだした。私の勤務はちょうど休みとなっていたので、夫を駅まで送り届けて帰宅して、一息寝ようと思ったのだが、一度起きると寝付きが悪いので、いつも通りの朝活します。たぶん、呑気に昼寝することになると思うけど・・・和歌山県出身の有吉佐和子さん
ひとつ前の当ブログで書いたように、『長いお別れ』(2019中野量太監督)を封切早々に映画館に飛んで行って観たのは、中島京子さんの原作に感動したからです。NHK土曜ドラマ『やさしい猫』も、中島京子さん原作だから観てみようと思ったからでした。ちょうど、僕も母親が認知症になってしまって、「どうして……」と行き場のない気持ちを抱き、思い悩んでいた頃でした。はじめは、何とか母親がちゃんと元に戻るように、毎日、日にちを訊いてみたり、記憶に良いという問いかけをしたり、それがうまくいかないとイライラしてしま
おはようございます。気が付けば6月も今日で終わり、気温は25.7度と高く、天気は雨が激しく降っています。今日は一日こんな天気でしょう。今から50年以上前にこんな小説が発売されました。有吉佐和子さんの「恍惚の人」。確か親父が買っていたので、中学生ながら読みました。結論から言うと、今の認知症や徘徊老人などの問題を50年以上前に書いていらっしゃいます。当時はそんなに問題にならなかったことも、現在は重要な課題です。この有吉佐和子さんは、この他にも有名な小説を書いて
ふいに思いだしたんです。ものすご~く久しぶり。有吉佐和子『恍惚の人』です。はるかな昔。20代の頃。『恍惚の人』を読んで、年を取る怖さがインプットされました。私が早めに死にたいと思うようになったのは、『恍惚の人』が衝撃すぎたからかも。ボケるのは死ぬより怖いと思ったんです。死のマイナス性が弱まって、救済のようにプラスに感じられたのでした。この作品が発表されたのは1972年。当時の平均寿命は男性69歳、女性74歳。
※ネタバレ注意です🙇先日投稿にて書きましたが、現在絶賛求職中のシニア女子(女子?😱)です😅予定ではうまく行けば、4月から新しい仕事スタートするので、今週中にやるべき事を色々やります👍月曜日は車検、水曜日は単発仕事。木曜日は健康診断。で、昨日火曜日はちょいと時間あり、お隣のマダムとランチし、その後、前から気になっていた映画「恍惚の人」(DVD)を見ました。1973年豊田四郎監督で、原作が有吉佐和子さんの同名小説です。84歳の認知症老人に名優森繁久彌さん息子に、田
恍惚の人(こうこつのひと)『恍惚の人』有吉佐和子の「認知症老人」をテーマにした小説(1972年)今日は外出をした。写真撮りではない。中央線沿線の某駅からバスに乗った。ちょっと長い行列。並んでいると。老人(じじい)がワタシの横に並ぶ。老人曰く「並んでいたんだよ」(なんのことかよくわからない)「並んでいて、写真を撮りに行って戻ってきたんだよ」(さらに何を言っているのかわからない)周囲の人は、怪訝そうな顔をしてこっちを見ている。要
ご訪問頂きまして有り難うございますお弁当の猫きのこのkairuです🐾皆様、ブログを書かれていると思いますが、後で読み返してゲッ!と思うような恥ずかしいタイプミスを発見したことがありますか?アタシは元々大雑把なのもあってタイプミスくらいで死なへん死なへん、ほぼ毎日ゲッ!って思うようなタイプミスを発見して、あああああと自分のお馬鹿さ加減に身もだえしています例えば先日のブログでは「頭の回転」を「頭の展開」と打ってました「頭の回転」って打ったはずが、なぜか、「頭のてんかい」
<丹羽文雄、有馬頼義、片岡義男>1192「厭がらせの年齢」丹羽文雄短編集古谷綱武:解説新潮文庫収録作品1.贅肉2.人生案内3.南国抄4.愛欲5.厭がらせの年齢老いぼれて飽くことを知らぬ貪食家になっているうえに盗癖があり、不潔な86歳の祖母の引取り先をめぐる孫の姉妹の困惑と争いを描く『厭がらせの年齢』。生母をモデルにした一連の作品の中の代表的なものとされる『贅肉』。社会小説の方向をたどり始めてからの代表的作品『人生案内』
有吉佐和子の『恍惚の人』を読んだのは1年前。日本語学習者から薦められて、図書館で借りたのだった。その後、ひょんなことから仏訳を手に入れた。どうしても読みたい箇所があったのだ。ようやくその箇所に辿り着いた。その日本語学習者の表現を借りるなら「読者に衝撃を与えることなく、ごく普通のこととして現実が描かれている」。その現実は50年後の今も頷いて読めるものだと思う。普段、読書習慣のない私が訳書を読んでみたいと思ったのは、この読書好きの方が「手を取られて、すっと昭子の世界に連れて行かれる」
今年から始めた習慣がある。天声人語の書き写しである。天声人語は朝日新聞の一面にあるコラム。それなりに歴史もあるコラム。天声人語といえば学生時代、受験対策で天声人語を読めと言われたことがあり、一時わざわざ天声人語と社説を読むために朝日新聞を販売店に毎日のように買いに行った思い出もある。当時は天声人語をまとめた本もあり、「深代惇郎の天声人語」を買って読んだ。それから40年以上たった。目的は違えどまた今天声人語と向き合っている。天声人語は今は603文字、6段落と決められている。執
葉音です腰痛が治まり歩くのが楽です𖧧12月の達磨寺でのイベントに続き展示会に出す点描曼荼羅画✨タイトルが思いつかず苦し紛れでしぼり出しました🐾⚠️🐾こっち向いてるから撮影これは「誕生」としました𖤐ˊ˗広大無辺の世界こうなりました✨˖𖤐.*゚🎄𖤐ˊ.𖥧𖧧˒˒.🎄🎄˒˒..実は今日は母の面会で予想通り…大変落ち込みました。駅の待ち合い室で投稿を書いています。昔なら泣いてると思います。中玄関硝子の向こうに現れたのは恍惚の人。私の母です。
もう「きもすぎる」なあ!!って思う「池田信夫」アゴラ編集長は、以下のような「ツイート」で「ネット界隈」を「ほっこり」とさせるわけですよ。陰謀論には乗らないが、山上徹也の自供(として奈良県警がリークした話)は不自然で、信用できない。中国の工作員が彼を使った可能性もある。山上が法廷で供述をひるがえしたら、アベガーの統一教会攻撃は否定されてしまう。https://t.co/r9l85LeYcR—池田信夫(@ikedanob)August10,2022陰謀論には乗らないが、山上徹也
ある年齢以上の方々なら、「恍惚の人」という言葉が流行したのを記憶しておられることと思う。この「恍惚の人」という言葉が流行するきっかけとなったのは、言わずと知れた有吉佐和子の小説「恍惚の人」である。今でいう認知症を患った老人男性を扱ったこの小説には、その老人男性が大便を畳になすり付けるような場面があったと記憶している。実は、わが家に同居している認知症の義母も、先日、便座に大便を付けたまま放置し、それに付随して、便が付着したままのトイレットペーパーを水洗で流さずに自室の
私は、ツイッターもやっています。大した内容ではなかったのですが、閲覧している人が多くなり、鍵をかけました。でも、今日、そのカギを外し、「拡散希望」のハッシュタグをつけて、2つのことをつぶやきました。その一つがこのオレンジドクターの話です。人口の高齢化とともに、認知症になる方も増えております。認知症の診断は難しく、また、認知症の種類により、治療法も異なります。1980年台までは、認知症という言葉もなく、ぼけ老人と呼ばれ、精神科に
今、認知症ゼミナールでは、故長谷川和夫先生の『ぼくはやっと認知症のことがわかった』という本を長い間、読んでいます。ちょうど「長谷川式スケール」の質問の意味を解説しているところを読みました。80代の参加者の方が、時々、かかりつけ医に質問されて嫌だとおっしゃるので、ただ拒否するのではなく、各質問には意味があるので、自分が苦手なことを知って、生活の中で、その能力を鍛えることもできるんじゃないかな~とお話させていただきました。苦手になっているから嫌なんですよね。その次の章は「
「帰ってゆく父」の話ええっと、ちょっとややこしいんですが、川本三郎さんの2018年発行の本に『「それでもなお」の文学』があります。内容は、文学作品二十数冊をとりあげてのエッセイですが、その一冊に中島京子さん著の『長いお別れ』があるのです。本日はこの話です。【簡単な内容紹介】かつて中学の校長だった東昇平はある日、同窓会に辿り着けず、自宅に戻ってくる。認知症だと診断された彼は、迷い込んだ遊園地で出会った幼い姉妹の相手をしたり、入れ歯を次々と失くしたり。妻と3人の娘を予測
ずっと昔に読んだ再読である。ほとんど忘れているが読みやすかった記憶がある。老人性痴呆症(まだ認知症という用語がない時代の話だ)になったおじいさんと、その介護をする嫁の話。おじいさんの症状が進んでいく過程が詳細に描かれている。そして日々、その対応に追われる嫁の奮闘。この小説が出版されたのは1972年だから、50年前だ。そういう古さを感じさせる点が皆無とは言わないが、それでも今日のような高齢化社会の入口に立っていた50年前に、これだけ主題的に老人問題を扱った物語を書いたことの意義は大き
「恍惚の人」1972年に刊行された有吉佐和子の小説です。今年で刊行50周年だそうです。「恍惚(こうこつ)」というと、◆物事に心を奪われてうっとりするさま。「―として聴き入る」「―の境地」とgoo辞典には書かれています。その言葉を◆老人の、病的に頭がぼんやりしているさま。という表現方法で使用したのが、有吉佐和子著「恍惚の人」(昭和47年)でした。それまでは平安時代・・・「ほけびと」(ほける人?)鎌倉時代・・・「老狂」江戸時代・・・「老耄(ろうもう)」近代19
今日スーパーで、鮎を見ました。こんな時期に、鮎があると思わなかったので、あれ鮎だ!と思ってすぐ、危ない!と思い、魚売り場を早足で通り過ぎたのですが、やっぱり涙が出て困りました💦実家の近くの川は、鮎の釣れる川なので、夏に帰ると、本当に美味しい鮎がたべられます。母が好きだった、というより私が好きだから、夏に帰るたび母が、大きな立派な鮎を用意してくれていました。亡くなる1週間前に帰った時も、ちょっと早いから、小さいんじゃけど、と言いながら、鮎を用意してくれていました。今朝の朝