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桜が満開になった日。彼氏と初めて花見に行った。待ち合わせ場所に現れた彼は、肩に脚立を担いでいた。「ごめん、遅れた」いや遅刻より荷物を説明して。「それ何?」「脚立」見れば分かる。花見に高さを持参するな。聞けば「いい桜は上にある」と思ったらしい。開始三十秒で思想が植木屋だった。公園に着くと、芝生は人でいっぱい。私は空いている場所を見つけた。「ここでいいんじゃない?」「ちょっと待って」彼は脚立を開いた。一段上がる。二段上がる。周囲を見渡す。「向こう、枝ぶりいい」花
彼氏と喧嘩した。かなりちゃんと喧嘩した。「もう知らない」「俺も知らない」ここまではいい。問題は、その30分後だった。彼がコンビニから帰ってきて、冷凍庫を開けた。ガサッ。ガサッ。アイスを二個入れた。おい。敵軍の兵糧まで補給するな。私はソファでまだ怒っている。彼もまだ怒っている。会話はない。なのに冷凍庫には、私がいつも食べてるアイスがいる。しかも新作。喧嘩の最中に商品開発まで追うな。私は見なかったことにした。絶対に食べない。ここで食べたら負けな気がする。し
彼氏の家に初めて行った。玄関を開けた瞬間、「そこ、右足から入って」と言われた。「なんで?」「左から入ると靴箱にぶつかるから」普通に狭いだけだった。付き合って三か月。ようやく来た彼の部屋は、想像していたよりずっときれいだった。というか、きれいすぎた。リモコンが三本、テーブルの端からきっちり同じ距離に並んでいる。クッションの角度も同じ。ティッシュ箱まで、なぜか真正面を向いている。「……几帳面なんだね」「そう?」そう?じゃない。この部屋、ティッシュまで勤務態度が
「会いたい」送った。たった4文字なのに、送信した瞬間だけ心臓が仕事を増やす。既読。そして彼から返ってきた。「いつ空いてる?」お前、感情の窓口どこ。こっちは「会いたい」って言ってる。「火曜の17時以降、空き枠ありますか」じゃない。せめて一回、「俺も」とか、「どうした?」とか、人間を経由してくれ。いきなり日程調整に着地するな。恋心がGoogleカレンダーに吸い込まれた。私はスマホを見ながら、しばらく考えた。もしかして照れてる?男の人って、こういうとき素直に言えな
彼氏に「今日どこ行きたい?」と聞いた。「どっちでもいいよ」出た。恋愛界の丸投げ選手権、優勝候補。じゃあ、と私が候補を出す。「パスタは?」「昨日食べた」「じゃあ焼肉」「服に匂いつくじゃん」「映画は?」「今、観たいのないかな」三つ投げて、三つ返ってきた。どっちでもよくない。お前の中に、ちゃんと国境ある。私はスマホを閉じた。「じゃあ、そっちが決めて」「えー、俺ほんと何でもいいよ?」何でもいい奴が、候補を三人連続で書類落ちさせるな。しかも本人は、優しい彼氏の顔をしてい
彼氏の裏アカを見つけた。五個あった。浮気より先に、人口が増えた。きっかけは私のInstagram。昨日載せたパスタの写真に、「盛り付けセンス良すぎます!」とコメントが来た。知らない女性アカウント。嬉しくてプロフィールを開いた。投稿ゼロ。フォロワー二人。フォロー中、私とラーメン屋だけ。狭い世界で生きてるな。なんとなく彼氏のスマホを見たら、そのアカウントから通知が出ていた。「これ、誰?」彼の顔が止まった。「……俺」女だった。アイコン、白い犬だった。名前、mika
試着室のカーテンが開いた。銀行の支店長が出てきた。彼氏だった。いや、さっきまで駅前でクレープ食べてたよね?紺のジャケットに白シャツ。細いパンツ。腕時計まで店の鏡に合わせて直している。「どう?」どう?じゃない。融資の相談、何時まで受け付けてますか。今日は彼氏の服を買いに来ただけだった。「春に着るやつ欲しい」そう言うから、私は軽い気持ちで付き合った。一着目で人事異動が起きた。「ちょっと固いかな?」「固い。今にも私の預金残高を心配しそう」「じゃあ次」カーテンが閉まった
告白された瞬間、彼の後ろから知らない女が三人出てきた。いや、告白に証人いらん。「ずっと好きでした。付き合ってください」駅前。夜八時。私は花束を持った彼と、その背後に一列で並ぶ女性三人を見ていた。「……後ろの方々は?」「元カノです」同窓会みたいに言うな。しかも全員、軽く会釈した。礼儀がちゃんとしてるのが一番怖い。「なんで元カノ連れて告白してるの?」「僕のことを客観的に知ってもらおうと思って」中古車の査定か。一人目が半歩前に出た。「優しい人です。ただ、返信は遅いです」二人
告白した。駅前の自販機の横で。「ずっと好きでした。よかったら、付き合ってください」彼は止まった。三秒くらい、完全に。そして無言で自販機に千円札を入れた。返事の前に水分補給すな。緊張してるのかなと思って待った。彼はボタンを押した。ガコン。お茶が出た。もう一回押した。ガコン。同じお茶。さらに押した。ガコン。三本目。何人で告白聞いてた?私とあなたの二人だよ。お茶だけ家族構成が大家族になってる。「あの……返事は?」「ちょっと待って」四本目が落ちた。待ってる間
彼氏と同じ会社になって三日目。廊下ですれ違った彼が、私を見て軽く頭を下げた。「お疲れさまです」私も反射的に頭を下げた。「お疲れさまです」そのまま二人とも通り過ぎた。いや待て。昨日その人のパンツ畳んだぞ。会社の廊下一本で、私たちの関係どこまで初期化された?家では冷蔵庫を開けながら、「プリン食べた?」「食べてない」「目見て言って」とかやってる二人が、会社では、「こちらの資料、ご確認いただけますでしょうか」プリンの取り調べしてた女に敬語使うな。しかも彼、徹底している
初デートで彼の車に乗った瞬間、「そこ、土足で大丈夫」と言われた。いや車だよね。玄関みたいな第一声やめて。シートベルトを締めると、彼が真顔で言った。「一応、助手席のルールだけ説明するね」出た。まだ付き合ってないのに就業規則がある。「飲み物はドリンクホルダー。スマホはここ。寝てもいいけど、寝る前に一言ほしい」「一言?」「急に静かになると、俺なんかしたかなって思うから」そこだけ恋愛が繊細。設備は法人、メンタルは個人商店。車が走り出して五分。彼がウインカーを出した。「右、
好きな人の家に初めて行った。玄関を開けて三歩。私の写真があった。いや待って。まだ靴も脱ぎ切ってない。片足スニーカー、片足靴下の状態で、自分と目が合った。しかも写真立て。ちゃんと立ててある。倒れてない。事故じゃない。私、ここに住んでる?「……これ、私だよね?」彼が振り返った。「ああ、それ?」“それ?”で済ませる展示物じゃない。写真は会社の飲み会で撮った集合写真だった。ただし、集合していない。私しかいない。正確には、元々八人くらいいた写真を、私の周囲だけきれいに切
彼の実家で食事が始まって、七分。私、もう彼より家族と仲いい。お母さんが笑う。お父さんが乗っかる。妹が私に質問する。おばあちゃんまで台所から参戦する。そして彼は、唐揚げの衣だけ見ていた。いや、お前が喋れ。今日の主催者、お前だろ。私を家族という巨大な鍋に放り込んで、自分だけ弱火になるな。「仕事は忙しいの?」お父さんが聞いてくる。「最近はちょっと忙しくて」「大変ねえ」お母さんがすぐ入ってくる。「この子なんて忙しいって言いながら、休みの日ずっと寝てるのよ」「お母さん」
先日、うちの会社が入っているレンタルオフィス内でイベントがあった。全く行く気はなかったんだけど、うちの会社からは2人しか出ないと聞いたのと、「他の会社の人も結構来るらしいよ」という話を聞き、[出会いのチャンスだ!!!]と思った私は、二つ返事で飛び入り参加することにした。会場はクラブみたいな感じで、暗くてミラーボールもあってDJもいた。元パリピ的には好きな感じ。そして入って早々、私は男を物色し始めた。すると、やたら目がチラチラ合う男性がいた。この会場で一番背が高い。見た目も悪くない。むし
35歳になっても「綺麗な子と仲良くなれても結局友達のまま」と諦めていませんか?僕も昔は「仲良くなっても友達のまま」で「告白してフラれる事」しかなかったです大学生の時居酒屋でバイトをする事になり僕は女性が働く職場で働くのは初めてでしたその当時の僕は女性と話すのは苦手で「緊張して目を見て話す事すら」難しかったです何とか仲良くなっても友達止まり勢いで告白して付き合えても3ヶ月も続かず別れて「3ヶ月続けば続いた方だな」と付き合って
一回り以上の年下の女性と「何話したらいい?」そんな事思った事ないですか?36歳の時に僕は1つのお店で「店長を任される事になった」けど喜んでたのは束の間で・・・・僕は年下の女性との交流が苦手だった5〜6歳差なら年齢も近いし話す事は出来たけど10歳くらい離れると「20代は話が合わない」と避ける生活でしたいざ出勤初日最初の何日かはオーナーもお店に入ってくれて20人くらいが働いてるお店で一人一人紹介してくれてわかってはいたが働きに来る子はみ
こんにちは、kentです😊今日は恋愛について、ふと思ったこと。好きな人への「ドキドキ」って、いつまで続くんでしょう?付き合う前まで?付き合ってから?結婚するまで?それとも……結婚して何十年経ってもドキドキする?今日はそんなお話です😊一番ドキドキするのは付き合う前?個人的には、付き合う前ってかなりドキドキする時期だと思うんです。「俺のことどう思ってるんだろう?」「これって脈あり?」「今度二人でご飯行かない
付き合いたての頃は、会う日ごとに少し攻めたトップスやタイトめのスカートを選んでいたのに、交際が落ち着くと急に部屋着寄りのパンツとビッグTになりがちです。気力が落ちたわけではなくて、相手の前で力が抜けただけなんですよね。でもそのままだと、自分のテンションまで一緒に下がっていく気がします。女子会でこの話が出ると、だいたい全員がうなずきます💭既読が遅い日に限って、鏡の前で何を着るか考える余裕すらない、という声もよく聞きます。気は抜いていないのに、見た目だけがどんどん楽な方向へ流れていく感覚です。
好きな人に「友達だよ」この言葉程辛いと思った事はないですか?好きな女性とご飯など二人で行く事が多くなり周りから「付き合ってるの?」と言われることが多くなったけど彼女から返ってくる言葉は「友達だよ」それでも告白しようと決めて新宿で映画を見てご飯を食べてお酒の力も借りて帰りに「好きなんだと」伝える事が出来たけど、返ってきた言葉は「え!・・・・」それから無言が続き地獄のような空気が流れその時の僕は頭が真っ白になりどうやって解散したかは
入荷したブラックのデニムショートパンツを畳みながら、最近よく見る短丈デニムの空気を思い出しました👖韓国アイドルやインフルエンサーのコーデを眺めていると、デニムのミニスカートだけでなく、ローウエストのショートパンツも同じ熱量で選ばれている気がします。Z世代のあいだで、短丈デニムが推し活にも普段にも使えるボトムとして定着しつつあるんですよね。で、恋愛の話に少し寄せます。付き合う前は「今日の自分、ちゃんと可愛いかな」とトップスを何枚も入れ替えるのに、付き合い始めると「この人の前なら楽でいいか」と
女性が「男性を恋愛対象ではなく」「ただの友達」と見てしまうのは「間違った接し方」をしてしまっているからなんです。「気付かないまま、女性と接しているから」だと知っていましたか?この理由さえ知ってしまえば「なぜいつも友達で終わるのか」理由がわかります休みの日の予定は好きな女性との予定で埋まりますそれは「迷ってしまい、すぐ決断出来ない時」ですすぐ決断できない男性に女性はこの人頼りないなと恋愛対象から外れていきます恋愛心理学では「頼り
ReCocoro(リココロ)公式サイトReCocoro(リココロ)は、あなたがいつでも帰れるそして安心できる心の居場所を提供するカウンセリングサービスです。温かさと安心感で寄り添います。recocoro.jpこんにちは。心理カウンセラーの伊藤憲治です。今日は、「吊り橋効果って本当にあるの?」というご相談について書きたいと思います。20代後半の女性からのご相談です。*******「学生時代の部活の仲間と社会人になってからも良く出かけるんです。体育会系だったこともあって、みんな
こんにちは、kentです😊今日はこんなテーマです。「男と女でこんなに違う?愛情表現」これまで夫婦生活を送ってきて思うのは、「好き。」という気持ちは同じでも、その伝え方は男女で結構違うんじゃないかな、ということです😊もちろん、人それぞれですが、今日は私の場合を書いてみます(笑)男は"行動"で伝えがち男性って、「好き。」をあまり言葉にしない人も多いですよね。でも、その代わりに行動で伝えていることが結構あります😊例えば、・送り迎えをする。・重い荷物を持つ。・体調を気
ReCocoro(リココロ)公式サイトReCocoro(リココロ)は、あなたがいつでも帰れるそして安心できる心の居場所を提供するカウンセリングサービスです。温かさと安心感で寄り添います。recocoro.jpこんにちは。心理カウンセラーの伊藤憲治です。「相手の愛着スタイルは何があてはまりますか?」よくこんなご相談をいただくことがあります。なので、今回はこの「気になる彼は、どのタイプ?」という切り口で、愛着スタイルについて書いてみたいと思います。「なんでこの人、こういう行動をす
好きな人とデートが決まり前日に明日何話そう?と考えてませんか?大体の人は話すことばかり考えてて大事な事を見落としていますコレに気付ければ好きな女性とデート終わりは一緒に家に帰るそんな関係に近付けますそれは相手のテンションにこちらも合わせる事です話す事に必死になり相手の話しをちゃんと聞けてない人は多いです相手が楽しそうに話してたら楽しそうに聞く恋愛心理学ではコレをミラーリング効果といいキャバクラで売れ子はみんなコレが出
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こんにちは、kentです😊今日は女性の皆さんに質問です✨「今までで一番嬉しかった愛情表現って何ですか?」最近、恋愛や夫婦関係の記事を書くために調べものをしていると…気づけば、パパ活の記事。婚外恋愛の記事。浮気の記事。……いやいや、どんだけ読んでるんだ🤣でも今日は真逆のお話です(笑)高級ディナーより…私は昔、「高級なお店に連れて行けば喜ぶかな?」とか、「旅行に行けば最高の思い出になるかな?」なんて考えていました😊もちろん、それも嬉しいと思います。でも今振り返ると
「あの人はどんな男性を好きになるの?」夜部屋でYouTubeを見てて片思いから抜け出す方法と検索していませんか?コレを伝えれば毎朝「おはよう」と互いに送り合う相手ができますそれは「あなたを必要としている」という事を伝える事です恋愛心理学では「あなたは私にとって特別な存在」と相手に伝えると女性は「私ってこの人にとって特別なんだ」と感じあなたを異性として意識し始めます「一緒に居て楽しいよ」「これで明日からまた頑張れるわ」好きとは伝えてない
ReCocoro(リココロ)公式サイトReCocoro(リココロ)は、あなたがいつでも帰れるそして安心できる心の居場所を提供するカウンセリングサービスです。温かさと安心感で寄り添います。recocoro.jpこんばんは。心理カウンセラーの伊藤憲治です。今日は、「好きだったはずなのに、告白された途端に気が進まなくなってしまった」というご相談について書いてみたいと思います。30代前半の女性からのご相談です。*******「会社の同期の男性で入社してからずっと仲の良い人がいたん
好きな人と遊んでて「今日は楽しかった!またね」楽しんでくれてよかった・・・けど結局友達のままで恋愛に進まなくて悩んでいませんか?僕も何年も友達の関係が続いてもう付き合うとかは無理なんかな?と思ってましたそんなあなたに朗報ですコレを女性に言えば深夜のコンビニに手を繋ぎながらアイスを買いに行くそんな二人に近付けますそれはデートの終盤で「もう少し一緒に居たかった」告白と同じ位恥ずかしいので言うのに覚悟はいると思います恋愛心理学で